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発明の名称 連動型プッシュスイッチ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−45383
公開日 平成8年(1996)2月16日
出願番号 特願平6−178359
出願日 平成6年(1994)7月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎 (外2名)
発明者 大場 広紀
要約 目的
薄型化に好適な連動型プッシュスイッチを提供する。

構成
固定接点12,13を有するウエハー11上に連動カム板17と枠板18とを載置し、操作体15の一方の側部に設けた回動支点部22をウエハー11と枠板18とで回動可能に挟持するとともに、該操作体15の他方の側部に連動カム板17を駆動するカム部24を設け、かつ、上記操作体15の裏面側に可動接点14と復帰ばね16とを収容した。
特許請求の範囲
【請求項1】 列状に配設され、それぞれ復帰ばねにより付勢される複数の操作体と、各操作体に係合し任意の上記操作体を上記復帰ばねに抗して押し込み操作することで駆動される連動カム板とを具備し、上記任意の操作体の押し込み操作により他の操作体を初期位置へ自動復帰させるようにした連動型プッシュスイッチにおいて、内底部に複数の固定接点を有し、上記連動カム板を収容するウエハーと、上記操作体の作動により上記固定接点に接触する複数の可動接点と、上記ウエハー上に冠着され、上記操作体の一部をそれぞれ露出する複数の開口を有する枠板とを備え、上記操作体の一方の側部に該操作体を回動可能に支持する回動支点部を設けるとともに、該操作体の他方の側部に上記連動カム板を駆動するカム部を設け、かつ、上記操作体の裏面側に上記可動接点と上記復帰ばねとを収容したことを特徴とする連動型プッシュスイッチ。
【請求項2】 請求項1の記載において、上記操作体の復帰時に上記カム部の一部を上記枠板の裏面に係止させるようにしたことを特徴とする連動型プッシュスイッチ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドホンステレオの操作用スイッチ等として用いられるプッシュスイッチに係り、特に、任意の操作体の押し込み操作により他の操作体を初期位置へ自動復帰させるリセット機構を備えた連動型プッシュスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】連動型プッシュスイッチとしては、従来、実開昭59−17527号公報等に開示されている如きものが広く知られている。
【0003】図5はかかる従来例を示す分解斜視図、図6はそこに用いたスイッチ本体を一部断面して示す側面図である。図5に示すように、複数のスイッチ本体1が列状に固定枠4に組み込まれおり、各スイッチ本体1のケース2と固定枠4との間には、連動ばね5に常時付勢される連動カム板3が介設されている。そして、図6に示すように、各スイッチ本体1の操作杆6には、係合凹所6bを有するカム部6aが設けてあり、連動ばね5によって同図の右方向へ付勢される連動カム板3の係合部3aが、このカム部6aに弾接するようになっている。また、各スイッチ本体1のケース2内には図示せぬ固定接片が設けてあり、一方、ケース2内に収納されている操作杆6の接片保持部6cには図示せぬ可動接片が設けてあり、ケース2の内底部2aに弾接する復帰ばね7により、接片保持部6cがケース2の天井部2bに向けて付勢されている。なお、各スイッチ本体1のケース2は、図示の如く上ケースと下ケースとを組み合わせて構成されている。
【0004】このように構成された連動型プッシュスイッチにおいて、図6に示すスイッチ本体1のように、操作杆6が押し込み操作されていない初期位置にあるとき、上記可動接片と上記固定接片はスイッチオフの位置関係にあり、このスイッチ本体1はオフ状態に保たれている。そして、この状態から復帰ばね7のばね力に抗して操作杆6を押し込み操作すると、連動カム板3の係合部3aがカム部6aにより連動ばね5のばね力に抗して図6の左方向へ移動していくが、操作杆6を所定ストローク押し込むと、係合部3aが連動ばね5のばね力によって係合凹所6b内に没入するので、押し込み操作力を除去して操作杆6が復帰ばね7により上昇すると、係合部3aがカム部6aを係止して操作杆6はロックされる。このとき、接片保持部6cはケース2内で所定量下降しているので、上記可動接片と上記固定接片はスイッチオンの位置関係に移行しており、よって操作杆6はオン位置にロックされることとなり、このスイッチ本体1はオン状態に保たれる。
【0005】また、1つの操作杆6がオン位置にロックされているとき、初期位置にある他のいずれかの操作杆6を押し込み操作すると、押し込まれた操作杆6のカム部6aによって連動カム板3が図6の左方向へ移動するので、この連動カム板3はロック状態の操作杆6の係合凹所6bから離脱し、その結果、オン状態のスイッチ本体1の操作杆6が復帰ばね7により初期位置まで上昇し、該スイッチ本体1がオフ状態に切り替わるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従来の連動型プッシュスイッチでは、操作杆6の押し込み操作方向に沿って該操作杆6と接片保持部6cおよび復帰ばね7を順次積層した構造となっており、これらの部品を設置するのに所定量の厚み寸法が必要であるため、各部品の厚み寸法を小さくしても薄型化には限度があり、さらなる薄型化を図ることが困難であった。
【0007】本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、薄型化に好適な連動型プッシュスイッチを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、列状に配設され、それぞれ復帰ばねにより付勢される複数の操作体と、各操作体に係合し任意の上記操作体を上記復帰ばねに抗して押し込み操作することで駆動される連動カム板とを具備し、上記任意の操作体の押し込み操作により他の操作体を初期位置へ自動復帰させるようにした連動型プッシュスイッチにおいて、内底部に複数の固定接点を有し、上記連動カム板を収容するウエハーと、上記操作体の作動により上記固定接点に接触する複数の可動接点と、上記ウエハー上に冠着され、上記操作体の一部をそれぞれ露出する複数の開口を有する枠板とを備え、上記操作体の一方の側部に該操作体を回動可能に支持する回動支点部を設けるとともに、該操作体の他方の側部に上記連動カム板を駆動するカム部を設け、かつ、上記操作体の裏面側に上記可動接点と上記復帰ばねとを収容したことを、最も主要な特徴としている。
【0009】
【作用】上記手段によれば、操作者が任意の操作体を復帰ばねの弾発力に抗して押し込んでいくと、該操作体はその一方の側部に設けた回動支点部を支点として回動し、可動接点が固定接点に接触してオン状態となるとともに、該操作体の他方の側部に設けたカム部が、連動カム板の縁部の裏面で係止され、操作者が上記操作体の押し込み操作を停止しても該操作体が押し込み位置で保持される。また、かかる押し込み状態で操作者が他の操作体を操作すると、前述の如く該操作体は押し込み位置で保持されるが、その操作途中で、カム部が連動カム板の縁部と係合して該連動カム板を移動するため、すでに押し込み位置で保持された操作体は、カム部と連動カム板との係止が解除されて初期位置へ自動復帰する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例に係る連動型プッシュスイッチを示す断面図、図2は該連動型プッシュスイッチから枠板を取り除いた状態を示す平面図、図3は該連動型プッシュスイッチに備えられる操作体の動作説明図、図4は該操作体の側部に備えられる突起を拡大して示す断面図である。
【0011】これらの図において、符号11は合成樹脂材からなるウエハーを示し、このウエハー11の内底部11aには1つのコモン用固定接点12と4つの固定接点13とが設けられており、これらの固定接点12,13上にはそれぞれ可動接点14が配設されている。各可動接点14は弾性を有する薄い金属板からなり、個々の固定接点13に常時接触する脚部14aと、コモン用固定接点12に接離可能な他の脚部14bとを有し、これらの脚部14a,14bは、上記弾性金属板に切り起こし加工を施すことにより図1に示すように略X字形に交差している。
【0012】符号15は操作体を示し、この操作体15はウエハー11の長手方向に沿って列状に4つ配設されている。各操作体15の裏面側には上記可動接点14が装着されており、各操作体15はそれぞれ復帰ばね16により復帰方向、すなわち図1の上方向へ付勢されている。
【0013】符号17は連動カム板を示し、この連動カム板17は上記ウエハー11内に収容され、図1と図2の左右方向に移動可能である。この連動カム板17の長手方向の一端とウエハー11の側部との間には一対の連動ばね17aが設けられており、これら連動ばね17aの弾性力により、連動カム板17は図1と図2の左方向へ付勢されている。該連動カム板17には3つの長方形状の孔17bが形成されており、各孔17bに、連動ばね17aに最も近い操作体15と中間部の2つの操作体15とがそれぞれ挿入されている。一方、連動ばね17aから最も遠い操作体15は、連動カム板17の一端に係合している。また、ウエハー11上には枠板18が冠着されており、この枠板18は各操作体15の一部を露出する4つの円形状の開口19を有している。
【0014】上記操作体15は弾性を有する合成樹脂材からなり、開口19より上方へ突出する作動部21と、この作動部21の一方の側部より外方へ突出する回動支点部22と、操作体15の他方の側部より外方へ突出する突起23とから一体的に構成されている。この作動部21の裏面側には可動接点14と復帰ばね16とを収容する中空部が形成されており、また、突起23には連動カム板17の縁部と係合する断面「く」の字状のカム部24が形成されており、このカム部24の上面は、操作体15の押し込み操作時に連動カム板17の裏面で係止される係止部25となっている。さらに、この係止部25は操作体15の復帰時に枠板18の開口19を形成する縁部の裏面で係止され、該操作体15の復帰動作を停止させるストッパとして機能する。また、上記回動支点部22はウエハー11と枠板18とにより挟持され、この状態で該操作体15の作動部21を回動可能に支持するようになっている。
【0015】上記の如く構成された連動型プッシュスイッチにおいて、図3の(a)に示すように、同図の右側の操作体15が押し込み位置に保持された状態で、初期位置にある左側の操作体15の作動部21を復帰ばね16の弾発力に抗して押し込んでいくと、該作動部21は回動支点部22を支点として図の時計回り方向に回動する。その結果、可動接点14の脚部14a,14bが弾性変形し、離れていた脚部14bがコモン用固定接点12に接触するため、固定接点13とコモン用固定接点12とが該可動接点14を介して導通され、該スイッチはオン状態となる。このとき、図3の(b)に示すように、カム部24の「く」の字状の斜面が連動カム板17の孔17bを形成する縁部と係合して、該連動カム板17を連動ばね17aに抗して同図の右方向へ移動するため、該連動カム板17により押し込み位置で係止されていた右側の操作体15が初期位置へ自動復帰する。次いで、図3の(c)に示すように、左側の操作体15をさらに押し込むと、上記カム部24が連動カム板17の表面から裏面へと移行し、カム部24の上面の係止部25が連動カム板17の孔17bを形成する縁部の裏面に当接するため、該係止部25が連動カム板17に係止され、操作者が上記操作体15の押し込み操作を停止し作動部21から手を離しても、該作動部21は押し込み位置で保持される。
【0016】図3の(c)に示す状態で、操作者が右側の操作体15を含む他のいずれかの操作体15を押し込み操作すると、上記と同様にして、左側の操作体15の係止部25と連動カム板17との係止状態が解除されるため、該操作体15は復帰ばね16の付勢力により初期位置へ復帰し、可動接点14の脚部14bが固定接点12から離間してオフ状態に戻るとともに、上記係止部25が枠板18の開口19を形成する縁部の裏面に当接して係止され、これによって、左側の操作体15が図3の(a)に示す初期位置で停止する。
【0017】このように上記実施例では、回動支点部22を支点として操作体15の作動部21が回動するとともに、該作動部21の裏面側に可動接点14および復帰ばね16を収容したため、従来のように押し込み操作方向に沿ってスイッチの各部品を順次積層するものに比べて、連動型プッシュスイッチ全体の厚み寸法が少なくて済み、薄型化を図ることができる。
【0018】また、上記実施例では、突起23のカム部24によって連動カム板17を駆動するとともに、該カム部24の上面の係止部25を操作体15の復帰動作を停止させるストッパとして兼用したので、カム部とストッパとを別々に設けた場合に比べると、操作体15の構造を簡略化でき、連動型プッシュスイッチの小型化を図ることができる。
【0019】さらに、上記実施例では、操作体15を回動支点部22で回動可能に支持し、該回動支点部22をウエハー11と枠板18とにより挟持したため、操作体15の操作時に振れやがたつき等の不具合が生じることはなく、安定した状態でオン、オフの切り替え操作を行なえ、良好な操作感触を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、回動支点部を支点として操作体が回動するとともに、該操作体の裏面側に可動接点および復帰ばねを収容したため、従来のように押し込み操作方向に沿ってスイッチ部品を順次積層するものに比べて、連動型プッシュスイッチ全体の厚み寸法が少なくて済み、薄型化を図ることができる。




 

 


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