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発明の名称 景品払出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−117423
公開日 平成8年(1996)5月14日
出願番号 特願平6−258325
出願日 平成6年(1994)10月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】深見 久郎 (外2名)
発明者 鵜川 詔八
要約 目的
払出した景品に対する背番号管理を行なう景品背番号管理システムに利用できる景品払出装置を提供する。

構成
景品玉あるいは景品メダルからなる遊技結果価値情報が入力され、その入力された遊技結果価値の範囲内で特殊景品を払出し(SA12)、その払出した特殊景品に付されている景品識別情報としての店コード,日付コード,額面データ,景品NO.データを第1管理装置に出力する(SA16)。
特許請求の範囲
【請求項1】 遊技機による遊技の結果として遊技者に付与された遊技結果価値を使用して景品交換する場合に用いられる景品払出装置であって、前記遊技者に払出された遊技結果価値情報を入力可能な遊技結果価値情報入力手段と、該遊技結果価値情報入力手段で入力された遊技結果価値の範囲内で払出可能な景品の数量を算出する払出景品数量算出手段と、該払出景品数量算出手段で算出された数量の景品を払出し可能な景品払出手段と、該景品払出手段により払出された景品に付され当該景品を他の景品と識別するための景品識別情報を外部出力する景品識別情報出力手段とを含むことを特徴とする、景品払出装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、パチンコ遊技場において交換される特殊景品を払出す景品払出装置に関し、詳しくは、遊技機による遊技の結果として遊技者に付与された遊技結果価値を使用して景品交換する場合に用いられる景品払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技場においては、遊技機による遊技の結果として遊技者に払出された景品玉や景品コイン等の遊技結果価値を遊技場に設置されている計数装置に投入してその遊技結果価値情報を入力し、その入力された遊技結果価値情報の範囲内で景品交換を行なって所定個数の景品が遊技者に払出されていた。そして遊技者は、その景品をたとえば景品買取所に持参し、その景品を換金していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、前記景品が換金可能なものであることに鑑み、前記景品の偽物が偽造されて、その偽景品が景品買取所に持込まれて換金されるという不正行為が発生する恐れがあった。
【0004】そこで、前記遊技場に設置された景品払出装置から正規に払出された景品に景品識別情報を付して、その景品識別情報と同じ識別情報を前記景品払出装置から出力して景品買取所に伝送してその景品買取所でその出力されてきた景品識別情報を登録しておくようにし、前記景品払出装置から払出された景品がその景品買取所に持参された場合に、その持参された景品に付されている景品識別情報を読取り、その読取った景品識別情報が前記予め登録されている景品識別情報と一致するか否か判別するようにし、一致する場合にのみその景品を適正な景品と判断して換金を許すという景品背番号管理システムを導入することが考えられる。この景品背番号管理システムを導入すれば、景品買取所において予め登録されている景品識別情報以外の景品がその景品買取所に持込まれた場合には、その景品は偽物の景品であると推定し、偽物景品による換金行為を極力防止することができる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑み考出されたもので、その目的は、払出した景品の背番号管理を行なうという景品背番号管理システムに利用できる景品払出装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技機による遊技の結果として遊技者に付与された遊技結果価値を使用して景品交換する場合に用いられる景品払出装置であって、前記遊技者に払出された遊技結果価値情報を入力可能な遊技結果価値情報入力手段と、該遊技結果価値情報入力手段で入力された遊技結果価値の範囲内で払出可能な景品の数量を算出する払出景品数量算出手段と、該払出景品数量算出手段で算出された数量の景品を払出し可能な景品払出手段と、該景品払出手段により払出された景品に付され当該景品を他の景品と識別するための景品識別情報を外部出力する景品識別情報出力手段とを含むことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、遊技結果価値情報入力手段の働きにより、遊技機による遊技の結果として遊技者に付与された遊技結果価値情報が入力される。その入力された遊技結果価値の範囲内で払出可能な景品の数量が払出景品数量算出手段の働きにより算出される。そしてその払出景品数量算出手段で算出された数量の景品が払出し可能となる。その払出された景品に付され当該景品を他の景品と識別するための景品識別情報が、景品識別情報出力手段により外部出力される。
【0008】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1は、景品を背番号管理する景品背番号管理システムを示す概略ブロック図である。この景品背番号管理システムは、複数の遊技場1A,1Bと、特殊景品を買取る特殊景品買取所7と、買取られた特殊景品を集荷する特殊景品集荷場10とを含んでいる。
【0010】複数の遊技場1A,1Bには、それぞれ、カード販売機2とカード処理機3と遊技機の一例のパチンコ遊技機4と景品払出装置5と玉計数装置6とが設置されている。遊技機の例としては、他に、コイン遊技機やスロットマシン等でもよい。遊技者は、まず代金をカード販売機2に投入し、その投入代金の範囲内の有価価値を特定可能な情報が記録された玉貸カードを購入する。次に遊技者は複数の遊技機の中から遊技を行ないたいパチンコ遊技機4を見つけだし、そのパチンコ遊技機4に対応するカード処理機3に前記玉貸カードを挿入する。そして挿入された玉貸カードの記録情報により特定される有価価値を使用して遊技媒体の一例の遊技玉が払出され、その払出された遊技玉を遊技領域に打込んでパチンコ遊技機4により遊技を行なう。そして、パチンコ遊技機4の遊技領域に打込まれた打玉が入賞すれば、景品玉が払出される。遊技者が玉貸カードの返却操作を行なえば、遊技に使用された有価価値が減額された後の新たな有価価値に更新された玉貸カードがカード処理機3から遊技者に払出される。そして、遊技を終了する場合にはパチンコ遊技機4から払出された遊技玉,景品玉からなる遊技結果価値を景品払出装置5に投入する。そしてその投入された遊技結果価値の範囲内で特殊景品が景品払出装置5から遊技者に払出される。
【0011】景品払出装置5は、特殊景品を払出す際に、その特殊景品に後述する景品識別情報の一例の第2景品コード157(図5を参照)を付する。この第2景品コードは、当該景品を払出した遊技場を特定するための遊技店コード,当該特殊景品を払出した日付を特定する日付コード,特殊景品の金額を特定する額面データ,当該特殊景品を他の特殊景品と識別するための景品番号とを含む。そして、景品番号に関しては、まず景品払出装置5が特殊景品買取所7に設置されている第1管理装置9に景品番号要求信号を出力し、第1管理装置9は、それを受けて、要求個数分の未登録の景品番号を割出して、景品払出装置5に返信する。景品払出装置5は、その返信されてきた景品番号を含む第2景品コードを特殊景品に付して払出すとともに、その付した第2景品コードを第1管理装置9に送信する。第1管理装置9では、その送信されてきた第2景品コードで特定される遊技店コードや景品番号等を登録しておく。
【0012】遊技者が払出された遊技玉,景品玉を使用して一般景品と景品交換したい場合には、玉計数装置6にその遊技玉,景品玉を投入して遊技結果価値情報を入力する。すると、その玉計数装置6に投入された玉数データを特定可能な情報が記録された玉数カードが遊技者に排出され、その玉数カードを遊技者が景品交換所に持参して一般景品と交換する。
【0013】前記景品払出装置5から払出された特殊景品を遊技者が換金したい場合には、その払出された特殊景品を特殊景品買取所7に持参し、その特殊景品買取所7の係員に手渡す。すると、その係員がその特殊景品を景品買上装置8に投入する。景品買上装置8は、その投入された特殊景品に記録されている第2景品コードを読取り、その第2景品コードを特殊景品背番号管理用の第1管理装置9に出力する。第1管理装置9では、その出力されてきた第2景品コードで特定される景品番号および遊技店コード等のデータが前記景品払出装置5から伝送されてきた予め登録されている景品番号および遊技店コード等のデータと一致するか否か判別する。一致する場合には適正である旨の信号を景品買上装置8に出力し、景品買上装置8から、投入された特殊景品のうち適正な特殊景品に相当する金額分の現金が払出される。係員は、その払出された現金を遊技者に手渡す。景品買上装置8は、適正と判断された特殊景品の登録抹消要求信号とともに、その適正な特殊景品に記録されている第2景品コードを第1管理装置9に出力し、第1管理装置9では、その送信されてきたデータを特殊景品集荷場10に設置されている入出荷管理用の第2管理装置14に出力する。なお、後述する第1景品コードの納入先コードと第2景品コードの店コードとは同一の遊技場を特定するコードであるため、ここでは、第1景品コードまで第2管理装置14に送信する必要はない。
【0014】特殊景品集荷場10は、複数の特殊景品買取所7から買取られた特殊景品を集荷する場所である。そして、図示するように、特殊景品買取所7に設置されている景品買上装置8にストックされている特殊景品を集荷し、その集荷した特殊景品(包装されている)15Aを景品処理装置11に投入する。景品処理装置11には、景品コード除去装置12と景品コード付与装置13とが設けられており、まず投入された特殊景品15Aは、景品コード除去装置12でその包装が除去されることにより、包装に書込まれていた景品コードが除去される。その際に、特殊景品15Aに付されていた第1景品コードが読取られて第2管理装置14に出力される。第1景品コードは、後述するように、当該特殊景品を納入する遊技店あるいは遊技店への納入業者を特定するための納入先コード,当該特殊景品の額面を特定する額面データが含まれており、第2管理装置14では、その出力されてきた第1景品コードに基づいて、後述するように、納入先コード別,額面データ別の集荷データを更新する。
【0015】景品コード除去装置12により包装が除去された特殊景品15Bが景品コード付与装置13に投入されれば、その景品コード付与装置13は、新たな第1景品コードが書込まれた包装が付された特殊景品15Cを排出する。そしてその排出された特殊景品15Cが遊技場へ納入される。景品コード付与装置13は、新たな景品コードを付与した特殊景品を排出した際に、その特殊景品に付された第1景品コードを納入データ更新要求信号,納入数データ,日付データとともに第2管理装置14に出力する。第2管理装置14では、後述するように、その送信されてきたデータをもとに納入先コード別,額面データ別の納入データを更新する。
【0016】図2は、景品払出装置5の構成を説明するための構成図である。景品払出装置5は、CPU,RAM,ROM等を含む制御部49が内蔵されており、この制御部49により以下に述べるような各種機器が制御される。景品払出装置5には、玉計数装置16が設けられており、この玉計数装置16に投入された遊技玉,景品玉が計数されてその投入数からなる遊技結果価値情報が制御部49に入力される。一方、景品払出装置5には、メダル計数装置19が設けられており、このメダル計数装置19に投入されたメダルが計数されてその計数情報である遊技結果価値情報が制御部49に入力される。玉計数装置16により計数されて制御部49に入力された玉数は、計数玉数表示器26により表示される。一方、メダル計数装置19により計数されて制御部49に入力されたメダル数は、計数メダル数表示器27により表示される。景品払出装置5には、CRTあるいは液晶の表示装置等からなるモニタ画面24が設けられており、この景品払出装置5の操作手順やエラーが発生した場合のエラー原因等が表示される。また図中25は計数中表示器であり、玉計数装置16あるいはメダル計数装置19により投入玉あるいは投入メダルが計数されている最中にこの計数中表示器25が点灯して計数中である旨が表示される。そして、すべての玉あるいはメダルを遊技者が投入し終わってそれが計数されてその計数値が計数玉数表示器26あるいは計数メダル数表示器27により表示されたのを遊技者が確認し、確認ボタン36を押圧操作すれば、その投入された玉あるいはメダルの合計金額が金額表示器28により表示されるとともに、半端玉あるいは半端メダルがある場合にはその余り数が余り数表示器29により表示される。そして、半端玉は半端玉返却装置17の働きにより返却口18から遊技者に排出され、半端メダルは半端メダル返却装置20の働きにより返却口21から遊技者に排出される。なお、この場合、半端分についてレシート等を発行するようにし、玉やメダルを返却しないようにしてもよい。
【0017】一方、景品払出装置5から払出される特殊景品はその額面が2000円,1000円,200円の3種類用意されており、金額表示器28により表示されている金額の範囲内でそれぞれの額面の特殊景品が何個払出されるかが払出個数表示器30,31,32により表示される。そして、特殊景品ストック部37,38,39に、それぞれ2000円,1000円,200円の額面の特殊景品がストックされており、それぞれのストック部37,38,39の下方に設けられている払出装置43,44,45の働きにより、払出個数表示器31,32,33により表示された個数分の特殊景品が払出口46,47,48から遊技者に払出される。なお、図中40,41,42は、ストック部37,38,39にストックされている特殊景品が不足したことを検出する不足検出スイッチであり、この不足検出スイッチが不足状態を検出すればそれぞれに対応して設けられている不足表示器33,34,35が点灯または点滅表示される。図中22は作動中表示器であり、景品払出装置5が作動中である旨を表示するものであり、23は中止表示器であり、景品払出装置5が作動中止中である旨を表示するものである。
【0018】図3は、景品買上装置8の構成を示す構成図である。景品買上装置8は、景品計数装置50と金銭自動支払装置85とから構成されている。景品計数装置50は、換金するために投入された特殊景品を計数するためのものであり、以下の種々の機器を制御するための制御部84が設けられている。この制御部84は、CPU,RAM,ROM等を含む。景品計数装置50には、作動中表示器51と中止中表示器52とが設けられており、作動中表示器51が作動中である旨を表示していることを確認したうえで、投入口62,63,64に特殊景品を投入する。この投入口62,63,64は、2000円,1000円,200円の各特殊景品の種類(額面)に応じてそれぞれ2000円用の投入口62と1000円用の投入口63と200円用の投入口64とが設けられている。そしてそれぞれの投入口62,63、64から投入された特殊景品は、それぞれに設けられた特殊景品読取装置65,66,67により第1,第2景品コードが読取られる。そして特殊景品読取装置65,66,67は、その読取った景品コードに基づいてその景品コード上でのセキュリティチェックを行ない、適正な特殊景品であるか否かの判別を行なう。そして、不適正な特殊景品であると判別された場合には、その不適正特殊景品が経路71を通って返却口83に返却される。そして、適正な特殊景品と判別されたものが特殊景品一時貯留部68,69,70に一時貯留される。そして、投入口62,63,64に投入された特殊景品のうち景品コード上適正であると判断された特殊景品の個数が個数表示器56,57,58により表示される。そして、それぞれの個数分の支払金額データおよび支払準備信号が金銭自動支払装置85に送信され、金銭自動支払装置85では、その支払金額データに従った額の金銭を払出す動作を開始する。
【0019】一方、景品計数装置50では、一応適正と判断された特殊景品に付されている第2景品コードに含まれる景品番号等のデータを第1管理装置9(図1参照)に出力する処理を行なう。そして、第1管理装置9で、その出力されてきた景品番号等のデータが予め登録されているものであるか否かの判断を行ない、登録されている場合には適正と判断し登録されていない場合には不適正と判断し、その判断結果の信号を景品計数装置50に返信する。景品計数装置50では、不適正である旨の信号が返信されてきた場合には、前記一時貯留部68,69,70に一時貯留されている特殊景品で不適正であると判断された不適正特殊景品を仕分装置72,73,74により仕分してその不適正特殊景品を経路81から返却口83に返却する。一方、適正と判断された特殊景品は、特殊景品ストック部75,76,77にストックされる。そして、最終的に適正と判断された特殊景品に対する支払金額データが支払指令信号とともに金銭自動支払装置85に伝送される。この特殊景品ストック部75,76,77がストックされた景品で満杯となれば満杯検出器78,79,80がその旨を検出して、満杯となった特殊景品ストック部75,76,77に対応する満杯表示器59,60,61が点灯または点滅表示される。
【0020】景品計数装置50には、金額表示器54が設けられており、投入口62,63,64に投入されて景品コード上一応適正と判断された特殊景品の合計金額がこの金額表示器54により表示される。そして、第1管理装置9により登録されている特殊景品であるか否か判別されて、登録されていない不適正な特殊景品が発見された場合には、その不適正景品を除いた残りの合計金額が表示されるようにこの表示器54の表示金額が切換えられる。また、景品計数装置50は、CRTあるいは液晶表示装置等からなるモニタ画面53が設けられており、このモニタ画面により操作手順やエラー発生時におけるエラー原因等が表示される。
【0021】金銭自動支払装置85は、以下の種々の機器を制御するための制御部120が設けられている。この制御部120は、CPU,ROM,RAM等を含んでいる。金銭自動支払装置85では、景品コード上のセキュリティに基づいて適正な景品コードと判断した景品計数装置50が送信してきた前記一応適正と判断された景品に対する支払金額データ(支払準備信号を含む)に基づいて、その個数分の特殊景品の合計金額を支払準備金額として支払準備金額表示器86に表示する。そして、その支払準備金額に基づいて10000円,5000円,1000円,100円の貨幣の払出枚数を払出枚数表示器88〜91により表示する。次に、払出準備金額に基づいた払出枚数分の紙幣,硬貨をそれぞれ貨幣収納部96〜99から取出して貨幣計数器104〜107により計数する。そして計数した状態で、景品計数装置50からの最終的な支払指令信号が送信されてくるのを待つ。前述したように、景品計数装置50では、投入された特殊景品に付されている第2景品コードが第1管理装置9に登録されているか否かの第1管理装置9による判断結果が返信されてきた場合に、その判断結果に基づいて不適正と判断された特殊景品は返却し、適正と判断された特殊景品のみについての支払金額データ等を金銭自動払出装置85に送信してそれに基づいた最終的な支払指令信号を出力するのである。金銭自動支払装置85では、その最終的な信号に基づいて、最終的な支払金額を支払金額表示器87により表示する。通常は、支払準備金額表示器86に表示されている支払準備金額と、支払金額表示器87に表示されている最終的な支払金額とは一致するが、第1管理装置9に登録されていない不適正な特殊景品が景品計数装置50に投入されれば、その不適正な特殊景品の金額分だけ支払金額表示器87により表示される金額が少なくなる。
【0022】そして、支払準備金額表示器86に表示されている支払準備金額と支払金額表示器87に表示されている支払金額とが一致する場合すなわち景品計数装置50に投入された特殊景品の中に未登録の特殊景品が存在しなかった場合には、前記貨幣計数器104〜107で計数された貨幣がそのまま貨幣払出口108〜111から払出される。一方、景品計数装置50に投入された特殊景品の中に未登録の特殊景品が存在していた場合には、支払準備金額よりも最終的な支払金額の方が少なくなるために、10000円,5000円,1000円,100円の貨幣のうちのいずれかあるいはすべての払出枚数が少なくなる。この場合には、少なくなった最終的な払出枚数が払出枚数表示器88〜91により表示され、かつ、前記前記貨幣計数器104〜107で計数された貨幣のうち最終的に少ない払出枚数となった貨幣に相当する貨幣計数器で計数された貨幣が振分装置108〜111の働きにより振分けられて貨幣貯留部116〜119に貯留される。そして、少なくなった最終的な払出枚数を再度貨幣計数器が計数し、その最終的に計数しなおされた貨幣が貨幣払出口から払出される。たとえば、払出準備金額が17200円で、10000円札が1枚,5000円札が1枚,1000円札が2枚,100円玉が2枚払出準備をするべくそれぞれの枚数を貨幣計数装置104〜107が計数した後、景品計数装置50に投入された特殊景品のうち1000円の額面の特殊製品1個が未登録であった場合には、最終的な払出金額は16200円となり、1000円札を2枚払出す予定であったものを1000円札1枚に変更しなければならない。その場合には、既に貨幣計数装置106により計数された2枚の1000円札を振分装置110により一端貨幣貯留部118の方に振分けて貯留した後、再度貨幣計数装置106により1枚の1000円札を計数してその1枚の1000円札を貨幣払出口114から払出す。なお、他の貨幣計数装置104,105,107で計数されたそれぞれの貨幣はそのまま貨幣払出口108,109,111から払出される。
【0023】図中100,101,102,103は貨幣不足検出器であり、貨幣収納部96〜99に収納されているそれぞれの貨幣が欠乏したことを検出し、その検出信号に基づいて不足表示器92〜95が点灯または点滅表示される。
【0024】図4は、景品処理装置11の構成を示す構成図である。景品処理装置11は、景品コード除去装置12と景品コード付与装置13とを有している。そして、特殊景品集荷場10に集荷された包装が付されている特殊景品15Aが特殊景品投入口121から投入され、その投入された特殊景品に付されている第1景品コードが景品コード読取装置122により読取られる。その読取られた第1景品コードは、制御装置130に伝送される。そして景品コード読取装置122により読取られた後の特殊景品15Aは、搬送装置123により景品仕分装置124に送込まれる。この景品仕分装置124は、特殊景品の額面すなわち2000円,1000円,200円ごとの特殊景品および特殊景品に付されている景品コード上のセキュリティに基づいて不適正な特殊景品と判断された不適正特殊景品に仕分して、不適正特殊景品は特殊景品排出装置125から排出され、それ以外の特殊景品で2000円,1000円,200円の額面ごとに仕分けられた特殊景品が額面別搬送装置126により搬送されて包装開封装置127に送込まれる。
【0025】包装開封装置127では、その送込まれてきた特殊景品の包装を開封して除去し、特殊景品に付されていた景品コードを除去する。そして包装が除去された特殊景品15Bは、額面ごとに分類された状態で額面別搬送装置128により搬送されて景品ストック装置129に送込まれる。
【0026】次に、景品コード付与装置13には、入力装置142が設けられている。この入力装置142には、テンキー143,カーソルキー149,確認キー150,訂正キー151が設けられている。そして、テンキー143を操作して、特殊景品を納入する遊技場である納入先コード,その納入先に納入すべき特殊景品額面別の納入数,納入予定日としての日付コードを順次入力する。そしてその入力された納入先コードが納入先コード表示器144により表示され、納入数が額面別納入数表示器145,146,147により表示され、納入予定日が納入予定日表示器148により表示される。そしてこの各表示器による表示を見てオペレータが確認キー150を操作すれば、その入力された各データが制御装置130に送信される。一方、各表示器に表示された入力データを見たオペレータがその入力データの一部を訂正したい場合には、訂正キー151を操作する。次にカーソルキー149を操作して訂正したい箇所を選択する。そして選択された箇所のデータを再度テンキー143を操作することにより入力設定しなおす。
【0027】オペレータが景品ストック装置129にストックされている特殊景品を取出して納入先の遊技場に納入したい場合には、前述した要領で入力装置142から必要なデータを入力し、そのデータが制御装置130に入力される。すると、制御装置130は、その入力されたデータに基づいて景品ストック装置129にストックされている特殊景品を取出す指令信号を景品取出装置131に出力し、景品取出装置131では、その指令信号に基づいて入力された納入数の特殊景品を額面別に取出し、その取出された特殊景品が特殊景品搬送装置132により搬送されて景品包装装置133に送込まれる。景品包装装置133では、送込まれてきた特殊景品を自動的に包装し、その包装された後の特殊景品が特殊景品搬送装置134により搬送されて景品コード書込装置135に送込まれる。その送込まれた特殊景品に景品コード書込装置135が第1景品コードを書込む。そして、第1景品コードが書込まれた特殊景品15Cが特殊景品搬送装置136により搬送されて景品コード読取装置137に送込まれる。景品コード読取装置137では、その送込まれてきた特殊景品に書込まれた第1景品コードを読取り、その読取った第1景品コードが正しいものであるか否か判別し、印刷ミス等により正しく書込まれていないと判別された特殊景品は特殊景品搬送装置138,景品仕分装置139介して第2排出口141から排出され、正しいと判別された特殊景品のみが特殊景品搬送装置138,景品仕分装置139介して第1排出口140から排出される。なお、前記制御装置130は、CPU,RAM,ROM等を有し、図4に示した各種装置に制御信号を出力する。
【0028】図5は、特殊景品の構成を示す斜視図である。特殊景品本体152には、チップ埋設部153が形成されており、そのチップ埋設部153にゴールドチップ154が埋設されている。このゴールドチップ154は、特殊景品の額面に応じた価値のものとなっている。
【0029】図1に示した特殊景品集荷場10に集荷されたまだ包装が付されている特殊景品15Aが図5(A)に示されている。この特殊景品15Aには、その包装155に、第1景品コード156と第2景品コード157とが付されている。これら第1景品コード156,第2景品コード157は、包装155の表面に直接印刷等により書込んでもよく、また、各景品コードを印刷したシールを包装155の表面に貼着するようにしてもよい。また、第1景品コード156を包装155に予め印刷等により書込んでおいてもよい。また、景品コードを書込む方法としてはバーコード印刷や磁気コード書込等さまざまな方法が考えられる。
【0030】図5(B)は、図1に示した景品コード除去装置12により包装が除去された後の特殊景品15Bを示している。
【0031】次に図5(C)は、図1に示した景品コード付与装置13により新しく包装しなおされた特殊景品15Cが示されている。この特殊景品15Cの包装155の表面には、新たな第1景品コード156が付されている。
【0032】図6は、遊技場に設置された景品払出装置5(図1,図2参照)の制御動作を示すフローチャートである。まずステップS(以下単にSと言う)A1により、遊技媒体の投入があったか否かの判断がなされ、あるまで待機する。そして遊技者が遊技玉,景品玉を玉計数装置16に投入するか景品メダルをメダル計数装置19に投入すれば、SA2に進み、その投入された遊技媒体を計数して計数玉表示器26あるいは計数メダル表示器27により表示する動作が行なわれる。次にSA3に進み、計数終了確認操作があったか否かの判断がなされ、あるまで待機する。そして、遊技者が確認ボタン36を押圧操作すれば、SA4に進み、遊技媒体の計数値をもとに特殊景品の払出数を算出する動作が行なわれる。次にSA5に進み、算出された特殊景品払出数分の景品NO.要求信号を第1管理装置9(図1参照)に出力する処理がなされる。そしてSA6に進み、景品NO.信号の入力があるか否か判断され、入力があるまで待機する。
【0033】第1管理装置9では、まだ登録されていない新たな景品NO.を発行してその景品NO.データを景品払出装置5に返信する。すると、SA6によりYESの判断がなされSA7に進み、入力された景品NO.を一時記憶し、SA8に進み、記憶してある景品NO.を順次読出し、SA9により、当該景品払出装置5が設置されている遊技場を特定する店コード,特殊景品を払出した日付を特定するための日付コード,払出すべき特殊景品の金額を特定するための額面データ,送信されてきた景品NO.をもとにセキュリティコードを作成する処理が行なわれる。このセキュリティコードは、前記店コード,日付コード,額面データ,景品NO.の各データに対し所定の相関関係を有する情報である。次にSA10に進み、前記各データおよび作成したセキュリティコードをスクランブル(暗号化)する処理がなされる。次にSA11に進み、スクランブルされたコードを第2景品コードとして特殊景品に付与する制御が行なわれ、SA12により、その第2景品コードが付与された特殊景品を特殊景品払出口46,47,48から払出す制御が行なわれる。
【0034】次にSA13に進み、払出数分の特殊景品払出動作が終了したか否かの判断がなされ、まだ終了していない場合にはSA8に戻り、SA8〜SA12の処理を繰返し実行する。そして払出すべきすべての特殊景品の払出が終了した段階でSA14に進み、前記SA2により計数した遊技媒体数の計数値に端数があるか否かの判断がなされる。ない場合にはSA16に進むが、ある場合にはSA15に進み、その端数分の遊技媒体を返却口18,21から返却する処理がなされる。なお、端数分の遊技媒体を直接返却する変わりに、レシート等の記録媒体に遊技媒体の端数データを記録させて排出し、そのレシート等の記録媒体に記録されている端数分の遊技媒体あるいは端数分の一般景品を後に付与してもらうようにしてもよい。また、端数分の遊技媒体数をためておき、後日再遊技に使用できるようにしてもよい。次にSA16に進み、前記払出した特殊景品の各データ(店コード,日付コード,額面データ,景品NO.を含むセキュリティコード)を登録要求信号とともに第1管理装置9(図1参照)に出力する処理が行なわれる。
【0035】図7は、景品買上装置8(図1,図3参照)の制御動作を示すフローチャートである。まずSB1により、特殊景品の投入があったか否かの判断がなされ、あるまで待機する。景品払出装置5から払出された特殊景品を遊技者が特殊景品買取所7にまで持参し、特殊景品買取所7の係員がその特殊景品を景品買上装置8の特殊景品投入口62,63,64(図3参照)に投入すれば、SB2に進み、その投入された特殊景品を取込み、SB3に進み、取込んだ特殊景品に付与されている第2景品コードを読取る動作が行なわれる。次にSB4に進み、その読取った第2景品コードに逆スクランブル(複合化)をかけて元のデータに戻す動作が行なわれる。次にSB5に進み、元に戻したセキュリティコードの整合性をチェックする処理が行なわれる。これは、前述したように、セキュリティコードが店コード,日付コード,額面データ,景品NO.の各データをもとに作成されたものであり、それら各データとセキュリティコードとの間に所定の相関関係を有しており、SB5では、前記店コード,日付コード,額面データ,景品NO.の各データとセキュリティコードとの間に前記一定の相関関係があるかどうか整合性をチェックするのである。
【0036】次にSB6に進み、SB5によるチェックの結果、セキュリティコードが適正であるか否かの判断がなされる。そして適正でないと判断された場合にはSB7に進み、コードが不適正な特殊景品を返却口83(図3参照)から返却する処理がなされた後SB10に進む。一方、セキュリティコードが適正であると判断された場合にはSB8に進み、その適正と判断された特殊景品の額面データを払出金額に加算する処理がなされる。次にSB9に進み、特殊景品の前記各データを照合要求信号とともに第1管理装置9に出力する処理がなされる。そしてSB10に進み、すべての特殊景品の読取動作が終了したか否かの判断がなされ、終了していない場合にはSB3に戻り、SB3〜SB9の動作を繰返し実行する。そしてすべての特殊景品の読取動作が終了した段階でSB11に進み、SB8により順次加算された払出金額を金額表示器54により表示させ、額面別の景品個数を個数表示器56,57,58により表示させる動作が行なわれる。次にSB12に進み、確認操作があったか否かの判断がなされ、ない場合にはSB13に進み、特殊景品の追加投入があったか否かの判断がなされ、ない場合にはSB12に戻る。そして、係員が特殊景品を投入口62,63,64から追加投入すれば、SB14に進み、その追加投入された特殊景品を取込んで再度SB3に戻り、SB3〜SB11の動作を実行する。そして、係員が確認ボタン82を押圧操作すれば、SB12によりYESの判断がなされてSB15に進み、金銭自動支払装置85に払出金額分の支払準備信号を出力する処理がなされる。この出力信号は、支払準備信号と前記SB8により順次加算された最終的な支払金額合計とを含んでいる。
【0037】次にSB16に進み、第1管理装置9からの照合結果信号の返信があったか否かの判断がなされ、あるまで待機する。一方、金銭自動支払装置85の方では、SB15に基づいた信号を受取って、支払金額分の特殊景品の支払の準備を開始し、SB16によりYESの判断がなされるまでの間を利用して支払準備を行なう。SB9に基づいて景品払出装置5から送られてきた特殊景品の各データに基づいて第1管理装置9は、その各データ(特に景品NO.)が登録されているか否かを照合して判断するので、その照合結果を景品払出装置5に返信する。第1管理装置9の照合結果の返信があれば、SB17に進み、その返信されてきた照合結果が景品NO.の登録がある旨を表わすものであるか否かの判断がなされ、登録ありの場合にはSB19に進むが、登録なしの場合にはSB18に進み、払出金額から登録なし分の特殊景品の額面を減算する処理がなされる。そしてSB19により、すべての特殊景品の照合が終了したか否かの判断がなされ、終了するまでSB16ないしSB18の処理が実行され、すべての照合が終了した段階でSB20に進む。
【0038】SB20では、金銭自動支払装置85に払出金額分の払出指令信号を出力する動作が行なわれる。この「払出金額」は、前記SB18により減額された後の払出金額であり、未登録の特殊景品を除いた最終的に適正と判断された特殊景品についてのみの最終的な払出金額である。次にSB21に進み、未登録の特殊景品があったか否かの判断がなされ、ない場合にはSB23に進むが、ある場合にはSB22に進み、未登録の特殊景品を返却口83から返却する制御が行なわれる。次にSB23では、買取った特殊景品すなわち返却口83から返却されなかった特殊景品の各データを登録抹消要求信号とともに第1管理装置9に出力する処理がなされる。
【0039】図8は、景品処理装置11の制御動作を示すフローチャートである。図8(A)は景品コードを除去する動作を示し、SC1により、特殊景品の投入があったか否かの判断がなされ、あるまで待機する。そして、特殊景品が投入口121(図4参照)に投入されれば、SC2に進み、その投入された特殊景品を取込み、SC3に進み、特殊景品に付与されている第1景品コードを景品コード読取装置122により読取る動作が行なわれる。次にSC4に進み、その読取った第1景品コードが適正なものであるか否かの判断がなされる。この判断は、第1景品コード上のセキュリティのみで判断する。そして適正でないと判断された場合にはSC8に進み、不適正な特殊景品を特殊景品排出口125に排出する処理がなされる。一方適正と判断された場合にはSC5に進み、読取った第1景品コードを集荷データ更新要求信号とともに第2管理装置14(図1参照)に出力する処理がなされる。次にSC6に進み、包装開封装置127により特殊景品の包装を自動開封する処理がなされる。その結果、包装に付されていた景品コードが除去される。次にSC7に進み、包装を取った特殊景品を景品ストック装置129により額面別に分類してストックする処理がなされる。
【0040】図8(B)は景品コード付与動作を示したフローチャートである。まずSC9により、納入先コードの入力があったか否かの判断がなされ、あるまで待機する。オペレータが入力装置142を操作して納入先コードを入力すればSC10に進み、額面別納入数の入力があったか否かの判断がなされる。オペレータが入力装置142から額面別納入数データを入力すれば、SC11に進み、納入予定日コードの入力があったか否かの判断がなされ、オペレータが入力装置142から納入予定日付コードを入力すれば、SC12に進み、確認操作の入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはSC13 に進み、訂正操作の入力があったか否かの判断がなされ、ない場合にはSC12に戻る。
【0041】オペレータが訂正キー151を操作すればSC13によりYESの判断がなされてSC9に戻り、再度SC9〜SC11の判断動作が行なわれ、オペレータが訂正対象となるデータを特定して修正すれば、そのデータが新たに修正される。そしてオペレータが確認キー150を押圧操作すれば、SC12によりYESの判断がなされてSC14に進み、入力されたデータをもとに第1景品コードを作成する処理がなされる。この第1景品コードは、入力された納入先コード,額面データ,納入予定日付コードを含んでいる。次にSC15に進み、景品包装装置133により特殊景品に自動的に包装を施し、SC16に進み、その特殊景品の包装の表面に景品コード書込装置135により第1景品コードを付与する処理がなされる。次にSC17に進み、景品コード読取装置137により前記付与された第1景品コードを読取る動作が行なわれ、SC18に進み、その読取った第1景品コードが適正なコードであるか否かの判断が行なわれる。そして不適正なものであると判断された場合はSC19に進み、不適正な特殊景品を第2排出口141に排出した後SC15に戻る。そしてSC15ないしSC17の動作を再度繰返す。第1景品コードが適正であると判断された場合にはSC20に進み、特殊景品を第1排出口140に排出し、SC21に進み、入力数分の特殊景品の排出動作が終了したか否かの判断がなされ、終了していなければSC15ないしSC20の動作を繰返し実行し、終了した段階でSC22に進む。SC22では、第1景品コードを納入データ更新要求信号,納入数データ,日付データとともに第2管理装置14に出力する処理が行なわれる。
【0042】図9は、第1管理装置9の制御動作を示すフローチャートである。図9(A)は景品NO.を発行する動作であり、S1により景品NO.要求信号が入力されたか否かの判断がなされ、前記SA5に基づいて景品払出装置5から景品NO.要求信号の入力があれば、S2に進み、要求個数分の未登録景品NO.を発行してその景品NO.データを景品払出装置5に返信する処理がなされる。
【0043】図9(B)は特殊景品登録動作を示し、S3により登録要求信号の入力があったか否かの判断がなされ、前記SA16に基づいて景品払出装置5から登録要求信号が送信されてくれば、S4に進み、送信されてきたデータを景品NO.に対応させて記憶する処理がなされる。この景品NO.に対応させて記憶するデータは、特殊景品の額面データ,店コード,日付コードである。
【0044】図9(C)は、景品NO.照合処理を示すフローチャートである。S5により、照合要求信号の入力があったか否かの判断がなされ、前記SB9に基づいて景品買上装置8から照合要求信号が送信されてくれば、S6に進み、送信されてきたデータに含まれる景品NO.と前記S4に基づいて予め記憶されている景品NO.を照合する動作が行なわれる。次にS7に進み、その照合結果、送信されてきたデータに含まれる景品NO.が登録されていたか否かの判断がなされ、登録されていた場合にはS8に進み、送信されてきたデータと前記S4に基づいて予め分類登録されているデータとを比較する処理がなされる。すなわち、送信されてきた景品NO.に該当する登録データを読出し、その登録データと送信されてきたデータとを比較する処理がS8によりなされ、その比較結果両データが一致するか否かの判断がS9によりなされる。そして一致すればS10に進み、登録ありの照合結果信号を景品買上装置8に返信する処理がなされる。一方、S7により景品NO.が登録されていないと判断された場合およびS9により両データが一致しないと判断された場合にはS11に進み、登録なしの照合結果信号を景品買上装置8に返信する処理がなされる。
【0045】図9(D)は、特殊景品登録抹消動作を示すフローチャートである。S12により、登録抹消要求信号の入力があったか否かの判断がなされ、前記SB23に基づいて景品買上装置8から登録抹消要求信号が送信されてくればS13に進み、送信されてきたデータを第2管理装置14に転送する処理がなされる。この送信されてきたデータの中には、買取られた特殊景品の各データすなわち店コード,日付コード,額面データ,景品NO.が含まれている。次にS14に進み、送信されてきたデータに対応する登録データを抹消する処理がなされる。
【0046】図10は、第2管理装置14の制御動作を示すフローチャートである。図10(A)は特殊景品納入処理を示し、S15により、納入データ更新要求信号の入力があったか否かの判断がなされる。そして、前記SC22に基づいて景品処理装置11から納入データ更新要求信号が送信されてくれば、S16に進み、その送信されてきたデータをもとに納入先コード別,額面データ別の納入データ(図11参照)を更新する処理がなされる。景品処理装置11からは、納入データ更新要求信号とともに、第1景品コード,納入数データ,日付データが送信されてくるのであり、それらのデータに従って第2管理装置14に納入先コード別,額面データ別に分類記憶されている納入データを更新するのである。
【0047】図10(B)は特殊景品集荷処理を示すフローチャートであり、S17により、集荷データ更新要求信号の入力があったか否かの判断がなされる。前記SC5に基づいて景品処理装置11から集荷データ更新要求信号が送信されてくれば、その送信されてきたデータをもとに納入先コード別,額面データ別の集荷データの更新処理がなされる。この送信されてきたデータには、第1景品コードが含まれており、この第1景品コードに含まれている納入先コード,額面データに基づいて、納入先コード別,額面データ別に分類記憶されている第2管理装置14の記憶データである集荷データ(図11参照)が更新される。
【0048】図10(C)は、特殊景品買取額更新処理のフローチャートであり、S19により、第1管理装置から転送データの入力があったか否かの判断がなされる。前記S13に基づいて第1管理装置9から転送データが送信されてくれば、その転送されてきたデータをもとに店コード別,額面データ別の買取額データの更新処理がなされる。第2管理装置14には、店コード別,額面データ別の買取額データが分類記憶されており(図11参照)、第1管理装置9から転送されてきたデータに含まれている店コード,額面データに基づいて、店コード別,額面データ別に分類記憶されている買取数データの更新がなされる。
【0049】図11は、第2管理装置14に分類記憶されている複数の遊技場の景品入出庫データのうちAホール(遊技場1A)の景品入出庫データを示した図である。この第2管理装置14に分類記憶されている景品入出庫データが、図11に示す表の形で表示または印字出力される。図11に示す一番左側の列には、日付データが示されている。この日付データは、入力装置142から入力された日付コードデータであり、第1景品コードとして特殊景品に付された日付データである。そして、図11に示すように、2000円,1000円,200円の各額面の特殊景品ごとに分類されて種々のデータが記憶されている。その記憶データは、特殊景品をAホールに納入した納入数データa1,a2…,特殊景品買取所7が特殊景品を買取った買取数データb1,b2…,納入数から買取数を差引いた買取残データ(a1−b1),(a2−b2),…、特殊景品集荷場10に集荷された特殊景品の数である集荷数データc1,c2…買取数から集荷数を差引いた集荷残データ(b1−c1),(b2−c2),…である。
【0050】買取残データは、Aホールに納入した特殊景品のうち未だに特殊景品買取所7が買取っていない特殊景品の数を表わすデータであり、Aホールの特殊景品の在庫数と一致するはずである。集荷数データは、Aホールに納入した特殊景品のうちまだ特殊景品集荷場10に集荷されるに至っていない特殊景品の数を表わすデータであり、Aホールの特殊景品の在庫数と特殊景品買取所7へ買取られまだ特殊景品集荷場に集荷されていない特殊景品の数との和である。そして、買取残データと集荷残データとは正常であればプラスのデータになるはずである。一方、買取残データや集荷残データがいつまでたっても異常に大きな値となっている場合には、Aホールが特殊景品集荷場10から大量に特殊景品を納入しながらも、いつまでたってもその特殊景品が特殊景品買取所7に渡らないことを意味しており、特殊景品集荷場10から納入した特殊景品をAホールが正規の特殊景品買取所7以外の不正な特殊景品買取所に横流ししたことが推測される。
【0051】また、第2管理装置14は、図11に示すように、10/1から10/31の1カ月間の納入数データ,買取数データ,買取残データ,集荷数データ,集荷残データの合計数を演算する。そしてAホールに納入した特殊景品の納入合計金額すなわち特殊景品の額面に1カ月の納入数の合計を乗じた金額を算出する。そして、3種類の特殊景品の合計金額である(2000a+1000d+200g)に手数料3%を上乗せした1.03を乗じた請求額を算出する。この請求額を1カ月の請求額としてAホールに請求する。
【0052】次に、以上説明した実施例の特徴や変形例等を以下に列挙する。
(1) 図1において、特殊景品買取所7内に、遊技者一人一人を撮影する自動テレビカメラを設置し、その撮影データを集中管理室(たとえば特殊景品集荷場10内に設ける)に伝送してリアルタイムで監視するようにしてもよい。またこのテレビカメラは特殊景品買取所7の係員が手動でON操作して撮影する手動動作のものであってもよい。また、第1管理装置9と第2管理装置10との設置場所は実施例に限定されることなくどこでもよく、かつ、両装置9,10を1つにしてもよい。さらに、第1管理装置9,第2管理装置10の機能を、景品払出装置5や景品買上装置8に内蔵させてもよい。
【0053】カード販売機2から販売されるカードは、全国共通カードであってもよい。全国共通カードとは、共通カードシステムに加盟している遊技場なら全国どこでも使用し得る第三者発行型のプリペイドカードのことである。この全国共通カードにより、遊技場の購入代金の対価としての共通有価価値を特定可能な情報が記録されており、複数の遊技場で共通に使用可能な共通記録媒体が構成されている。
【0054】(2) 図2,図3において、景品払出装置5は、制御部49からなる制御手段と、操作手順をメッセージ表示する操作手順表示手段(モニタ画面24)と、入力された遊技結果価値情報を表示する遊技結果価値表示手段(計数玉数表示器26,計数メダル数表示器27,金額表示器28)と、払出すべき景品の個数を表示する払出景品個数表示手段(払出個数表示器30〜32)と、景品を貯留しておくストック部37,38,39とを含む。
【0055】景品買上装置8は、景品計数手段と金銭支払手段とを含んでいる。景品計数手段は、制御手段と、操作手順をメッセージ表示するための操作手順表示手段(モニタ画面53)と、特殊景品受入部(特殊景品の投入口62〜64)と、前記特殊景品受入部に受入れられた特殊景品に付されている景品識別情報(景品コード)を読取る景品識別情報読取手段(特殊景品読取装置65〜67)と、不適正な景品を仕分けて排出するための不適正景品仕分手段(仕分装置72〜74)とを含む。
【0056】金銭支払手段は、制御手段と、金銭をストックしておく金銭ストック部と、支払うべき金銭の数を表示する金銭数表示手段とを含む。
【0057】玉計数装置16,メダル計数装置19あるいは玉計数装置6から、遊技媒体の計数結果情報を特定可能な情報が記録された記録媒体を払出し、その払出された記録媒体の記録情報を景品払出装置5が読取って前記遊技媒体の計数結果の範囲内で景品を払出すようにしてもよい。また、パチンコ遊技機4が、有価価値を特定可能な記録媒体により特定される有価価値を使用して直接玉を弾発発射できるようにし、遊技終了時に遊技結果価値が特定可能な情報が記録された記録媒体を排出するといういわゆる完全カード式のものであってもよい。その場合には、前記遊技結果価値を特定可能な情報が記録された記録媒体を直接景品払出装置5に投入して遊技結果価値の入力を行なう。
【0058】(3) 図4において、特殊景品集荷場10に集荷された景品を処理する景品処理装置は、景品識別情報を除去する景品識別情報除去手段と、新たな景品識別情報を付与する景品識別情報付与手段とを含む。景品識別情報除去手段は、景品を受入れる景品受入部と、該景品受入部に受入れられた景品に付されている景品識別情報を読取る景品識別情報読取手段と、前記景品受入部に受入れられた景品をその種類ごとに仕分ける景品仕分手段と、前記景品識別情報が付された景品の包装を開封する包装開封手段と、包装が開封された景品をストックしておく景品ストック手段と、該景品ストック手段にストックされている景品を取出す景品取出手段と、該景品取出手段により取出された景品に包装を付する景品包装手段と、該景品包装手段により施された包装に新たな景品識別情報を付する景品識別情報付与手段と、該景品識別情報付与手段により付与された景品識別情報を読取確認する読取確認手段と、該読取確認手段により読取確認された結果適正に景品識別情報が付されている適正景品とそれ以外の不適正景品とに仕分ける景品仕分手段と、景品処理動作を制御する制御手段と、必要なデータを入力操作する入力操作手段とを含む。
【0059】また、特殊景品の包装をし直すことなく、景品コードの消去や書換えのみで対応してもよい。
【0060】(4) 図5において、景品識別情報としての第1景品コード156,第2景品コード157は、従来から一般的な1次元のバーコードで構成したが、スクランブルがかけやすい2次元バーコードで構成してもよい。また磁気ストライプを施して磁気記憶方式にしてもよい。
【0061】(5) 図6ないし図11において、SA1,SA2,玉計数装置16,メダル計数装置19により、前記遊技者に払出された遊技結果価値情報を入力可能な遊技結果価値情報入力手段が構成されている。SA4により、前記遊技結果価値情報入力手段で入力された遊技結果価値の範囲内で払出可能な景品の数量を算出する払出景品数量算出手段が構成されている。SA5〜SA13,特殊景品払出装置43,44,45により、前記払出景品数量算出手段で算出された数量の景品を払出し可能な景品払出手段が構成されている。この景品払出手段は、前記払出景品数量算出手段で算出された数量の景品を上限としてその範囲内で遊技者が選択入力した数量の景品を払出すものでもよい。SA16により、前記景品払出手段により払出された景品に付され当該景品を他の景品と識別するための景品識別情報を外部出力する景品識別情報出力手段が構成されている。
【0062】SA11,特殊景品払出装置43,44,45により、払出すべき景品に前記景品識別情報を付与する景品識別情報付与手段が構成されている。その景品識別情報は、当該景品を払出して発行した発行店を識別するための発行店識別情報を含む(SA9参照)。また前記景品識別情報は、当該景品を発行した日付を識別するための発行日識別情報を含む(SA9参照)。
【0063】SA10によるセキュリティコードのスクランブルは、各種の暗号化手法を用いてセキュリティコードを暗号化するものであってもよい。たとえば、公開鍵暗号方式を利用して暗号化してもよい。公開鍵暗号とは、1対の暗号化鍵と複合化鍵が異なり、暗号化鍵は公開し、複合化鍵のみを秘密にしておく暗号である。そして、複数存在する特殊景品買取所7ごとに割振られた公開鍵である暗号化鍵に基づいて、当該遊技場で払出された特殊景品を買取る買取場7に割振られた暗号化鍵に基づいて前記セキュリティコードを暗号化する。そして暗号化されたコードをSA11により前記特殊景品買取所7の第1管理装置9に送信する。第1管理装置9では、その送信されてきた暗号化されたコードを、自己の秘密鍵である複合化鍵により複合化して元のセキュリティコードに戻すようにする。
【0064】遊技場に設置された景品払出装置5にストックしている景品すなわち在庫景品数データを出力する機能を持たせ、その在庫景品数データ出力手段から出力されてきたデータに基づいて第2管理装置14が、その出力されてきた在庫数と図11に示した買取残データとを比較し、両データがほぼ一致するか否かを判別する判別手段を設けてもよい。この両データが大きく隔たれば、遊技場が景品を正規の特殊景品買取所7以外の正規でない特殊景品買取所に横流ししたことや、遊技場が特殊景品集荷場10から正規に納入した正規の特殊景品以外の不正景品を景品払出装置5から払出したことが推察される。また、買取残データや集荷残データが万一マイナスデータとなれば異常判別するようにしてもよい。
【0065】景品の背番号管理用の第2景品コード157からなる商品識別情報は、景品払出装置5のストック部にストックする以前の段階から景品に付しておいてもよく、具体例としては、特殊景品集荷場で第1景品コード156を付する時に同時に付する等して、特殊景品集荷場10から出荷される以前の段階で前記商品識別情報を景品に付するようにすることが考えられる。
【0066】SA5に示したように、遊技結果価値の入力毎に景品NO.を第1管理装置9に要求する代わりに、予め未登録の景品NO.(景品識別情報)を複数第1管理装置9からもらっておき、その景品NO.を使い尽くした後再度複数の景品NO.をもらうようにしてもよい。
【0067】また、遊技者が所定の記録媒体に遊技結果価値を累積的に溜めておき、後日高額景品と交換したり再遊技に使用できるようにしてもよい。また、景品として、商品券等の有価証券や玉貸カード,前記全国共通カードを遊技者に提供してもよい。
【0068】さらに、特殊景品の前述した背番号管理をVAN業者が行ない、VAN(付加価値通信網)により景品識別情報を送信して登録し、登録の有無の照合およびその照合結果の返信をVANにより行うようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明に係る景品払出装置を用いれば、払出した景品に対する背番号管理を行なうことが可能となり、不正景品の混入を極力防止できる。




 

 


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