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発明の名称 弾球遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−57122
公開日 平成8年(1996)3月5日
出願番号 特願平6−224066
出願日 平成6年(1994)8月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】今崎 一司
発明者 鵜川 詔八
要約 目的
リーチ時の最終停止図柄を遊技者に予測させることなく、可変表示装置の単位時間当りの最高変動回数が計算上把握できる弾球遊技機を提供することにある。

構成
リーチがない場合には、左・中・右の各図柄列は、各々、パターンAでの変動後、WC RND ZU1〜ZU3で決定された停止図柄を基準にして停止表示までの変動量が一定となるように切り換え表示制御される。
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の識別情報を可変表示する可変表示部を複数列有すると共に、該複数列の可変表示部の表示結果が特定の識別情報の組合せとなったときに所定の遊技価値を付与し得る可変表示装置を備えた弾球遊技機において、前記可変表示部の変動動作を許容する変動許容手段と、該変動許容手段により前記可変表示部の変動動作が許容されると、これに基づいて可変表示部に停止表示する識別情報を事前に決定する停止表示決定手段と、前記可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性があるときには、前記停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報までの変動量が不規則となるように変動中の識別情報を所定の識別情報に切り換えて表示制御する一方、可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性がないときには、停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報を基準にして停止表示までの変動量が一定となるように変動中の識別情報を切り換えて表示制御する表示内容切換制御手段と、を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
【請求項2】前記表示内容切換制御手段は、前記可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性があるとき、前記停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報を基準とせずに変動中の識別情報を切り換え制御することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の識別情報を可変表示する可変表示部を複数列有すると共に、該複数列の可変表示部の表示結果が特定の識別情報の組合せとなったときに所定の遊技価値を付与し得る可変表示装置を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可変表示装置の複数列の可変表示部に表示される識別情報(図柄)が予め定めた特定の組合せ結果となったときに特定遊技状態(大当り遊技状態ともいう)となって、例えば、可変入賞球装置を一定時間(例えば、29秒)が経過するまで、又は所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで開放(このような開放を以下開放サイクルという)し、この開放サイクル中に継続権が発生することを条件として所定回数(例えば、16回)の開放サイクルを繰り返すように制御される弾球遊技機が多数提供されていた。また、このような弾球遊技機を構成する可変表示装置では、通常、その変動を許容する始動口への打玉の入賞に伴って予め停止図柄を決定しておき、図柄変動の途中に基準となる一定の図柄に切り換えて表示制御を行った後に、予め決定しておいた停止図柄を表示するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来のような表示内容の切り換え制御を行う可変表示装置では、停止図柄の如何に関わらず切り換えを行う図柄が一定であった。従って、全列の可変表示部が停止する前の段階で図柄が特定の組合せ結果となる可能性がある場合(以下、これをリーチ状態という)に加えて、リーチでない場合でも、図柄の変動開始から変動停止までの時間が不規則になっていた。このため、単位時間当り最高何回可変表示装置の変動動作が行われるか計算上把握し難く、営業上の設定が困難であった。一方、図柄の変動開始から変動停止までの時間を一定に設定して単位時間当りの最高変動回数を計算上把握できるようにした可変表示装置では、リーチ時の最終停止図柄を遊技者が予測できてしまうため、遊技の興趣が半減するという不都合があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、リーチ時の最終停止図柄を遊技者に予測させることなく、可変表示装置の単位時間当りの最高変動回数が計算上把握できる弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成するために、本発明においては、複数の識別情報を可変表示する可変表示部を複数列有すると共に、該複数列の可変表示部の表示結果が特定の識別情報の組合せとなったときに所定の遊技価値を付与し得る可変表示装置を備えた弾球遊技機において、前記可変表示部の変動動作を許容する変動許容手段と、該変動許容手段により前記可変表示部の変動動作が許容されると、これに基づいて可変表示部に停止表示する識別情報を事前に決定する停止表示決定手段と、前記可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性があるときには、前記停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報までの変動量が不規則となるように変動中の識別情報を所定の識別情報に切り換えて表示制御する一方、可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性がないときには、停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報を基準にして停止表示までの変動量が一定となるように変動中の識別情報を切り換えて表示制御する表示内容切換制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0005】また、前記表示内容切換制御手段は、前記可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性があるとき、前記停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報を基準とせずに変動中の識別情報を切り換え制御することにより、リーチ時に最終停止する識別情報を遊技者に予測させることなく遊技の興趣を半減させない点で有利である。
【0006】
【作用】可変表示部の変動動作を許容する変動許容手段と、該変動許容手段により可変表示部の変動動作が許容されると、これに基づいて可変表示部に停止表示する識別情報を事前に決定する停止表示決定手段と、可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性があるときには、停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報までの変動量が不規則となるように変動中の識別情報を所定の識別情報に切り換えて表示制御する一方、可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性がないときには、停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報を基準にして停止表示までの変動量が一定となるように変動中の識別情報を切り換えて表示制御する表示内容切換制御手段と、を備えたので、リーチ以外のときには、可変表示部の変動時間を一定にすることができるため、可変表示装置の単位時間当りの最高変動回数が計算上把握でき、ひいては営業上の設定を容易にすることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。まず、図1を参照して、実施例に係る弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤1の拡大正面図である。図1において、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央上部には、複数の識別情報(以下、図柄という)を可変表示(変動ともいう)する図柄表示装置(可変表示装置)30が配置されている。
【0008】図柄表示装置30の下方には、図柄の変動を許容する始動入賞口4が設けられている。この始動入賞口4に入賞した入賞玉は、遊技盤1の裏面に導かれて始動口スイッチ5によって検出される。なお、始動入賞口4への入賞に基づく図柄表示装置30の変動は、所定回数(例えば、4回)記憶され、その旨が図柄表示装置30に設けられる始動記憶表示LED35によって表示されるようになっている。
【0009】前記図柄表示装置30の下方に入賞領域8を有する可変入賞球装置6が設けられている。可変入賞球装置6は、前記遊技盤1に取り付けられる取付基板7を有し、その取付基板7のほぼ中央に長方形状の入賞領域8が開設されている。この入賞領域8は、一枚の開閉部材9によって閉塞されている。この開閉部材9は、ソレノイド10によって開閉制御され、開閉部材9が前傾動した開成中には、遊技盤1の表面を落下する打玉を受止めて入賞領域8に導き入賞玉とする。また、入賞領域8の内部は、左右2つに区画されており、その右側には特定領域11aが形成され、左側には通常領域11bが形成されている。特定領域11aには、特定領域スイッチ12が設けられ、また、特定領域11a及び通常領域11bを通過した入賞玉を検出する10カウントスイッチ13も設けられている。
【0010】また、可変入賞球装置6には、前記開閉部材9の下部中央に前記10カウントスイッチ13によって検出された入賞玉数を表示する個数表示LED14と、前記入賞領域8の内部後面壁に設けられ且つ前記特定領域11aに打玉が入賞して後述する継続権が成立した旨を表示するV表示LED15と、前記開閉部材9の下部左右側に飾りLED16a・16b(以下、飾りLED−Cという場合もある)と、前記開閉部材9の左右外側にアタッカーランプ17a・17bとが設けられている。さらに、可変入賞球装置6の取付基板7の左右部には、通常の入賞口18a・18bが一体的に形成されている。これらの飾りLED及びランプ類は、後に詳述するように図柄表示装置30の変動時や特定遊技状態時等に所定の態様で駆動制御されるようになっている。
【0011】しかして、上記のように構成される可変入賞球装置6は、以下のように作動する。即ち、打玉が始動入賞口4に入賞して始動口スイッチ5をONさせると、図柄表示装置30が変動を開始し、一定時間(例えば、7秒)が経過すると、左・右・中の順で図柄が確定され、その確定された図柄の組み合せが所定の表示態様となったときに特定遊技状態(大当り遊技状態とも言う)となる。そして、この特定遊技状態においては、可変入賞球装置6の開閉部材9が所定期間(例えば、29.5秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発生するまで)開放する(開放サイクル)ように設定され、その開放している間遊技盤1の表面を落下する打玉を受止めるようになっている。そして、入賞領域8内に設けられた特定領域11aに入賞すると、再度上記した開放サイクルを繰り返し、特定領域11aに入賞玉が入賞する毎に継続権が成立して開放サイクルを最高16回繰り返すことができるようになっている。
【0012】さらに、遊技盤1の表面には、前記図柄表示装置30の上部左右側方に風車ランプ19a・19bが設けられ、中程左右側方に入賞口18c・18dが設けられ、下部左右側方に入賞口18e・18fが設けられ、該入賞口18e・18fの各下方に左右一対の一対風車20a・20bがそれぞれ設けられている。また、入賞口18c・18d及び入賞口18e・18fは、それぞれ肩ランプ21a・21b、袖ランプ22a・22bを内蔵しており、風車ランプ19a・19bを含む肩ランプ21a・21b、袖ランプ22a・22bは、前記特定遊技状態時、変動時等に点灯又は点滅してその旨を報知するものであり、同様な機能を有するものとして、遊技領域3の左右にサイドランプ23a・23b及び飾りLED24a・24b(以下、飾りLED−Bという場合もある)が設けられている。なお、遊技領域3の入口部分の内側誘導レール2の上端には、遊技領域3に到達した打玉が逆流しないようにするため、逆流防止装置25が取り付けられている。また、遊技盤1の表面の最下方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤1の後方に導かれるアウト口26が設けられている。また、誘導レール2の外周に沿ってレール飾りランプ27が設けられている。さらに、図示しないがパチンコ遊技機の前面上部には、遊技効果ランプ28が設けられると共に遊技の進行に応じて効果音を発生するスピーカ29(共に図2のブロック図に符号のみ表示)も設けられている。上記したランプ類の表示態様及びスピーカ29の駆動態様については、後に詳述する。
【0013】次に、本実施例の要部をなす図柄表示装置30の構成について説明する。図柄表示装置30は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板31と、該取付基板31の裏面に取り付けられる液晶ユニット32とから構成されている。取付基板31には、ほぼ正方形状の表示窓33aを有する窓枠部33が形成されており、該窓枠部33の表示窓33aには、液晶ユニット32の表示画面32aが臨設されている。また、窓枠部33の上部には、センターランプ34と、変動時又は特定遊技状態時に前記始動入賞口4に入賞した入賞玉数を記憶表示する始動記憶表示LED35とが設けられており、窓枠部33の左右両側には、飾りLED36a・36b(以下、飾りLED−Aという場合もある)が設けられている。なお、図柄表示装置30の変動未消化分を記憶する最大数は、4個であり、このため、始動記憶表示LED35も4個設けられている。
【0014】また、センターランプ34の後面側には、その上部及び左右両側部にワープ入口37が設けられ、飾りLED36a・36bの前面側には、ワープ入口37に入った打玉を転動する左右の各玉通路38a・38bが設けられ、前記始動入賞口4の上方位置には、玉通路38a・38b内を転動した打玉を再度遊技領域3に放出するワープ出口39が設けられている。これにより、ワープ入口37に入った打玉は、左右何れかの玉通路38a・38b内を転動した後、始動入賞口4の上方に位置するワープ出口39に導かれて再度遊技領域3に放出されるため、始動入賞口4に入賞する可能性が高くなっている。
【0015】ところで、上記図柄表示装置30を構成する液晶ユニット32によって表示される変動図柄は、図3に示すように、WC RND ZU1〜ZU3の3列(左・中・右)の図柄列からなり、これらの各図柄列が特定遊技状態を発生させる大当り図柄の組合せ(WC RND LINE)は、図4乃至図6に示すように、全54通りである。なお、WC RND ZU1〜ZU3は、各々、左・中・右の各図柄表示用のランダム数であり、また、WC RND LINEは、大当り図柄配列用のランダム数である。
【0016】上記WC RND ZU1(左図柄)は、「イチゴ1〜4(図形)」「ブドウ1〜4(図形)」「メロン1・2(図形)」「スイカ1・2(図形)」「ピーチ(図形)」「チェリー(図形)」「オレンジ(図形)」の7種類のフルーツ図柄と、「デジパロン上・中・下(図形)」のキャラクター図柄と、「ドル箱(図形)」「足(図形)」の図柄とからなる全21個から構成されている。また、WCRND ZU2(中図柄)は、「メロン1〜4(図形)」「ブドウ1〜4(図形)」「イチゴ1〜3(図形)」の3種類のフルーツ図柄と、「ドル箱(図形)」「7(文字)」「JAC(文字)」「ビクトリー(図形)」「足(図形)」の図柄と、「星印(図形)」の6個の外れ図柄とからなる全22個から構成されている。また、WC RND ZU3(右図柄)は、「ピーチ1〜4(図形)」「チェリー1〜4(図形)」「オレンジ1〜3(図形)」の3種類のフルーツ図柄と、「デジパロン上・中・下(図形)」のキャラクター図柄と、「足(図形)」「ドル箱(図形)」の図柄と、「星印(図形)」の7個の外れ図柄とからなる全24個から構成されている。そして、上記3列(WC RND ZU1〜ZU3)の各図柄列は、それぞれベルトが回転するように変動され、変動開始時から所定時間が経過したときに左・右・中の順で停止されると共に、各図柄列毎に上・中・下の3図柄が停止表示されることで3列9個の図柄が確定されることとなる。
【0017】また、大当り図柄の組合せ(WC RND LINE)は、前述のように全54通りであり、その組合せ種類としては3種類に大別される。その1種類目は、WC RND LINE0〜LINE5の6通りの組合せであり、これは、左・右の各図柄列に「デジパロン上・中・下(図形)」のキャラクター図柄が停止表示され、この状態で中図柄列の上・中・下箇所の何れかに「JAC(文字)」又は「7(文字)」が停止表示された場合の組合せである。2種類目は、WC RND LINE6〜LINE38の33通りの組合せであり、これは、左・右・中の各図柄列の上・中・下の全箇所にフルーツ図柄が停止表示された場合の組合せである。3種類目は、WC RND LINE39〜LINE53の15通りの組合せであり、これは、横3本及び斜め2本の計5本の当りライン上の何れかに「足(図形)」「ビクトリー(図形)」「ドル箱(図形)」のうち何れかの同一図柄が停止表示された場合の組合せである。このように、本実施例では、従来からの大当り図柄の組合せ、即ち当りライン上に同一図柄が停止表示された場合での大当り図柄の組合せ(3種類目)に加えて、1種類目及び2種類目の大当り図柄の組合せを設定することで、遊技の興趣をより一層盛り上げている。
【0018】また、上記WC RND LINE0〜LINE5の組合せにおいては、図7(A)〜(C)に示すように、遊技の興趣を盛り上げるため、リーチ状態で左・右の各キャラクター図柄(デジパロン)を回転表示させ、中図柄の停止表示に伴い大当りが決定されると、左・右の各「デジパロン(図形)」が持つ「7・JAC」の巻物を開放して表示させるようになっている。また、WC RND LINE39〜LINE53の組合せにおいては、図8(A)(B)に示すように、「ドル箱(図形)」でのリーチ状態ではドル箱からコインが溢れ出る表示を行い、「足(図形)」でのリーチ状態では足を組み替える表示を行うようになっている。なお、このようなリーチ状態での表示制御は、大当りの場合に限らず外れの場合においても行われるものである。
【0019】以上、図柄表示装置30を含むパチンコ遊技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、それらの遊技装置は、図2に示す遊技制御回路によって制御される。図2は、遊技制御回路をブロック構成で示す回路図であり、MPU、ROM、RAM、入出力回路を含む基本回路40(変動制御手段)によって制御されている。しかして、基本回路40は、入力回路41を介して始動口スイッチ5、特定領域スイッチ12、及び10カウントスイッチ13からの検出信号が入力され、アドレスデコード回路42から基本回路40及び入力回路41にチップセレクト信号が与えられる。また、電源投入時に初期リセット回路43から基本回路40にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期リセット回路44から基本回路40に定期リセット信号が与えられる。
【0020】一方、基本回路40からは、以下の装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、LCD回路45を介してLCD表示装置(図柄表示装置)30に表示制御信号が与えられる。この表示制御信号は、図9及び図10に示すように、表示制御転送データヘッダーと、各表示制御転送データコマンド0〜5と、表示制御転送データチェックサムとから構成されており、図11に示すS1〜S10のような各種データの組合せ形態にて転送が行われる。なお、表示制御信号を構成する表示制御転送データコマンド0は、図柄変動用及び警告表示用のコマンドに加えて、デモ表示用及び大当り中表示用のコマンドを備えることで、図12に示すように、電源投入時のデモ表示と、大当り中の各ラウンド表示とを制御して、前記キャラクター図柄(デジパロン)にストーリー性を持たせている。また、このような大当り中の各ラウンド表示については、表示制御転送データコマンド4中のD5・4に大当り時ストーリー番号(1〜4)を設けることで、4種類のストーリーが設定されている。なお、このような4種類のストーリー選択は、後述の大当り時ストーリー選択用のランダム数(WC RND2)に基づいて行われる。
【0021】また、基本回路40からは、LED回路46を介して個数表示LED14、始動記憶表示LED35、V表示LED15、飾りLED24a・24b、飾りLED36a・36b、及び飾りLED16a・16bに表示駆動信号が与えられ、ソレノイド回路47を介してソレノイド10に駆動信号が与えられ、ランプ回路48を介して遊技効果ランプ28、レール飾りランプ27、サイドランプ23a・23b、袖ランプ22a・22b、風車ランプ19a・19b、センターランプ34、肩ランプ21a・21b、及びアタッカーランプ17a・17bに表示制御信号が与えられ、音量増幅回路49を介してスピーカ29に音声信号が与えられる。さらに、基本回路40は、情報出力回路50を介して外部に大当り情報、及び有効始動情報を出力している。なお、上記した装置や回路には、電源回路51から各種の電圧を有する電力が供給されている。
【0022】以上、説明した遊技制御回路によって奏される具体的な動作の一例を図13乃至図34に示すタイムチャート及び説明図等を参照して説明する。まず、図柄表示装置30の変動動作に用いられるランダム数について説明する。図柄表示装置30では、図13に示すような8種類のランダム数が使用されており、これらのランダム数は、大当り決定用のWC RND1と、大当り時ストーリー選択用のWC RND2と、左図柄表示用の前記WC RND ZU1と、中図柄表示用の前記WC RND ZU2と、右図柄表示用の前記WC RND ZU3と、大当り図柄配列用の前記WC RND LINEと、リーチパターン用のWCREECHと、停止図柄数判定用のWC SLOW RNDと、から構成されている。また、WC RND1は、「0〜204」の205通りの数値が0.002秒毎に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WC RND2は、「0〜3」の4通りの数値がWC RND1の桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WC RND ZU1は、「0〜20」の21通りの数値が後述する割り込み処理の余り時間に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WC RND ZU2は、「0〜21」の22通りの数値がWC RND ZU3の桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WC RND ZU3は、「0〜23」の24通りの数値がWC RND ZU1の桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WC RND LINEは、「0〜53」の54通りの数値がWC REECHの桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WCREECHは、「0〜3」の4通りの数値が割り込み処理の余り時間に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであり、WC SLOW RNDは、「0〜3」の4通りの数値がWC RND LINEの桁上げ時に1ずつ加算されることで刻々と変化するものである。
【0023】そして、図14に示すように、WC RND1から抽出された値が「5」であり大当りと判定されると、WC RND LINE(0〜53)で大当りとなる図柄及び配列が決定され、この大当り図柄が図柄表示装置30の液晶ユニット32に表示される。一方、W RND1で「5」以外の値が抽出されて外れと判定されると、WC RND ZU1〜ZU3で抽出された任意の値が停止図柄として使用され、この図柄が外れ図柄として図柄表示装置30の液晶ユニット32に表示される。なお、WC RND ZU1〜ZU3で抽出された任意の値が、偶然にも前記WC RND LINE(0〜5)の大当り図柄と一致した場合には、WC RND ZU2から6を減算し、また、前記WC RND LINE(6〜53)の大当り図柄と一致した場合には、WC RND ZU2から1を減算して外れ図柄にして表示するものである。
【0024】次に、図柄表示装置30での一連の制御処理プロセスを、図15(A)(B)に基づいて以下に説明する。制御処理は、図15(A)のフローチャートに示すように、スタックポインタに指定アドレスをセットする処理(S1)、液晶ユニット32の電源をON又はOFFにする液晶電源処理(S2)、LED、ランプ、及びソレノイドの出力を行うポート出力処理(S3)、RAMの初期化及び初期値データの設定を行う初期化処理(S4)、LED、ランプ、及びソレノイドの出力データ制御を行う出力データ制御処理(S5)、LED、ランプ、及びソレノイドの出力データセットを行う出力データセット処理(S6)、個数表示LED14のデータ処理を行うデジットデータセット処理(S7)、警告フラグのチェック及び警告音や警告表示のデータセット等を行う警告処理(S8)、有効始動情報及び大当り情報のデータセットを行う情報出力処理(S9)、図柄の変動表示やデモ表示等のプロセス処置を行う特別図柄プロセス処理(S10)、表示制御信号の転送を行う表示制御通信処理(S11)、10カウントスイッチ13、特定領域スイッチ12、及び始動口スイッチ5のスイッチチェックを行うスイッチ処理(S12)、大当り決定用及び大当り時ストーリー選択用の各ランダムカウンタを加算する大当り判定用ランダム更新処理(S13)、左・右・中の図柄表示用の各ランダムカウンタを加算する表示図柄ランダム更新処理(S14)、リーチパターン用、大当り図柄配列用、及び停止図柄数判定用の各ランダムカウンタを加算するリーチ用ランダム更新処理(S15)、音データのセット及び音の出力を行う音処理(S16)、PCM音データのセット及びPCM音の出力を行うPCM音処理(S17)、表示図柄ランダム更新処理(S18)、及びリーチ用ランダム更新処理(S19)からなり、これらの各ステップS1〜S19が順次処理されていく。また、各ステップS1〜S19を処理する際には、図15(B)に示すような2ms毎の割り込み信号Tが発生されることで、各ステップS1〜S19は、2ms毎にリセットされて割り込み処理される。なお、表示図柄ランダム更新処理(S18)、及びリーチ用ランダム更新処理(S19)は、各々、ステップS14・S15と同一の処理であり、また、このようなステップS18・S19は、本制御処理において終端でのループステップをなすことで、割り込み処理の余り時間で繰り返し行われるようになっている。
【0025】次に、上記ステップS13での大当り判定用ランダム更新処理を図16のフローチャートに基づいて以下に説明する。まず、WC RND1に1を加算して(S131)、このWC RND1の値が「205」以上であるか否かを判定する(S132)。WC RND1の値が「205」より小さい場合は、ステップS13での処理を終了して前記ステップS14に戻る。一方、WC RND1の値が「205」以上の場合は、WC RND1をクリアする(S133)。その後、WC RND2に1を加算して(S134)、このWC RND2の値が「4」以上であるか否かを判定する(S135)。そして、WC RND2の値が「4」より小さい場合は、ステップS13での処理を終了して直接前記ステップS14に戻る一方、WC RND2の値が「4」以上の場合は、WC RND2をクリアし(S136)、その後前記ステップS14に戻る。
【0026】次に、上記ステップS14での表示図柄ランダム更新処理を図17のフローチャートに基づいて以下に説明する。まず、WC RND ZU1に1を加算して(S141)、このWC RND ZU1の値が「21」以上であるか否かを判定する(S142)。WC RND ZU1の値が「21」より小さい場合は、ステップS14での処理を終了して前記ステップS15に戻る。一方、WC RND ZU1の値が「21」以上の場合は、WC RND ZU1をクリアする(S143)。その後、WC RND ZU2に1を加算して(S144)、このWC RND ZU3の値が「24」以上であるか否かを判定する(S145)。WC RND ZU3の値が「24」より小さい場合は、ステップS14での処理を終了して前記ステップS15に戻る。一方、WC RND ZU3の値が「24」以上の場合は、WC RND ZU3をクリアする(S146)。その後、WC RND ZU2に1を加算して(S147)、このWC RNDZU2の値が「22」以上であるか否かを判定する(S148)。そして、WCRND ZU2の値が「22」より小さい場合は、ステップS14での処理を終了して直接前記ステップS15に戻る一方、WC RND ZU2の値が「22」以上の場合は、WC RND ZU2をクリアし(S149)、その後前記ステップS15に戻る。
【0027】次に、上記ステップS15でのリーチ用ランダム更新処理を図18のフローチャートに基づいて以下に説明する。まず、WC REECHに1を加算して(S151)、このWC REECHの値が「4」以上であるか否かを判定する(S152)。WC REECHの値が「4」より小さい場合は、ステップS15での処理を終了して前記ステップS16に戻る。一方、WC REECHの値が「4」以上の場合は、WC REECHをクリアする(S153)。その後、WCRND LINEに1を加算して(S154)、このWC RND LINEの値が「54」以上であるか否かを判定する(S155)。WC RND LINEの値が「54」より小さい場合は、ステップS15での処理を終了して前記ステップS16に戻る。一方、WC RND LINEの値が「54」以上の場合は、WC RND LINEをクリアする(S156)。その後、WC SLOW RNDに1を加算して(S157)、このWC SLOW RNDの値が「4」以上であるか否かを判定する(S158)。そして、WC SLOW RNDの値が「4」より小さい場合は、ステップS15での処理を終了して直接前記ステップS16に戻る一方、WC SLOW RNDの値が「4」以上の場合は、WC SLOW RNDをクリアし(S159)、その後前記ステップS16に戻る。
【0028】次に、図柄表示装置30の変動動作を図19乃至図23のタイムチャートに基づいて以下に説明する。なお、左・中・右の各図柄列の変動は、図24の一覧表図に示すパターンに基づいて行われる。変動パターンAは、少しずつ速くして一定の変動とするパターンであり、変動パターンBは、除々に遅くして一定の変動後にバウンド停止させるパターンであり、変動パターンCは、除々に遅くして2段階にて一定の変動を行い、その後停止させるパターンであり、変動パターンDは、一定の低速変動と一定の高速変動とを交互に繰り返した後、バウンド停止させるパターンであり、また、変動パターンEは、除々に遅くして一定の変動後に停止させるパターンである。
【0029】まず、図柄表示装置30の変動動作において、大当り、リーチ以外(リーチせずに外れ)での図柄列の変動を図19のタイムチャートに基づいて説明する。図19において、始動入賞口4に打玉が入賞して始動口スイッチ5がONされ始動信号S0を導出すると、その始動信号S0の立ち上がり時にWC_RND1及び各WC RND ZU1〜ZU3からそれぞれ任意の値を抽出してこれらを格納し、また、WC_REECHから任意の値を抽出してこれをWF_REECHに格納する。その後、始動信号S0の導出から微少時間(0.002秒)が経過したときに、格納したWC_RND1の値を読み出して外れを判定し、それと同時に格納したWC RND ZU1〜ZU3の各値を読み出す。その後、始動信号S0の導出から0.010秒が経過すると、前記LCD回路45から図柄表示装置30に表示制御信号S1を転送して、全図柄列の変動を開始させる。なお、この場合ではリーチせずに外れの変動を行うため、WC_RND1の値は、「5」以外の外れのランダム数を抽出し、WC_REECHで抽出したランダム数は、WF_REECHから読み出すことなく格納したままとし、また、WC RND2、WC RND LINE、及びWC SLOW RNDでのランダム数の抽出及び格納は行わない。
【0030】そして、上記のような表示制御信号S1の転送から5.100秒が経過すると、LCD回路45から図柄表示装置30に表示制御信号S2を転送することで、その後、左図柄列を0.900秒間変動させてWC RND ZU1で読み出した値の図柄を停止表示させる。また、表示制御信号S1の転送から6.000秒経過後には表示制御信号S3を転送することで、その後、右図柄列を0.900秒間変動させてWC RND ZU3で読み出した値の図柄を停止表示させ、また、表示制御信号S1の転送から6.900秒経過後には表示制御信号S4を転送することで、その後、中図柄列を1.300秒間変動させてWC RND ZU2で読み出した値の図柄を停止表示させる。これにより、左・中・右の各図柄列には、各WC RND ZU1〜ZU3で決定した外れ図柄が表示される。なお、このとき、左図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S2が転送されるまでの5.100秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S2が転送されてから変動停止するまでの0.900秒間では変動パターンBで変動される。右図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S3が転送されるまでの6.000秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S3が転送されてから変動停止するまでの0.900秒間では変動パターンBで変動される。また、中図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S4が転送されるまでの6.000秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S4が転送されてから変動停止するまでの1.500秒間では変動パターンBで変動される。
【0031】次に、図柄表示装置30の変動動作において、リーチで大当り以外(リーチして外れ)での図柄列の変動を図20及び図21のタイムチャートに基づいて説明する。まず、図20において、始動入賞口4に打玉が入賞して始動口スイッチ5がONされ始動信号S0を導出すると、その始動信号S0の立ち上がり時にWC_RND1及び各WC RND ZU1〜ZU3からそれぞれ任意の値を抽出してこれらを格納し、また、WC_REECHから任意の値を抽出してこれをWF_REECHに格納する。その後、始動信号S0の導出から微少時間(0.002秒)が経過したときに、格納したWC_RND1の値を読み出して外れを判定し、それと同時に格納したWC RND ZU1〜ZU3の各値を読み出す。そして、始動信号S0の導出後、微少時間(0.004〜0.008秒)が経過したときに、WF_REECHに格納しておいたランダム数を読み出し、また、始動信号S0の導出後、微少時間(0.006秒)が経過したときに、WC SLOW RNDから任意の値を抽出してこれを格納する。その後、始動信号S0の導出から0.010秒が経過すると、前記LCD回路45から図柄表示装置30に表示制御信号S1を転送して、全図柄列の変動を開始させる。なお、この場合ではリーチして外れの変動を行うため、WC_RND1の値は、「5」以外の外れのランダム数を抽出し、WC RND2、WC RND LINE、及びWCSLOW RNDでのランダム数の抽出及び格納は行わない。また、WC RND ZU1とWC RND ZU3とで読み出されるランダム数は、相互でリーチ図柄を構成する値となっている。
【0032】そして、上記のような表示制御信号S1の転送から5.100秒が経過すると、LCD回路45から図柄表示装置30に表示制御信号S2を転送することで、その後、左図柄列を0.900秒間変動させてWC RND ZU1で読み出した値の図柄を停止表示させる。また、表示制御信号S1の転送から6.000秒経過後には表示制御信号S5を転送することで、その後、右図柄列を1.500秒間変動させてWC RND ZU3で読み出した値の図柄を停止表示させる。なお、このとき、左図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S2が転送されるまでの5.100秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S2が転送されてから変動停止するまでの0.900秒間では変動パターンBで変動される。一方、右図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S5が転送されるまでの6.000秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S5が転送されてから変動停止するまでの1.500秒間では変動パターンBで変動される。
【0033】そして、上記のような左・右の各図柄の停止表示によりリーチ図柄が構成されると、WF_REECHからの読み出しランダム数に基づいて中図柄列を変動制御する。即ち、図21に示すように、WF_REECHの値が「0」の場合(以下、リーチ■という)は、表示制御信号S1の転送から7.500秒経過後に表示制御信号S6を転送することで、その後、中図柄列を3.300〜8.900秒間変動させてWC RND ZU2で読み出した値の図柄を停止表示させ、結果として、左・中・右の各図柄列に各WC RND ZU1〜ZU3で決定した外れ図柄を表示する。なお、このとき、中図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S6が転送されるまでの7.500秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S6が転送されてから変動停止するまでの3.300〜8.900秒間では変動パターンBで変動される。
【0034】また、WF_REECHの値が「1」の場合(以下、リーチ■という)は、表示制御信号S1の転送から7.500秒経過後に表示制御信号S7を転送することで、その後、中図柄列を7.300〜8.366秒間変動させ、さらに、その後表示制御信号S8の転送により、中図柄を3.200〜12.800秒間変動させてWC RND ZU2で読み出した値の図柄を停止表示させ、結果として、左・中・右の各図柄列に各WC RND ZU1〜ZU3で決定した外れ図柄を表示する。なお、このとき、中図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S7が転送されるまでの7.500秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S7が転送されてから変動停止するまでの10.500〜21.166秒間では変動パターンCで変動される。
【0035】また、WF_REECHの値が「2」の場合(以下、リーチ■という)は、表示制御信号S1の転送から7.500秒経過後に表示制御信号S9を転送することで、その後、中図柄列を11.466〜13.600秒間変動させてWCRND ZU2で読み出した値の図柄を停止表示させ、結果として、左・中・右の各図柄列に各WC RND ZU1〜ZU3で決定した外れ図柄を表示する。なお、このとき、中図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S9が転送されるまでの7.500秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S9が転送されてから変動停止するまでの11.466〜13.600秒間では変動パターンDで変動される。
【0036】また、前記始動信号S0の導出後、微少時間(0.004〜0.008秒)が経過したときに、WF_REECHから読み出したランダム数の値が「3」の場合(以下、リーチ■という)では、前記図20に示す左・右の各図柄列の変動制御は行わず、左・中・右の全図柄列を同時に変動制御する。即ち、前記表示制御信号S1の転送から10.100秒経過後に表示制御信号S10を転送することで、その後、全図柄列を8.066〜14.466秒間変動させて各WC RND ZU1〜ZU3で読み出した値の外れ図柄を停止表示させる。なお、このとき、左・中・右の各図柄列は、各々、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S10が転送されるまでの10.100秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S10が転送されてから変動停止するまでの8.066〜14.466秒間では変動パターンEで変動される。また、このときの変動動作を具体的に例示すると、先ず、左・中・右の各図柄列を停止図柄から任意に変動した後、WC RND ZU1とWC RND ZU3とで決定した左・右のリーチ図柄を揃えながら変動し、次に、WC RND ZU2で決定した中図柄(外れ図柄)を上記のリーチ図柄の変動速度と揃えながら変動して、最終的に各WC RND ZU1〜ZU3で決定した左・中・右の外れ図柄を同時に停止表示する。
【0037】次に、図柄表示装置30の変動動作において、大当りでの図柄列の変動を図22及び図23のタイムチャートに基づいて説明する。まず、図22において、始動入賞口4に打玉が入賞して始動口スイッチ5がONされ始動信号S0を導出すると、その始動信号S0の立ち上がり時にWC_RND1及び各WC RNDZU1〜ZU3からそれぞれ任意の値を抽出してこれらを格納し、また、WC_REECHから任意の値を抽出してこれをWF_REECHに格納する。その後、始動信号S0の導出から微少時間(0.002秒)が経過したときに、格納したWC_RND1の値を読み出して大当りを判定し、WC_RND2から任意の値を抽出してこれを格納する。それと同時にWC_RND LINEから任意の値を抽出する。そして、始動信号S0の導出後、微少時間(0.004〜0.008秒)が経過したときに、WF_REECHに格納しておいたランダム数を読み出し、また、始動信号S0の導出後、微少時間(0.006秒)が経過したときに、WC SLOW RNDから任意の値を抽出してこれを格納する。その後、始動信号Sの導出から0.010秒が経過すると、前記LCD回路45から図柄表示装置30に表示制御信号S1を転送して、全図柄列の変動を開始させる。なお、この場合では大当りの変動を行うため、WC_RND1の値は、「5」の当りのランダム数を抽出する。また、停止図柄を決定するランダム数としては、WC RND LINEの値が使用されるため、WC RND ZU1〜ZU3で抽出したランダム数は、読み出すことなく格納したままとする。
【0038】そして、上記のような表示制御信号S1の転送から5.100秒が経過すると、LCD回路45から図柄表示装置30に表示制御信号S2を転送することで、その後、左図柄列を0.900秒間変動させてWC RND LINEで読み出した値の左図柄を停止表示させる。また、表示制御信号S1の転送から6.000秒経過後には表示制御信号S3を転送することで、その後、右図柄列を1.500秒間変動させてWC RND LINEで読み出した値の右図柄を停止表示させる。なお、このとき、左図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S2が転送されるまでの5.100秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S2が転送されてから変動停止するまでの0.900秒間では変動パターンBで変動される。一方、右図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S3が転送されるまでの6.000秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S3が転送されてから変動停止するまでの1.500秒間では変動パターンBで変動される。
【0039】そして、上記のような左・右の各図柄の停止表示によりリーチ図柄が構成されると、WF_REECHからの読み出しランダム数に基づいて中図柄列を変動制御する。即ち、図23に示すように、リーチ■の場合には、表示制御信号S1の転送から7.500秒経過後に表示制御信号S6を転送することで、その後、中図柄列を7.300〜8.634秒間変動させてWC RND LINEで読み出した値の中図柄を停止表示させ、結果として、左・中・右の各図柄列にWCRND LINEで決定した大当り図柄を表示する。なお、このとき、中図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S6が転送されるまでの7.500秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S6が転送されてから変動停止するまでの7.300〜8.634秒間では変動パターンBで変動される。
【0040】また、リーチ■の場合には、表示制御信号S1の転送から7.500秒経過後に表示制御信号S7を転送することで、その後、中図柄列を7.300〜8.366秒間変動させ、さらに、その後表示制御信号S8の転送により、中図柄列を3.200〜12.800秒間変動させてWC RND LINEで読み出した値の中図柄を停止表示させ、結果として、左・中・右の各図柄列にWC RND LINEで決定した大当り図柄を表示する。なお、このとき、中図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S7が転送されるまでの7.500秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S7が転送されてから変動停止するまでの10.500〜21.166秒間では変動パターンCで変動される。
【0041】また、リーチ■の場合には、表示制御信号S1の転送から7.500秒経後に表示制御信号S9を転送することで、その後、中図柄列を11.466〜13.600秒間変動させてWC RND LINEで読み出した値の中図柄を停止表示させ、結果として、左・中・右の各図柄列にWC RND LINEで決定した大当り図柄を表示する。なお、このとき、中図柄列は、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S9が転送されるまでの7.500秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S9が転送されてから変動停止するまでの11.466〜13.600秒間では変動パターンDで変動される。
【0042】また、リーチ■の場合には、前記図22に示す左・右の各図柄列の変動制御は行わず、左・中・右の全図柄列を同時に変動制御する。即ち、前記表示制御信号S1の転送から10.100秒経過後に表示制御信号S10を転送することで、その後、全図柄列を4.866〜11.266秒間変動させてWC RND LINEで読み出した値の大当り図柄を停止表示させる。なお、このとき、左・中・右の各図柄列は、各々、表示制御信号S1が転送されてから表示制御信号S10が転送されるまでの10.100秒間では変動パターンAで変動され、その後表示制御信号S10が転送されてから変動停止するまでの4.866〜11.266秒間では変動パターンEで変動される。また、このときの変動動作を具体的に例示すると、先ず、左・中・右の各図柄列を停止図柄から任意に変動した後、WC RND LINEで決定した左・右のリーチ図柄を揃えながら回転表示し、次に、WC RND LINEで決定した中図柄(大当り図柄)を上記のリーチ図柄の変動速度と揃えながら変動して、最終的にWC RND LINEで決定した左・中・右の大当り図柄を同時に停止表示する。
【0043】次に、上記のようなリーチなし、及びリーチ■〜■での各変動パターンの詳細を図25及び図26に基づいて以下に説明する。まず、リーチなしでの変動パターンについて説明する。この場合、左・中・右の各図柄列の変動は、各々、変動パターンAと変動パターンBとの組合せによって構成される。変動パターンAは、移動値テーブル1(■と表示)の加速変動データと移動値テーブル2(■と表示)の定速変動データとに基づき決定されるものであり、また、変動パターンBは、移動値テーブル3(■と表示)の減速変動データと移動値テーブル4(■と表示)の定速変動データと移動値テーブル5(■と表示)のバウンド変動データとに基づき決定されるものである。
【0044】次に、リーチ■〜■での各変動パターンについて説明する。なお、リーチ■での左・中・右の各図柄列の変動パターン及びリーチ■・■での左・右の各図柄列の変動パターンは、リーチなしでの変動パターンと同一であり、便宜上その説明を省略するものである。まず、リーチ■での中図柄列の変動は、前述の変動パターンAと変動パターンCとの組合せによって構成される。変動パターンCは、移動値テーブル3(■と表示)の減速変動データと移動値テーブル4(■と表示)の定速変動データと移動値テーブル6(■と表示)の定速変動データとに基づき決定されるものである。また、リーチ■での中図柄列の変動は、前述の変動パターンAと変動パターンDとの組合せによって構成される。変動パターンDは、移動値テーブル3(■と表示)の減速変動データと移動値テーブル4(■と表示)の定速変動データと移動値テーブル7(■と表示)の加速変動データと移動値テーブル2(■と表示)の定速変動データと移動値テーブル5(■と表示)のバウンド変動データとに基づき決定されるものである。また、リーチ■での左・中・右の各図柄列の変動は、前述の変動パターンAと変動パターンEとの組合せによって構成される。変動パターンEは、移動値テーブル8(■と表示)の減速変動データと移動値テーブル6(■と表示)の定速変動データとに基づき決定されるものである。なお、本実施例では、リーチパターンを■〜■の4種類に設定すると共に、移動値テーブル1〜8の各変動データを組み合わせることで、5種類の変動パターンA〜Eを設定しているが、特にこのようなリーチパターン及び変動パターンの数は限定するものではない。即ち、移動値テーブル1〜8の各変動データの組み合わせを変更することで、変動パターンA〜E以外の変動パターンを設定し、例えば、図27に示すようなリーチ■・■を追加設定することも可能である。また、本実施例のように各図柄列の変動を各変動データの組合せに基づいて制御する場合には、変動パターンに応じた数だけ変動データを設ける必要がないため、データのプログラム作成の作業を容易化することができる。
【0045】ところで、前記図柄表示装置30では、左・中・右の各図柄列の変動において変動中の図柄を途中切り換えて表示制御するようになっており、また、このような切り換え表示は、リーチの有無に応じてその制御内容が異なって設定されている。以下、これについて説明すると、リーチがない場合には、図19に示すように、左・中・右の各図柄列は、各々、パターンAでの変動後、WC RND ZU1〜ZU3で決定された停止図柄を基準にして停止表示までの変動量が一定(この場合では、7図柄)となるように切り換え制御される。一方、リーチがある場合、左図柄列は、リーチがない場合と同様の切り換え制御が行われるものの(図20及び図22参照)、右・中の各図柄列は、図20乃至図23に示すように、各々、パターンAでの変動後、WC_RND LINEで決定された停止図柄までの変動量が不規則となるように切り換え制御される。即ち、右図柄列は、リーチ図柄の9図柄手前に切り換え制御され、中図柄列は、リーチ図柄の9〜11図柄手前に切り換え制御される。このため、リーチ以外のときには、図柄の変動時間を一定にすることができるため、図柄表示装置30の単位時間当りの最高変動回数が計算上把握でき、ひいては営業上の設定を容易にすることができ、また、リーチ時には、最終停止図柄を遊技者に予測させることがないので遊技の興趣を半減する虞がない。なお、上記のように、リーチがある場合での中図柄列の切り換え制御は、リーチ図柄の9〜11図柄手前(3通り)にセットされるため、最終停止図柄の予測はより一層困難になっている。
【0046】次に、図柄表示装置30の変動終了後の動作について図28乃至図30を参照して説明する。まず、変動の結果、大当り遊技状態となった場合では、図28に示すように、中図柄列の変動が停止した後、微少時間(0.500秒)が経過した時点で大当りの判定が行われ、その後所定時間(5.500秒)が経過すると、可変入賞球装置6の開閉部材9を開放すべくソレノイド10が所定時間(29.500秒)ONされる。開閉部材9の開放終了後の所定時間(2.000秒)は、役物連続作動装置作動有効時間として設定され、その時間内に特定領域スイッチ12がONすれば、継続権が成立するように制御される。その後、可変入賞球装置6の最終回の開放動作が終了した時点で始動入賞記憶がある場合には、図29に示すように、可変入賞球装置6の閉鎖から所定時間(12.002秒)後にWC RND1の読み出し、及びWC RND ZU1〜ZU3の抽出を行うことで、微少時間(0.010秒)後に全図柄列の変動を開始させる。一方、変動の結果、外れとなり且つ始動入賞記憶がある場合では、図30に示すように、中図柄列の変動が停止した後、所定時間(0.500秒)経過した時点で外れの判定が行われ、その後所定時間(0.002秒)後にWC RND1の読み出し、及びWC RND ZU1〜ZU3の抽出を行うことで、微少時間(0.010秒)後に全図柄列の変動を開始させる。
【0047】次に、図柄表示装置30におけるランプ・LED、及びスピーカ等の構成部材のより具体的な動作について図31乃至図34を参照して説明する。図31乃至図34は、各遊技状態に応じて表示あるいは駆動されるランプ、LED、及びスピーカの動作を示す一覧表図である。なお、図中、丸印は、点灯状態を示し、丸印の中にバツがある表示は、点滅状態を示し、二重丸は、変動(点灯移動)状態を示す。
【0048】まず、電源の投入時には、図柄表示装置30が15.000秒間を1周期としたデモ表示を行う。また、このとき、個数表示LED14は、「0」を点灯表示しており、スピーカ29は、効果音を発生しない。
【0049】また、始動入賞口4への入賞時及び変動中には、サイドランプ23a・23b、風車ランプ19a・19b、袖ランプ22a・22b、及び飾りLED−Bがそれぞれ180ms間隔で同期的に又は交互に点滅作動し、図柄表示装置30は、左・中・右の各図柄を変動表示する。また、効果音としては、図柄の変動停止時に停止音が発生されたり、始動入賞口4への打玉の入賞に伴って始動記憶表示LED35の記憶数が4個になったときの効果音が発生されたりする。なお、このとき、個数表示LED14は、「0」を点灯表示する。
【0050】また、変動中にリーチ■・■となったときには、レール飾りランプ27、及びサイドランプ23a・23bがそれぞれOFF180ms/ON180ms/OFF360ms/ON180ms/OFF180msの周期で点滅作動し、肩ランプ21a・21b、風車ランプ19a・19b、袖ランプ22a・22b、センターランプ34、及びアタッカーランプ17a・17bがそれぞれOFF360ms/ON180msの周期で同期的に又は交互に点滅作動する。また、飾りLED−Bは、1080msの周期で点灯移動し、図柄表示装置30は、左・中・右の各図柄列を変動し、効果音としても停止音を発生する。なお、このとき、個数表示LED14は、「0」を点灯表示する。
【0051】また、変動中にリーチ■となったときには、レール飾りランプ27がOFF720ms/ON120ms/OFF120msの周期で、サイドランプ23a・23bがOFF240ms/ON240ms/OFF480msの周期で、肩ランプ21a・21b及び飾りLED−AがOFF360ms/ON240ms/OFF360msの周期で、風車ランプ19a・19b及び袖ランプ22a・22bがOFF480ms/ON240ms/OFF240msの周期で、アタッカーランプ17a・17bがON240ms/OFF600ms/ON120msの周期で、それぞれ点滅作動し、飾りLED−Bが480msの周期で点灯移動する。また、図柄表示装置30は、左・中・右の各図柄列を変動し、効果音としては、スローリーチ音や停止音を発生する。なお、このとき、個数表示LED14は、「0」を点灯表示する。
【0052】また、変動中にリーチ■となったときには、レール飾りランプ27がON100ms/OFF500msの周期で、サイドランプ23a・23bがOFF300ms/ON100ms/OFF200msの周期で、肩ランプ21a・21b及び飾りLED−BがOFF200ms/ON100ms/OFF300msの周期で、風車ランプ19a・19b及び袖ランプ22a・22bがOFF100ms/ON100ms/OFF400msの周期で、アタッカーランプ17a・17bがOFF500ms/ON100msの周期で、飾りLED−AがON100ms/OFF100msの周期で、それぞれ点滅作動する。また、図柄表示装置30は、左・中・右の各図柄列を変動し、効果音としては、全図柄同時回転時の効果音やスローリーチ音や停止音を発生する。なお、このとき、個数表示LED14は、「0」を点灯表示する。
【0053】図柄停止から判定までの所定時間(0.500秒)の間は、図柄表示装置30による各図柄の表示を除いて、LEDを含むランプ類の点灯点滅動作は行わない。また、効果音も特に発生させない。
【0054】次に、大当り遊技状態となったときには、開閉部材9(可変入賞球装置と表示)の開放前と、可変入賞球装置の開放中と、特定領域11aの通過時と、次回の開放までの間と、の4段階に分けられる。そこで、これらを順次説明すると、まず、可変入賞球装置の開放前の第1段階の所定時間(5.500秒)においては、遊技効果ランプ28、レール飾りランプ27、センターランプ34、及びアタッカーランプ17a・17bがそれぞれ120ms間隔で同期的に又は交互に点滅作動し、サイドランプ23a・23b、肩ランプ21a・21b、風車ランプ19a・19b、袖ランプ22a・22b、及び飾りLED−A・Cがそれぞれ60ms間隔で同期的に又は交互に点滅作動する。また、飾りLED−B及びV表示LED15は、それぞれ120msの周期で点灯移動し、図柄表示装置30は、大当り開始の表示を行う。なお、このとき、個数表示LED14は、「0」を点灯表示する。
【0055】また、可変入賞球装置の開放中には、遊技効果ランプ28、レール飾りランプ27、及びサイドランプ23a・23bが240ms間隔で同期的に又は交互に、肩ランプ21a・21bがOFF480ms/ON240msの周期で、風車ランプ19a・19b及び袖ランプ22a・22bがON240ms/OFF480msの周期で、飾りLED−AがON720ms/OFF720msの周期で、V表示LED15がON120ms/OFF120msの周期で、それぞれ点滅作動する。また、センターランプ34、及び飾りLED−B・Cは、それぞれ1440msの周期で点灯移動し、アタッカーランプ17a・17bは点灯状態を保持する。更に、図柄表示装置30は、回数表示及び各図柄の表示を行い、効果音としては、各ストーリーに対応したラウンド効果音を発生させる。なお、このとき、個数表示LED14は、入賞個数を点灯表示する。
【0056】また、打玉が特定領域11aを通過したときの所定時間(1.200秒)においては、遊技効果ランプ28及びレール飾りランプ27がON120ms/OFF120msの周期で点滅作動し、サイドランプ23a・23b、肩ランプ21a・21b、風車ランプ19a・19b、袖ランプ22a・22b、センターランプ34、アタッカーランプ17a・17b、飾りLED−B・C、及びV表示LED15が2340msの周期で、また、飾りLED−Aが240msの周期で、それぞれ点灯移動する。更に、図柄表示装置30は、回数表示及び各図柄の表示を行い、効果音としては、特定領域通過時の効果音を発生させる。なお、このとき、個数表示LED14は、入賞個数を点灯表示する。
【0057】また、可変入賞球装置の開放が終了して次回の開放までのインターバル時間(2.100秒)においては、遊技効果ランプ28、レール飾りランプ27、肩ランプ21a・21b、センターランプ34、アタッカーランプ17a・17b、及び飾りLED−A・Cが120ms間隔で同期的に又は交互に、サイドランプ23a・23bがOFF240ms/ON120ms/OFF120msの周期で、それぞれ点滅作動し、飾りLED−B及びV表示LED15がそれぞれ480msの周期で点灯移動する。更に、図柄表示装置30は、回数表示及び各図柄の表示を行い、効果音としては、インターバル効果音を発生させる。なお、このとき、個数表示LED14は、入賞個数を点灯表示する。
【0058】次に、以上のような大当り遊技状態による開放サイクルが終了した後の一定時間(12.000秒)においては、遊技効果ランプ28、レール飾りランプ27、肩ランプ21a・21b、風車ランプ19a・19b、袖ランプ22a・22b、アタッカーランプ17a・17b、及び飾りLED−Cが508ms間隔で同期的に又は交互に点滅作動し、飾りLED−Bが1016msの周期で点灯移動する。また、図柄表示装置30は、大当り終了の表示を行い、効果音としては、各ストーリーに対応した開放終了時の効果音を発生させる。なお、このとき、個数表示LED14は、「0」を点灯表示する。
【0059】さらに、異常が発生したときには、サイドランプ23a・23bが点灯状態を保持し、個数表示LED14が異常に応じた文字「1・2・3・4」のいずれかを表示し、また、効果音も異常に応じたエラー音声が発生させる。
【0060】なお、上記実施例は、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上記実施例では、リーチパターン用のランダム数(WC REECH)を「0〜3」の4個の値から構成し、大当り時あるいは外れ時に関わらず、WC REECH(0〜3)にそれぞれリーチ■〜■を対応させて各リーチ態様の発生率を均等に設定しているが(図35(A)参照)、特にこのような構成に限定するものではなく、図35(B)に示すように、WCREECHを「0〜9」の10個の値から構成し、リーチ■〜■を決定するランダム数の振り分けを大当り時と外れ時とで違えることで各リーチ態様の発生率を変更設定することも可能である。また、上記実施例では、図柄表示装置30に可変表示される図柄列を左・右・中の順で停止表示すると共に、最後に停止される中図柄列にリーチ態様を適用した構成となっているが、特にこのような構成に限定するものではなく、複数種類の識別情報列を可変表示して停止表示が最後となる識別情報列にリーチ態様を適用した構成であれば良い。また、図柄表示装置30として液晶ユニット32によって構成されるものを示したが、CRTやプラズマ表示器で構成される図柄表示装置でも良い。また、上記した実施例では、遊技機として弾球遊技機の代表例であるパチンコ遊技機を示したが、図柄表示装置30を備えた遊技機であれば、例えば、スロットマシンやテレビゲーム機等の遊技機であっても良い。
【0061】また、図柄表示装置30の左・中・右の各図柄の変動制御は、前述のようにスクロール形式のものに限定するものではなく、例えば、左・右の各停止図柄がリーチ図柄となったときには、中図柄をカード状の変動表示に切り換えてリーチ態様の制御を行っても良い。以下、このようなリーチ態様をリーチ■〜■の3種類の態様例示にて説明する。先ず、リーチ■の場合、図36(A)に示すように、左・右の各停止図柄がリーチ図柄で揃うと、変動(スクロール)中の中図柄は、図36(B)に示すように、山積みされたカード状の表示に切り換わり、その後、山積みされたカードから順次1枚宛カードが捲られていくように変動が制御される(図36(C)(D)参照)。また、このリーチ■の態様において大当りとなる場合には、図36(E)(F)に示すように、一旦大当り図柄の組合せで停止表示された後、「手」が画面下から出てきて当りの中図柄(カード)を捲ってしまうが、その後、図36(G)に示すように、再度画面下からの「手」が当りの中図柄(カード)を戻すことで大当りとなる。
【0062】次に、リーチ■の場合、図37(A)に示すように、左・右の各停止図柄がリーチ図柄(この場合では「V」)で揃うと、変動(スクロール)中の中図柄は、図37(B)に示すように、山積みされたカード状の表示に切り換わり、その後、山積みされたカード上にカードが順次1枚宛山積みされていくように変動が制御される(図37(C)(D)参照)。また、このリーチ■の態様において大当りとなる場合には、一旦大当り図柄の組合せで停止表示された後(図37(E)参照)、当りの中図柄(カード)上に次のカードが山積みされてしまうが(図37(F)参照)、その後、図37(G)に示すように、次のカードが戻されて当りの中図柄(カード)を停止表示することで大当りとなる。
【0063】次に、リーチ■の場合、図38(A)に示すように、左・右の各停止図柄が斜めラインのリーチ図柄(この場合では「V」)で揃うと、図38(B)に示すように、左・右の各リーチ図柄がそれぞれ中央ラインに移動されると共に、変動(スクロール)中の中図柄がカード状の表示に切り換わる。その後、画面上に「手」が表示され、この「手」がカードを回転させる(図38(C)参照)。これにより、中図柄(カード)は、その回転動作と共に表面に描かれた図柄が変更されて変動制御され(図38(D)(E)参照)、最終的に図38(F)に示すような回転停止により停止図柄を表示する。また、このようなリーチ態様において大当りとなる場合には、図39(A)(B)に示すように、再度画面上に表示された「手」がカードを回転させる。その後、図39(C)に示すように、回転中のカードを再表示された「手」が当りの中図柄(カード)で停止することにより大当りとなる。なお、リーチ■の態様において中図柄(カード)を再回転するときでも、最終的に外れ図柄(カード)を停止表示させる場合もある。また、リーチ■〜■の各態様において左・右の各リーチ図柄が中央ライン以外で揃う場合には、左・右の各リーチ図柄を自動的に中央ラインに移動させる制御を行うものである。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、可変表示部の変動動作を許容する変動許容手段と、該変動許容手段により可変表示部の変動動作が許容されると、これに基づいて可変表示部に停止表示する識別情報を事前に決定する停止表示決定手段と、可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性があるときには、停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報までの変動量が不規則となるように変動中の識別情報を所定の識別情報に切り換えて表示制御する一方、可変表示部が全列停止する前の段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性がないときには、停止表示決定手段で停止表示が決定された識別情報を基準にして停止表示までの変動量が一定となるように変動中の識別情報を切り換えて表示制御する表示内容切換制御手段と、を備えたので、リーチ以外のときには、可変表示部の変動時間を一定にすることができるため、可変表示装置の単位時間当りの最高変動回数が計算上把握でき、ひいては営業上の設定を容易にすることができる。




 

 


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