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発明の名称 車輌用標識灯
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−161909
公開日 平成8年(1996)6月21日
出願番号 特願平6−329204
出願日 平成6年(1994)12月5日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小松 祐治
発明者 見城 保 / 木下 愛一郎 / 榊原 公一
要約 目的
車輌用標識灯の部品点数及び組立工数の削減を図る。

構成
ハイマウントストップランプ1は、そのランプボディ2が上ボディ2bと下ボディ2aとから構成される。レンズ20の周りを囲むフード部3を下ボディ2aに一体に形成するとともに、リフレクタ部13を上ボディ2bに一体に形成し、電球18のガラス球18aをリフレクタ部13に形成された電球取付孔14に挿入して電球18をリフレクタ部13に取り付ける。そして、上ボディ2bのうち電球18の上方に位置するところに放熱孔17を形成し、該放熱孔17をその上から覆うように金属製のブラケット25を上ボディ2bに取り付け、ブラケット25によってハイマウントストップランプ1を車輌に取り付ける。電球18の交換は、上ボディ2bに形成された電球挿入孔16を通して行う。
特許請求の範囲
【請求項1】 上下に分割される上ボディと下ボディとからランプボディが形成され、レンズの周りを囲むフード部が上ボディ又は下ボディに一体に形成されるとともに、反射鏡が上ボディ又は下ボディに一体に形成されており、光源バルブが反射鏡の取付孔に取り付けられることを特徴とする車輌用標識灯。
【請求項2】 請求項1に記載の車輌用標識灯において、上ボディのうち光源バルブの発光部の上方に位置するところに放熱孔が形成されており、該放熱孔をその上から覆うように金属製のブラケットが上ボディに取り付けられ、該ブラケットによって車輌に取り付られるようにしたことを特徴とする車輌用標識灯。
【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の車輌用標識灯において、光源バルブをランプボディ内に位置させるための挿入孔を上ボディに形成し、該挿入孔を通して光源バルブを反射鏡の取付孔に取り付けるようにしたことを特徴とする車輌用標識灯。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品点数や組立工数を削減することを目的とした新規な車輌用標識灯を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】後続車への停止の意思表示についての視認性を良好にする目的で自動車のリアウインドの内側に配置される車輌用標識灯が知られている。
【0003】例えば、特開昭64−109142号公報には、前面が開口した合成樹脂製のランプボディの中に配置された電球の上下及び後部を反射鏡で覆い、該反射鏡はランプボディの後壁から突設された突部に支持されて該支持部以外はランプボディの内面から離間された構成を有する灯具が開示されている。
【0004】図21に示す車輌用標識灯aにおいて、合成樹脂製のランプボディbは、主部b1と該主部b1の前部に着脱自在に取着されたフード部b2とから成っており、両者はビスc、cによって結合されている。
【0005】そして、透明な合成樹脂で形成されたレンズdが、ランプボディbのフード部b2の前端寄りの部分に内嵌された状態で接着、溶着等によりフード部b2に固定されている。
【0006】ランプボディbとレンズdとによって画成される灯室e内には、金属製の反射鏡fが配置されており、該反射鏡fはその一部を挿通された取付ネジgがランプボディbの主部b1に形成された突部hに螺着されことによって主部b1に支持されている。
【0007】iは円筒状をしたランプソケットであり、該ランプソケットiは、これに金属バンドjを巻き付けて、取付ネジk、kを該金属バンドjの端部の挿通孔及びこれらに対応する反射鏡fの挿通孔にそれぞれ挿通した後、ランプボディbに形成されたボス部l、lの下孔m、mに螺合することによって、ボス部l、lに保持されるようになっている。
【0008】nは電球であり、その口金部oがランプソケットiに着脱自在に取り付けられている。
【0009】pはリアウインドガラスである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の車輌用標識灯aにあっては、ランプボディbを構成する主部b1とフード部b2とがビスc、cによって結合されており、また、反射鏡fがランプボディbとは別部材とされて主部b1に金属バンドjや取付ネジk、kを用いて取り付けられる構成となっているため、部品点数が多く、組み立てに手間がかかるという問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用標識灯は、上記した課題を解決するために、上下に分割される上ボディと下ボディとからランプボディが形成成され、レンズの周りを囲むフード部が上ボディ又は下ボディに一体に形成されるとともに、反射鏡が上ボディ又上下ボディに一体に形成されており、光源バルブが反射鏡の取付孔に取り付けられたものである。
【0012】
【作用】従って、本発明によれば、フード部が上ボディ又は下ボディに一体に形成されるとともに、反射鏡が上ボディ又は下ボディに一体に形成されているので、部品点数が少なくなり、フード部のランプボディ主部への取付や反射鏡のランプボディへの取付工程を削減することができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明車輌用標識灯の詳細を図示した実施例に従って説明する。尚、図示した実施例は、後続車に停止信号を送出するためのハイマウントストップランプに本発明を適用したものである。
【0014】1はハイマウントストップランプである。
【0015】2は合成樹脂製のランプボディであり、下ボディ2aと上ボディ2bとから成っている。
【0016】図6乃至図9は下ボディ2aを示すものである。
【0017】下ボディ2aの前半部(ハイマウントストップランプ1の照射方向を前方とする。)は、角筒状をしたフード部3とされている。該フード部3は、その正面形状が角のとれた横長の長方形をしており、その上面部3aの後端面が前方に湾曲した形状をなし、該後端面の上半部には切欠3bが形成されている。
【0018】下ボディ2aの後半部4には、上方を向いた開口5が形成されており、後述する上ボディ2bによって該開口5が閉塞されるようになっている。そして、後半部4は後方に湾曲した形状の後面壁4aと底面壁4bとを有し、底面壁4bのうち後面壁4a寄りの位置にはボス部6、6が左右方向に離間して立設されている。尚、ボス部6、6には螺孔6a、6aがそれぞれ形成されるとともに、側面で見て三角形状の補強リブ6b、6b、・・・がそれぞれ設けられている。
【0019】フード部3の底面壁3cは、図8に示すように、その高さが後方に行くにつれて次第に高くなるように傾斜しており、また、後半部4の底面壁4bはその高さが略一定とされており、両者の境界には、段差7が形成されている。そして、図9に示すように、段差7上には下方に突出した突部8、8が所定の距離を置いて形成されている。
【0020】また、フード部3は左右方向の幅が後方に行くにつれて次第に小さくなっており、フード部3の側面壁と後半部4との境界には上記段差7に連続する段差9が形成されている。
【0021】図10乃至図13は上ボディ2bを示すものである。
【0022】上ボディ2bは平面形状において上記下ボディ2aの開口5に対応する形状を有しており、その前縁部10には前方を向いたレンズ据付溝11が形成されている。そして、図5の上方の大円内に拡大して示すように、レンズ据付溝11の上側を限定する壁部11aの前端が上記フード部3の切欠3bに係合されるようになっている。
【0023】12は上ボディ2bの下面の側縁及び後縁寄りの位置に形成された位置決め突条であり、上ボディ2bにより下ボディ2aの開口5を覆った時に該位置決め突条12が下ボディ2aの開口5の内側開口縁に当接される。このようにすると、上ボディ2bと下ボディ2aとの隙間を通した光漏れを防ぐことができる。
【0024】13はリフレクタ部であり、上ボディ2bの下面に一体に形成されている。リフレクタ部13は、図13に示すように、底面から見た形状が略W字状を為しており、その前面に反射処理が施されている。そして、正面から見たリフレクタ部13の中央には円孔状の電球取付孔14が形成されている。
【0025】15、15は取付孔であり、下ボディ2aのボス部6、6の螺孔6a、6aにそれぞれ対応する位置に形成されている。
【0026】16は取付孔15と15との間に形成された電球挿入孔であり、前側の部分が台形状とされ、これに横長の長方形状をした開口が連続された形状となっている。
【0027】17は角孔状の放熱孔であり、上記電球挿入孔16の前方に形成されている。
【0028】18は電球であり(図3参照。)、上記電球挿入孔16を介してランプボディ2内に挿入される。該電球18は、そのガラス球18aがリフレクタ部13の電球取付孔14に挿入された状態でリフレクタ部13に着脱自在に取り付けられるようになっている。従って、正面からはガラス球18aだけが見え、電球18のソケット部19はリフレクタ部13の後ろに隠されることになるので、見栄えが良くなる。尚、ガラス球18aと電球取付孔14との隙間からは光が漏れないようになっている。
【0029】図14乃至図16はレンズ20を示すものである。
【0030】レンズ20は、透明の合成樹脂で形成されており、図14(a)に示すように、その正面形状が上記ランプボディ2のフード部3の内法形状に対応した横長の長方形状をしている。
【0031】そして、レンズ20の表面には、図14(a)に示すように、光拡散のための凹状の魚眼レンズステップが形成されている。
【0032】レンズ20の裏面には電球18による直射光を光軸方向に沿う光に制御するためのレンズステップが形成されており、該レンズステップは、図14(b)、(c)に示すように、2つの制御区分領域21a、21bに分けられている。
【0033】制御区分領域21aは、レンズ20の中央部に位置した円形状の領域であり、該領域にはフレネルレンズステップ22、22、・・・が形成されている。尚、この制御区分領域21aはその周囲より稍前方に突出されているが、これは電球18との間の距離を長くすることによって熱の影響を受けにくくするためである。
【0034】また、制御区分領域21aを除いた領域である制御区分領域21bには、プリズムレンズステップ23、23、・・・が形成されている。
【0035】24、24、・・・はレンズ20の周縁部に後方へ向けて突出された周壁部20aの上辺部及び下辺部の適所に突設された突片であり(図15及び図16参照。)、これら突片24、24、・・・はレンズ20をランプボディ2に対して位置決めするために設けられている。
【0036】即ち、図5の上方の大円内に拡大して示すように、レンズ20の周壁部20aは、その上辺部が上ボディ2bのレンズ据付溝11内に受け入れられかつ突片24、24の上面に形成された係合爪24a、24aがフード部3の上面部3aの後端面の下半部3dに係合され、また、下方の大円内に拡大して示すように、周壁部20aの下辺部に形成された突片24、24の下面に形成された係合爪24a、24aが、突部8、8の内面に形成された凹部8a、8aの前面に係合されるようになっており、これによってレンズ20がランプボディ2のフード部3と上ボディ2bとの間に挟持される。
【0037】図17乃至図19は、ハイマウントストップランプ1を車体の所定位置に取り付けるための金属製のブラケット25を示すものである。
【0038】ブラケット25は、鉛直断面形状で略L字状をなしており、ランプボディ2をビス止めにより固定するためのボディ取付部26と、ハイマウントストップランプ1を車体に取り付けるための車体取付部27とが一体に形成されいる。
【0039】ボディ取付部26は平面で見て略Y字状した平板とされ、図18に示すように、後方に突出した2つの部分28、29には、取付孔28a、29aがそれぞれ形成されている。尚、取付孔28aと29aとの間の中心間隔は、上ボディ2bの取付孔15と取付孔15との間及び下ボディ2aのボス部6、6の螺孔6aと螺孔6aとの間の形成間隔に対応した間隔とされている。
【0040】また、前方に突出した矩形状の部分30は、ブラケット25を上ボディ2bに取り付けた時に上ボディ2bの放熱孔17を上から塞ぐために設けられており、ランプボディ2内の熱が放熱孔17及び部分30を介してブラケット25全体に伝達されて放散されるようになっている。
【0041】車体取付部27は正面から見て横倒コ字状をしており、ボディ取付部26の前端部の端寄りの位置から上斜め後方に傾斜した状態で屈曲された2つの部分31、32と、これら部分31と32との間を繋ぐ部分33とからなっている。そして、これら部分には、車体への取付孔31a、32a、33aがそれぞれ形成されており、取付孔31a、33aが円孔とされ、取付孔32aが横長の長孔とされている。
【0042】34、34、・・・は補強のための折返部であり、ボディ取付部26及び車体取付部27の左右の側縁部に延長された部分を略直角に屈曲することによって形成されている。
【0043】35、35はハイマウントストップランプ1をブラケット25に取り付けるためのビスであり(図2参照。)、ハイマウントストップランプ1は、これらのビス35、35をブラケット25のボディ取付部26の取付孔28a、29a及び上ボディ2bの取付孔15、15にそれぞれ挿通した後、下ボディ2a内のボス部6、6の螺孔6a、6aに各別に螺合することによってブラケット25に取付けられる。
【0044】しかして、上記ハイマウントストップランプ1にあっては、フード部3がランプボディ2の下ボディ2aに一体的に形成されており、リフレクタ部13が上ボディ2bと一体に形成されているので、構成部品数が少なく組み立てが簡単となる。
【0045】即ち、ハイマウントストップランプ1の組み立て及び車体への取付に際しては、先ず、ランプボディ2のフード部3にレンズ20を仮止めするとともに、電球18をリフレクタ部13に取り付けた後、下ボディ2aの開口5を覆うように上ボディ2bを下ボディ2aに対して位置合せし、ビス35、35を用いて上ボディ2bとボス部6とをブラケット25のボディ取付部26に共締めする。そして、ブラケット25の車体取付部27を車体の所定位置にビス止めによって取り付ければ、ハイマウントストップランプ1の車体への取付作業が完了する。尚、電球18の交換作業にあたっては、上ボディ2bに形成された電球挿入孔16を通して電球18を取り外した後、電球挿入孔16を通して新しい電球18をランプボディ2内に位置させ、リフレクタ部13の裏側からガラス球18aを電球取付孔14に挿入してリフレクタ部13に取り付けるだけで済むので、作業が容易である。
【0046】上記した実施例では、リフレクタ部13を上ボディ2bに一体に形成したが、図20に示すように、リフレクタ部13Aをランプボディ2の下ボディ2aに一体に形成しても良いことは勿論である。また、フード部3を上ボディ2bに一体に形成することも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなように、請求項1に係る発明によれば、フード部が上ボディ又は下ボディに一体に形成されるとともに、反射鏡が上ボディ又は下ボディに一体に形成されているので、部品点数や組立工数を低減することができる。
【0048】そして、請求項2に係る発明によれば、上ボディのうち光源バルブの発光部の上方に位置するところに放熱孔を形成し、該放熱孔をその上から覆うように金属製のブラケットを上ボディに取り付けてこのブラケットによって灯具を車輌に取り付けることができるので、ブラケットを放熱板兼取付部材として利用することで放熱のための専用部材が不要となり、部品点数の削減を図ることができる。
【0049】また、請求項3に係る発明によれば、光源をランプボディ内に位置させるための挿入孔を上ボディに形成し、該挿入孔を通して光源の発光部を反射鏡の取付孔に挿入することで、光源の交換作業を容易に行うことができる。




 

 


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