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発明の名称 穴形状測定装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−1483
公開日 平成8年(1996)1月9日
出願番号 特願平6−140412
出願日 平成6年(1994)6月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外3名)
発明者 野田 豊 / 熊本 聰
要約 目的
穴加工装置に対して簡単な構成を追加するだけで、穴形状測定のためだけの被加工物の取り付け段取り作業を要することなく、高精度に穴の形状を測定し、複数穴加工において、特に真直度の悪いものについては加工途中で処理判断を可能にし、後工程の無駄を軽減することができる穴形状測定装置を提供することにある。

構成
穴加工工具3を軸線方向に往復動可能に有する穴加工装置の加工ヘッド1に、穴加工工具3の軸線位置に対してワークテーブル5あるいは加工ヘッド1の軸移動方向に所定量変位した位置に、穴加工工具3とは個別に穴加工軸線方向へ往復動可能に装着された測定バー13を設け、測定バー13に穴形状測定用センサ31を取り付ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 穴加工工具を軸線方向に往復動可能に有する穴加工装置の加工ヘッドの、前記穴加工工具の軸線位置に対してワークテーブルあるいは前記加工ヘッドの軸移動方向に所定量変位した位置に、前記穴加工工具とは個別に穴加工軸線方向へ往復動可能に装着された測定バーを有し、前記測定バーに穴形状測定用センサが装着されていることを特徴とする穴形状測定装置。
【請求項2】 前記測定バーは前記ヘッド部に設けられた複数個の穴加工工具の各々に対応して複数個設けられていることを特徴とする請求項1記載の穴形状測定装置。
【請求項3】 前記測定バーは自身の中心軸線周りに回転可能に設けられ、前記穴形状測定用センサは変位量センサにより構成され、前記測定バーの各回転位置にて前記変位量センサにより計測される変位量により穴の形状を測定することを特徴とする請求項1または2記載の穴形状測定装置。
【請求項4】 前記穴形状測定用センサは変位量センサにより構成されて前記測定バーの中心軸線周りに複数個装着され、その複数個の変位量センサの各々により計測される変位量に基づいて穴の形状を測定することを特徴とする請求項1または2記載の穴形状測定装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穴形状測定装置に関し、特にガンドリルマシンなどの穴加工装置により加工された穴の真直度などを測定する穴形状測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガンドリルマシンなどの穴加工装置により加工された穴の真直度などの測定は、穴加工完了後、被加工物を穴加工装置より取り外して別の形状測定装置によりアウトプロセス方式にて行われている。
【0003】また従来、一つの被加工物に複数個の穴加工を行う場合には、加工された穴の出口付近の開口部において各穴の離間距離をスケールを使用して測定し、次の処理を行うか否かを決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アウトプロセス方式による穴形状測定は、被加工物を形状測定装置に取り付ける段取り作業が必要であり、また被加工物の形状測定装置に対する取り付け精度が形状測定精度に影響し、高精度の形状測定を行うことが難しい。
【0005】また一つの被加工物に複数個の穴加工を行う場合において、一つの穴加工が完了する毎に作業者がスケールを使用して穴間距離を測定することは、実際上、不可能であり、現状は一つの被加工物におけるすべての穴加工が完了した後に、特に真直度の悪い穴については、その近傍の穴をどのように処理するかの判断を行っている。
【0006】本発明は、上述の如き問題点に着目してなされたものであり、穴加工装置に対して簡単な構成を追加するだけで、穴形状測定のためだけの被加工物の取り付け段取り作業を要することなく、高精度に穴の形状を測定し、複数穴加工において、特に真直度の悪いものについては加工途中で処理判断を可能にし、後工程の無駄を軽減することができる穴形状測定装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成するため、本発明による穴形状測定装置は、穴加工工具を軸線方向に往復動可能に有する穴加工装置の加工ヘッドの、前記穴加工工具の軸線位置に対してワークテーブルあるいは前記加工ヘッドの軸移動方向に所定量変位した位置に、前記穴加工工具とは個別に穴加工軸線方向へ往復動可能に装着された測定バーを有し、前記測定バーに穴形状測定用センサが装着されていることを特徴としている。
【0008】本発明による穴形状測定装置においては、穴加工装置が同時多軸穴加工機の場合、前記測定バーは前記ヘッド部に設けられた複数個の穴加工工具の各々に対応して複数個設けられていてよい。
【0009】また本発明による穴形状測定装置においては、前記測定バーは自身の中心軸線周りに回転可能に設けられ、前記穴形状測定用センサは変位量センサにより構成され、前記測定バーの各回転位置にて前記変位量センサにより計測される変位量により穴の形状を測定すること、あるいは前記穴形状測定用センサは変位量センサにより構成されて前記測定バーの中心軸線周りに複数個装着され、その複数個の変位量センサの各々により計測される変位量に基づいて穴の形状を測定することを詳細な特徴としている。
【0010】
【作用】上述の如き構成によれば、ワークテーブルに取り付けられた被加工物に対する穴加工工具による穴加工完了後に、被加工物をワークテーブルに取り付けた状態のまま、ワークテーブルあるいは加工ヘッドを軸移動させることにより、被加工物の掴み変えを要することなく、測定バーを穴の形状測定位置に位置させることができ、この穴形状測定位置にて測定バーが穴加工軸線方向へ前進移動することにより測定バーが穴内に進入し、測定バーに装着された穴形状測定用センサにより穴形状の測定が行われる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明による穴形状測定装置が組み込まれた穴加工装置の一実施例を示している。穴加工装置は加工ヘッド1に長尺のガンドリル3が軸線方向、この場合、X軸方向に往復動可能に且つ回転可能に設けられている。ガンドリル3は、図示されていない送りねじなどによる周知の直動機構により軸線方向に往復駆動され、またモータなどの回転駆動機構により回転駆動され、ワークテーブル5上に取り付けられた被加工物Wに深穴hを穿孔する。
【0013】ワークテーブル5はベース7上にY軸方向に移動可能に設けられており、このワークテーブル5のY軸移動は例えば数値制御装置により定量的に行われ、このワークテーブル5のY軸移動により被加工物Wの穴加工位置および穴形状測定位置の位置決めが行われる。
【0014】加工ヘッド1には穴形状測定装置のフレーム9が配置位置調整シム11を介して固定装着されている。フレーム9には測定バー13がX軸方向に往復動可能に且つ自身の中心軸線周りに回転可能に設けられている。
【0015】測定バー13は、ガンドリル3の軸線位置に対してワークテーブル7のY軸移動方向に予め定義された所定量Lだけ変位した位置に配置されており、先端部に計測ヘッド15が取り付けられている。
【0016】測定バー13は後端にてモータ17と駆動連結され、モータ17は測定バー13を回転駆動する。モータ17にはロータリエンコーダ19が接続されており、ロータリエンコーダ19は測定バー13の回転角を計測する。
【0017】ロータリエンコーダ19は回転基準位置において原点パルス信号を出力するものであり、測定バー13の回転角は、原点パルス信号出力時を零点とし、これよりロータリエンコーダ19が出力するパルス信号のパルス数をカウントすることにより計測される。
【0018】モータ17はX軸移動体21に搭載され、X軸移動体21は、フレーム9に回転可能に取り付けられたX軸送りねじ23とナット25によって螺合し、X軸送りねじ23の回転によりX軸方向に往復移動する。X軸送りねじ23は、フレーム9に取り付けられたサーボモータ27と駆動連結され、サーボモータ27により回転駆動される。
【0019】図2、図3に示されているように、計測ヘッド15は測定バー13の先端面に形成されたガイド部13aに案内されて径方向に配置位置変更可能にボルト29によって固定装着されており、この計測ヘッド15には渦電流式などによる非接触式の変位量センサ31が取り付けられている。
【0020】また計測ヘッド15の中心部には計測ヘッド15の先端面に開口した切屑除去用のエアーブロー孔33が設けられている。
【0021】ガンドリル3により加工された被加工物Wの深穴hの穴形状測定に際しては、ワークテーブル7をY軸移動方向に所定量Lだけ変位させ、被加工物Wを測定バー13による穴形状測定位置に位置させる。これにより測定バー13は被加工物Wの深穴hと対応する位置に位置することになる。
【0022】次にサーボモータ27を所定量駆動して送りねじ23により測定バー13をX軸移動体21と共に所定量前進移動させる。これにより計測ヘッド15は、深穴h内に位置し、所定の計測位置に位置する。
【0023】次にモータ17を駆動して測定バー13を自身の中心軸線周りに回転させる。これにより計測ヘッド15は測定バー13の中心軸線周りに回転し、深穴hの内周面との間隙寸法δに応じた信号を出力する。
【0024】計測ヘッド15の出力信号はロータリエンコーダ19により計測される測定バー13の所定回転角毎にサンプリングされ、間隙寸法δの最大値が位置情報(測定バー13の回転角情報)と共に検出される。
【0025】測定バー13が所要角度回転すると、モータ17が停止し、サーボモータ27の逆転駆動により測定バー13を元の位置まで後退させて計測ヘッド15を深穴hより抜き出し、深穴hの形状測定を終了する。
【0026】なお、この後退移動時にロータリエンコーダ19が原点パルス信号を出力するまで測定バー13をモータ17により逆回転させ、測定バー13を回転基準位置に復帰させてもよいし、あるいは測定バー13を形状測定終了時の回転位置に位置させたままにし、次の深穴hの形状測定、即ち偶数回の計測時にその回転位置より測定バー13を逆回転させて計測ヘッド15により間隙寸法δを計測してもよい。測定バー13の逆回転下にて間隙寸法δを計測する場合には、ロータリエンコーダ19の出力パルス信号のパルス数をカウントするカウンタに予め補数を設定し、そのカウント値を減算すればよい。
【0027】次に、図4を参照して上述の如き構成よりなる穴形状測定装置における穴形状測定のための信号処理要領の一例を説明する。
【0028】計測バー13が回転し、ロータリエンコーダ19が原点パルス信号(OG)を出力すると、制御装置51がこれを信号処理部53より入力し、これをトリガ信号として信号処理部53へリセット信号を出力する。
【0029】信号処理部53はリセット信号の入力によりカウンタ55、レジスタ57、ホルードアンプ59を各々クリアする。
【0030】計測バー13の回転に伴いロータリエンコーダ19が出力するシリアルパルス信号はタイミング回路61に入力され、タイミング回路61はクロック信号発生器63のクロック信号に同期してカウント 比較信号をカウンタ55とアンドゲート65へ出力する。この信号によりカウンタ55はカウント値をカウントアップする。
【0031】このカウントタイミングをもってアンドゲート65は偏差検出用コンパレータ67の論理出力レベルを確認する。偏差検出用コンパレータ67の論理出力レベルが”1”であれば、アンドゲート65の論理出力レベルは、”1”となり、タイミング回路61がこの信号を入力することによりサンプリング信号をアナログスイッチ69とホールドアンプ59とに出力する。
【0032】ここで、偏差検出用コンパレータ67の論理出力レベルが”1”であると云うことは、偏差検出用コンパレータ67によるn時計測信号Sn(変位量センサ31がn時に出力する計測信号)とn−χ時計測信号Sn−χ(変位量センサ31がn−χ時に出力した計測信号)との比較において、Sn>Sn−χである場合、すなわち測定開始時よりn時計測信号Snの出力時までの間で、n時計測信号Snが最大値を示す場合である。
【0033】アナログスイッチ69はサンプリング信号の入力によりオン状態になり、計測信号アンプ71により増幅された変位量センサ31よりの計測信号S(なお、ここでは、S=Sn)がホールドアンプ59に入力される。これと同時にホールドアンプ59のサンプリング端子にサンプリング信号が入力されることにより、ホールドアンプ59は計測信号Sが測定開始時より最大値になった時点での計測信号Sをホールドする。この計測信号Sは、以降、n−χ時計測信号Sn−χとして偏差検出用コンパレータ67に与えられる。
【0034】またこれと同時にレジスタ57のロード端子がトリガされることにより、計測バー13の回転角をストアしているカウンタ55のデータ、即ち計測信号Sが測定開始時より最大値になった時点での計測バー13の回転角がレジスタ57に記憶される。
【0035】以上の信号処理が計測バー13の一回転の間で出力されるロータリエンコーダ19の所定パルス数毎に実行されることにより、最終的にはホールドアンプ59は、上述の間隙寸法δを示す計測信号Sの最大値が記憶され、レジスタ57には計測信号Sが最大値である時の計測バー13の回転角が記憶される。
【0036】ホールドアンプ59が記憶している計測信号S(なお、ここでは、S=Sn−χ)は、最大偏差アナログ情報として制御装置51へ出力されると共に、係数器73、A/D変換器75によりディジタル信号に変換され、最大偏差ディジタル情報として制御装置51へ出力される。またレジスタ57が記憶している計測バー13の回転角が最大偏位置情報として制御装置51へ出力される。
【0037】またホールドアンプ59が記憶している計測信号Sは許容値コンパレータ77に入力され、許容値コンパレータ77は、許容値設定器79に設定された許容値と計測信号Sとを比較し、計測信号S、換言すれば間隙寸法δが許容値より大きい場合に、論理出力レベルを”1”とし、制御装置51へアラーム出力する。
【0038】また計測信号アンプ71により増幅された変位量センサ31よりの計測信号Sはさらにアンプ81により増幅されて制御装置51へモニタ出力される。
【0039】図5は本発明による穴形状測定装置を組み込まれた穴加工装置の他の実施例を示している。尚、図5に於いて、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符号により示されている。この実施例においては、加工ヘッド1に2個のガンドリル3a、3bが設けられ、このガンドリル3a、3bによって同時2軸穴加工が行われる。これによりワークテーブル5上に取り付けられた被加工物Wに深穴haとhbとが同時加工される。
【0040】穴形状測定装置のフレーム9には二つの測定バー13aと13bとがX軸方向に往復動可能に且つ自身の中心軸線周りに回転可能に設けられている。
【0041】測定バー13aと13bとはガンドリル3aと3bとの軸間距離と同じ軸間距離をおいて互いに平行に設けられており、測定バー13aはガンドリル3aの軸線位置に対してワークテーブル7のY軸移動方向に予め定義された所定量Laだけ変位した位置に、測定バー13bはガンドリル3bの軸線位置に対してワークテーブル7のY軸移動方向に予め定義された所定量Lbだけ変位した位置に各々配置されている。この測定バー13aの変位量Laと測定バー13bの変位量Lbとは互いに等しい。
【0042】測定バー13a、13bの各々の先端部には変位量センサ31a、31bを有する計測ヘッド15a、15bが取り付けられている。
【0043】測定バー13aと13bは、共にX軸移動体21に連結され、サーボモータ27により回転駆動されるX軸送りねじ23によりX軸方向に共に進退移動する。
【0044】測定バー13bの後端にモータ17が駆動連結されており、モータ17はタイミングベルト式伝動機構35により測定バー13aと駆動連結され、測定バー13aと測定バー13bとを同期回転駆動する。この場合、ロータリエンコーダ19は測定バー13aと測定バー13bの回転角を計測する。
【0045】ガンドリル3a、3bにより加工された被加工物Wの深穴ha、hbの穴形状測定に際しては、ワークテーブル7をY軸移動方向に所定量La(La=Lb)だけ変位させ、被加工物Wを測定バー13a、13bによる穴形状測定位置に位置させる。これにより測定バー13a、13bは各々被加工物Wの深穴ha、hbと対応する位置に位置することになる。
【0046】次にサーボモータ27を所定量駆動して送りねじ23により測定バー13aと13bをX軸移動体21と共に所定量前進移動させる。これにより計測ヘッド15a、15bは、各々深穴ha、hb内の所定の計測位置に位置する。
【0047】次に、モータ17を駆動して測定バー13a、13bを各々自身の中心軸線周りに回転させることにより、上述の実施例と同様の要領にて深穴haとhbの形状測定が同時に行われる。
【0048】この実施例では、ガンドリルを2軸としたが、この穴加工工具の軸数は2以上の複数個であってもよく、測定バーはその穴加工工具の軸数と同数だけその穴加工工具の相対位置関係と同じ相対位置関係をもって配置されればよい。
【0049】図6は本発明による穴形状測定装置にて使用される計測ヘッド15の他の実施例を示している。この実施例においては、計測ヘッド15の中心軸線周りに複数個、図示例では4個の変位量センサ31が互いに等間隔に設けられており、この4個の変位量センサ31が各々深穴hの内周面との間隙量を計測する。
【0050】この場合には測定バーと共に計測ヘッド15を回転させる必要はなく、各変位量センサ31の計測値より最大変位量が検出される。
【0051】なお、本発明による穴形状測定装置にて使用される変位量センサ31は渦電流式の変位量センサに限定されることはなく、これは光学式、電磁誘導式、光学式などのその他のアナログセンサ、ディジタルセンサであってもよい。
【0052】また本発明による穴形状測定装置に於ける信号処理は、図4に示されているようなハードウェア構成によるもの以外に、マイクロコンピュータによるソフトウェア処理により行うことも可能である。
【0053】また本発明による穴形状測定装置は、加工ヘッド1が固定で、ワークテーブル5が軸移動する穴加工装置以外に、加工ヘッド1が例えばY軸方向へ軸移動する形式の穴加工装置にも適用され、この場合には、穴形状測定に際して加工ヘッド1がY軸方向へ軸移動すればよい。
【0054】以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明による穴形状測定装置によれば、ワークテーブルに取り付けられた被加工物に対する穴加工工具による穴加工完了後に、被加工物をワークテーブルに取り付けた状態のまま、ワークテーブルあるいは加工ヘッドを軸移動させることにより、被加工物の掴み変えを要することなく、換言すれば穴形状測定のためだけの被加工物の取り付け段取り作業を要することなく、測定バーが穴の形状測定位置に位置し、この穴形状測定位置にて測定バーが穴加工軸線方向へ前進移動することによって測定バーが穴内に進入し、測定バーに装着された変位量センサなどによる穴形状測定用センサにより穴形状の測定が行われるから、この穴形状測定が被加工物の取付位置誤差を含むことなく高精度に、しかも能率よく行われる。
【0056】また複数穴加工において、一つの穴の加工が完了する度に測定バーを穴内に進入させて穴形状測定が行われることにより、加工途中で特に真直度の悪いものについての処理判断が可能になり、後工程の無駄を軽減することができる。
 

 
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