米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 照明 -> 株式会社小糸製作所

発明の名称 車輌用灯具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−235910
公開日 平成8年(1996)9月13日
出願番号 特願平7−60154
出願日 平成7年(1995)2月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小松 祐治
発明者 佐藤 正和
要約 目的
レンズのランプボデイへの取り付けを確実にする。

構成
ランプボデイ2と該ランプボデイにその前面開口を覆うように取着されるレンズ14とを備え、ランプボデイはその開口面4が照射方向5に対して傾斜しており、その開口縁部にレンズ据付溝7が形成され、レンズに一体に形成された据付脚17が上記レンズ据付溝にガスケット24を介して嵌合され、ランプボデイに後方から挿通された取付ネジ25がレンズに締め付けられてレンズがランプボデイに取り付けられ、そして、レンズの取付方向がランプボデイの開口面に対して略垂直である。
特許請求の範囲
【請求項1】 ランプボデイと該ランプボデイにその前面開口を覆うように取着されるレンズとを備え、ランプボデイはその開口面が照射方向に対して傾斜しており、その開口縁部にレンズ据付溝が形成され、レンズに一体に形成された据付脚が上記レンズ据付溝にガスケットを介して嵌合され、ランプボデイに後方から挿通された取付ネジがレンズに締め付けられてレンズがランプボデイに取り付けられ、そして、レンズの取付方向がランプボデイの開口面に対して略垂直であることを特徴とする車輌用灯具。
【請求項2】 上記据付脚のうち車輌の中央寄りに位置した部分の内面はランプボデイの内面と略同一の平面内に位置するようにされたことを特徴とする請求項1に記載の車輌用灯具。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な車輌用灯具に関する。詳しくは、レンズのランプボデイへの取り付けを確実にすることができる新規な車輌用灯具を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】車輌用灯具において、ランプボデイにレンズを取り付けるのに、ランプボデイにレンズ据付溝を形成し、レンズに形成した据付脚を上記レンズ据付溝に嵌合すると共に、ランプボデイを後方から挿通された取付ネジをレンズに締め付けて行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した如き車輌用灯具にあっては、取付ネジの締め付けによる力がレンズの据付脚の突出方向に対して傾斜した方向にかかると、上記力が当該据付脚とランプボデイとの付き合わせ面に確実にかからず、ランプボデイに対するレンズの取り付けが確実でなくなるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用灯具は、上記課題を解決するために為されたものであり、ランプボデイと該ランプボデイにその前面開口を覆うように取着されるレンズとを備え、ランプボデイはその開口面が照射方向に対して傾斜しており、その開口縁部にレンズ据付溝が形成され、レンズに一体に形成された据付脚が上記レンズ据付溝にガスケットを介して嵌合され、ランプボデイに後方から挿通された取付ネジがレンズに締め付けられてレンズがランプボデイに取り付けられ、そして、レンズの取付方向がランプボデイの開口面に対して略垂直になるようにしたものである。
【0005】
【作用】従って、本発明車輌用灯具にあっては、取付ネジによる締め付け力がレンズの据付脚のガスケットを介してのランプボデイの突き合わせ面に確実にかかり、依って、レンズがランプボデイに確実に取り付けられる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明車輌用灯具の詳細を図示した実施例に従って説明する。尚、図示した車輌用灯具1は自動車の前部のコーナー部に取り付けられるターンシグナルランプ、即ち、自動車用のフロントターンシグナルランプである。
【0007】2は合成樹脂製のランプボデイであり、略前面に開口した凹部3を有している。ランプボデイ2の内面には、アルミ蒸着や反射塗装が施されており、依って、凹部3は反射鏡としての機能を果たす。そして、該凹部3の開口面4は左右及び上下で照射方向に対して傾斜されている。即ち、該フロントとターンシグナルランプ1の照射方向は前方、即ち、矢印5で示す方向であるが、上記開口面4は該照射方向5に対して左右では車体中央側より車体側部側で後方へ変位するように傾斜されており、また、上下では上方で後方へ変位するように傾斜されている。
【0008】上記ランプボデイ2の開口縁部6には略前方を向いた据付溝7が形成されている。そして、該据付溝7の左右に位置した部分7a、7bはその奥行き方向が上記開口面4に対して略垂直に形成され、上下に位置した部分7c、7dはその奥行き方向が略照射方向5に平行に形成されている。
【0009】更に、ランプボデイ2の開口縁部6の4隅位置、即ち、左上、左下、右上及び右下の4カ所の上記据付溝7の外側に隣接した位置には、ネジ挿通孔8、8、・・・が形成されている。そして、該ネジ挿通孔8、8、・・・の向きは左右方向で上記開口面4に垂直に、また、上下方向で上記照射方向5に平行に形成されている。
【0010】ランプボデイ2の略中央部には略正面を向いた電球取付部9が形成され、該電球取付部9に電球取付孔10が形成されている。
【0011】また、ランプボデイ2の内面の車体中央側の面11は略前後方向に延びる平面に形成されている。
【0012】そして、上記電球取付孔10には電球12が着脱自在に取着されている。13は電球12のガラス球12aを覆うようにランプボデイ2に取着されたフィルターキャップである。
【0013】14はレンズであり、着色透明、例えば、アンバー色透明の合成樹脂によって形成されている。
【0014】レンズ14はランプボデイ2の凹部3の前面開口を覆う前面部15を有し、該前面部15のうち車体側部側の部分には上下方向に延び横断面形状で略三角形状をした突出部16が形成されている。
【0015】また、レンズ14の内面の周縁寄りの位置には略後方へ突出した据付脚17が一体に形成されている。そして、該据付脚17のうち車体側部側の部分17aはその全体が上記レンズ据付溝7の部分7aの奥行方向と同じ方向に延びている。
【0016】また、据付脚17のうち車体中央側の部分17bは先ず前後方向に延び、そして、その後端部17b′が上記レンズ据付溝17bの奥行方向と同じ方向に延びている。据付脚17の上下に位置した部分17c、17dは略前後方向に延びている。
【0017】レンズ14の4隅位置、即ち、左上、左下、右上及び右下の計4カ所の据付脚17の外側に隣接した位置には取付ボス18、18、・・・が突設されている。
【0018】そして、これら取付ボス18、18、・・・は据付脚17の上記部分17a、17b′が延びる方向と同じ方向に延びている。そして、これら取付ボス18、18、・・・にはその後端面に開口した螺穴19、19、・・・が形成されている。
【0019】レンズ14の突出部16の車体側部側の面16aの内面には別体に形成されたインナーレンズ20がその上下両端部が溶着によって取り付けられている。該インナーレンズ20は上記面16aの略全体を覆う大きさに形成され、その内面、即ち、上記面16aと反対側の面には上下方向に延びる凸条状の直射ステップ21、21、・・・が形成されている。
【0020】そして、レンズ14の前面部15の内面には、突出部16の内面も含めて、左右拡散用のレンズステップ22、22、・・・が形成されており、これらレンズステップ22、22、・・・のうち上下両端部及び左右の据付脚17の外側に位置した部分に形成されたもの22′、22′、・・・はその余のものに比較して半分以下の細幅に形成されている。また、上記据付脚17のうち車体中央側の部分17bの後端部17b′を除く部分の外面にも上記拡散ステップ22′、22′、・・・が形成されている。更に、据付脚17の内面には、部分17b′を除き、その突出方向に略沿う方向の細幅のステップ23、23、・・・が形成されている。
【0021】レンズ14のランプボデイ2への取付は以下のようにして為される。
【0022】即ち、レンズ14の据付脚17がランプボデイ2のレンズ据付溝7内に嵌合される。この際、レンズ据付溝7の底部と据付脚17の後端との間にガスケット24を介挿しておく。そして、ランプボデイ2の背面側からネジ挿通孔8、8、・・・に挿通した取付ネジ25、25、・・・をレンズ14の取付ボス18、18、・・・の螺穴19、19、・・・に螺合する。これによって、レンズ14がランプボデイ2にその凹部3の前面開口を覆うように取着される。
【0023】そして、ランプボデイ2のレンズ据付溝7のうち左右の部分7a、7b、ネジ挿通孔8、8、・・・、レンズ14の据付脚17のうち左側部分17aと右側部分17bのうちの後端部17b′及び取付ボス18、18、・・・が上記したように傾斜されているので、取付ネジ25、25、・・・を螺穴19、19、・・・に捻じ込むに従って、据付脚17の部分17a及び17b′がレンズ据付溝7の部分7a、7b内にその傾斜に従って入っていき、その後端がガスケット24を介してレンズ据付溝7の底面に確実に圧接される。従って、レンズ14のランプボデイ2への取付が確実に為される。
【0024】そして、電球12が点灯すると、その光はレンズ14のステップ22、22、・・・、22′、22′、・・・によって左右に拡散されて出射される。また、突出部16の方へ向かった光はインナーレンズ20に形成された直射ステップ21、21、・・・によって側後方へ向けられる。尚、レンズ14の突出部16の車体側部側の面16aに別体に形成したインナーレンズ20を取り付けるようにしたのは、上記のような直射ステップ21、21、・・・は成形型の抜き方向の関係で上記部分16aに直接成形することができないからである。
【0025】また、上記細幅のステップ22′、22′、・・・及び据付脚17に形成したステップ23、23、・・・はランプボデイ2とレンズ14との接合部、特に、ランプボデイ2のレンズ据付溝7やその外側の部分が外部からあからさまに見えないようにして見栄えを損なわないようにする効果を奏する。これと同様の効果を据付脚17の部分17bの外面に形成した細幅ステップ22′、22′、・・・が奏する。
【0026】更に、レンズ14の据付脚17の車体中央側の部分17bの内面はランプボデイ2の内面のうち車体中央側の面11と同一の平面内に位置するようになっているので、据付脚17の車体中央部側の部分17bが灯具内部に突出してレンズ14の前面部15に連なることがなく、灯具1を正面から見た場合に、据付脚17の車体中央部側の部分17bの非発光部が少なくなり、見栄えが向上する。
【0027】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌用灯具は、ランプボデイと該ランプボデイにその前面開口を覆うように取着されるレンズとを備え、ランプボデイはその開口面が照射方向に対して傾斜しており、その開口縁部にレンズ据付溝が形成され、レンズに一体に形成された据付脚が上記レンズ据付溝にガスケットを介して嵌合され、ランプボデイに後方から挿通された取付ネジがレンズに締め付けられてレンズがランプボデイに取り付けられ、そして、レンズの取付方向がランプボデイの開口面に対して略垂直であることを特徴とする。
【0028】従って、本発明車輌用灯具にあっては、取付ネジによる締め付け力がレンズの据付脚のガスケットを介してのランプボデイの突き合わせ面に確実にかかり、依って、レンズがランプボデイに確実に取り付けられる。
【0029】尚、上記した実施例に示した各部の具体的形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013