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発明の名称 車輌用前照灯
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−96605
公開日 平成8年(1996)4月12日
出願番号 特願平6−257261
出願日 平成6年(1994)9月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小松 祐治
発明者 柿平 晋 / 永縄 祐仁 / 唐沢 晋自
要約 目的
走行振動に基づくランプユニットの脱落や断線事故の発生を防止する。

構成
前面が開口したリフレクタ17と該リフレクタにその前面を覆うように取着されたレンズ22とリフレクタ及びレンズから成る外郭内に配置された光源バルブ19とから成るランプユニット16をランプボデイ内に支持して成る車輌用前照灯1において、ランプユニットの外周縁とランプボデイ2との間にシートパッキング25を介在させた。
特許請求の範囲
【請求項1】 前面が開口したリフレクタと該リフレクタにその前面を覆うように取着されたレンズとリフレクタ及びレンズから成る外郭内に配置された光源バルブとから成るランプユニットをランプボデイ内に支持して成る車輌用前照灯において、ランプユニットの外周縁とランプボデイとの間にシートパッキングを介在させたことを特徴とする車輌用前照灯。
【請求項2】 シートパッキングの外周面のほゞ全周に亘って周方向に延びる複数のリブを形成し、該リブがランプボデイの内面に当接するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な車輌用前照灯に関する。詳しくは、ランプユニットをランプボデイ内に支持した車輌用前照灯に関し、走行振動に基づくランプユニットの脱落や断線事故の発生を防止した新規な車輌用前照灯を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の車輌用前照灯の一例aを示す。
【0003】bはランプボデイであり、前面に開口を有する容器状をしている。そして、該ランプボデイbは車体に取り付けられている。
【0004】cは上記ランプボデイb内に支持されたランプユニットであり、前面が開口したリフレクタdと該リフレクタdにその前面開口を覆うように取着されたレンズeとリフレクタd及びレンズeから成る外郭内に配置された光源バルブfとから成る。
【0005】gは上記ランプボデイbの内周面に前方を向くように形成された据付面であり、該据付面gにランプユニットcのリフレクタdの前端部に形成された後ろ向きの段部hがパッキングiを介して当接され、ランプボデイbの側面部の左右両側部にその外側から挿通された取付ネジj、jがランプユニットcのリフレクタdの外面に突設されたボス部k、kに螺合され、これによって、ランプユニットcがランプボデイb内に固定的に支持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従来の車輌用前照灯aにあっては、ランプユニットcのランプボデイbに対する上下動を支えるのはランプボデイbの側方から挿通された取付ネジj、jであるため、走行振動に基づくランプユニットcのランプボデイbに対する振動により上記取付ネジj、jの緩みが発生し、最悪の場合はランプユニットcがランプボデイbから脱落してしまう惧がある。また、上記振動が光源バルブfの図示しないフィラメントや給電部品に直に伝わり、これによってフィラメントや給電部品の断線事故の発生の惧がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用前照灯は、上記した課題を解決するために、ランプユニットの外周縁とランプボデイとの間にシートパッキングを介在させたものである。
【0008】
【作用】従って、本発明車輌用前照灯にあっては、ランプボデイを介してランプユニットに伝わる走行振動、特に、上下方向の振動はシートパッキングによって吸収されるため、ランプユニットのランプボデイに対する上下方向の動きを支える部分にかかる負荷が減少し、ランプユニットのランプボデイからの脱落が防止され、また、上記振動の吸収により、光源バルブや給電部品の断線事故の発生も防止することができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明車輌用前照灯の詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0010】図中1が車輌用補助前照灯、例えば、スポットランプである。
【0011】2はランプボデイであり、前面に開口を有する容器状をしている。該ランプボデイ2の開口縁部の外周面は下端部3を除いて浅く切り欠かれて前方及び外方に開口した切欠部4が形成され、該切欠部4の外方を向いた面4aは前方へ行くに従って内方へ変位する緩やかな傾斜面とされている。
【0012】また、ランプボデイ2の左右両側部の外側面には前端から中程まで達する凹部5、5が形成されている。そして、該凹部5、5の後端寄りの中央部には挿通孔6、6が形成されている。また、該挿通孔6、6が形成された部分のやや前方に前端に開口した切欠7、7が形成されている。更に、該凹部5、5の上下の部分に係合突起8、8、・・・が形成され、該係合突起8、8、・・・の前面8a、8a、・・・は前方へ行くに従って内方へ変位する緩やかな傾斜面とされており、また、係合突起8、8、・・・の後面8b、8b、・・・は後方を向いた係合面とされている。
【0013】ランプボデイ2の下面の後端寄りの位置にはマウントベース9が固定されている。該マウントベース9は金属板で形成され、半球状に突出している。そして、該マウントベース9には大き目の挿通孔9aが形成されている。10は金属板で半球状に形成されたアタッチプレートであり、その外周面の曲率はマウントベース9の内周面の曲率と同じに形成され、中心部に挿通孔10aが形成されている。そして、該アタッチプレート10はマウントベース9の内面に重ねられている。
【0014】11は車体12に固定されたブラケットであり、その上面には半球状の凹部11aが形成され、また、挿通孔11bが上下に貫通して形成されている。
【0015】13はセットボルトであり、マウントベース9の内側からアタッチプレート10の挿通孔10a、マウントベース9の挿通孔9a、ブラケット11の挿通孔11bの順に挿通され、そして、車体12の裏側に突出した部分にナット14が締結され、これによってランプボデイ2が車体12に取り付けられる。そして、マウントベース9はブラケット11の凹部11aの凹球面上に着座され、その挿通孔9aがセットボルト13の軸部より十分に大きくされているので、ナット14を緩めることによって、マウントベース9の外面がブラケット11の凹部11aの凹球面に沿って摺動することによってランプボデイ2の角度が調整されるようになっている。
【0016】15は補強環であり、金属板によってほゞ環状に形成され、ランプボデイ2の内面に沿って配置され、ネジ止めによってランプボデイ2に固定されている。
【0017】16はランプユニットである。
【0018】17はリフレクタであり、前方に向かって開口した放物面状の凹部18を有しており、後部中央に光源バルブ19が取着されている。該リフレクタ17の開口縁には前方に向かって開口した据付溝20が形成されている。また、該リフレクタ17の左右両側部の開口縁寄りの部分からは取付ステー21、21が後方へ向けて突設されており、該取付ステー21、21の後端部には螺孔21a、21aが形成されている。
【0019】22はレンズであり、リフレクタ17の前面開口を覆う前面部22aと該前面部22aから後方へ突出した取付縁22bとがガラスによって一体に形成されており、取付縁22bの後端部がリフレクタ17の上記据付溝20内に嵌合され且つ接着剤23で固定されている。
【0020】上記のようなランプユニット16はランプボデイ2内に挿入され、外側からランプボデイ2の挿通孔6、6に挿通された取付ネジ24、24が取付ステー21、21の螺孔21a、21aに螺合され、これによって、ランプユニット16がランプボデイ2内に固定される。
【0021】25はゴム等の弾性材料で環状に形成されたシートパッキングであり、その主部は殆どの部分が横断面形状でほゞU字溝状をしている。左右両側の部分でU字溝の後側の壁に相当する部分が除去され、後方へ突出する突片26、26が形成されている。また、主部の外周面には周方向に延びるリブ27、27が下端部を除いてほゞ全周に亘って形成されている。
【0022】このようなシートパッキング25はランプユニット16の前端部のレンズ22とリフレクタ17との接合部に外嵌され、瞬間接着剤によって固定される。そして、ランプユニット16が上記したようにランプボデイ2に取り付けられると、シートパッキング25のリブ27、27がランプボデイ2の前端部内面に弾接し、また、左右両側部においては、突片26、26が補強環15の前端部内側面に当接した状態となる。このようにして、ランプボデイ2の前端部とランプユニット16との間がほゞ全周に亘ってシールされる。ただ、下端部のリブ27、27が形成されていない部分においてシートパッキング25とランプボデイ2内面との間に間隙28が形成される。
【0023】29はストーンガードであり、環状をしたリム部30と複数のガード部31、31、・・・とが一体に形成されて成り、リム部30はほゞ横倒U字状を為し、その外側部30aが内側部30bより長く、内側部30bより僅かに後方へ突出している。そして、外側部30aの後端部内面は後方へ行くに従って外方へ変位する緩やかな傾斜面30cに形成されている。また、外側部30aの下端部後縁には切欠30dが形成されている。
【0024】更に、リム部30の外側部30aの左右両側部後端からは後方へ向けて取付片32、32が形成され、該取付片32、32の内面の中央部を除く部分の後端部には係合爪33、33、・・・が突設されている。そして、該係合爪33、33、・・・の後面33a、33a、・・・は後方に行くに従って外方へ変位する緩やかな傾斜面に形成され、前面は前方を向いた係合面33b、33b、・・・とされている。
【0025】しかして、上記ストーンガード29はそのリム部30がランプボデイ2の前端部に外嵌状に取り付けられる。即ち、リム部30の外側部30aの後端部がランプボデイ2の切欠部4に係合し、その後端が切欠部4の後端に突き合わされてその位置が決まる。そして、取付片32、32の係合爪33、33、・・・の傾斜面33a、33a、・・・がランプボデイ2の係合突起8、8、・・・の傾斜面8a、8a、・・・を迫りながら後方へ進み、上記したように、リム部30の外側部30aの後端部がランプボデイ2の切欠部4に係合し、その後端が切欠部4の後端に突き合わされてその位置が決まった時点で係合爪33、33、・・・の係合面33b、33b、・・・が係合突起8、8、・・・の係合面8b、8b、・・・と係合し、これによって、ストーンガード29がランプボデイ2の前端部に取着される。
【0026】尚、下端部においてストーンガード29のリム部30の外側部30aの後縁に切欠30dが形成されているので、該切欠30dの部分でランプボデイ2の前端との間に開口34が形成され、該開口34及び上記間隙28を介してランプボデイ2の内外が連通され、ランプボデイ2内に万が一水が侵入した場合の水抜き通路を形成する。
【0027】上記した、スポットランプ1にあっては、ランプユニット16の外周縁とランプボデイ2との間にシートパッキング25が介在されるので、ランプボデイ2に伝わる車輌の走行振動が該シートパッキング25によって吸収され、ランプユニット16に伝わる振動が減少する。従って、ランプユニット12がランプボデイ2に対して殆ど振動せず、よって、振動による取付ネジ24、24の緩みが生じ難く、ランプユニット16の脱落が防止される。また、給電部材の断線事故なども生じ難くなる。尚、上記したように、シートパッキング25にリブ27、27を形成することによって、上記した防振性が更に向上し、そして、更に、防水性が向上する。
【0028】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌用前照灯は、前面が開口したリフレクタと該リフレクタにその前面を覆うように取着されたレンズとリフレクタ及びレンズから成る外郭内に配置された光源バルブとから成るランプユニットをランプボデイ内に支持して成る車輌用前照灯において、ランプユニットの外周縁とランプボデイとの間にシートパッキングを介在させたことを特徴とする。
【0029】従って、本発明車輌用前照灯にあっては、ランプボデイを介してランプユニットに伝わる走行振動、特に、上下方向の振動はシートパッキングによって吸収されるため、ランプユニットのランプボデイに対する上下方向の動きを支える部分にかかる負荷が減少し、ランプユニットのランプボデイからの脱落が防止され、また、上記振動の吸収により、光源バルブや給電部品の断線事故の発生も防止することができる。
【0030】尚、上記した実施例に示した各部の具体的形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。




 

 


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