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発明の名称 車輌用灯具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−195110
公開日 平成8年(1996)7月30日
出願番号 特願平7−19913
出願日 平成7年(1995)1月13日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小松 祐治
発明者 奥田 忠之
要約 目的
ランプボディに形成される気密チェック用の通気路とこれを閉塞する封止栓との間の密着度を良好にする。

構成
ハイマウントストップランプ1のランプボディ2に灯室2aと灯具外部とを連通させる通気路9を形成し、気密チェック後に封止栓12により通気路9を閉塞する。封止栓12を弾性部材で形成するとともに、該封止栓12のうち通気路9に弾接される面に突条16、16を形成する。そして、封止栓12の中心部に穴17を形成して中空にする。
特許請求の範囲
【請求項1】 灯室の気密度を調べるために灯室と灯具外部とを連通させる通気路がランプボディに形成され、気密チェック後に封止栓により上記通気路が閉塞されるようにした車輌用灯具において、封止栓が弾性部材で形成され、該封止栓のうち通気路に弾接される面に突条又は突起が形成されていることを特徴とする車輌用灯具。
【請求項2】 請求項1に記載の車輌用灯具において、封止栓が中空構造にされていることを特徴とする車輌用灯具。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランプボディに形成される気密チェック用の通気路とこれを閉塞する封止栓との間の密着度を高めることができるようにした新規な車輌用灯具を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】後続車への停止の意思表示についての視認性を良好にする目的で自動車のリアスポイラ等に取り付けられるハイマウントストップランプが知られている。
【0003】図7は従来のハイマウントストップランプの一例を示す縦断面図である。
【0004】ハイマウントストップランプaは、合成樹脂製のランプボディbと、背面板cとから画成される灯室内にプリント基板dに実装された多数の発光ダイオードe、e、・・・(図ではその一だけを示す。)が配置されて成る。
【0005】ランプボディbは有色透明とされ、その前面部(ランプの照射方向を前方とする。)がレンズ作用をもつレンズ部fとなっており、後方に向いた開口gが形成されている。
【0006】背面板cは合成樹脂によって平板状に形成されており、ランプボディbの開口gを閉塞するように溶着等によってランプボディbに固着されている。
【0007】背面板cにはランプの気密チェック用の孔hが形成されている。この孔hは、灯室内の気密度をチェックするのに必要であり、チェック終了後にゴム製の封止栓iによって閉じられるようになっている。尚、封止栓iは、円形状をしたフランジ部jの中央部から突出された突出部kを孔iに嵌合させることによって背面板cに取り付けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のような灯具にあっては、封止栓iの突出部kが単に孔hに嵌め込まれているだけであるため、突出部kと孔hとの間が充分に密着されない場合に封止栓kが背面板cから外れてしまう虞があるという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用灯具は、上記した課題を解決するために、灯室の気密度を調べるために灯室と灯具外部とを連通させる通気路がランプボディに形成され、気密チェック後に封止栓により上記通気路が閉塞されるようにした車輌用灯具において、封止栓が弾性部材で形成され、該封止栓のうち通気路に弾接される面に突条又は突起が形成されたものである。
【0010】
【作用】従って、本発明によれば、封止栓のうち通気路に弾接される面に突条又は突起を形成することによって、封止栓と通気路との間の密着度を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明車輌用灯具の詳細を図示した実施例に従って説明する。尚、図示した実施例は、後続車に停止信号を送出するためのハイマウントストップランプに本発明を適用したものである。
【0012】1はハイマウントストップランプであり、その正面形状が左右方向に細長い長方形状をしている。
【0013】2はランプボディであり、後方(ランプの照射方向を前方とする。)に向って開口した主部3と、該主部3の開口3aを覆う背面板4とから成り、両者によって灯室2aが形成される。
【0014】主部3はその前面部を為すレンズ部5と、該レンズ部5の周縁部から後方に向って突出した周壁部6とが有色透明の合成樹脂により一体に形成されて成る。
【0015】そして、主部3は左右方向に長く、その垂直断面形状が「フ」字状をしている。即ち、周壁部6の上面6aが平坦面とされ、底面6bはその後端部から前方に行くに従って次第に上方に変位する湾曲形状となっている。
【0016】背面板4は左右方向に細長い板状をしており、その背面から突出した取付部7、7、・・・が不透明な合成樹脂により一体に形成されている。そして、その周縁部前面が主部3の周壁部6の開口縁に超音波融着によって固定されている。
【0017】取付部7、7、・・・は平板状に形成され、背面板4の背面の左右方向における略中間の位置と左右両端寄りの位置とから後方へ向かってそれぞれ水平に突出され、取付部7、7、・・・の略中央部には、挿通孔7a、7a、・・・がそれぞれ形成されている。
【0018】背面板4には、図2の大円内及び図3に示すように、灯室2a側に突出された囲繞壁8が一体に形成されており、該囲繞壁8によって灯室2a内の気密チェック用の通気路9が形成されている。このように、囲繞壁8を灯室2a側に突出させることによって、灯具の前後方向の奥行きを小さくすることができる。
【0019】囲繞壁8は、背面板4から前方に突出された大径の周壁部10と、これより小径とされ周壁部10からさらに前方に突出された前端部11とが一体に形成されている。そして、通気路9は、周壁部10に後方を向いて形成された凹部10aと、前端部11の中央に形成された孔11aとから成っている。
【0020】12は封止栓であり、灯室2a内の気密チェック後に通気路9を塞ぐために設けられる。
【0021】図4及び図5は、封止栓12の構成例を示すものである。
【0022】封止栓12は、円板状のフランジ部13と、該フランジ部13の中央から突出した突出部14とがゴム等の弾性材料によって一体に形成されてなり、回転対称性を有する形状とされている。
【0023】フランジ部13は、図5(b)に示すように、その外周縁における厚みが最も大きくされ、中央部に行くにつれて厚みが次第に小さくなるように形成されている。
【0024】突出部14の先端部14aは、その他の部分14bより大径とされ、先端に行くにつれて外径が次第に小さくされることによって傾斜面15が形成されている。
【0025】16、16は、部分14bの外周面に形成された環状の突条であり、封止栓12によって通気路9を塞いだときにこれらの突条16、16が孔11aに弾接され、これによって、シール性を高めるために設けられている。
【0026】17はフランジ部13及び突出部14の中心部を通るように形成された穴であり、その穴底は突出部14の先端部14aにまで及んでいる。この穴17は、封止栓12の先端部14aを通気路9の孔11aに挿通する際に先端部14a及び部分14bの変形を容易にして封止栓12の押し込み時に余分な力がかからないようにするために形成されている。尚、穴底は略半球面状とされており、また、穴径は穴の途中部分において略一定とされ、開口寄りのところで大径となっている。
【0027】18は灯室2a内に配置されたプリント基板であり、上下幅が小さく左右方向に長い帯板状をしており、該プリント基板18の前面には左右方向に所定の間隔で多数の発光ダイオード19、19、・・・が配設されている。尚、プリント基板18は背面板4から前方に突設されたボス部にビス止めにより取り付けられるようになっている。
【0028】20はリアスポイラーであり(図3参照。)、その下面の左右両端部を除く部分には灯具配置用凹部20aが形成されている。ハイマウントストップランプ1は、図示しない取付ビスを取付部7、7、・・・の挿通孔7a、7a、・・・にそれぞれ挿通させてリスポイラー20に形成された螺孔に螺合させることによって、灯具配置用凹部20aを補完するように取り付けられる。
【0029】しかして、ハイマウントストップランプ1にあっては、灯室2a内の気密チェック後に通気路9を塞ぐために封止栓12が囲繞壁8に後方から取り付けられる。その際、封止栓12の先端部14aが潰れた状態で通気路9の孔11aに挿通された後、さらに封止栓12を押し込むことによって先端部14aが孔11aの前端開口から前方に抜け出た状態となる。この時、突条16、16は孔11aに密着した状態となっており、これによって部分14bと孔11aとの間の気密性が保たれる。また、フランジ部13は、突出部14側の面が凹部10aに密着した状態で凹部10a内に受け入れられるので、フランジ部13が背面板4より後方に突出することはない。
【0030】尚、封止栓12においては、突出部14の外周面に突条16、16を形成した例を示したが、これに限らず、例えば、図6に示す封止栓12Aのように、突出部14の外周面に多数の突起21、21、・・・を形成しても良く、要は、突出部14と孔11aとの密着度を高めることができる形状にすれば良い。
【0031】また、本発明は、ハイマウントストップランプに限らず各種の車輌用灯具に適用することができることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなように、請求項1に係る発明によれば、封止栓に形成される突条又は突起を通気路に弾接させることによって、封止栓と通気路との間の密着度を高めることで、封止栓がランプボディから容易に外れないようにすることができる。
【0033】また、請求項2に係る発明によれば、封止栓を中空構造とすることによって、通気路を封止栓で閉塞する作業を容易に行うことができる。




 

 


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