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発明の名称 バルブソケット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−64014
公開日 平成8年(1996)3月8日
出願番号 特願平6−196833
出願日 平成6年(1994)8月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】八木 秀人
発明者 大橋 秀樹 / 松永 崇
要約 目的
灯具の奥行きを小さくできるバルブソケットの提供。

構成
リフレクター40に設けたバルブ挿着孔42に挿着固定される絶縁性ベース11Aと、絶縁性ベース11Aの前面側に突設された一対のバルブ接続側端子21a,21bと、バルブ接続側端子21a,21bとそれぞれ電気的に導通され、絶縁性ベース11Aの背面側に突設された一対の給電コネクター接続側端子22a,22bとを備えたバルブソケット10Aであり、給電コネクター接続側端子22a,22bを絶縁性ベース11Aの側方に突出させて、リフレクター40のバルブ挿着孔42後方スペースを開けるようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】 リフレクターに設けられたバルブ挿着孔に挿着固定される絶縁性ベースと、前記絶縁性ベースの前面側に突設された一対のバルブ接続側端子と、前記一対のバルブ接続側端子とそれぞれ電気的に導通され、前記絶縁性ベースの背面側に突設された一対の給電コネクター接続側端子とを備えたバルブソケットにおいて、前記給電コネクター接続側端子が絶縁性ベースの側方に突出することを特徴とするバルブソケット。
【請求項2】 前記バルブ接続側端子と給電コネクター接続側端子とは、L字形状の一枚の金属片の一方のL字縦棒状部が他方のL字縦棒状部に対し直角に折曲されて、端子構成部材として一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載のバルブソケット。
【請求項3】 前記バルブ挿着孔の周縁部には、バルブ挿着孔を跨ぐように配設されて、バルブ挿着孔に挿着された絶縁性ベースの背面を押圧する金属製のセットスプリングが設けられており、前記絶縁性ベースの背面所定位置には、前記セットスプリングの係合できるスプリング係合溝が設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のバルブソケット。
【請求項4】 前記絶縁性ベースは合成樹脂の成形体によって構成されるとともに、前記端子構成部材は、インサート成形により絶縁性ベースに一体化されてなることを特徴とする請求項2又は3記載のバルブソケット。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用灯具の光源として利用されるバルブを支持するバルブソケットに係わり、特に口金付バルブを固定支持するバルブソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のソケットは、図15符号1で示すように、絶縁性ベース2の前面側に、バルブ3の+電極片3a,−電極片3bにそれぞれ接触する一対の接触端子部(図示せず)が設けられるとともに、絶縁性ベース2の背面側には、前記接触端子部と電気的に導通する一対の給電コネクター接続側端子4a,4bが突設された構造となっている。符号6は、リフレクター5の後頂部に設けられたバルブ挿着孔で、ソケット1に固定一体化されたハロゲンバルブ3をこのバルブ挿着孔6に挿着し、バルブ挿着孔6の周縁部に設けられているセットスプリング7によって固定保持できるようになっている。なお符号8aは、セットスプリング7を揺動可能に支持する支持部、符号8bは、セットスプリング7を掛止する掛止部である。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし、従来のソケットでは、給電コネクター接続側端子4a,4bが絶縁性ベース1の後方に突出した構造であるため、リフレクター5の背面側(図示しないランプボディとリフレクターとの間)に、給電コネクター(図示せず)の配置スペースも含めた十分なスペースをとることが必要となって、灯具の奥行きがどうしても大きくなってしまうという問題があった。
【0004】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、灯具の奥行きを小さくできるバルブソケットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本発明に係わるバルブソケットにおいては、リフレクターに設けられたバルブ挿着孔に挿着固定される絶縁性ベースと、前記絶縁性ベースの前面側に突設された一対のバルブ接続側端子と、前記一対のバルブ接続側端子とそれぞれ電気的に導通され、前記絶縁性ベースの背面側に突設された一対の給電コネクター接続側端子とを備えたバルブソケットにおいて、前記給電コネクター接続端子を絶縁性ベースの側方に突出させるようにしたものである。
【0006】また請求項2では、請求項1記載のバルブソケットにおいて、L字形状の一枚の金属片の一方のL字縦棒状部を他方のL字縦棒状部に対し直角に折曲して、バルブ接続側端子と給電コネクター接続側端子とを、端子構成部材として一体に形成するようにしたものである。また請求項3では、請求項1又は2記載のバルブソケットにおいて、バルブ挿着孔の周縁部には、バルブ挿着孔を跨ぐように配設されて、バルブ挿着孔に挿着された絶縁性ベースの背面を押圧する金属製のセットスプリングが設けられており、絶縁性ベースの背面所定位置にセットスプリングの係合できるスプリング係合溝を設けるようにしたものである。
【0007】また請求項4では、請求項2又は3記載のバルブソケットにおいて、絶縁性ベースを合成樹脂によって成形するとともに、端子構成部材をインサート成形により絶縁性ベースに一体化するようにしたものである。
【0008】
【作用】給電コネクター接続側端子は、絶縁性ベースの側方(バルブ延出方向と直交する方向)に突出しているため、バルブ挿着孔に挿着されたバルブソケットに給電コネクターを接続したとしても、バルブソケットの後方に大きく突出することがない。
【0009】請求項2では、バルブ接続側端子と給電コネクター接続側端子とは端子構成部材として一体化されており、両端子がそれぞれ別部材で構成されている場合に比べて、部品点数が少ない。請求項3では、絶縁性ベースの背面を押圧付勢する金属製のセットスプリングは絶縁性ベース背面に設けられているスプリング係合溝に係合して、絶縁性ベース背面に露呈する一対の端子構成部材(給電コネクター接続側端子)とセットスプリングとの接触が回避される。
【0010】請求項4では、絶縁性ベースの成形と同時に端子構成部材をベースに一体化できる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図11は本発明の第1の実施例を示すもので、図1はバルブ組み付け前のバルブソケットの斜視図、図2はバルブを組み付け一体化したバルブソケットの斜視図、図3はバルブ組み付け前のバルブソケットを背面側からみた斜視図、図4は同バルブソケットの正面図、図5は同バルブソケットの背面図、図6は同バルブソケットの平面図、図7は同バルブソケットの縦断面図(図4に示す線VII −VII に沿う断面図)、図8はバルブを組み付けたバルブソケットをバルブ挿着孔に挿着したリフレクターの背面図、図9は同状態のリフレクターの縦断面図(図8に示す線IX−IXに沿う断面図)、図10はバルブソケットを挿着したバルブ挿着孔周辺の斜視図、図11は一部を破断して示すバルブ挿着孔周辺の斜視図である。
【0012】これらの図において、符号10Aは、バルブソケットで、円盤形状のセラミック製の絶縁性ベース11Aの前面に一対のバルブ接続側端子21a,21bが突設され、ベース11Aの背面側に一対の給電コネクター接続側端子22a,22bが突設された構造となっている。ベース11Aには、L字形状の金属片の一方の縦棒状部が他方の縦棒状部に対し直角となるように折り曲げられた一対のL字型の端子構成部材20a,20bがリベット18によって固定一体化されて、ベース11Aの前面側には、バルブ接続側端子21a,21bを構成する端子構成部材20a,20bの一端側がベース前面と直交し、かつ端子の平坦面が同一平面上に位置する態様で平行に突出し、一方、ベース11Aの背面側には、給電コネクター接続側端子22a,22bを構成する端子構成部材20a,20bの他端側がディスク側方に互いに先端部が反対側となる態様で突出している。
【0013】一対のバルブ接続側端子の一方21aには、ねじ孔23が、他方21bには切り起こされたフック24が設けられ、一方、バルブ30のピンチシール部31には、左右一対の耳形状の金属製の口金32が加締め固定されており、バルブ30の口金32に形成されている挿通孔33と切り欠き34とを端子21a,21b側のねじ孔23とフック24とにそれぞれ係合させ、かつねじ25(およびスプリングワッシャ25a)と板ばね状クリップ26とを係合部に装着することで、バルブ30の口金32を端子21a,21bに固定、即ちバルブ30をソケット10Aに固定一体化することができる。即ち、符号26aはクリップ26に形成されている開口部で、図2に示すように、バルブ30側の切欠34に係合している端子21b側のフック24をクリップ26の開口部26aに係合させることで、フック24と切欠34との係合がロックされるようになっている。
【0014】なお符号23aは、端子21aの先端に設けられた折曲部で、バルブ30のソケット10Aへの逆付けを防止するためのものである。即ち、端子21a先端の折曲部23aは、端子21bのフック24突出側と反対の側に突出しており、この折曲部23aの突出する側へのバルブの口金32の組み付けを妨げることで、必ずフック24の突出する適正な側にバルブ30を組付けることができるようになっている。
【0015】またベース11Aの底面に沿って側方に突出する一対の給電コネクター接続側端子22a,22bは、途中で前面側に折曲されて延出しており、図6に仮想線で示すように、給電側コネクター27を端子22a,22bに接続したとしても、ソケット10Aの背面側にコネクター22a,22bが大きく突出するようなことはない。従って、図9に示すように、ランプボディ18に対しリフレクター40を接近して配置することができ、ランプボディ18の奥行き、即ちヘッドランプの前後方向の奥行きを小さくできる。
【0016】ベース11Aの背面に露呈するの一対の端子構成部材20a,20b(給電コネクター接続側端子22a,22b)間には、ベース11Aの背面に沿って、リフレクター40のバルブ挿着孔42に挿着されたバルブソケット10A(ベース11A)の背面を押圧付勢するためのセットスプリング14の係合できるスプリング係合溝12が形成されている。即ち、図8〜図11に示されるように、リフレクター40のバルブ挿着孔42の周縁部には、内側にバルブソケット10Aの係合できる係合凹部44(図11参照)の形成された高さの低い円筒型の立壁43が周設されており、立壁43を挟んだ上下の位置には、断面円弧型と台形型の一対の防水リブ45,46がリフレクター40に一体に形成されている。立壁43と円弧型の防水リブ45との間には、立壁43と同一高さの矩形リブ47が形成され、矩形リブ47には水平溝47aが設けられている。そしてこの水平溝47aに1本の金属製線状ばねから構成されたセットスプリング14の屈曲された基端部14aが挿入され、かつねじ15によって回転可能に係止されて、セットスプリング14はこの水平溝47aをヒンジとして揺動できる構造となっている。またセットスプリング14の折り返された揺動先端部14bは台形型防水リブ46に形成されたL字型の切り欠き46aに係止されて抜け止めされ、バルブ挿着孔42に挿着されたバルブソケット10A(ベース11A)にセットスプリング14のばね付勢力が押圧力として作用し、バルブソケット(ベース11A)はバルブ挿着孔42に固定保持された状態となる。
【0017】ベース11Aの背面の給電コネクター接続側端子22a,22b間には、ベース背面に沿ってスプリング係止溝12が設けられており、ベース11Aを押圧付勢するセットスプリング14がこの係止溝12に係合した状態となることで、端子22a,22bとスプリング14との接触による短絡の危険が回避されるようになっている。
【0018】またバルブ挿着孔42の周縁部には、円弧状の係合突起42a(図8,11参照)が突設されており、バルブソケット10Aのベース11Aに形成されている切欠10aがこの係合突起42aと係合することで、バルブソケット10A(ベース11A)が周方向に位置決めされる。また立壁43には、給電コネクター接続側端子22a,22bとの接触を回避するための切欠43a,43bが設けられている。即ち、バルブ挿着孔42に挿着されたバルブソケット10Aのリフレクター40後方への突出量をできるだけ小さくするためには、バルブソケット最後端に位置する給電コネクター接続側端子22a,22bが立壁43の突出端面と面一となることが望ましい。しかしリフレクター40(立壁43)はアルミニウムダイキャスト製であるため、短絡を防止するべく端子22a,22bが立壁43に接触しないようにする必要がある。そこで立壁43に、バルブ挿着孔42に挿着されたバルブソケット10Aから延出する端子22a,22bが立壁43と接触することなく貫通して側方に延出することのできる切欠43a,43bを設けるようにしたのである。
【0019】なお図9において、符号16は、リフレクター40の前面開口部に組付けられた前面レンズ、符号18は、リフレクター40を収容したランプボディ18の前面開口部に配設一体化された枠形状のストーンガードで、ランプとして一体化されている。そしてランプボディ18の下側面に突設されたブラケット18aがフロントバンパー19に突設されたブラケット19aに連結されることで、自動車の前端部に配置されるドライビングランプとして利用される。
【0020】図12および図13は本発明の第2の実施例を示すもので、図12はバルブソケットを前面側からみた斜視図、図13は同バルブソケットを背面側からみた斜視図である。この第2の実施例におけるバルブソケット10Bでは、絶縁性ベース11Bが合成樹脂の成形体によって構成され、さらに端子構成部材20c,20dはベース11Bの成形時に一体化された構造、即ち、端子構成部材20c,20dがインサート成形によりベース11Bに一体化された点に特徴がある。
【0021】また端子構成部材20c,20dのバルブ接続側端子21c,21dには、バルブ30の口金32を位置決めし、かつ抜け止めするための板ばね状の挟持部21c1 ,21d1 が形成された構造となっている。即ち、端子21cには、前記第1の実施例におけるねじ孔23に代えて、バルブの口金に設けられている孔33に係合できる係合突起23bが突設され、端子21dには、前記第1の実施例におけるクリップ26に代えて、切り起こされたフック24の上下位置に圧接される板ばね状の挟持部21d1 が形成されている。
【0022】その他は、前記した第1の実施例と同様であり、同一の符号を付すことによりその説明は省略する。この第2の実施例では、前記第1の実施例に示すねじ25やクリップ26等が不要なため、それだけ部品点数が少なく、しかもバルブのソケットへの組付けも容易である。
【0023】図14は本発明の第3の実施例であるバルブソケットの分解斜視図を示す。この第3の実施例におけるバルブソケット10Cは、バルブ接続側端子21eとコネクター接続側端子22a,バルブ接続側端子21fとコネクター接続側端子22bがそれぞれリベット18によって合成樹脂製ベース11Cに固定一体化されて、ベース11Cの前面側に一対の端子21e,21fが突出し、背面側には一対の端子22a,22bがベース11Cの側方に突出した構造となっている。端子21eの形状は、前記した第2の実施例における端子21cと同一であるが、端子21fの形状は、前記第2の実施例における端子21dと似ているが、板ばね状挟持部21f1 側に、バルブの口金の切欠34と係合できるフック24が形成されている点において相違している。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明に係るバルブソケットによれば、給電コネクター接続側端子は、絶縁性ベースの側方(バルブ延出方向と直交する方向)に突出しているため、バルブ挿着孔に挿着されたバルブソケットがリフレクターの後方に大きく突出せず、灯具の前後方向の奥行きを小さくできる。
【0025】請求項2では、バルブ接続側端子と給電コネクター接続側端子とが端子構成部材として一体化されているので、両端子がそれぞれ別部材で構成されている場合に比べて、部品点数が少なく、バルブソケットの構成が簡潔なものとなる。請求項3では、絶縁性ベースの背面を押圧付勢する金属製のセットスプリングは絶縁性ベース背面に設けられているスプリング係合溝に係合して、絶縁性ベース背面に露呈する一対の端子構成部材(給電コネクター接続側端子)とセットスプリングとの接触が回避されるので、両端子間のセットスプリングを介しての短絡が確実に防止される。
【0026】請求項4では、絶縁性ベースの成形と同時に端子構成部材をベースに一体化できるので、バルブソケットの製造が簡単で、しかもバルブソケットを安価に提供できる。




 

 


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