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発明の名称 弾球遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−98933
公開日 平成8年(1996)4月16日
出願番号 特願平7−262568
出願日 昭和63年(1988)9月13日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】今崎 一司
発明者 鵜川 詔八
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 景品玉タンクに貯留されている景品玉を景品玉払出装置へ誘導する景品玉誘導樋を備えた弾球遊技機において、前記景品玉誘導樋の景品玉を整列して誘導する誘導径路の底面の長手方向に沿って流下溝を形成すると共に、該誘導径路の裏面に適宜間隔をおいて前記流下溝を横切る連結板を固着したことを特徴とする弾球遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、景品玉タンクに貯留されている景品玉を景品玉払出装置へ誘導する景品玉誘導樋を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、景品玉タンクに貯留されている景品玉を景品玉払出装置に誘導する景品玉誘導樋の構造として、景品玉を整列して誘導する複数の誘導径路の底面にゴミ落とし用の長穴を適宜間隔をおいて形成されたものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような長穴が形成された誘導径路を有する景品玉誘導樋においては、誘導径路の底面に沿って下流側に流下する景品玉が長穴の端縁に係止されて流下を妨げられる現象が生じ、結果的に誘導樋内で煩雑に玉詰まり現象を生じさせるという欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、誘導径路における景品玉の流下をスムーズに行うことができると共に十分な強度を有する景品玉誘導樋を備えた弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成するために、本発明においては、景品玉タンクに貯留されている景品玉を景品玉払出装置へ誘導する景品玉誘導樋を備えた弾球遊技機において、前記景品玉誘導樋の景品玉を整列して誘導する誘導径路の底面の長手方向に沿って流下溝を形成すると共に、該誘導径路の裏面に適宜間隔をおいて前記流下溝を横切る連結板を固着したことを特徴とするものである。
【0005】上記のように構成することにより、景品玉が流下溝の左右上端接点と点接触しながら誘導径路を流下するので、スムーズな流下を達成することができると共に、流下溝の裏面であって該流下溝を横切るように連結板を適宜間隔を設けて固着しているので、景品玉誘導樋の強度を向上させ、誘導径路に整列した景品玉の重量がかかっても景品玉誘導樋が変形することがない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。まず、図11を参照して、この実施形態が適用される弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機について説明する。図11は、パチンコ遊技機の正面図である。図において、パチンコ遊技機1の額縁状の前面枠2には、扉保持枠3が周設され、該扉保持枠3には、ガラスを有するガラス扉4及び前面扉5が一側を軸支されて開閉自在に取り付けられている。ガラス扉4の後方であって、前記前面枠2の裏面の遊技盤保持枠33(図12参照)には、遊技盤9が遊技盤止着部材34a〜34c(ただし、34cは図示せず)によって着脱自在に設けられている。また、前面扉5の表面には、排出された景品玉を貯留し、かつ打玉の発射位置に一個宛供給する打球供給皿6が固定されている。打球供給皿6の上流側の内部空間には、遊技に関連する効果音を発生するスピーカ7が内蔵されている。また、前面扉5には、後述する可変表示装置12の回転ドラム13a〜13cの回転を停止せしめるストップスイッチ8も設けられている。更に、前面扉5の裏面には、打球供給皿6から誘導される打玉を発射位置に供給する打球供給装置(図示しない)が固定されている。
【0007】前記遊技盤9の表面には、図示しない発射レールから誘導された打玉を誘導するための誘導レール10がほぼ円状に植立されている。そして、誘導レール10によって囲まれた領域が遊技領域11を構成するものである。遊技領域11のほぼ中央には、複数の回転ドラム13a〜13cを有する可変表示装置12が設けられ、該可変表示装置12の下方に開閉扉15を有する可変入賞球装置14が設けられている。この可変入賞球装置14の開閉扉15は、前記可変表示装置12の回転ドラム13a〜13cの組み合せが所定の表示状態(例えば、横方向、あるいは斜め方向に「7」の数字が整列した場合)となったときに、特定遊技状態となり、所定期間(例えば、20秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定されている。そして、開閉扉15内に設けられた特定入賞口16に入賞すると、再度上記した開放状態を繰り返し、特定入賞口16に入賞玉が発生する毎に最高10回繰り返すことができるようになっている。
【0008】また、可変入賞球装置14の上部及び下部両側には、前記回転ドラム13a〜13cの回転を許容する始動入賞口17a〜17Cが設けられている。この始動入賞口17a〜17cのうち可変入賞球装置14の上部に設けられる始動入賞口17aに打玉が入賞すると、それによって払出される景品玉数は、他の入賞領域に打玉が入賞した際に払出される景品玉数よりも少なくなるように設定されている。また、始動入賞口17b,17cは、前記開閉扉15が開放状態にあるとき、その開閉扉15の側面に衝突した打玉が誘導されて入賞し易くなっている。したがって、前記した特定遊技状態となって、開閉扉15が所定期間開放すると、打玉は、開閉扉15内に誘導されるばかりでなく、開閉扉15の側面に当って始動入賞口17b,17cにも誘導されるので、短時間に多量の入賞玉が発生することになる。
【0009】更に、遊技領域11には、前記可変入賞球装置14の左右側方に通常入賞口18a,18bが設けられ、また、可変表示装置12の左右側方にも通常入賞口19a,19bが設けられている。
【0010】上記した各入賞領域のうち、前記始動入賞口17aだけは、前述したように他の入賞口、あるいは入賞領域よりも払出される景品玉数が少なく設定されているが、これは、以下の理由による。すなわち、始動入賞口17a〜17cにより多くの打玉を入賞させることにより回転ドラム13a〜13cの回転回数を多くして、特定遊技状態となる確率を高めるという期待と、すべての始動入賞口17a〜17cへの入賞による景品玉数を少なく設定すると、入賞した割合に対して払出される景品玉数が少なくなるという不満と、を調和させるために設定されたものである。なお、この実施形態では、後述するように、始動入賞口17aに打玉が入賞した場合には、7個の景品玉が払出され、他の入賞領域に打玉が入賞した場合には、13個の景品玉が払出されるようになっている。もちろん、始動入賞口17aに入賞する確率に応じてこれらの払出される景品玉数の設定を変えることは差し支えない。
【0011】また、遊技領域11には、前記した特定遊技状態になったときに点灯又は点滅して遊技者にその旨を報知する遊技効果ランプ20a,20bが設けられている。この遊技効果ランプ20a,20bと同じ効果を奏するものとして前記前面枠2の上部にも枠ランプ21a,21bが設けられている。更に、遊技領域11の最下方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤9の後方に導かれるアウト口22が設けられている。
【0012】また、遊技領域11の外側であって、遊技盤9の左側上部には、後述する検出スイッチ183a,183bが作動することによって点灯する景品玉払出報知ランプ24と、後述する作動検出スイッチ104aが作動することにより点灯する玉切れ報知ランプ23が設けられている。
【0013】前記前面枠2の下方部には、打球発射機構の一部を構成する操作ハンドル25や、前記打球供給皿6に貯留しきれなかった景品玉を貯留するための余剰玉受皿32が設けられている。このうち、前記操作ハンドル25に対応するように前記前面枠2の裏面には、図12に示すように打球発射駆動部26が取り付けられている。打球発射駆動部26は、取付基板27に集約して設けられ、駆動源としての打球モータ28と、該打球モータ28の駆動回路を構成する触手検出回路29と、前記打球モータ28の回転により往復回動して打玉を弾発する打球杆30と、該打球杆30の往復回動に連動して上下動し、図示しない打球供給装置を動作させる玉送り摺動杆31とから構成されている。
【0014】機構板次に、図12を参照してパチンコ遊技機1の裏面に配置される機構板40の構成について説明する。機構板40は、前記遊技盤9に設けられた入賞口からの入賞玉を処理して、その入賞玉に対応する所定個数の景品玉を排出するための各種の機構が設けられるものである。
【0015】しかして、機構板40は、合成樹脂で成型されたほぼ方形状の機構板本体41に各種の機構を組み付けたものからなり、その機構板本体41の一側を前記遊技盤保持枠33に軸支して着脱開閉自在に設けられている。また、機構板本体41の裏面には、機構板40を閉じた状態で係止する固定部材42a〜42cが設けられている。更に、機構板本体41のほぼ中央には、窓開口43が開設され、この窓開口43の下方位置に第1の入賞玉集合樋44aと第2の入賞玉集合樋44bが形成されている。第1の入賞玉集合樋44aは、前記した各種の入賞口のうち始動入賞口17aを除く入賞口に入賞した入賞玉が誘導されるもので、機構板本体41の前面側に形成される。また、第2の入賞玉集合樋44bは、始動入賞口17aだけに対応するもので、始動入賞口17aに入賞した入賞玉を誘導するものである。なお、第2の入賞玉集合樋44bは、窓開口43の下縁に沿って機構板本体41の後面側に形成されるものである。第1の入賞玉集合樋44a及び第2の入賞玉集合樋44bに誘導された入賞玉は、後述する入賞玉処理機構160に導かれるようになっている。
【0016】一方、機構板本体41の後面側には、パチンコ遊技機設置台の図示しない補給機構から補給される景品玉を遊技者に払い出すための各種の機構が設けられている。これらの機構について、各構成部品毎に分けて説明する。
【0017】景品玉タンク景品玉タンク50は、機構板本体41の上部に形成された取付凹部51に取り付けられる。景品玉タンク50は、図2乃至図4に示すように、合成樹脂等によって上面が開放した箱状に成型されたものであり、前記取付凹部51の表面に接する後面壁52と、該後面壁52に対向する前面壁53と、後面壁52と前面壁53とを結ぶ左側壁54及び右側壁55と、底面56とから成る。また、左側壁54と右側壁55の外側には、取付突片76a,76bが突設され、該取付突片76a,76bによって景品玉タンク50を機構板本体41に取り付けることができる。
【0018】底面56の一側端部には、方形状の景品玉導出口57が開設されている。この景品玉導出口57は、後述する景品玉誘導樋80の上部に対応する位置に開設され、その前後方向の幅D2 は、図3に示すように景品玉誘導樋80の前後方向の合計幅D3 よりも僅かに大きくなるように設定されている。これは、景品玉タンク50から景品玉誘導樋80に確実に景品玉が落下するようにするためである。なお、上記の幅D2 は、D2 =D3 であってもよい。また、景品玉導出口57の下方には、実際には、景品玉誘導樋80に揺動自在に設けられる後述する景品玉量感知板91a,91b及び膨出誘導径路87が配置されている。
【0019】しかして、景品玉量感知板91aに対応する第1の景品玉導出口58と景品玉量感知板91b及び膨出誘導径路87に対応する第2の景品玉導出口59とは、図4に示すように、その面積の大きさが異なるように設定されている。すなわち、第1の景品玉導出口58を第2の景品玉導出口59よりも大きく形成することにより、相対的に多量の景品玉が供給される必要のある誘導径路83a,83b(後述するように、13個の景品玉を供給するための径路)に景品玉をスムーズに移動させることができるようにするとともに、相対的に少ない景品玉が供給されれば良い誘導径路84(後述するように、7個の景品玉を供給するための径路)側に景品玉タンク50に貯留される景品玉の玉圧が過剰に掛からないようにしている。
【0020】また、景品玉導出口57を構成する後方開口縁部60、前方開口縁部61、62、左側開口縁部64、及び右側開口縁部66のうち、右側開口縁部66は、図4に示すように前方開口縁部61の端部から後方開口縁部60端部に向って、幅D1 を有するように斜め方向に形成され、これがため、図3に示すように右側開口縁部66は、幅D4 の段差を有する傾斜面状となるので、右側開口縁部66に接する景品玉に対して右側開口縁部66に沿って前方に移動する作用力が働く。また、前方開口縁部61、62は、前記した第2の景品玉導出口59の面積を小さくすべく段差状に形成されている。更に、右側開口縁部66を除く各開口縁部からは、それぞれガイド片63、65が下方に向って延設され、景品玉導出口57から落下した景品玉が、景品玉誘導樋80から溢れ落ちないようにガイドしている。なお、後方開口縁部60に対応するガイド片は、後述する垂直面部74が兼用しており、図示の実施形態では、最も長く垂下されている。また、ガイド片63、65、74の長さは、景品玉誘導樋80と景品玉タンク50との上下間隔によって設定されるものであって、適宜の長さに設定されるものである。
【0021】また、底面56は、景品玉タンク50の他側端の偶角部から景品玉導出口57の右側開口縁部66に向う第1の傾斜底面部67と、景品玉タンク50の他側端の偶角部から景品玉導出口57の後方開口縁部60に向って傾斜し、かつ第1の傾斜底面部67に傾斜する第2の傾斜底面部68と、景品玉タンク50の他側端の偶角部から景品玉導出口57の前方開口縁部61、62に向って傾斜し、かつ第1の傾斜底面部67に向って傾斜する第3の傾斜底面部69とから構成される。このため、第1の傾斜底面部67と第2の傾斜底面部68とが交錯する位置及び第1の傾斜底面部67と第3の傾斜底面部69とが交錯する位置には、それぞれ右側開口縁部66の両端部から景品玉タンク50の他側端偶角部に向って第1の交錯部70と第2の交錯部71が形成されることになる。なお、図示の実施形態においては、第2の傾斜底面部68は、実際には、後方開口縁部60と後面壁52との間に隆起している玉崩し部72に向って傾斜している。
【0022】玉崩し部72は、底面56からパチンコ玉の直径の2〜3倍の高さを有するように隆起しており、その上面は、景品玉導出口57に向う傾斜面部73を構成し、その側面は、傾斜面部73の傾斜下端から前記後方開口縁部60を結ぶ垂直面部74と第2の傾斜底面部68に対応する曲面部75とから構成されている。
【0023】上記のように構成される景品玉タンク50は、その底面56が第1の傾斜底面部67と第2の傾斜底面部68と第3の傾斜底面部69とから構成されるので、景品玉タンク50に貯留される景品玉は、左右に位置する第2の傾斜底面部68及び第3の傾斜底面部69から中央に位置する第1の傾斜底面部67に集るようにスムーズに移動し、しかも、第1の傾斜底面部67が景品玉導出口57の右側開口縁部66に向って傾斜しているので、第1の傾斜底面部66から均等に景品玉が景品玉誘導樋80上に落下する。また、景品玉導出口57部分においては、玉崩し部72が一側に隆起しているので、景品玉導出口57部分における景品玉の玉圧が常にインバランス状態となっており、このため、景品玉導出口57部分での玉詰まりが起こらない。
【0024】なお、図示の実施形態では、玉崩し部72を後方開口縁部60と後面壁52との間に隆起するように設けたが、これに限ることなく、例えば、前方開口縁部61、62と前面壁53との間に隆起させたり、あるいは両方の位置に隆起させたりしてもよい。この両方の位置に隆起させた場合には、玉崩し部72の高さを異ならせて景品玉導出口57部分における景品玉の玉圧がインバランス状態となるように設定することが望ましい。
【0025】また、景品玉導出口57を第1の景品玉導出口58と第2の景品玉導出口59に分けた場合に、第1の景品玉導出口58を第2の景品玉導出口59よりも大きくなるように設定したので、相対的に多量の景品玉が供給される必要のある誘導径路83a,83bに景品玉をスムーズに移動させることができるとともに、相対的に少ない景品玉が供給されれば良い誘導径路84側に景品玉タンク50に貯留される景品玉の玉圧が過剰に掛からないようにすることができる。
【0026】景品玉誘導樋景品玉タンク50の下方には、景品玉を整列させるための景品玉誘導樋80が設けられている。この景品玉誘導樋80は、景品玉が自然流下するように傾斜して取り付けられる。また、景品玉誘導樋80の内部には、図1に示すように下方に向うにしたがって高くなるように形成された整列壁81、82a,82bが立設されて第1の誘導径路83a,83b、及び第2の誘導径路84を構成し、該第1,第2の誘導径路83a,83b、84を景品玉が3列になって流下するようになっている。このように景品玉誘導樋80を景品玉が3列になって流下するように構成したのは、前記したように遊技盤9に設けられた入賞領域への入賞により2種類の景品玉数を払い出すように構成したためである。したがって、この場合には、第1の誘導径路83a,83bを流下する景品玉が相対的に多い景品玉数(13個)を払い出すために使用され、第2の誘導径路84を流下する景品玉が相対的に少ない景品玉数(7個)を払い出すために使用される。
【0027】なお、前記整列壁のうち第1の誘導径路83a,83bを区画する整列壁82a,82bは、上下に分割して形成されているが、これは、景品玉誘導樋80の上部に景品玉感知板91aが設けられるためであり、この景品玉感知板91a上に上部整列壁82bが突設されている。また、整列壁81は、全長に亘って玉の直径の整数倍以外の同じ高さに形成され、且つ図3に示すように前記景品玉導出口57から上端部までの長さD5 が約玉1個が通過可能な間隔に設けられている。これは、景品玉タンク50に貯留されている景品玉を第1の誘導径路83a,83b側と第2の誘導径路84側とに平均に誘導するためであり、更に、第1の誘導径路83a,83bに収容された景品玉の圧力が第2の誘導径路84に収容された景品玉に加わらないようにするためである。
【0028】また、誘導径路83a,83b、84の景品玉量感知板91a,91bを除く底面には、その長手方向に沿って景品玉の流下を円滑にするために流下溝85a〜85cが連続的に形成されている。そして、流下溝85a〜85cを形成したままの誘導径路83a,83b、84の強度を保持するために、その裏面には、適宜間隔をおいて連結板86が固着されている。なお、流下溝85a〜85cは、その左右上端接点が景品玉と点接触するので景品玉をスムーズに流下させることができると共に、誘導径路83a,83b、84にゴミ等が詰った場合にゴミ落し穴として使用することができる。
【0029】また、景品玉誘導樋80の上流側側面に最外部の第2の誘導径路84と連通する膨出誘導径路87が形成されている。この膨出誘導部径路87は、その底面が第2の誘導径路84の底面よりもほぼ玉1個分高くなるように段差状に形成され、且つ底面の一部が第2の誘導径路84側に傾斜する傾斜底面部88となっている。更に、膨出誘導径路87の側面を構成する前面壁89は、下流側において第2の誘導径路84と合流するように円弧状に形成された曲面部90を有するが、曲面部90に至るまで、その高さが一定となるように形成されている。しかして、膨出誘導径路87と最外部の第2の誘導径路84とは、上記のような構成となっているので、最外部の第2の誘導径路84の底面を流下する景品玉は、その上部に位置する景品玉及び膨出誘導径路87を流下する景品玉の圧力を常に受けているため優先的に、且つスムーズに下流側に向って流れる。このため、最外部の第2の誘導径路84及び膨出誘導径路87の合流点において景品玉が玉詰まりを起こすことがない。
【0030】また、景品玉誘導樋80の上流側の底面には、図5に示すように景品玉量感知板91a,91bが支軸92を中心にして揺動自在に軸支されている。一方の景品玉量感知板91aは、前記第1の誘導径路83a,83bの上流側に配置され、他方の景品玉量感知板91bは、前記第2の誘導径路84の上流側に配置されている。しかして、景品玉量感知板91a,91b上に景品玉が載置されて充満しているときは、後述する重錘96及び付勢スプリング99の付勢力に抗して支軸92を中心にして景品玉量感知板91a,91bの上端が押し下げられた状態となっており、一方、景品玉量感知板91a,91b上に景品玉が欠乏して載置しなくなったときは、重錘96及び付勢スプリング99の付勢力により支軸92を中心にして景品玉量感知板91a,91bの上端が跳ね上がった状態となる。
【0031】また、一方の景品玉量感知板91aの上流側裏面には、連結部材93が垂下され、この連結部材93に支軸95を中心にして揺動自在に軸支された揺動部材94の一端が連結されている。揺動部材94には、重錘96が固着され、この重錘96が景品玉量感知板91aに上方向の回動力を付与している。また、揺動部材94の他端には、下方に延びる伝達線材97が連結されている。伝達線材97の下端には、図12に示すように、リンク機構98が連結され、このリンク機構98を介して図示しない打球供給装置の動作を停止させる供給動作停止部材が作動するようになっている。なお、上記した実施形態においては、2つの景品玉量感知板91a,91bのうち一方の景品玉量感知板91aとだけ供給動作停止部材を連動させたが、他方の景品玉量感知板91bとも供給動作停止部材を連動させるようにしてもよい。
【0032】景品玉量感知板91a,91bの裏面には、押圧部材100、102が垂設されている。押圧部材100、102は、「L」字状に曲折され、その曲折された押圧部101、103が景品玉誘導樋80の下方であって、前記機構板本体41に取り付けられた2つの作動検出スイッチ104a,104bのアクチュエータ105a,105bと対応するように配置されている。
【0033】しかして、景品玉量感知板91a,91b上に景品玉が載置している状態のときには、押圧部101、103とアクチュエータ105a,105bとは当接せず、このため、作動検出スイッチ104a,104bは、不作動状態(OFF)となっている。また、景品玉量感知板91a,91b上に景品玉が載置していない状態のときには、押圧部101、103とアクチュエータ105a,105bとが当接し、このため、作動検出スイッチ104a,104bは、作動状態(ON)となる。そして、図示の実施形態においては、作動検出スイッチ104aは、前記玉切れ報知ランプ23と関連して設けられ、作動検出スイッチ104aが作動することにより玉切れ報知ランプ23が点灯して景品玉が欠乏している旨を遊技者に報知するようになっている。また、作動検出スイッチ104bは、図示しない集中管理コンピュータと関連して設けられ、作動検出スイッチ104bが作動することにより集中管理コンピュータにその旨を表示するとともに、集中管理コンピュータから補給機構に補給指令が導出されて、所定個数の景品玉が景品玉タンク50に補給されるようになっている。
【0034】なお、図示の実施形態のように、それぞれ独立に揺動する景品玉量感知板91a,91bとに垂下される押圧部材100、102を「L」字状に形成したため、それによって作動される作動検出スイッチ104a,104bの数は、従来の数と同じでよい。このため、従来のように1つの景品玉量感知板に2つの検出スイッチを対応して設ける構造と比較して、検出スイッチの数を少なくすることができて経済的であるとともに、景品玉誘導樋80の下方という比較的狭い設置空間を有効に利用することができる。
【0035】景品玉誘導樋80の途中には、玉ならし106及び玉ならし板107が垂下、又は敷設されている。この玉ならし106及び玉ならし板107は、景品玉誘導樋80を時として上下二段になって流下してくる景品玉を一段に整列させるためのものである。なお、整列壁81、下部整列壁82b、及び前面壁89は、下流側が前記玉ならし板107に当接するため、ほぼ同じ高さになるようにされている。
【0036】屈曲樋景品玉誘導樋80の下流側には、屈曲樋110a〜110cが接続されるように取り付けられている。この屈曲樋110a〜110cは、景品玉誘導樋80を流下してきた景品玉の流下方向を180度転換させるとともに、連続して流下している景品玉の玉圧を弱めるためにある。屈曲樋110a〜110cの屈曲部には、玉抜き装置111が設けられ、閉店後に玉抜き装置111を操作することにより、景品玉タンク50及び景品玉誘導樋80に貯留されていた景品玉を玉抜き通路112に排出してパチンコ遊技機1外へ誘導するようになっている。
【0037】また、屈曲樋110a〜110cの屈曲部より下流側のほぼ下り傾斜通路部分には、玉欠乏検知板113a〜113cが揺動自在に設けられている。この玉欠乏検知板113a〜113cは、その先端部に景品玉が載置しているときに後端部のフック部114a〜114cを跳ねあげており、逆に屈曲樋110a〜110c内に景品玉がなくなると、フック部114a〜114cがほぼ垂直方向に垂れ下がるような状態となる。そして、このような垂れ下がった状態のときに、後述する制御突片136a,136bが上昇すると、制御突片136a,136bの係合部137a,137bがフック部114a〜114cと係合して制御突片136a,136bを上昇した位置で保持するように作用し、最終的に景品玉の払い出しが行われなくなるようにしている。
【0038】また、屈曲樋110a〜110cのうち手前側の屈曲樋110cの屈曲部近傍には、その側壁に玉停止部材挿入口115が穿設されている。この玉停止部材挿入口115は、前記遊技盤9に形成される入賞領域に入賞した入賞玉によって払い出される景品玉数が1種類の場合に使用されるもので、玉停止部材挿入口115にアタッチメントを挿入することにより屈曲樋110cに景品玉が流れないように停止することができる。更に、屈曲樋110a〜110cの下流部は、ほぼ垂直状に形成されるが、その垂直部を含めて側壁に切欠孔116a〜116c及び117a〜117cが適宜穿設されている。切欠孔116a〜116c、117a〜117cは、屈曲樋110a〜110c内にゴミ等が侵入した場合にピンを挿入して取り除くことができるために設けられたものである。また、垂直部の末端には、段差部が形成されており、この段差部には、玉受部118a〜118cが形成されて後述する景品玉払出装置120の上部玉ストッパー124a,124bがスムーズに動作するように玉圧を弱めている。
【0039】更に、屈曲樋110a〜110cの間隔D6 は、図8に示すように玉の直径よりも僅かに大きくなるように設定されている。これは、屈曲樋110a〜110cに整列している景品玉同士を互い違いに整列させてその玉圧を分散させ、以って上記と同様に景品玉払出装置120の上部玉ストッパー124a,124bのスムーズな動作を保証している。これに対し、後述する景品玉収納筒123a〜123cの間隔D7 (景品玉払出装置120の入口部分に相当)は、図9に示すように玉の直径とほぼ同じとなるように設定されている。これは、景品玉収納筒123a〜123c内では、特に景品玉の玉圧を弱める必要がないこともあるが、景品玉収納筒123a〜123cに収納される景品玉数を正確に区切る必要から特に上部玉ストッパー124a,124bの侵入位置を正確に決めなければならないからである。すなわち、上部玉ストッパー124a,124bは、計数すべき最後の玉と屈曲樋110a〜110cに残留する最初の玉との間に常に正確に侵入しなければならず、景品玉収納筒123a〜123c内で玉が互い違いに並ぶと、その侵入位置がその都度異なり、正確な景品玉払出動作が行われないおそれがあり、これを防止するために景品玉収納筒123a〜123c内に景品玉が直線状に並ぶようにしたものである。
【0040】景品玉払出装置屈曲樋110a〜110cの下流側には、所定個数の景品玉を払い出す景品玉払出装置120が配置される。景品玉払出装置120は、景品玉収納筒123a〜123cと取付板122とを一体的に形成した景品玉収納筒本体121と、前記景品玉収納筒123a〜123cの上下位置に配置される上部玉ストッパー124a,124b及び下部玉ストッパー142a,142bと、該上部玉ストッパー124a,124b及び下部玉ストッパー142a,142bを開閉駆動するように係合する上下摺動部材133a,133bと、該上下摺動部材133a,133bを上下動させる作動部材149a,149bとから成る。
【0041】すなわち、景品玉払出装置120は、図6乃至図10に示すようにその前面側に形成された取付板122を機構板本体41に形成された収容凹部148に固定部材147を介して着脱自在に取り付けられている。
【0042】上部玉ストッパー124a,124bには、図7に示すように前端にストッパー部125a,126bが、後端に当接片126a,126bがそれぞれ形成され、支軸127を中心にして回動自在に軸支されてストッパー部125a,125bが常に自重により景品玉収納筒123a〜123cの入口を開閉するようになっている。
【0043】景品玉収納筒本体121には、後述する上下摺動部材133a,133bの摺動板134a,134bの裏面と当接して上下摺動部材133a,133bを案内する案内溝部128a,128bが突設されている。この案内溝部128a,128bは、図9に示すように断面「L」字状に形成されて上下摺動部材収容部130a,130bを構成し、摺動板134a,134bの裏面両側と当接するようになっている。また、案内溝部128a,128b内には、上下方向にレール状のガイド突起131a,131bが突設されている。このガイド突起131a,131bは、図9に示されるように摺動板134a,134bの前面と線接触しながら当接するようになっている。このため、上下摺動部材133a,133bが激しく、且つ連続的に動作しても摺動板134a,134bと景品玉収納筒本体121との間の摩擦力を極めて少なくすることができ、長期間に亘って偏摩耗することがなくスムーズな上下動作を確保することができる。また、前記案内溝部128a,128bには、前記摺動板134a,134bと接する部分に案内突起129a,129bが設けられているためさらに摩擦力が小さくなっている。よって、埃や塵等が多少付着しても摺動板134a,134bと景品玉収納筒本体121との接触面積が小さいため、その上下動作に支障を来すことがない。また、案内溝部128a,128bの内側下方には、ストッパー132a,132bが突設され、摺動板134a,134bの下端と当接するようになっているとともに、前記上下摺動部材収容部130a,130bの下端を構成している。したがって、上下摺動部材収容部130a,130bは、上方が開口して上下摺動部材133a,133bを受け入れるようになっているとともに、下方がストッパー132a,132bによって隙間を以って形成されているので、上下摺動部材収容部130a,130bに埃や塵等が付着して溜った場合には、上下摺動部材133a,133bを抜き出して、その後容易に清掃することができる。
【0044】一方、下部玉ストッパー142a,142bは、軸ピン145を中心にして揺動自在に軸支される。また、下部玉ストッパー142a,142bは、その上部に重錘の機能を兼用した当接ローラ144a,144bが設けられ、その下部に景品玉収納筒123a〜123c内に出没するストッパー部143a〜143cが突設されている。このストッパー部143a〜143cは、景品玉収納筒本体121の下方に形成された切欠溝146a〜146cに侵入して景品玉収納筒123a〜123c内に出没できるようになっている。そして、下部玉ストッパー142a,142bは、自重により常にストッパー部143a〜143cが景品玉収納筒123a〜123cに侵入するようになっているとともに、ストッパー部143a〜143cを段差状に突設することにより、景品玉収納筒123a〜123cへの上下方向の侵入位置を異ならせるようにしている。
【0045】しかして、3つのストッパー部のうち2つのストッパー部143a,143bは、下部玉ストッパー142aに突設されるとともに、景品玉収納筒123a,12bの出口を開閉するように作用し、他の1つのストッパー部143cは、下部玉ストッパー142bに突設されるとともに、景品玉収納筒123cの出口を開閉するように作用する。なお、ストッパー部143a〜143cが突設される具体的な位置は、ストッパ−部143aが景品玉収納筒123a内に6個の景品玉が収納されるような位置であり、ストッパ−部143b,143cが景品玉収納筒123b,123c内に7個の景品玉が収納されるような位置である。また、下部玉ストッパー142a,142bは、容易に取り外せる構造となっているため、該下部玉ストッパー142a,142bを前記ストッパー部143a〜143cの突設される位置の異なる種類のものと交換することによって簡単に景品玉の払出数を変えることができる。
【0046】次に、上部玉ストッパー124a,124b及び下部玉ストッパー142a,142bの開閉を制御する上下摺動部材133a,133bの構成について説明すると、上下摺動部材133a,133bは、前記上下摺動部材収容部130a,130bに収容される摺動板134a,134bと、該摺動板134a,134bから上方向に延びる制御突片136a,136bと、摺動板134a,134bの下部から横方向に突出する当接凸部141a,141bとが一体的に形成されたものである。なお、摺動板134a,134bの裏面には、前記ガイド突起131a,131bの間隔内に収納される突出部135a,135bが形成されている。これは、摺動板134a,134bが薄板状に形成されるために、成型後の変形を防止するために形成されるものである。
【0047】制御突片136a,136bには、その先端に前記玉欠乏感知板113a〜113cと係合する係合部137a,137bが形成され、その途中に前記上部玉ストッパー124a,124bの当接片126a,126bと係合する当接凹部138a,138bが形成されている。また、制御突片136a,136bの基部には、ウェイト139a,139bが固着され、上下摺動部材133a,133bを常に下方に付勢している。前記当接凸部141a,141bは、前記下部玉ストッパー142a,142bの当接ローラ144a,144bと係合するようになっている。すなわち、上下摺動部材133a,133bが下降位置にあるときは、下部玉ストッパー142a,142bの当接ローラ144a,144bと当接凸部141a,141bとが当接しているので、ストッパー部143a〜143cが景品玉収納筒123a〜123c内に侵入した状態を保持する。このとき上部玉ストッパー124a,124bにおいては、上部玉ストッパー124a,124bの当接片126a,126bと制御突片136a,136bの当接凹部138a,138bの上端部とが当接して、上部玉ストッパー124a,124bのストッパー部125a,125bを景品玉収納筒123a〜123cの入口から後退した位置で保持している。
【0048】したがって、景品玉は、前記屈曲樋110a〜110cから景品玉収納筒123a〜123c内に流れ込み、ストッパー部143a〜143cで係止された第1の状態となっている。一方、上下摺動部材133a,133bが上昇した位置にあるときは、当接凸部141a,141bと当接ローラ144a,144bとが当接しなくなるので、下部玉ストッパー142a,142bは、回動可能なフリーな状態となる。下部玉ストッパー142a,142bがフリーな状態になると、景品玉収納筒123a〜123c内に収納されていた景品玉の玉圧によりストッパー部143a〜143cが押圧されて回動し、景品玉収納筒123a〜123c内に収納されていた景品玉が後述する景品玉放出通路190に払出される。このとき、上部玉ストッパー124a,124bは、制御突片136a,136bが上昇しているので、上部玉ストッパー124a,124bは、その自重によって景品玉収納筒123a〜123cの入口を閉成し、当接凹部138a,138bの下端部と上部玉ストッパー124a,124bの当接片126a,126bとが係合して上部玉ストッパー124a,124bのストッパー部125a,125bを景品玉収納筒123a〜123cの入口内に侵入させた位置で保持している。そのため、景品玉は、景品玉収納筒123a〜123cの入口の直前で停止された第2の状態となっている。
【0049】このように、景品玉払出装置120は、上部玉ストッパー124a,124bと下部玉ストッパー142a,142bとを交互に開閉させることにより、景品玉を景品玉収納筒123a〜123c内へ供給する第1の状態と、景品玉を景品玉収納筒123a〜123cから排出する第2の状態とを繰り返すようになっている。そして、これを動作させるために上下摺動部材133a,133bには、制御突片136a,136bと当接凸部141a,141bとの間に嵌入凹部140a,140bが形成されている。この嵌入凹部140a,140bに作動部材149a,149bの先端部が係合するようになっている。作動部材149a,149bは、その後端部が機構板本体41と支持板151との間に差し渡された支軸150に回動自在に軸支されている。支持板151は、機構板本体41に突設された取付ボス152a,152bに固定されている。また、作動部材149a,149bのほぼ中央には、連動杆153a,153bの上端が連結され、この連動杆153a,153bが後述する入賞玉によって作動される回動部材167a,167bによって上下方向に摺動されることに応じて作動部材149a,149bを回動させている。また、作動部材149a,149bの回動に応じて前記上下摺動部材133a,133bが上下方向に摺動する。
【0050】入賞玉処理機構連動杆153a,153bの下端には、入賞玉処理機構160が関連付けられている。この入賞玉処理機構160は、図10にその詳細を示すように前記第1の入賞玉集合樋44a及び第2の入賞玉集合樋44bに対応するように前後方向に重複して設けられる。
【0051】まず、前記第1の入賞玉集合樋44aと第2の入賞玉集合樋44bに接続される入賞玉誘導通路161a,161bの末端には、入賞玉載置部162a,162bが形成されている。この入賞玉載置部162a,162bの左右には、開口が形成され、一方の開口には、ストッパー部材163a,163b及び回動部材167a,167bが臨み、他方の開口には、押出部材172a,172bが臨んでいる。ストッパー部材163a,163bは、支軸164を中心にして回動自在となっている。また、その一端に回動部材167a,167bと係合する係合部165a,165bが形成され、その他端に前記入賞玉誘導通路161a,161bの末端に臨む当接部166a,166bが形成されている。回動部材167a,167bは、ほぼ「T」字状をしており、支軸168を中心にして回動自在となっている。また、支軸168の上部に前記係合部165a,165bと係合する係合凸部169a,169bが形成され、支軸168の下部に入賞玉と当接する入賞玉当接面部170a,170bが形成され、更に、支軸168の後部に前記連動杆153a,153bと連結される連結部171a,171bが形成されている。
【0052】また、押出部材172a,172bは、逆さ「L」字状をなしており、その下端を支軸173で軸支されることによって所定角度範囲内で回動自在に設けられている。また、押出部材172a,172bの上部前端には、入賞玉を押出すための押圧面部175a,175bが形成され、上部後端には、回転ローラ174a,174bが設けられている。この回転ローラ174a,174bには、駆動モータ178のモータ軸179に固着された回転カム177a,177bが係合するようになっており、このため、駆動モータ178の回転により押出部材172a,172bが左右方向に回動するようになっている。なお、押出部材172a,172bの支軸173のやや上部には、復帰スプリング176a,176bが係止されて、常に押出部材172a,172bが入賞玉載置部162a,162bと反対方向に付勢されるようになっている。また、2つの回転カム177a,177bは、相互に位相をずらしてモータ軸179に固着されているので、同時に押出部材172a,172bが回動されることはない。これにより、駆動モータ178にかかる負荷を軽減させるとともに、景品玉数の異なる入賞玉を同時に処理することがなく、また遊技者に払出された景品玉数の違いを報知することができるようになっている。
【0053】前記入賞玉載置部162a,162bの一側には、前記押出部材172a,172bで押出された入賞玉が排出される入賞玉排出通路180a,180bが形成される。この入賞玉排出通路180a,180bの一方の側壁を構成する入賞玉検知部材181a,181bが支軸182を中心にして揺動自在に設けられている。そして入賞玉検知部材181a,181bの一側には、検出スイッチ183a,183bが配置され、該検出スイッチ183a,183bのアクチュエータ184a,184bが入賞玉検知部材181a,181bの動作を検出して前記遊技盤9の前面に形成された景品玉払出報知ランプ24を点灯させるようになっている。なお、景品玉払出報知ランプ24を2つ設けてそれぞれ7個排出用と13個排出用とに分けて、しかも入賞玉検知部材181a,181bにそれぞれ対応させることにより、どちらの景品玉数が排出されたかを知らせるようにしても良い。
【0054】また、入賞玉排出通路180a,180bの末端には、入賞玉検出器185a,185bが取り付けられている。この入賞玉検出器185a,185bは、遊技場に設置された集中管理コンピュータに信号を送るものであり、当該パチンコ遊技機1の営業用データを作成するために設けられるものである。入賞玉検出器185a,185bを通過した入賞玉は、入賞玉払出口186から前記玉抜き通路112に導かれ、パチンコ遊技機1の外に排出される。
【0055】以上のように構成された入賞玉処理機構160の動作について図10を参照して説明する。なお、図10は、手前側、すなわち、7個の景品玉が払出される機構を示したものであるが、奥側、すなわち、13個の景品玉が払出される機構も同一であるので、その説明は省略する。まず、景品玉払出装置120の状態は、上部玉ストッパー124bが開放されて景品玉が景品玉収納筒123cに所定個数(7個)収納され、下部玉ストッパー142bのストッパー部143cが景品玉収納筒123c内に侵入した状態が保持されている。このような状態において、第2の入賞玉集合樋44bを流下して入賞玉誘導通路161bに誘導された入賞玉は、ストッパー部材163bを図示の反時計方向に回動させながら入賞玉載置部162bに載置される。すると、常時回転している回転カム177bが押出部材172bの回転ローラ174bと当接して押出部材172bを前方に押出すように回動させる。押出部材172bが回動するにつれて入賞玉載置部162b上の入賞玉は、その押出方向に移動するが、この際、入賞玉は、押出部材172bの押圧面部175bと回動部材167bの入賞玉当接面部170bとに挟持されて移動する。また、このとき、ストッパー部材163bの係合部165bと回動部材167bの係合凸部169bとの係合が外されているので、回動部材167bは、図示の反時計方向に回動する。回動部材167bが回動することによって、係合凸部169bの前端部がストッパー部材163bを時計方向に回動させて当接部166bが入賞玉誘導通路161bの末端を塞ぐように侵入して次の入賞玉を入賞玉載置部162bに載置しないようにしている。また、それと同時に、連動杆153bが上昇して作動部材149bを上方向に回動させる。すると、上下摺動部材133bが上昇するので、上部玉ストッパー124bの当接片126bが制御突片136bの当接凹部138bの下部に当接して上部玉ストッパー124bのストッパー部125bが景品玉収納筒123cの入口に侵入して景品玉が景品玉収納筒123c内に流れ込まないように係止する。また、上下摺動部材133bの当接凸部141bと下部玉ストッパー142bの当接ローラ144bとの係合が外れるので、下部玉ストッパー142bがフリー状態となり、そのため景品玉収納筒123c内の景品玉の玉圧によりストッパー部143cが押圧回動されて景品玉収納筒123c内に収納されていた所定個数の景品玉が景品玉放出通路190に排出される。
【0056】以上のようにして所定個数の景品玉が払出されると、回動部材167bと押出部材172bとで挟持されていた入賞玉は、押出部材172bが更に回動することにより入賞玉載置部162bから外れて入賞玉排出通路180bに落下する。すると、回動部材167bは、時計方向に回動して元の状態に戻るので、それに従動して連動杆153b、上下摺動部材133bが下降して、再度下部玉ストッパー142bを固定し、上部玉ストッパー124bを開放して景品玉を景品玉収納筒123c内に導き入れる。また、このとき、ストッパー部材163bも回動部材167bの回動により元の状態に復帰するので、入賞玉誘導通路161bの末端で待機していた次の入賞玉の流下が許されて入賞玉載置部162bに移動して上述の動作を繰り返す。
【0057】また、入賞玉排出通路180bに排出された入賞玉は、検出スイッチ183b及び入賞玉検出器185bを作動させて、入賞玉払出口186から前記玉抜き通路112に合流してパチンコ遊技機1外に排出される。
【0058】景品玉放出通路景品玉払出装置120から払出された景品玉は、景品玉放出通路190に排出される。景品玉放出通路190には、放出された景品玉が衝突して音を出すベル191が設けられ、更に、その下方の放出通路190の下端に誘導開口192が開設され、この誘導開口192が前記打球供給皿6に連通している。また、誘導開口192の一側には、余剰玉通路194と連絡するための連絡樋193が設けられ、余剰の景品玉を余剰玉通路194に誘導するようになっている。余剰玉通路194は、その下端が前面枠2の裏面に取付られる接続樋199に接続され、余剰の景品玉を前記余剰玉受皿32に誘導するようになっている。また、余剰玉通路194の一側側壁には、景品玉充満検知板196が上端を中心にして揺動自在に設けられている。しかして、景品玉充満検知板196は、景品玉によって余剰玉通路194内が満杯になったときに該景品玉に押圧されて揺動し、景品玉充満検知板196に連結されたスライド線材197が移動して、前記した図示しない打球供給装置の動作を固定して打玉を打球発射位置に供給しないようしている。また、景品玉充満検知板196の対向する位置に充満検知スイッチ198が設けられている。そして、景品玉充満検知板196が揺動されたときに充満検出スイッチ198がOFFとなり、入賞玉処理機構160の前記駆動モータ178の回転を停止させるようになっている。したがって、充満検知板196が動作したときには、打球の弾発ができなくなるとともに、景品玉の払出も行われなくなる。更に、余剰玉通路194内には、景品玉と衝突して音を出すベル195が設けられている。
【0059】上記した構成以外に機構板本体41には、前記アウト口22の後端に接続されるアウト玉誘導樋200が設けられている。
【0060】以上、説明したように、この実施形態における景品玉払出装置120は、景品玉払出装置120に景品玉を誘導する屈曲樋110a〜110cの寸法D6 を、該景品玉払出装置120の景品玉入口を構成する景品玉収容筒123a〜123cの寸法D7 よりも大きく形成したので、屈曲樋110a〜110c内に整列される景品玉同士が互い違いに整列されてその玉圧が分散されるので、景品玉払出装置120への玉圧が弱まり、景品玉払出装置120の作動不良を回避することができる。また、屈曲樋110a〜110c及び景品玉入口を構成する景品玉収容筒123a〜123cの具体的な寸法として、屈曲樋110a〜110cの寸法D6 を、景品玉の直径よりも僅かに大きく形成し、景品玉入口を構成する景品玉収容筒123a〜123cの寸法D7 を、景品玉の直径とほぼ同じに形成することが望ましい。
【0061】また、本実施形態における景品玉誘導樋80には、景品玉を二列に整列して誘導する第1の誘導径路83a,83bと、景品玉を一列に整列して誘導する第2の誘導径路84とが整列壁81によって区画形成され、景品玉タンク50の景品玉導出口57と整列壁81の上端との寸法を少なくとも玉1個が通過可能な間隔D5 としたので、景品玉タンク50における残留玉量が少なくなって第1の誘導径路83a,83b又は第2の誘導径路84のいずれか一方に偏って景品玉が供給されたとしても、整列壁81の上端と景品玉導出口57との間の間隔D5 を通って過剰に供給された側の誘導径路から不足側の誘導径路に景品玉が移動して結果的に均等に供給されることとなる。
【0062】また、第2の誘導径路84の上流側側方に、その底面が第2の誘導径路84の底面よりも高い膨出誘導径路87を段差状に設けることにより、景品玉タンク50の景品玉導出口57に臨ませる第1の誘導径路83a,83bと第2の誘導径路84の面積範囲をほぼ同じとすることができるので、第1,第2の誘導径路83a,83b、84に対して景品玉の供給がより均等に行われると共に、各誘導径路83a,83b、84における玉詰まり現象を抑制することができる。
【0063】更に、本実施形態において、景品玉誘導樋80の景品玉を整列して誘導する誘導径路83a,83b、84の底面の長手方向に沿って流下溝85a〜85cを形成すると共に、該誘導径路83a,83b、84の裏面に適宜間隔をおいて流下溝85a〜85cを横切る連結板86を固着したので、景品玉が流下溝85a〜85cの左右上端接点と点接触しながら誘導径路83a,83b、84を流下するので、スムーズな流下を達成することができると共に、流下溝85a〜85cの裏面であって該流下溝85a〜85cを横切るように連結板86を適宜間隔を設けて固着しているので、景品玉誘導樋80の強度を向上させ、誘導径路83a,83b、84に整列した景品玉の重量がかかっても景品玉誘導樋80が変形することがない。
【0064】なお、上述した実施形態においては、2種類の景品玉数を払い出すために複数の誘導径路を備えた形式の景品玉誘導樋及び景品玉払出装置について例示したが、これを1種類の景品玉数を払い出すものであって、景品玉を一列に整列せしめながら下流へ誘導する誘導径路を1つだけ備えた形式の景品玉誘導樋及び景品玉払出装置に適用しても良い。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、景品玉誘導樋の景品玉を整列して誘導する誘導径路の底面の長手方向に沿って流下溝を形成すると共に、該誘導径路の裏面に適宜間隔をおいて前記流下溝を横切る連結板を固着したので、景品玉が流下溝の左右上端接点と点接触しながら誘導径路を流下するので、スムーズな流下を達成することができると共に、流下溝の裏面であって該流下溝を横切るように連結板を適宜間隔を設けて固着しているので、景品玉誘導樋の強度を向上させ、誘導径路に整列した景品玉の重量がかかっても景品玉誘導樋が変形することがない。




 

 


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