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発明の名称 スプレ−装置を備えた金型交換装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−141722
公開日 平成8年(1996)6月4日
出願番号 特願平6−311188
出願日 平成6年(1994)11月21日
代理人
発明者 竹山 幸成
要約 目的
金型交換装置とダイカストマシンの接近性をよくし、スプレ−装置を含む金型交換装置の床面積を最小限としたスプレ−装置を備えた金型交換装置を提供する。

構成
1はダイカストマシンで、2は金型交換装置を示す。ダイカストマシン1は、固定ダイプレ−ト3と移動ダイプレ−ト4にそれぞれ金型5を装着している。金型交換装置2は金型金型交換用の金型14を搭載した移動台6上に金型5に離型剤をスプレ−するスプレ−装置7を搭載している。移動台6は床上の軌道11に沿って車輪を介して移動するように構成され、図示省略された駆動部により駆動される。スプレ−装置7は従来型のもので、スプレ−台8と、スプレ−台8上に旋回自在に搭載された旋回台9と、旋回台9に固定されたスプレ−10から構成される。
特許請求の範囲
【請求項1】 金型交換装置を設けたダイカストマシンにおいて、金型交換用の金型を搭載した移動台上に金型の離型剤をスプレ−するスプレ−装置を搭載したことを特徴するスプレ−装置を備えた金型交換装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型交換装置を設けたダイカストマシンにおいて、ダイカストマシンの金型に離型剤をスプレ−するスプレ−装置を備えた金型交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金型交換装置を備えたダイカストマシンに使用されるスプレ−装置は、固定ダイプレ−ト付近の床上に設置されているため、金型交換装置から固定ダイプレ−トと移動ダイプレ−トの間に金型を移送するのに比較的長い中間コンベアを設けなくてはならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば以下に述べる技術的課題があった。
【0004】このため、金型交換装置とダイカストマシンの接近性が悪く、金型交換時間に多くの時間が係り、非能率であるばかりでなく、金型交換装置を含む装置全体の床面積も多く必要となっていた。
【0005】本発明はこれらの課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、金型交換装置とダイカストマシンの接近性をよくし、スプレ−装置を備えた金型交換装置を含む装置全体の床面積を最小限としたスプレ−装置を備えた金型交換装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明のスプレ−装置を備えた金型交換装置は下記の手段を有する。
【0007】金型交換装置を設けたダイカストマシンにおいて、金型交換用の金型を搭載した移動台上に金型に離型剤をスプレ−するスプレ−装置を搭載した。
【0008】
【作用】上記のように構成した本発明のスプレ−装置を備えた金型交換装置の作用について、以下説明する。
【0009】離型剤をスプレ−するスプレ−装置を搭載した移動台は、ダイカストマシンに沿って移動してスプレ−位置で位置決めする。ダイカストが終わり、製品が排出されると、鋳造サイクル毎に、スプレ−ア−ムが旋回し、固定ダイプレ−トと移動ダイプレ−トにそれぞれ固定した金型に対して、離型剤をスプレ−する。金型交換時には、移動台が金型収納位置に位置決めし、ダイカスト側の金型を離脱して、搬送ロ−ラに移送し、移動台に収納する。その後、移動台を待機金型の交換位置に位置決めし、金型交換する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の1実施例について図面を基に説明する。
【0011】図1はスプレ−装置を備えた金型交換装置の平面図を示し、図2は同じく側面図を示す。
【0012】1はダイカストマシンで、2は金型交換装置を示す。ダイカストマシン1は、固定ダイプレ−ト3と移動ダイプレ−ト4にそれぞれ一対の金型5を装着している。
【0013】金型交換装置2は金型交換用の待機金型14を搭載した移動台6上に、金型5に離型剤をスプレ−するスプレ−装置7を搭載している。ダイカストマシン1の金型装着位置と金型交換装置2の金型交換位置の間には、中間コンベア12が配設されている。
【0014】この金型交換装置2は特開昭56−36370(出願人:東芝機械)に詳細に記載されているように、移動台6は床上の軌道11に沿って車輪6aを介して移動するように構成され、図示省略された駆動部により駆動される。
【0015】移動台6には、平行に2系統の金型載置用のロ−ラ6bが配設され、それぞれのロ−ラ6bに金型5および待機金型14を載置可能としている。移動台6は金型交換位置で位置決めされ、ダイカストマシン1の固定ダイプレ−ト3と移動ダイプレ−ト4から金型5を離脱した後、金型5の移動を行い、移動台6の収納ロ−ラ6bに搭載される。その後、待機金型14を金型交換位置に割出して、ダイカストマシン1の固定ダイプレ−ト3と移動ダイプレ−ト4にそれぞれ金型5を装着して金型の交換が完了するように構成されている。金型交換装置2は金型5にスプレ−するために、このスプレ−装置7をスプレ−位置に位置決め制御される。金型交換装置2の移動台7の駆動は図示省略したサ−ボモ−タでボ−ルネジを駆動することによりおこなわれ、位置決め制御はサ−ボモ−タを数値制御することにより達成される。
【0016】スプレ−装置7は従来型のもので、スプレ−台8と、スプレ−台8上に旋回自在に搭載された旋回台9と、旋回台9に固定されたスプレ−ア−ム10およびスプレ−ヘッド13から構成される。
【0017】本実施例のスプレ−装置の作用について説明する。
【0018】金型交換装置2により、離型剤をスプレ−するスプレ−装置7を搭載した移動台6は、ダイカストマシン1に沿って移動してスプレ−位置で位置決めする。ダイカストが終わり、製品が排出されると、鋳造サイクル毎に、スプレ−ア−ム7aが旋回し、固定ダイプレ−ト3と移動ダイプレ−ト4にそれぞれ固定した金型5に対して、離型剤をスプレ−する。
【0019】金型交換時には、移動台7が金型収納位置に位置決めし、ダイカストマシン1側の金型5を離脱して、中間コンベア12に移送し、移動台6に収納する。その後、移動台6を待機金型14の交換位置に位置決めし、金型交換する。
【0020】以上述べたように、本実施例のように金型交換装置の移動台の上に、スプレ−装置を搭載したので、金型交換装置とダイカストマシンの接近性がよくなり、スプレ−装置を備えた金型交換装置を含む装置全体の床面積を最小限とすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明のスプレ−装置を備えた金型交換装置によれば、金型交換装置の移動台の上に、スプレ−装置を搭載したので、金型交換装置とダイカストマシンの接近性がよくなり、スプレ−装置を含む装置全体の床面積を最小限とすることができる。
 

 
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