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発明の名称 画像再転写シート
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−252967
公開日 平成8年(1996)10月1日
出願番号 特願平7−58717
出願日 平成7年(1995)3月17日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】若林 忠
発明者 竹内 達夫 / 山本 薫
要約 目的
再転写後の画像定着性に優れ、かつ低い加圧力で再転写可能な画像再転写シートを提供する。

構成
高離型性の剥離層(3)上の熱可塑性樹脂からなるカバー層(4)中に、水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素を含有させたことを特徴とする画像再転写シート。
特許請求の範囲
【請求項1】 高離型性の表面を有する基体上に熱可塑性樹脂層を形成してなる画像再転写シートであって、前記熱可塑性樹脂層中に、水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素を含有させたことを特徴とする画像再転写シート。
【請求項2】 水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素が下記一般式(1)
【化1】

[式(1)中、Rは不飽和結合又はエーテル結合を有してもよい脂肪族炭化水素残基を示し,nは芳香環に結合する−R−OH基の数であって1〜6の整数を示す。]で表わされる化合物である請求項1記載の画像再転写シート。
【請求項3】 水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素がベンジルアルコールである請求項2記載の画像再転写シート。
【請求項4】 熱可塑性樹脂の見かけ溶融粘度が荷重10kg/cm3 、オリフィス1ml×1mmφの高荷式フローテスター測定にて5×105 ポイズを示す時の温度が50℃以上120℃以下であり、かつ5×105 ポイズ前後での前記見かけ溶融粘度の変化率が1×105 ポイズ/5℃以上である請求項1〜3の何れか一項記載の画像再転写シート。
【請求項5】 熱可塑性樹脂がポリウレタンである請求項1〜4の何れか一項記載の画像再転写シート。
【請求項6】 熱可塑性樹脂の伸びが600%以上である請求項1〜5の何れか一項記載の画像再転写シート。
【請求項7】 熱可塑性樹脂層の表面固有抵抗が108 〜1011Ω/□である請求項1〜6の何れか一項記載の画像再転写シート。
【請求項8】 熱可塑性樹脂層の厚みが1μm以上10μm以下である請求項1〜7の何れか一項記載の画像再転写シート。
【請求項9】 フルカラートナー像の再転写用である請求項1〜8の何れか一項記載の画像再転写シート。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一旦形成した画像を加熱加圧によって2次転写体に再転写する画像再転写シートに関し、特に、電子写真装置、静電記録装置等により形成したフルカラートナー像を再転写する画像再転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置等により形成した画像を2次転写体に再転写する、いわゆるうつし絵に関する従来の技術は、例えば特開昭52−82509号公報等に記載されている。このうつし絵に使用する画像再転写シートは、例えば、シリコーン系樹脂またはフッ素系樹脂等から成る高離型性を有する剥離層を形成した紙またはプラスチックフィルム上に、メタアクリル酸メチル−n−ブチル共重合体、ポリ酢酸ビニル均質重合体エマルジョン、塩化ビニル均質重合体ラテックス、塩化ビニルアクリレートラテックスの単体またはその組合せ等から成る下塗り層を形成して得られる。
【0003】この画像再転写シート上に電子写真装置等にてトナー像を形成し、少なくともこのトナーの脱落がない程度に定着作業を加え、定着後の再転写シートを2次転写材(布等)にトナー像が正対する様に合わせた状態でトナーおよび再転写シートの下塗り層が軟化する温度まで加熱加圧し、この後冷却し、トナー像と下塗り層を2次転写材側に残したまま剥離層を持つ紙等を剥し、再転写を終了する。
【0004】この方式に使用する下塗り層は熱可塑性樹脂から成り、トナー樹脂と同一またはこれに近い軟化点特性を持つ樹脂が選択される。布等への接着はこの樹脂の軟化により行われるので、実質上は接着力が弱く、柔軟性にも乏しい。特開昭52−82509号公報では、この点を改善すべく熱可塑性樹脂中に可塑剤を混入し、皮膜の柔軟性アップとトナー樹脂の布等への再定着性を確保している。
【0005】しかし、可塑剤に頼る方法では、再転写が終了した後もトナー樹脂が軟化し易く、再転写した画像が他のものと接触した際に付着したり、あるいは2次転写材を折り曲げると被再転写面同士が貼り付いてしまう場合がある。また、布や木等の2次転写材に対してトナー像を十分定着させるには、加熱加圧時にかなりの高圧力で浸透させる必要があり、大型の専用プレスマシンが必要になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来技術の課題を解決する為になされたものである。
【0007】すなわち本発明の目的は、2次転写材への再転写を容易かつ良好に実施でき、かつ再転写後における他のものへの付着や再転写面同士の貼り付きが生じ難い良好な定着性を有する再転写画像を形成できる画像再転写シートを提供することにある。
【0008】更に本発明の他の目的は、2次転写材が布や木等の場合でも比較的低い加圧力で再転写でき、例えば家庭用のハンディーアイロンでも容易に再転写できる画像再転写シートを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、高離型性の表面を有する基体上に熱可塑性樹脂層を形成してなる画像再転写シートであって、前記熱可塑性樹脂層中に、水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素を含有させたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、再転写時に水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素が2次転写材(布等)の表面に浸透し、2次転写材の表面の親水基とこの芳香族炭化水素の水酸基が接触結合し、2次転写材の表面に芳香族炭化水素の芳香族環部分が存在することにより2次転写材の表面の疎水性を高め、これにより熱可塑性樹脂の2次転写材中への浸透性を高める作用を奏し、この結果、可塑剤を使用しなくとも転写画像の2次転写材への接着力が増し、軽圧による布への転写も可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の画像再転写シート(トナー像転写体)の一実施例を示す模式的横断面図である。この画像再転写シート1は、基体2上に、剥離層3、カバー層4が順次積層されて成る。
【0013】基体2は、紙またはフィルム素材等からなる耐熱性の基体であり、具体的には、一般上質紙、中質紙、片コート紙等の紙を好適に使用できる。この基体2自体の体積固有抵抗は、通常の電子写真装置に用いることが可能な範囲である108〜1011Ωcm程度に調整されていることが望ましい。また、紙以外のポリエチレンテレフタレートフィルム等の耐熱フィルムも使用できる。
【0014】基体2上に形成される剥離層3は、再転写時にカバー層4を2次転写材7側に残すことが可能な高離型性の表面を形成するための層である。すなわち、本発明でいう高離型性の表面とは、後述する再転写工程において熱可塑性樹脂層(本実施例ではカバー層4)が2次転写材側に移行可能な程度の低接着力を呈する表面をいう。例えば、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、その他の低表面エネルギーを呈する樹脂を好適に使用できる。本図に示す実施例においては、基体2と剥離層3とが本発明でいう「高離型性の表面を有する基体」を構成しており、具体的には市販のシリコーンコート紙等が好適に使用できる。ただし、本発明はこれに限定されず、上述の機能を奏し得る構成であれば種々の公知の構成の態様が可能である。
【0015】剥離層3に重畳して形成されるカバー層4は、水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素を含有する熱可塑性樹脂層である。このカバー層4の詳細については後述する。
【0016】図1に示す画像再転写シート1は、電子写真装置等で形成したトナー像5を再転写するためのものであり、電子写真装置等に通紙可能なシート形状を有する。以下、本発明の画像再転写シートを用いてトナー像を再転写する方法について例示説明する。
【0017】まず図1に示す様に、画像再転写シート1のカバー層4上(A面)に、常用の電子写真方法によってトナー像5を形成する。次いで図2に示す様に、布等の2次転写材(最終転写材)7にトナー像5を正対させて接触させる。この接触した状態で、再転写シート1の基体2側(B面)からハンディーアイロン等の家庭用のアイロンにて加熱加圧し、その後冷却する。次いで、基体2を引剥せば、図3に示す様に、トナー像5およびカバー層4を2次転写材7側に残しつつ、剥離層3を有する基体2を除去でき、この結果、2次転写材7へのトナー像5の転写および固着が達成される。
【0018】次に、カバー層4について詳述する。このカバー層4は、上述した様に、再転写工程においてトナー像5と共に2次転写材7側に転写移行する転写層であり、かつトナー像5の2次転写材7への固着を維持する層である。したがって、このカバー層4を構成する熱可塑性樹脂としては、アイロン等の比較的低温の加熱装置によって容易に軟化しかつ十分な流動状態になる樹脂を選ぶことが望ましい。例えば、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル等を好適に使用できる。具体的な基準としては、通常の家庭用アイロンでの加熱(例えば180℃設定)によって転写紙自体が昇温する温度50℃〜120℃の範囲における樹脂の見掛け溶融粘度が、荷重10kg/cm3 、オリフィス1ml×1mmφの高荷式フローテスター測定にて5×105 ポイズである点を持つ樹脂が望ましい。更に50℃〜100℃の領域で見掛け溶融粘度が5×105 ポイズの値になる点を持つ樹脂がより好ましい。市販品としては、商品名クリスボン4407、クリスボンAH−420(大日本インキ化学製)等のイソシアネート変性ポリウレタンポリオールポリマーを好適に使用できる。
【0019】また、2次転写材が綿等の植物系天然繊維である場合、その風合いや密着性を考慮すると、カバー層4を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリウレタンが好適である。すなわちポリウレタンを使用すると、可塑剤を用いることなく柔軟性も付与できる。また、樹脂としての伸び特性が600%を越えるものがより好適である。
【0020】また、再転写時の加圧力を低減するには、上記溶融状態に達する迄の粘度低下が著しく速い樹脂が望ましい。具体的な基準としては、5×105 ポイズを示す前後の温度においてその粘度の変化率が1×105 ポイズ/5℃以上ある樹脂が望ましい。
【0021】以上の各点を考慮すると、カバー層4の熱可塑性樹脂として、可塑剤を用いることなく柔軟な再転写皮膜が形成でき、また可熱侵透性も高く、シャープメルト特性のポリウレタンを用いるのが最適である。
【0022】本発明においては、カバー層4を構成する熱可塑性樹脂に、更に水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素を浸透接着材料として含有させる。この芳香族炭化水素は、代表的には、下記一般式(1)
【0023】
【化2】

[式(1)中、Rは不飽和結合又はエーテル結合を有してもよい脂肪族炭化水素残基を示し,nは芳香環に結合する−R−OH基の数であって1〜6の整数を示す。]で表わされる化合物である。
【0024】例えば、カバー層4をポリウレタンで構成し、フルカラートナー像を布に再転写する場合は、この芳香族炭化水素が、この芳香族炭化水素をカバー層4にあらかじめ含有させておくことで、布への再転写を行う際に、まずこの溶剤が布中に浸透し布表面の親水基とこの溶剤中の水酸基が接触結合し、布繊維表面をベンゼン環部分の存在により疎水性とし、ポリウレタン等の布中への浸透性を高めることとなる。
【0025】前記式(1)の化合物のうち、ベンジルアルコール、2−フェノキシエタノール、2−ベンジルオキシエタノール等を使用することが望ましく、更にこれらのうち、特にベンジルアルコールが好ましい。
【0026】この芳香族炭化水素の使用量は、上述の浸透接着材としての作用効果を十分奏するよう、2次転写材の種類等に応じて適宜決定すればよい。通常はカバー層4中に5重量%以上含まれることが望ましく、特に10〜60重量%の範囲が好ましい。
【0027】カバー層4の厚みは、布への接着性を確保する点から、0.5μm以上の厚さが望ましく、更に1μm以上が好ましい。また、再転写される布等の風合い等の素材感を損ねず、樹脂膜による硬さの付与あるいはひびわれ等を防ぐ点から、10μm未満の厚さが望ましい。最適な厚さは1μm以上7μm未満である。
【0028】このカバー層4は、例えば、所望により溶剤を含む熱可塑性樹脂と前記芳香族炭化水素(自身が液状であって熱可塑性樹脂の溶媒なり得るもの等)とを混合し調整した塗工液を、基体上の高離型性の表面に塗布、乾燥する等の方法により形成できる。
【0029】また、カバー層4は上記材料以外に、必要に応じて低抵抗処理を施すことが好ましく、表面固有抵抗が1×108 〜1×1011Ω/□を示すように調整されていることが望ましい。この低抵抗処理方法としては、例えばノニオン系、カチオン系の公知の帯電防止剤を用い、カバー層4中に内添またはカバー層4の表面に再度塗工を施すことで帯電防止皮膜を形成する等の方法がある。
【0030】トナー像5を形成する材料としては、例えば、磁性体、あるいはカーボンブラックを含有するスチレン−アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、エポキシ樹脂等の樹脂からなる黒色トナーの他、特に再転写による色付けという特徴を生かす為に前述樹脂に着色、染顔料を混ぜイエロー、マゼンタ、シアンに着色を施したプロセストナーを用いたフルカラートナーが好適である。更にこれらカラートナーの内でも、そのバインダー樹脂がカバー層4を構成する樹脂と熱軟化特性が近いものが最適である。
【0031】次に、より具体的な実施例について詳細に説明する。
【0032】<実施例1>クリスボン4470(商品名、大日本インキ化学社製;酢酸エチル35重量%、トルエン30重量%、ウレタン樹脂35重量%;5×105 ポイズになる温度70℃、粘度変化率2×105 ポイズ/5℃)100重量部と、ベンジルアルコール30重量部とを混合して塗工液を調製した。
【0033】この塗工液をバーコートコーターにて、市販のシリコーンコート紙(坪量80g/m2 )上に乾燥膜厚が2μmになる様にウェット塗工し、100℃で乾燥し、溶媒を除去した。得られた塗膜表面に、乾燥後の表面固有抵抗が1010Ω/□(23℃、60%)になる様にカチオン系帯電防止剤として変性脂肪族ジメチルエチルアンモニウムエトサルフェート(商品名エレガン264−WAX、日本油脂社製)を塗布し、再乾燥して、本発明の画像再転写シートを得た。
【0034】この画像再転写シート上に、電子写真装置(キヤノン社製、商品名CLC700)にてフルカラートナー像を形成した。このトナー像形成後の画像再転写シートを、図2に示した様に、綿100%よりなる布に接触させ、家庭用アイロンを180℃に設定して加熱した。この加熱が終了した後にシリコーンコート紙を布からゆっくり引き剥したところ、トナー像は塗工膜と共に布地へ移行し、100%転写した。
【0035】また、目視にてウキや光沢のムラが確認される場合は必要に応じて、更に前述したシリコーンコート紙をそのシリコーンコート面がトナー転写像に合うようにトナー像をもつ布に重ねて、再度180℃の設定温度で加熱を加えた。この場合も十分冷却してからこのシリコーンコート紙を剥ぎとり、トナー像の転写が終了した。
【0036】このトナー像が再転写された布地を、通常の洗濯機にかけて洗濯したところ、トナー像の脱落は生じず、良好な密着性を確認できた。また、他の部材への付着も生じなかった。
【0037】<実施例2>クリスボンAH420(商品名、大日本インキ化学社製;5×105 ポイズになる温度95℃、粘度変化率3×105 ポイズ/5℃)100重量部とベンジルアルコール40重量部とを混合した塗工液を使用したことと、塗工膜の乾燥膜厚を5μmにしたこと以外は、実施例1と同様にして本発明の画像再転写シートを作製した。
【0038】アイロン温度を170℃に設定したこと以外は実施例1と同様に布に再転写を行ったところ、同様の良好な転写特性を示した。
【0039】<実施例3>クリスボン7209(商品名、大日本インキ化学社製;5×105 ポイズになる温度56℃、粘度変化率2.5×105 ポイズ/5℃)100重量部とベンジルアルコール20重量部とを混合した塗工液を使用したことと、塗工膜の乾燥膜厚を1μmにしたこと以外は、実施例1と同様にして本発明の画像再転写シートを作製した。
【0040】アイロン温度を160℃に設定したこと以外は実施例1と同様に布に再転写を行ったところ、同様の良好な転写特性を得た。
【0041】<比較例1>実施例1において塗工液にベンジルアルコールを使用しなかったこと以外は実施例1同様にして画像再転写シートを作製した。これを用いて実施例1と同様に画像を形成し、再転写したところ、洗濯後に塗膜の布からの剥れを生じてしまった。
【0042】<参考例1>塗工液の乾燥膜厚を12μmにしたこと以外は実施例1と同様にして画像再転写シートを作製し、再転写を実施した。布の再転写部は布の風合いが無く、単なる樹脂ラミネート布の如くなり、折り曲げた所、元の形状にもどらず膜の浮きを生じ白化してしまった。
【0043】<参考例2>クリスボン4216H(5×105 ポイズになる温度125℃、5×105 ポイズ付近の粘度変化率0.7×105 ポイズ/5℃)を用いること以外は実施例1と同様にして画像再転写シートを作製し、再転写を実施したところ、家庭用アイロンで通常の圧力を加えてもカバー層の転写が行なわれず、トナー像がなきわかれてしまった。
【0044】<参考例3>実施例1においてクリスボン4470の代わりに電子写真装置(キヤノン社製、商品名CLC700)用のポリエステルトナーバインダー(伸び150%)を用いた以外は実施例1と同様にして画像再転写シートを作製し、再転写を実施したところ、再転写は可能であったが、出来上った布に伸びを加えると転写層にひびわれを生じてしまい、白化を発生して、くすんだ画像となった。
【0045】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、熱可塑性樹脂中に含有される水酸基を含む基を有する芳香族炭化水素が浸透接着材料として良好に作用するので、可塑剤を使用しなくとも転写画像の2次転写材への接着力が増し、これにより再転写後の画像の付着等を防止できる。
【0046】また更に、転写画像の2次転写材への接着力が増すことによって、2次転写材が布や木等の場合でも比較的低い加圧力で再転写でき、例えば家庭用のハンディーアイロンでも容易に再転写できる。
【0047】本発明の画像再転写シートは、上述の優れた特性を有する点から、特にフルカラートナー像の再転写の用途に非常に有用である。




 

 


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