米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> スポ−ツ;娯楽 -> 株式会社三共

発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−10420
公開日 平成8年(1996)1月16日
出願番号 特願平6−171702
出願日 平成6年(1994)6月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】今崎 一司
発明者 鵜川 詔八
要約 目的
取扱に対する注意が必要な電装部品を具備した遊技機に対する保守、点検時等の安全性を確保することができる遊技機を提供する。

構成
透明板保持枠40の開放を検出する検出器9aが作動したときに、高電圧使用の蛍光管75bへの電源の供給が遮断されるように構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】 開閉板を有し且つ各種の電装部品が設けられた遊技機において、前記開閉板の開放を検出する開放検出手段と、該開放検出手段の作動により前記電装部品への供給電源を遮断する電源遮断手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
【請求項2】 前記遊技機は、弾球遊技機であり、前記開閉板は、弾球遊技機の遊技盤の前面を覆う透明板保持枠であり、前記電装部品は、弾球遊技機の前面に臨むように配置される高電圧発光源であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
【請求項3】 前記高電圧発光源は、その表示動作が制御回路基板に形成された制御回路によって制御され、前記制御回路基板には、プログラムの暴走時にリセット信号を導出して常態に復帰せしめる保護回路も形成したことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉板(例えば、保守、点検時等に開閉する開閉板)を有し且つ各種の電装部品が設けられた遊技機、例えば、弾球遊技機やスロットマシン等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機、例えば、弾球遊技機においては、近年、通常の電圧(一般的に24V電圧が使用されている)よりも高い電圧を使用する電装部品(例えば、蛍光管)を具備したものが提案されつつある。このような高い電圧を使用する電装部品は、人体に対する影響も大きいので、十分にその取扱に注意しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の弾球遊技機においては、取扱に十分注意を必要とする電装部品を備えたものであっても、ガラス扉等を開閉して保守、点検する場合に電装部品に通電したままの状態で行うため、安全性に大きな問題があった。本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、取扱に対する注意が必要な電装部品を具備した遊技機に対する保守、点検時等の安全性を確保することができる遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成するために、本発明においては、開閉板を有し且つ各種の電装部品が設けられた遊技機において、前記開閉板の開放を検出する開放検出手段と、該開放検出手段の作動により前記電装部品への供給電源を遮断する電源遮断手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0005】前記遊技機は、弾球遊技機であり、前記開閉板は、弾球遊技機の遊技盤の前面を覆う透明板保持枠であり、前記電装部品は、弾球遊技機の前面に臨むように配置される高電圧発光源であり、前記高電圧発光源は、その表示動作が制御回路基板に形成された制御回路によって制御され、前記制御回路基板には、プログラムの暴走時にリセット信号を導出して常態に復帰せしめる保護回路も形成することにより、高電圧を使用する発光源のプログラム暴走時における危険な点灯・点滅状態を回避する点で有利である。
【0006】
【作用】遊技機の保守、点検時においては、開閉板を開放して行うが、その開閉板の開放時に電装部品への供給電源が遮断されるので、保守、点検を安全に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。まず、実施例に係る弾球遊技機1の構成について図1乃至図7を参照して説明する。図1は、弾球遊技機1の正面図であり、図2は、弾球遊技機1を構成する枠基体2への透明板保持枠40の取付方法を示す斜視図であり、図3は、透明板保持枠40の開閉動作を検出するスイッチの取付状態を示す断面図であり、図4は、透明板保持枠40を枠基体2に取り付けた状態での透明板保持枠40を開放した状態を示す斜視図であり、図5は、透明板保持枠40の背面図であり、図6は、透明板保持枠40を構成する窓枠装飾部材60とガラス80との関係を示す分解斜視図であり、図7は、遊技盤90及び機構板100を取り付けた状態での枠基体2(弾球遊技機1)の背面図である。なお、透明板保持枠40は、本発明における開閉板を構成するものである。
【0008】本実施例における弾球遊技機1としては、弾発された打玉が遊技盤90に形成された入賞口や入賞球装置に入賞した入賞玉に基づいて所定個数の景品玉を払い出す形式のパチンコ遊技機を図示したものであるが、弾発された打玉が遊技盤90に設けられる複数の入球口に入球して、その入球口の組合せによって得点が与えられ、その得点に応じた景品玉が払い出される形式の弾球遊技機(属にアレンジ遊技機と称される)であってもよい。しかして、弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形成される外枠160(図10参照)と、該外枠160の一側に開閉自在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約して設けられる枠基体2と、該枠基体2の前面上部に開閉自在に設けられる透明板保持枠40とから構成されている。
【0009】そこで、まず、枠基体2の構成について図2乃至図4を参照して説明する。図において、外枠160に開閉自在に取り付けられる枠基体2は、合成樹脂によって一体成型されるものであり、その上部にほぼ正方形状の開口部3が形成され、その下部が板状となっている。つまり、枠基体2は、従来の合板によって形成された前面枠とほぼ同等のものであるが、従来の前面枠と相違する点は、枠基体2の裏面であって遊技盤90を収納固定する遊技盤収納枠4(図45参照)が枠基体2と一体的に形成されている点である。即ち、従来の前面枠と遊技盤収納枠との関係においては、木製の前面枠の裏面に合成樹脂製の遊技盤収納枠を固着しているのに対し、本実施例における枠基体2は、前面枠に相当する部分も合成樹脂で形成されているので、遊技盤収納枠4を含む全体を合成樹脂によって一体成型したものであり、これによって工場における組み付け作業の簡略化を達成することができるものである。
【0010】ところで、上記遊技盤収納枠4の下方部分も板状に形成されており、その一側上部に上皿連通口5が形成され、該上皿連通口5を通過する玉が後述する上皿23に誘導されるものである。一方、枠基体2の前面枠部分において、前記開口部3に対応する枠部の外周縁には、透明板保持枠40の下辺を除く3辺から後方に突出するように設けられるL形金属44〜46(後述する)の先端辺部が突入係合する防犯溝6が形成されている。また、枠基体2の中程左右に検出器取付穴7,8が貫通形成されている。この検出器取付穴7,8は、その裏面から検出器を取り付けるものであり、図示の実施例では、軸支側に形成される検出器取付穴7には検出器9のアクチュエータ部9aが前面側に突出しており、透明板保持枠40を開放したときに検出器9がOFFとなるようになっている。この検出器9は、高電圧が供給される蛍光管75a,75b(後述する)の回路途中に挿入されるものであり、透明板保持枠40を開放したときに蛍光管75a,75bへの電流の供給が停止されて開閉板としての透明板保持枠40の開放時の安全を確保している。また、開放側に形成される検出器取付穴8には、図示の実施例では検出器が設けられていないが、設けるとすれば、例えば、透明板保持枠40を僅かに開放してセル板やピアノ線等の不正具を挿入する不正行為を検出するための不正開放検出器等が考えられる。
【0011】なお、上記した検出器9の枠基体2への取付は、図3(A)に示すように、検出器取付穴7に検出器9を取着した際に、検出器9のアクチュエータ部9aが枠基体2の表面から外側に突出し、透明板保持枠40の主枠構成部材41の裏面に突設されるスイッチ押圧凸部52の先端部を透明板保持枠40を閉じたときに枠基体2の表面に当接するように構成しても良いし、あるいは、図3(B)に示すように、検出器取付穴7に検出器9を取着した際に、検出器9のアクチュエータ部9aが枠基体2の表面の内側に収納されるようにし、透明板保持枠40の主枠構成部材41の裏面に突設されるスイッチ押圧凸部52aの先端部を透明板保持枠40を閉じたときに検出器取付穴7内に侵入するように構成しても良い。後者のように構成することにより、透明板保持枠40を開放した状態でも、誤って検出器9をONさせることがないので、より安全性の向上を果たすことができる。なお、図3中、符号10は、検出器9から引き出される配線(図示しない)を引き出すための配線引き出し穴10である。
【0012】更に、枠基体2の前面枠部分の開口部3に対応する部分には、軸支側上部に配線通し穴11、開放側上下にフック連通穴12、左右中程に干渉回避凹部18、軸支側の中程上下にヒンジ取付凹部19,20、開放側の中程よりやや下方に錠穴13がそれぞれ形成されている。配線通し穴11は、透明板保持枠40に設けられる後述する電装部品から延びる配線を枠基体2の裏面側に通すものである。また、フック連通穴12は、透明板保持枠40の開放側に設けられるL形金属46のフック部47a,47b(後に詳述する)を後方に貫通させて枠基体2の開放側裏面に固着される錠装置165(図12参照)と係合させるものである。干渉回避凹部18は、透明板保持枠40を閉じたときに蛍光管75a,75bを被覆する絶縁材料で形成された円弧状の蛍光管カバー77の一部との当接状態を回避するためのものであり、このため、干渉回避凹部18は、円弧状に刻設されている。また、錠穴13には、錠装置165のシリンダー錠27(図1参照)が挿入されるものである。
【0013】また、ヒンジ取付凹部19,20は、それぞれ金属製のヒンジ部材を止着する領域である。ヒンジ取付凹部20(以下、中ヒンジ取付凹部20という)に止着されるヒンジ部材17(以下、中ヒンジ部材17という)は、L字型に形成され、その水平面にヒンジピン17aが上下に貫通するように固着されている。ヒンジ取付凹部19(以下、下ヒンジ取付凹部19という)に止着されるヒンジ部材(図示しない;以下、下ヒンジ部材という)は、L字型に形成され、その水平面に係合穴が形成されている。また、枠基体2の軸支側上部にもヒンジ部材16(以下、上ヒンジ部材16という)が止着されるが、この上ヒンジ部材16は、枠基体2の裏面側から止着されるようになっている。また、上ヒンジ部材16には、枠基体2の前面に当接し且つ係合穴16bを有するヒンジ支持部16aと、枠基体2に対して垂直方向に突設される水平面の下方に向かって突設されるヒンジピン16cと、を備えて構成されるものである。
【0014】上記した上ヒンジ部材16と中ヒンジ部材17及び中ヒンジ部材17と下ヒンジ部材との間には、透明板保持枠40と上皿23が取着される上皿取付板22とがそれぞれ開閉自在且つ着脱自在に取り付けられるものである。具体的には、まず、透明板保持枠40の着脱構造について説明すると、透明板保持枠40の軸支側上端には、ヒンジピン42が図示しないスプリングの付勢力により上方に付勢されており、また、軸支側下端裏面には、係合穴43aを有する軸支部材43がビスで止着されている。しかして、下部の軸支部材43の係合穴43aに中ヒンジ部材17のヒンジピン17aの上部突設側に差し込んだ状態で上端のヒンジピン42を付勢力に抗して押し下げてヒンジ支持部16aの係合穴16bに差し込むことにより、透明板保持枠40が枠基体2に開閉自在に軸支される。逆に、透明板保持枠40を取り外す場合には、ヒンジピン42を押し下げて係合穴16bからヒンジピン42を抜き出した後に全体を持ち上げて係合穴43aをヒンジピン17aから外すことにより簡単に行うことができる。
【0015】次に、上皿23の上皿取付板22の着脱構造について説明すると、上皿取付板22の軸支側上端には、支点穴(図示しない)が形成され、また、軸支側下端には、支点ピン(図示しない)が図示しないスプリングにより常に下方に向けて付勢されている。しかして、上端の支点穴を中ヒンジ部材17のヒンジピン17aの下部突設側に差し込み、その状態で下部の支点ピンを付勢力に抗して持ち上げて下ヒンジ部材の係合穴に差し込むことにより、上皿23の上皿取付板22が枠基体2に開閉自在に軸支される。逆に、上皿取付板22を取り外す場合には、スプリングの付勢力に抗して支点ピンを持ち上げて係合穴から外し、その後、全体を下方に引き下げてヒンジピン17aから支点穴を引き抜くことにより簡単に行うことができる。
【0016】このように、透明板保持枠40や上皿23の上皿取付板22を枠基体2に対して開閉自在であり且つ着脱自在に設けたので、弾球遊技機1の工場における組み付け作業や遊技場における点検作業時を簡単に行うことができる。特に、本実施例のように、透明板保持枠40に電装部品を備えたものにあっては、電装部品等の故障に基づく保守・交換が必要となることが予想され、そのように予想される場合において、従来の透明板保持枠(ガラス板保持枠)が着脱できない構造のものに比べて、透明板保持枠40を取り外すことができるので、保守・交換を簡単に行うことができる。
【0017】上記した上皿取付板22に取り付けられる上皿23は、購入した遊技玉や賞球を貯留し且つ打球の発射位置に1個ずつ供給するものであるが、この上皿23には、図1に示すように、貯留された賞球等を次に説明する下皿28に流下せしめるための玉抜きレバー24が設けられると共に、遊技状態に応じた文字情報等を表示する情報表示器25及び操作ハンドル29を操作している旨の表示を行うハンドル動作表示器26も設けられている。このハンドル動作表示器26は、LED基板に多数のLEDを設けることにより構成され、その多数のLEDを3つの領域に区画して、遊技状態に応じた表示駆動を行うようにもなっている。なお、玉抜きレバー24を操作したときに流出する玉は、枠基体2の前記上皿連通口5の斜め下方に形成された下皿誘導口21(図4参照)から枠基体2の裏面側に導かれ、再度、枠基体2の下部中央に形成される下皿連通口15から下皿28に放出されるものである。
【0018】枠基体2の前面枠部分の下方部分は、板状に形成されており、その前面に下皿28や操作ハンドル32が組付け固定されている。この下皿28や操作ハンドル32を組み付けるに当っては、枠基体2の板状部分に刻設された係合凹部14に嵌め込むことにより、より簡単に位置決めされて取り付けることが可能である。また、下皿28は、複数の部材を組み立てた状態でセット化されて枠基体2の下部中央に形成された前記下皿連通口15に対応して止着固定されているものであり、その前面には、下皿28に貯留された玉を下方に玉抜きするための玉抜きレバー29が設けられると共に、後述する充満スイッチ108がONしたときに点灯する充満表示器30が設けられている。また、下皿28の左側には、灰皿31が設けられている。なお、上記のように構成される枠基体2は、外枠160に対して開閉自在に設けられるが、その外枠160の下部前面には、当て板33(図1参照)が固着され、枠基体2を閉じた状態では、枠基体2の下辺が当て板33に載置されるようになっている。
【0019】次に、透明板保持枠40の構成について図1、図2、図4乃至図6を参照して詳細に説明する。透明板保持枠40は、前記遊技盤90の遊技領域を透視し得る透明板としてのガラス80を装着し得るものであると共に、本実施例においては、特に装飾効果を高め得るように各種の電装部品を内蔵して構成されるものである。しかして、本実施例における透明板保持枠40は、円形状の開口が形成される合成樹脂製の主枠構成部材41と、該主枠構成部材41の前面側に装着される複数の合成樹脂製の装飾部材60,62,63,64,65,73と、から構成される。以下、透明板保持枠40を構成する構成部材毎に順次説明する。
【0020】主枠構成部材41は、三日月状に成型される左右2つの主枠構成部材を組み付けることにより構成されている。なお左右の主枠構成部材の下端部では連結しておらず、後述する円形状の窓枠装飾部材60によって下端部が連結されている。このようにして主枠構成部材41を左右の2つに分割して成形することにより、成型の容易化を図ると共に、成型時の歪みをなくして精度の高い主枠構成部材41を提供することができる。なお、主枠構成部材41の分割は、左右だけでなく、上下に分割成型しても良いし、必要に応じて3分割以上で成型しても良い。
【0021】また、主枠構成部材41の裏面側の構造においては、前記したように、その開閉側の上下にヒンジピン42と軸支部材43とが設けられると共に、下辺を除く3辺にL形金属44,45,46が取り付けられると共に、扇形状の補強金属板48a,48bが左右上部に取り付けられている。ただし、下辺には、下部補強金属片51が取り付けられている。これらの金属板44,45,46,48a,48b,51は、相互に連結されていると共に、L形金属44の1つの止め穴をアース線83a,86が接続されるアース線接続部53となっており、各種の電装部品が多数設けられている透明板保持枠40から漏電する電気を各金属板44,45,46,48a,48b,51からアース線83a,86に導電させてアースするようになっている。これにより、通常時の安全性を高めている。
【0022】また、補強金属板48a,48bのうち、開放側の上部に取り付けられる補強金属板48aには、後述するスピーカ67の後部を避けるためのスピーカ効果穴49aが形成されているだけであるのに対し、軸支側の上部に取り付けられる補強金属板48bには、スピーカ効果穴49bが形成されていると共に透明板保持枠40に設けられる電装部品から引き出される配線を補強金属板48bの裏面に引き出す配線引き回し穴50が形成されている。また、前記したヒンジピン42も補強金属板48bの上端部に形成される作動筒に挿入支持されるようになっている。一方、透明板保持枠40の下辺に固着される下部補強金属片51は、その中央部分が後述する窓枠装飾部材60の形状に沿った円弧状に形成されており、窓枠装飾部材60にもビスで止着されるようになっている。更に、透明板保持枠40の裏面には、前記検出器取付穴7に対応する位置にスイッチ押圧凸部52が突設形成されている。
【0023】次に、上記した主枠構成部材41に取り付けられる装飾部材について説明する。主枠構成部材41に取り付けられる装飾部材は、遊技盤90の遊技領域を透視し得る円形状の遊技開口82を構成する窓枠装飾部材60に集約して構成されている。しかして、窓枠装飾部材60は、光を透過し得る透過性の合成樹脂によってほぼ真円の円盤状に形成され、主枠構成部材41の開口の内側に沿って取り付けられるものである。このように、主枠構成部材41の開口の内側に沿って取り付けられるものであるため、窓枠装飾部材60の内側内周縁が遊技盤90の遊技領域を透視し得る遊技開口82を形成していることとなる。そして、このように形成された窓枠装飾部材60は、裏面斜め左右上方及び裏面斜め下方に外側に向かって突設される取付用フランジ61によって前記主枠構成部材41の裏面に止着されるようになっている。ただし、その止着に際し、後述する蛍光管カバー77も同時に止着されるようになっている。
【0024】ところで、窓枠装飾部材60は、断面が凹状であってしかも上面が波形に形成され、その表面側に下部装飾部材64、左右装飾部材62,63、上部装飾部材65、及びLEDカバー73が取り付けられ、その裏面側にガラス収納部材79にセット化された二重のガラス80、及び蛍光管カバー77に収納された蛍光管75a,75bが取り付けられるようになっている。各装飾部材62,63,64,65の取付構造のうち、左右装飾部材62,63は、窓枠装飾部材60に形成された係合穴に係合させることにより主として取り付けられ、下部装飾部材64及び上部装飾部材65は、窓枠装飾部材60の裏面からビスで止着することにより主として取り付けられ、LEDカバー73は、主枠構成部材41の裏面からビスで止着することにより主として取り付けられる。
【0025】ここで、上部装飾部材65の詳細な構造について主として図6を参照して説明すると、上部装飾部材65は、円弧状部と該円弧状の両端にスピーカ67を取り付ける正方形状のスピーカ収納部66とが不透明の合成樹脂によって一体的に成型されている。スピーカ収納部66には、スピーカ67が止着されると共にその前面を覆うように金網製の透孔付カバー68が取り付けられている。各スピーカ収納部66の下方には、波形のランプ用レンズ取付開口69が開設される。このランプ用レンズ取付開口69には、裏面からランプ用レンズ70が挿入固定される。そして、そのランプ用レンズ70の後方にLEDを有するLED基板が取り付けられるが、このLED基板に取り付けられるLEDのうち、一方は、賞球用LED71を構成し、他方は、玉切れ用LED72を構成している。賞球用LED71は、入賞玉が発生したことに基づいて払い出される賞球の払出時に表示駆動されるものであり、玉切れ用LED72は、機構板100の賞球タンク101に貯留される賞球量が不足したときに表示駆動されるものである。なお、スピーカ収納部66が前述したように、上部装飾部材65の円弧状部の曲率半径の延長上で且つ内側を向くように取り付けられるため、スピーカ67からの音声が弾球遊技機1に対面して位置する遊技者の顔に向けて発せられるため、その音声が聞き取り易く隣り合う弾球遊技機1からの音声と混声しないという利点がある。
【0026】上部装飾部材65の左右のスピーカ収納部66の間には、LEDカバー73が設けられる。このLEDカバー73は、主枠構成部材41の前方からビスで止着される多数の装飾用LED74を有するLED基板(図示しない)の前方を覆うものであり、正面形状は、扇状に形成され、断面形状は、L字状(Lの短辺と長辺との角度は90度よりも小さい角度)に形成されている。なお、LEDカバー73は、装飾用LED74から発せられる光が透過し得る合成樹脂によって成型されている。
【0027】蛍光管75a,75bは、蛍光管カバー77に収納されて窓枠装飾部材60の裏面に装着される。蛍光管カバー77は、断面コ字状に形成されると共に遊技開口82に沿って円弧状に形成されるものである。また、蛍光管カバー77の内側上下部には、蛍光管75a,75bを挟持するバネ性の取付金具87が止着されている。しかして、上記のように形成される蛍光管カバー77の内部には、円弧状に形成された蛍光管75a,75bの両端の棒状端子部を配線の先端に接続されるソケット76に嵌合し、その状態で蛍光管75a,75bをバネ性の取付金具87に押し込んで嵌着させて蛍光管75a,75bを蛍光管カバー77に収納固定する。蛍光管75a,75bが収納固定された蛍光管カバー77は、窓枠装飾部材60とを同時に主枠構成部材41に止着される。
【0028】窓枠装飾部材60の裏面には、図6に示すように、斜め対角線状に複数(4つ)の金属製のガラス取付支持部材78が成形時に一体的に設けられている。ガラス取付支持部材78は、その先端部に係合溝が周設されている。このように設けられるガラス取付支持部材78に対して、遊技開口82よりも若干大きな直径で形成されるガラス収納部材79に2枚のガラス80を前後面より貼り合わせて構成したセットガラスが装着されるものであるが、その脱着は、極めて簡単に行うことができるようになっている。即ち、ガラス収納部材79には、その前面側に前記ガラス取付支持部材78を貫通する貫通穴81aを有する取付片部81が一体的に形成され、該取付片部81の基部に止め金具88がビス止めされている。しかして、ガラス80を装着するには、ガラス取付支持部材78に取付片部81の貫通穴81aを貫通させ、その状態で止め金具88を回動してガラス取付支持部材78の係合溝に係止させることによりガラス80を窓枠装飾部材60、即ち透明板保持枠40に装着することができる。一方、ガラス80を取り外す場合には、止め金具88を回動させてガラス取付支持部材78の係合溝との係合を解除した後に、ガラス収納部材79全体をガラス取付支持部材78から引き抜くことによりガラス80を窓枠装飾部材60、即ち透明板保持枠40から取り外すことができる。なお、ガラス80の脱着は、組み付け完成した透明板保持枠40を枠基体2に対して開放した状態で行えることは言うまでもない。また、透明板としてガラスではなく透明な合成樹脂板等を使用したものでも良い。
【0029】以上のように、枠基体2の上部に開閉自在に設けられる透明板保持枠40には、スピーカ67、賞球用LED71、玉切れ用LED72、装飾用LED74、蛍光管75a,75b等の多くの電装部品を具備しており、図5に示すように、これらの電装部品からの配線83〜86が配線引き回し穴50から引き出されて前記配線通し穴11から枠基体2の裏面側に引き出される。配線83〜86のうち、スピーカ67から引き出されるスピーカ配線84と、賞球用LED71、玉切れ用LED72、装飾用LED74から引き出されるLED配線85とは特に問題はないが、電装部品のうち、特に蛍光管75a,75bは、高電圧(この実施例では、600V)を使用しているので、通常時においても漏電等の故障が生じていると危険であるため、蛍光管配線83の1本をアース配線83aとし、更にアース専用のアース線86を用意して前述したようにアース線83a,86の一端をアース線接続部53に接続し、アース線83a,86の他端を接地又は他の部所に接続するアース処理が施されている。また、保守、点検時に蛍光管75a,75bに通電したままの状態で行うのは、極めて危険であるため、本実施例では、透明板保持枠40を開放した状態では、前記検出器9をOFFとして蛍光管75a,75bへの電源の供給を遮断するようになっている。これについては、後に詳述する。
【0030】また、上記のように構成される枠基体2の背面に着脱自在に収納固定される遊技盤90の構成について図1を参照して説明すると、遊技盤90の遊技領域のほぼ中央には、可変表示装置91が配設され、該可変表示装置91の下方に可変入賞球装置93が配設されている。可変表示装置91は、3個の回転ドラム92a〜92cを有している。また、可変入賞球装置93は、ソレノイドによって開閉駆動される開閉板94を有すると共に、該開閉板94の上部中央に始動入賞口97を有している。始動入賞口97は、打玉が入賞することにより可変表示装置91の回転ドラム92a〜92cを回転開始させるものである。また、可変入賞球装置93には、開閉板94内に形成される特定入賞領域に打玉が入賞したことを検出する特定入賞玉検出器95と、開閉板94内に入賞するすべての入賞玉を検出する入賞玉検出器96とを有している。更に、遊技盤90の遊技領域には、風車ランプ、袖入賞口、サイドランプ、アウト口98がそれぞれ所定の位置に配設されている。
【0031】上記した可変表示装置91や可変入賞球装置93等の遊技装置は、後述する遊技制御回路基板111によってその動作が制御されるが、その動作内容について簡単に説明すると、打玉が始動入賞口97に入賞すると、可変表示装置91の回転ドラム92a〜92cが回転を開始し、所定時間が経過したときに順次停止する。そして、停止時の表示結果が予め定めた大当り図柄の組合せとなったときに、大当り遊技状態となって可変入賞球装置93の開閉板94を開成制御する。開閉板94の開成制御は、一定時間(例えば、25秒)が経過するか、あるいはその一定時間が経過する前に所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生したときに閉成されるようになっている。ただし、開閉中に打玉が特定入賞領域に入賞して特定入賞玉検出器95をONしたときには、継続権が成立して再度上記した開成状態が繰り返され、このような繰り返しは、打玉が特定入賞玉検出器95をONせしめることを条件として所定回数(例えば、16回)許容されている。
【0032】上記したように、遊技盤90に設けられる可変表示装置91や可変入賞球装置93は、遊技制御回路基板111によって駆動制御されるが、遊技盤90以外の枠部材(具体的には、前記枠基体2、透明板保持枠40、上皿取付板22)に設けられる電装部品(蛍光管75a,75b、スピーカ67、玉切れ用LED72、賞球用LED71、装飾LED74、情報表示器25、ハンドル動作表示器26、充満表示器30)は、後述する枠制御回路基板115によってその動作が駆動制御される。なお、この点については、後に詳述する。
【0033】次に、弾球遊技機1の背面に設けられる機構板100の構成について図7を参照して説明する。図において、機構板100には、その背面上部に多量の賞球を貯留する賞球タンク101と、該賞球タンク101から供給される賞球を複数列(本実施例の場合、2列)に整列して流下させる賞球誘導レール102と、該賞球誘導レール102によって誘導された賞球を賞球払出装置105に向けて方向転換するカーブ樋104と、該カーブ樋104から送られてきた賞球を所定の個数ずつ区切って払い出す賞球払出装置105と、該賞球払出装置105から払い出された賞球を前記上皿23に向けて誘導する賞球払出通路106と、上皿23が賞球で満杯となったときに賞球払出通路106からオーバーフローした賞球を前記下皿28に導く賞球オーバーフロー通路107と、が形成されている。賞球オーバーフロー通路107の下流端一側には、充満スイッチ108が設けられており、賞球によって下皿28が満杯となったときにONして前記充満表示器30を点灯表示すると共に後述する打球発射装置120の打球モータ121の駆動を停止するようになっている。また、機構板100の下部側方には、発生した入賞玉を1個ずつ処理する入賞玉処理装置(図示しない)が設けられるが、この入賞玉処理装置の近傍には、賞球払出スイッチ109が設けられており、この賞球払出スイッチ109がONしたときに前記賞球用LED71が点灯するようになっている。更に、前記賞球タンク101の下方であって賞球誘導レール102の上流端には、玉切れスイッチ103が設けられ、賞球タンク101内に賞球が不足したときに遊技場に設けられる管理コンピュータ(図示しない)に賞球補給要求信号を導出すると共に、遊技盤90に臨む前記玉切れ用LED72を点灯するようになっている。なお、玉切れスイッチ103から延びる配線は、次に説明するターミナルボックス基板110に中継接続された後、ターミナルボックス基板110に設けられる玉切れ情報端子から管理コンピュータに信号線が接続されるようになっている。また、弾球遊技機1に隣接してカードユニットが設けられている場合には、賞球払出装置105は、入賞玉に基づく賞球を払い出す機能に加えてカードユニットに投入されたカードに基づく遊技玉の貸出要求信号があったときにも所定個数の玉を払い出す機能を付与してもよい。
【0034】上記のように形成される機構板100の裏面及び枠基体2の裏面には、各種の制御回路基板が着脱自在に取り付けられている。まず、機構板100には、外部から電源の供給を受けて弾球遊技機1に設けられる他の制御回路基板や電気部品に電源を供給したり、あるいは遊技場の管理コンピュータとの間で各種の情報をやり取りするための信号線が接続される情報端子が設けられるターミナルボックス基板110がその上部に設けられ、前記遊技盤90の遊技装置の動作を制御する遊技制御回路基板111が中央部よりやや下方に設けられ、前記賞球払出装置105の動作を制御する賞球払出制御回路基板112がその下方に設けられている。また、枠基体2の下部裏面には、枠部材に設けられる電装部品の動作を制御する枠制御回路基板115が取り付けられている。なお、遊技制御回路基板111と遊技装置とは、一部を除いて直接接続されることはなく、多くは、遊技盤90の裏面側に取り付けられる遊技用中継基板113,114を介して間接的に接続される。また、カードユニットが隣接して設けられる場合には、カードユニットと賞球払出制御回路基板112とは、機構板100の裏面に取り付けられるカードユニット中継基板123を介して接続されるようになっている。更に、上記した各基板110,111,112,115は、金属製又は導電処理が施された合成樹脂製の基板ボックスに収納されて取り付けられるものである。
【0035】また、機構板100の裏面には、上記した各種の制御回路基板以外に、前記蛍光管75a,75bに供給される高電圧を発生する安定器117が取り付けられ、また、枠基体2の下部一側に打玉を発射する打球発射装置120が取り付けられている。打球発射装置120は、打球杆を間欠駆動する打球モータ121を有している。そして、打球モータ121の裏面には、打球モータ121の駆動を制御するモータ制御回路基板122が取り付けられている。
【0036】また、図7において、枠基体2の前記配線通し穴11から引き出される配線83〜86のうち、蛍光管配線83以外は、図示省略してあるが、それらは、すべて枠制御回路基板115に接続されている。また、蛍光管配線83も枠制御回路基板115から延びる配線119とコネクタ118によって接続されているが、アース線83aだけは、安定器117を被覆する金属製の安定器カバーに接続されるアース線119aとコネクタ118によって接続される。したがって、アース線83aを電導する電荷は、地面に直接アースされるのではなく、弾球遊技機1にアースされて、その後、徐々に放電される。なお、アース配線86は、直接地面にアースされる第3種接地となっている。
【0037】上記したターミナルボックス基板110、遊技制御回路基板111、賞球払出制御回路基板112、枠制御回路基板115相互の配線関係は、図8に示すようになっている。図8は、弾球遊技機1のブロック形式の配線図である。即ち、ターミナルボックス基板110(ターミナルボックス基盤と表示)には、直流24Vの外部電源が接続されると共に、玉切れスイッチ103とも接続され、賞球払出制御回路基板112(賞球制御基盤と表示)、遊技制御回路基板111(遊技制御基盤と表示)、及び枠制御回路基板115(電飾基板と表示)との間にも電源線や信号線が接続され、更に、エラー信号や扉開放信号を管理コンピュータに送るためにターミナルボックス基板110と枠制御回路基板115のコネクタ10とが接続されている。また、賞球払出制御回路基板112には、充満スイッチ108及び賞球払出スイッチ109も接続され、モータ制御回路基板122(モーター制御回路と表示)を介して打球発射装置120の打球モータ121(発射装置モーターと表示)とも接続され、更に、枠制御回路基板115のコネクタ3にも信号線によって接続されている。この信号線は、制御信号コモン線を含む玉切れ信号線DA,賞球信号線DB,下皿充満信号線DC,ハンドル動作信号線DD,発射停止信号線DEとから構成されている。玉切れ信号線DAには、前記玉切れスイッチ103のON信号がターミナルボックス基板110及び賞球払出制御回路基板112を介して入力されるものであり、賞球信号線DBには、賞球払出スイッチ109のON信号が賞球払出制御回路基板112を介して入力されるものであり、下皿充満信号線DCには、充満スイッチ108のON信号が賞球払出制御回路基板112を介して入力されるものであり、ハンドル動作信号線DDには、操作ハンドル32における操作信号がモータ制御回路基板122及び賞球払出制御回路基板112を介して入力されるものであり、発射停止信号線DEには、管理コンピュータから送られてきた打球モータ強制停止信号がターミナルボックス基板110及び賞球払出制御回路基板112を介して入力されるものである。
【0038】また、枠制御回路基板115には、コネクタ1に前記ターミナルボックス基板110からの電源線が接続され、コネクタ2に遊技制御回路基板111から導出される各種の遊技状態に応じた遊技態様信号が入力される信号線が接続され、コネクタ3には、前記賞球払出制御回路基板112からの信号線が接続され、コネクタ4には、検出器9が接続され、コネクタ5には、遊技制御回路基板111から導出される音声信号が入力される音声信号線が接続され、コネクタ6には、情報表示器25(表示器と表示)を駆動する表示信号が出力される信号線が接続され、コネクタ7には、装飾用LED74を駆動する表示信号が出力される信号線が接続され、コネクタ8には、玉切れ用LED72及び賞球用LED71を駆動する表示信号が出力される信号線が接続され、コネクタ9には、ハンドル動作表示器26及び充満表示器30を駆動する表示信号が出力される信号線が接続され、コネクタ10には、前記したエラー信号や扉開放信号を管理コンピュータに送るためにターミナルボックス基板110と接続される信号線が接続され、コネクタ11には、蛍光管75a,75bを駆動する表示信号が出力される信号線が安定器117を介して接続され、コネクタ12には、スピーカ67を駆動する音声信号が出力される信号線が接続されている。また、枠制御回路基板115には、前記スピーカ67の音量を切り換える音量切換スイッチ116が設けられている。
【0039】以上説明した枠制御回路基板115に形成される枠制御回路について図9及び図10を参照して説明する。図9は、枠制御回路基板115に形成される枠制御回路のブロック図であり、図10は、枠制御回路の一部を構成するスイッチ回路133及び安定器駆動回路134の詳細な回路図である。図において、枠制御回路は、制御中枢としてのMPU130を有し、該MPU130には、音声発生回路131、スイッチ回路133、安定器駆動回路134、情報信号回路135、入力信号回路136、装飾信号回路137、LED駆動回路138、初期設定ウォッチドッグ回路139がそれぞれ接続されている。MPU130は、ROM130aを内蔵しており、このROM130a内にスピーカ67から出力される効果音データプログラムや、LED74,26,30,25、蛍光管75a,75bを駆動表示する表示データプログラムがそれぞれ複数個格納されており、外部からの入力信号(遊技制御回路基板111からの遊技状態に対応する信号)に応じて所定のデータプログラムが1つ選択されて、そのプログラムにしたがって効果音が発生されたり、LED、蛍光管が表示駆動されるものである。
【0040】音声発生回路131は、MPU130からの効果音データを受けて音声増幅回路132に供給し、音量切換スイッチ116を介してスピーカ67から効果音を発生させるものである。なお、音声増幅回路132には、遊技制御回路基板111から直接効果音データが供給されてスピーカ67から効果音を発生させるようになっている。スイッチ回路133には、検出器9の作動信号をMPU130と安定器駆動回路134とに入力するものであり、MPU130に入力された信号は、その入力信号があるときに所定の表示データに基づいて安定器駆動回路134に表示データ信号が送られ、この表示データ信号が送られ且つスイッチ回路133からの入力信号があるときに安定器駆動回路134から安定器117に出力信号が送られて蛍光管75a,75bを表示駆動するものである。したがって、透明板保持枠40が開放されて検出器9がOFFとなった場合には、スイッチ回路133から安定器駆動回路134への入力信号が供給されない状態であるため、安定器駆動回路134から蛍光管75a,75bを表示駆動する信号は、出力されないこととなる。また、検出器9からの入力信号がMPU130に供給されないときには、情報信号回路135から扉開放信号(ロ)が導出され、該扉開放信号が遊技場の管理コンピュータや設置島の警告灯(図示しない)に供給されて、透明板保持枠40が開放している旨を報知するようになっている。
【0041】入力信号回路136は、賞球払出制御回路基板112から供給される各種の信号をMPU130に入力するものであり、信号DAが入力されるとMPU130から玉切れ用LED72に点灯表示信号が出力されると共に情報信号回路135から補給要求信号(イ)が管理コンピュータに出力され、信号DBが入力されるとMPU130から賞球用LED71に点灯表示信号が出力され、信号DCが入力されるとMPU130から充満表示器30に点滅表示信号が出力され、信号DDが入力されると次に説明する装飾信号回路137から入力される信号に応じてMPU130からハンドル動作表示器26に表示信号が出力され、信号DEが入力されると打球発射動作が強制的に停止されるので、蛍光管75a,75b、ハンドル動作表示器26、装飾用LED74、情報表示器25にそれぞれ所定の表示データに基づくエラー表示信号が出力されるようになっている。なお、入力信号回路136を整流器(ブリッジダイオード)とフォトカプラーとから構成することにより、入力信号が交流であっても直流であっても受け付けることができるとようにすると共に、信号線DA〜DEへ侵入したノイズをMPU130に伝達することがなく、ノイズによるMPU130の暴走を防止することができる。
【0042】装飾信号回路137は、遊技制御回路基板111から供給される各種の信号をMPU130に入力するものである。しかして、遊技制御回路基板111から供給される各種の信号は、各種の遊技状態に応じてMPU130に入力されるようになっている。このため、装飾信号回路137には、コモン線を含む5本の信号線D0〜D4が接続されている。なお、装飾信号回路137をフォトカプラーから構成することにより、信号線D0〜D4へ侵入したノイズをMPU130に伝達することがなく、ノイズによるMPU130の暴走を防止することができる。
【0043】初期設定ウォッチドッグ回路139は、電源投入時にチャージ電流によってMPU130にリセット信号が出力される。また、MPU130が暴走したときにウォッチドッグ用クロック信号がOFFになり、このときにもチャージ電流によってMPU130にリセット信号が出力されるので、MPU130は、常態復帰することとなる。このように枠制御回路基板115にウォッチドッグ回路139を設けても、枠制御回路基板115が遊技に直接関与するものを制御するものではないので、遊技者との間でトラブルが生じることもなく、また、高電圧の蛍光管75a,75bを使用しているので、MPU130の暴走により蛍光管75a,75bが故障したときに発生する危険を避けることもできる。なお、上記した各回路及び装置には、電源回路140から所定の電圧が供給されている。
【0044】上記した回路のうち、検出器9とスイッチ回路133と安定器駆動回路134について図10を参照してさらに詳細に説明する。まず、透明板保持枠40が閉じて検出器9がOFFとなっているときには、Aからの電流によりインバータIが導通するので、Bからの電流がインバータIを通過してアースされるため、トランジスタQ1がOFFとなっている。このような状態でMPU130から信号ハが導出されたときには、トランジスタQ2がONするので、サイリスタSR1もONして安定器117に電源を供給し、蛍光管75aを点灯する。同様にMPU130から信号ニが導出されたときには、トランジスタQ3がONするので、サイリスタSR2もONして安定器117に電源を供給し、蛍光管75bを点灯する。一方、透明板保持枠40が開放して検出器9がONとなったときには、Aからの信号が検出器9を介してアースされるため、インバータIがOFFとなってBからの電流がトランジスタQ1を励起して導通させる。このような状態でMPU130から信号ハ又は信号ニが導出されてもトランジスタQ1を介してアースされてトランジスタQ2又はQ3を導通させることがないので、サイリスタSR1又はSR2がOFFとなって安定器117に電源は供給されず、蛍光管75a,75bが点灯することはない。このように、本実施例では、透明板保持枠40を開放した時点で蛍光管75a,75bへの高電圧の電源が遮断されるようになっているので、保守・点検時の作業を安全に行うことができる。
【0045】なお、上記した実施例では、開閉板としての透明板保持枠40の開放を検出する手段として検出器9を例示し、電源遮断手段としてスイッチ回路133に含まれるトランジスタQ1を例示したが、図11に示すように、蛍光管75a,75bと枠制御回路基板115とを接続する信号線及び電源線を、透明板保持枠40の開閉に伴って接続される雄型コネクタ150aと雌型コネクタ150bとに接続するように構成しても良い。このように構成しても透明板保持枠40を開放した時点で蛍光管75a,75bへの高電圧の電源が遮断されるようになっているので、保守・点検時の作業を安全に行うことができる。
【0046】また、上記した実施例では、開閉板として透明板保持枠40を示したが、図12に示すように、枠基体2を開閉板としても良い。枠基体2を開閉板とした場合には、外枠160の内側に検出器161を取り付け、その検出器161に対応する枠基体2の開放側裏面にスイッチ押圧凸部162を設ければ良い。なお、枠基体2の外枠160に対する施錠は、枠基体2の開放側裏面に固着される錠装置165の上下に突設される施錠フック163を外枠160の内側上下に固着される係止片164に係合させることにより行われる。
【0047】更に、上記した実施例では、蛍光管75a,75bを透明板保持枠40に設けたものを示したが、図13に示すように、蛍光管75A,75Bを枠基体2と一体的に成型される支持板2aの表面に取り付けても良いし、あるいは、上皿23の内部に蛍光管75Cを設けても良い。上皿23に設けられた蛍光管75Cへの電源の遮断は、透明板保持枠40が開放されたときでも良いし、あるいは上皿取付板22が開放されたときでも良い。また、遊技盤90の遊技装置内にも蛍光管が使用されるものもあるが、このような蛍光管に対しても開閉板を開放したときに電源の供給を遮断するようにしても良い。また、高電圧発光源としては、実施例の蛍光管以外のもの、例えば、ネオン管等であっても良い。
【0048】また、上記した実施例では、電源が遮断されるべき電装部品として、高電圧使用の蛍光管75a,75bを例示したが、標準(この場合、多くの遊技機では、24Vが標準)以上の電圧を使用する電装部品であれば、どのような種類の電装部品でも良い。また、遊技機として弾球遊技機1を例示したが、開閉板を有し且つ電装部品を具備した遊技機であれば、どのような種類の遊技機(例えば、スロットマシン)であっても良い。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなように、本発明にあっては、遊技機の保守、点検時においては、開閉板を開放して行うが、その開閉板の開放時に電装部品への供給電源が遮断されるので、保守、点検を安全に行うことができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013