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発明の名称 電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−66342
公開日 平成8年(1996)3月12日
出願番号 特願平6−203860
出願日 平成6年(1994)8月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 清水 雄一 / 周防 和馬 / 恩田 雅一 / 岡本 雅史 / 端山 和靖 / 速水 禎高
要約 目的
集塵袋の着脱を容易化しかつ塵埃漏れを少なくした電気掃除機を提供する。

構成
濾材からなる袋状体21と、袋状体21の開口部に取り付けられた支持板23とからなる集塵袋24と、支持板23の塵埃吸い込み口22と係合する筒状の弁体28を設け、前記弁体28に支持板23に圧接する圧接面29と、塵埃吸い込み口22と同一径で屈曲する屈曲部30と袋状体21側へ支持板23の厚さの範囲内で突出する突出部31を設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】 上方開口の集塵室を前方に有する本体ケースと、前記集塵室にセットされ、通気性を有する紙等の濾材からなり塵埃を収集する袋状体と袋状体の開口部に取り付けられる塵埃吸い込み口を有する厚紙や樹脂部品等で形成した支持板とで形成される集塵袋と、支持板と対向して本体ケースに取り付けられ前記支持板に圧接するゴム等の弾性体からなる筒状の弁体とを設け、前記弁体には支持板の塵埃吸い込み口外周に略同心円状に圧接する圧接面を設けるとともに、塵埃吸い込み口と略同一径で屈曲させ、さらに塵埃吸い込み口の袋状体側へ支持板の厚さと略同一の突出代を有する突出部を袋状体側に設けた電気掃除機。
【請求項2】 弁体の突出部の裏面側に円形状の切り欠き部を形成してなる請求項1記載の電気掃除機。
【請求項3】 集塵袋を本体ケースの底部に支持板の底部を挿入し、塵埃吸い込み口は弁体と嵌合させ、支持板の上部は本体ケースに回転自在に配置した支持板押さえにより係止してなる請求項1又は2記載の電気掃除機。
【請求項4】 円形状の切り欠き部を弁体の下方左右各々約15゜〜30゜の範囲を除いて弁体の突出部の裏面側に設けた請求項1〜3のいずれか1項記載の電気掃除機。
【請求項5】 筒状の弁体と一体に形成され、開口部内径方向に放射線状に複数個に分離した弁を有し、弁の中心部に略円形状の開口部を設けてなる請求項1〜4のいずれか1項記載の電気掃除機。
【請求項6】 弁体の圧接面の外径を、支持板を集塵室内に傾けた状態に取りつけても支持板に設けた塵埃吸い込み口に嵌合しない大きさに設定した請求項1〜5のいずれか1項記載の電気掃除機。
【請求項7】 弁体の圧接面の裏面側の一部にリブを設けてなる請求項1〜6のいずれか1項記載の電気掃除機。
【請求項8】 弁体の圧接面に集塵袋側に突出するような反りを設けてなる請求項1〜7のいずれか1項記載の電気掃除機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集塵室内に設けた集塵袋に塵埃を集塵する電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、実開昭62−117951号公報に示されるものが一般的であった。以下、図9〜図11を用いて説明する。
【0003】図9〜図11において、紙などの濾材からなる袋状体1と、袋状体1の吸い込み口に取り付けられた塵埃吸い込み口2を有する支持板3とからなる集塵袋4を集塵室5内に有し、支持板3の塵埃吸い込み口2と対向した集塵室5を形成する本体ケース6の壁面7にゴムなどの弾性体からなる筒状の弁体8を設けていた。また、弁体8には支持板3の塵埃吸い込み口2外周では略同心円状に支持板3に圧接する圧接面9を設けているとともに圧接面9の内周に、支持板3の塵埃吸い込み口2に挿入される突出部10を設けている。
【0004】また、上記筒状の弁体8の内周部には、弁体8と一体に形成され、放射線状に複数個に分離した弁11を有している。
【0005】また、上記集塵袋4は本体ケース6の底部6Aに支持板3の底部3Aを挿入し、塵埃吸い込み口2は弁体8と嵌合させ、支持板3の上部は本体ケース6に回転自在に配置した支持板押さえ12により係止したものが一般的であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のように集塵袋4を集塵室5に取り付ける場合には、本体ケース6の底部に支持板3の底部を挿入し、塵埃吸い込み口2を弁体8の突出部10と嵌合させる必要があり、本体ケース6底部に支持板3が確実に装着されていなければ図10に示すように支持板3の塵埃吸い込み口2の周縁が突出部10の端部に当接して嵌合しにくいものであった。また、弁体8の突出部10があるために、支持板3の底部3Aを挿入する際本体ケース6の底部6Aが見にくく使用性の悪いものであった。さらに、集塵袋4を取り外す場合にも突出部10に支持板3の塵埃吸い込み口2が引っかかるという問題を有しており、これによりゴミが集塵室5内にこぼれてしまうことがあった。
【0007】また、弁体8には、支持板3の塵埃吸い込み口2が挿入される突出部10と支持板3に圧接する圧接面9を設け、支持板3の底部3Aを本体ケース6の底部6A、上部を支持板押さえ12により各々係止したことにより支持板3からの塵埃漏れを防ぐようにしているが、突出部10は支持板3の塵埃吸い込み口2を確実に嵌合させる必要があり、ある程度の厚さと固さが要求されていたため、支持板3の圧接面9は十分な柔らかさを得ることができず、細塵が漏れやすいという問題を有していた。
【0008】さらに、使用者が集塵袋4の中に塵埃がいっぱいになったかどうかを確認するためにホース(図示せず)を本体ケース6の前部に設けたホ−ス接続口13からはずして見ても、弁体8の内周部に放射線状に分離した複数個の弁11を有しているため見ることができずいちいち集塵袋4をはずす必要があった。また、塵埃の入った集塵袋4を再度取り付ける場合、塵埃を集塵室5内へこぼしてしまうこともあり、漏れた塵埃によってモータ(図示せず)の故障の原因となることがあった。
【0009】本発明はこれらの課題を解消し、集塵袋の着脱性を高めるとともに、塵埃の漏れを防ぎ信頼性を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明の第1の手段は、上方開口の集塵室を前方に有する本体ケースと、前記集塵室にセットされ、通気性を有する紙等の濾材からなり塵埃を収集する袋状体と袋状体の開口部に取り付けられる塵埃吸い込み口を有する厚紙や樹脂部品等で形成した支持板とで形成される集塵袋と、支持板と対向して本体ケースに取り付けられ前記支持板に圧接するゴム等の弾性体からなる筒状の弁体とを設け、前記弁体には支持板の塵埃吸い込み口外周に略同心円状に圧接する圧接面を設けるとともに、塵埃吸い込み口と略同一径で屈曲させ、さらに塵埃吸い込み口の袋状体側へ支持板の厚さと略同一の突出代を有する突出部を袋状体側に設けてなるものである。
【0011】第2の手段として、上記弁体の突出部の裏面側に円形状の切り欠き部を形成してなるものである。
【0012】第3の手段として、上記集塵袋を本体ケースの底部に支持板の底部を挿入し、塵埃吸い込み口は弁体と嵌合させ、支持板の上部は本体ケースに回転自在に配置した支持板押さえにより係止してなるものである。
【0013】第4の手段として、円形状の切り欠き部を弁体の下方左右各々約15゜〜30゜の範囲を除いて弁体の突出部の裏面側に設けてなるものである。
【0014】第5の手段として、上記筒状の弁体と一体に形成され、開口部内径方向に放射線状に複数個に分離した弁を有し、弁の中心部に略円形状の開口部を設けてなるものである。
【0015】第6の手段として、上記弁体の圧接面の外径を、支持板を集塵室内に傾けた状態に取りつけても支持板に設けた塵埃吸い込み口に嵌合しない大きさに設定してなるものである。
【0016】第7の手段として、上記弁体の圧接面の裏面側の一部にリブを設けてなるものである。
【0017】第8の手段として、上記弁体の圧接面に集塵袋側に突出するような反りを設けてなるものである。
【0018】
【作用】上記第1の手段による作用は、弁体には支持板の塵埃吸い込み口外周では略同心円状に圧接する圧接面を設けるとともに、塵埃吸い込み口と略同一径で屈曲させ、内周では塵埃吸い込み口の袋状体側へ支持板の厚さの範囲内で突出する突出部を設けているため、2カ所によるエアータイトが行え、支持板と弁体との間からの塵埃漏れを防ぐことが可能となり、排気からのゴミ漏れを防止し、衛生的な掃除機が提供できるとともに、漏れた塵埃によってモータが故障するという原因を防ぎ、耐久性が向上するものである。
【0019】また、集塵袋を集塵室に取り付ける場合に、突出部は支持板の厚さと略同一の範囲で突出するのみであるので支持板の底部を挿入する本体ケースの底部が見やすく、底部を挿入し易くなり、集塵袋の装着性が向上するものである。
【0020】第2の手段によれば、弁体の突出部の裏面側に円形状の切り欠き部を形成することにより支持板の弁体との圧接を圧接面においてより柔らかく行うことが可能となるとともに、弁体の突出部が広がって支持板の塵埃吸い込み口に対して圧接するようになるため、より支持板と弁体とのエアータイトが確実となり、塵埃漏れを防ぐことができる。
【0021】第3の手段によれば、集塵袋は塵埃吸い込み口を弁体と嵌合させるため、本体ケースの底部に支持板の底部を挿入し、上部では本体ケースに回転自在に配置した支持板押さえにより係止する構成とするため、弁体の圧接面と支持板との圧接を確実に行うことができ、より塵埃漏れ防止が確かなものになる。
【0022】第4の手段によれば、上記弁体において円形状の切り欠き部を弁体の下方左右各々約15゜〜30゜の範囲を除いて弁体の突出部の裏面側に設けることにより、弁体下方では硬度が固くなり、集塵袋の着脱時に弁体の下方の圧接面がめくれることを防止できるものであり、耐久性が向上する。
【0023】第5の手段によれば、弁体の開口部に中心部に略円形状の開口部を設けた放射線状に複数個に分離した弁を有することにより、集塵袋の中に塵埃が一杯になったかどうかを確認するためにホースを本体ケースからはずせば、塵埃を見ることができ、いちいち集塵袋をはずす必要がなくなり、使用性が向上するとともに集塵袋交換時のゴミ漏れを防止できる。
【0024】第6の手段によれば、支持板を集塵室内に傾けた状態に取りつけても弁体の圧接面外径が支持板の塵埃吸い込み口内径に嵌合しないようにすることによって、集塵袋の支持板の装着不良により生じる、弁体の圧接面と支持板との面接触の悪化、および、弁体の圧接面と支持板とのずれにより生じる支持板からのゴミ漏れの発生を防ぎ、モ−タに漏れたゴミが入り込むことがなく、電気掃除機本来の性能を出すことができる。
【0025】第7の手段によれば、弁体の圧接面の裏側の一部にリブを設け圧接面の剛性を上げたことにより、集塵袋の支持板の材料として利用される繊維の方向をもつ紙などの熱および湿度によって生じる収縮や反りに対して、弁体の圧接面が追従し、かつ、より確実な弁体の圧接面と支持板との面接触を実現し、弁体の圧接面と支持板とのタイト性が悪化してゴミ漏れが生じることを防ぎ、モ−タの効率悪化を招くことのなく電気掃除機本来の性能を出すことができる。
【0026】第8の手段によれば、弁体の圧接面を、集塵袋の支持板が集塵室内に装着された状態に合うように、集塵室側に突出するような構成とすることで、集塵袋の支持板を固定している位置と、弁体の圧接面が支持板と面接触するときに支持板にかかる押圧力で支持板に生じる反りに、対応することができることによって、ゴミ漏れが発生することを防ぎ、よりタイト性に優れ、モ−タの効率悪化を招くことがなく、電気掃除機本来の性能を出すことができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0028】図1〜図5において、紙などの濾材からなる袋状体21と、袋状体21の吸い込み口に取り付けられた塵埃吸い込み口22を有する厚紙などで形成された支持板23とからなる集塵袋24を集塵室25内に有し、支持板23の塵埃吸い込み口22と対向した集塵室25を形成する本体ケース26の壁面27にゴムなどの弾性体からなる筒状の弁体28を設けている。ここで、弁体28には支持板23の塵埃吸い込み口22外周では略同心円状に支持板23に圧接する圧接面29を設けているとともに圧接面29の内周では、支持板23の塵埃吸い込み口22と略同一径で屈曲部30を有し、さらにその内周では塵埃吸い込み口22の袋状体21側へ支持板23の厚さの範囲内で突出する突出部31を有している。
【0029】次に、上記集塵袋24は、本体ケース26の底部に設けた支持板差し込み口33に支持板23の支持板底部34を挿入し、塵埃吸い込み口22を弁体28と嵌合させ、支持板23の支持板上部35を本体ケース26に回転自在に取付された支持板押さえ36により係止されている。
【0030】また、弁体28の突出部31の裏面には、下方の左右各々約15゜〜30゜(合計30゜〜60゜)の範囲の厚肉部37以外の所に円形状の切り欠き部32を設けている。
【0031】また、上記筒状の弁体28の内周部空気通路38には、弁体28と一体に形成され、放射線状に複数個に分離した弁39を有しており、中心部には略円形の弁開口40を設けている。
【0032】また、上記弁体28の圧接面29の外径は、支持板23を集塵室25内に傾けた状態で取りつけた場合、支持板23に設けた塵埃吸い込み口22に嵌合しない大きさに設定している。
【0033】また、図6、図7に示すように、上記弁体28の圧接面29の裏面側の一部にリブ42を設けてもよい。
【0034】また、図8に示すように、上記弁体28の圧接面29には、支持板23が集塵室25内に装着された状態に合うように、反りを設けてもよい。
【0035】41は本体ケース26前方で弁体28を固定するフロントカバーでホ−ス(図示せず)を差し込む為のホ−ス差し込み口41Aが設けられている。
【0036】次に上記構成における動作・作用について説明する。弁体28には支持板23の塵埃吸い込み口22外周では略同心円状に圧接する圧接面29を設けるとともに、塵埃吸い込み口22と略同一径の屈曲部30と突出部31を設けているため、圧接面29と突出部31の2カ所によるエアータイトが可能となり、支持板23と弁体28との間からの塵埃漏れを防ぐことができる。これによって、掃除機本体からの排気による細塵の撒き散らしを防止し、衛生的な掃除機が提供できるとともに、漏れた塵埃によってモータが故障するという原因を防ぎ、耐久性が向上するものである。
【0037】また、集塵袋24を集塵室25に取り付ける場合に、弁体28の突出部31は支持板23の厚さの範囲内で突出するのみであるので支持板23の支持板底部34を挿入する本体ケース26の支持板差し込み口33が見やすく、支持板底部34を挿入し易くなり、集塵袋24の装着性が向上するものである。このため、集塵袋24の装着方法が理解しにくかった使用者がなくなり、確実に集塵袋24が取り付けられ、上記と同様に排気からの細塵の漏れ防止、モータの故障防止が達成される。
【0038】また、弁体28の突出部31の裏面側に円形状の切り欠き部32を形成することにより支持板23の弁体28との圧接を圧接面29においてより柔らかく行うことが可能となるとともに、弁体28の突出部31が圧接面29方向へ広がって支持板23の塵埃吸い込み口22に対して圧接するようになるため、より支持板23と弁体28とのエアータイトが確実となり、塵埃漏れを防ぐことができる。
【0039】この時、弁体28の下方においては、左右約15゜〜30゜の範囲に厚肉部37を有しているため、この部分では硬度が固くなり、集塵袋24の着脱時に弁体28の圧接面29の下方が支持板底部34が引っかかったりしてめくれることを防止できるものであり、耐久性が向上する。なお、集塵袋24は下方では本体ケース26の底部の支持板差し込み口33により係止しているため、支持板差し込み口33をより圧接方向に設定することによって下部でのゴミ漏れは防止できるものである。
【0040】弁体28の内周部空気通路38に設けた放射線状に複数個に分離した弁39の中心部には略円形の弁開口40を有しているため、集塵袋24の中に塵埃が一杯になったかどうかを確認するためにホースをフロントカバー41のホ−ス差し込み口41Aからはずせば、そのホ−ス差し込み口41Aより集塵袋24内の塵埃を見ることができ、いちいち集塵袋24をはずす必要がなくなり、使用性が向上するとともに集塵袋交換時のゴミ漏れを防止できるものである。
【0041】支持板23を集塵室25内に傾けた状態に取りつけても弁体28の圧接面29の外径が支持板23の塵埃吸い込み口22内径に嵌合しないように設定することによって、集塵袋24の支持板23の装着不良により生じる、弁体28の圧接面29と支持板23との面接触の悪化、および、弁体28の圧接面29と支持板23とのずれにより生じる支持板23からのゴミ漏れの発生を防ぎ、モ−タに漏れたゴミが入り込むことがなく、電気掃除機本来の性能を劣化させることがない。
【0042】弁体23の圧接面29の裏側の一部にリブ42を設け圧接面29の剛性を上げたことにより、集塵袋24の支持板23の材料として利用される繊維の方向をもつ紙などに熱および湿度によって生じる収縮や反りに対して、弁体23の圧接面29が追従し、かつ、より確実な弁体28の圧接面29と支持板23との面接触を実現し、弁体28の圧接面29と支持板23とのタイト性が悪化してゴミ漏れが生じることを防ぎ、モ−タの効率悪化を招くことのなく電気掃除機本来の性能を出すことができる。
【0043】弁体28の圧接面29を、集塵袋24の支持板23が集塵室25内に装着された状態に合うように、反りを加えた構成とすることで、集塵袋24の支持板23を固定している位置と、弁体28の圧接面29が支持板23と面接触するときに支持板23にかかる押圧力で支持板23に生じる反りに、対応することができることによって、ゴミ漏れが発生することを防ぎ、よりタイト性に優れ、モ−タの効率悪化を招くことがなく、電気掃除機本来の性能を出すことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の手段によれば、弁体に支持版の外周では塵埃吸い込み口の外周と略同心円状に圧接する圧接面を設けるとともに、略同一径で屈曲させ、内周では塵埃吸い込み口の袋状体側へ支持板の厚さの範囲内で突出する突出部を設けたことにより、2カ所でエアータイトが行え、塵埃漏れを防ぐことが可能となり、排気からのゴミ漏れを防止し、衛生的な掃除機が提供できるとともに、漏れた塵埃によってモータが故障するという原因を防ぎ、耐久性が向上するものである。また、集塵袋を集塵室に取り付ける場合に、支持板の厚さの範囲内で突出するのみであるので、支持板の底部を挿入する際本体ケースの底部が見やすく、集塵袋の装着性が向上するものである。
【0045】第2の手段によれば、弁体の突出部の裏面側に円形状の切り欠き部を形成することにより支持板と弁体との圧接をより柔らかく行うことが可能となるとともに、弁体の突出部が外側に広がって、支持板の塵埃吸い込み口端面に対して圧接するようになるため、より支持板と弁体とのエアータイトが確実となり、より確かな塵埃漏れ防止が達成できる。
【0046】第3の手段によれば、袋状体は、本体ケースの底部に支持板の底部を挿入し、上部では支持板押さえにより係止する構成とするため、弁体の圧接面と支持板との圧接を確実に行うことができ、より塵埃漏れ防止が確かなものになる。
【0047】第4の手段によれば、弁体の切り欠き部を下方を除き略300゜〜330゜の範囲に形成することにより、弁体下方では硬度が固くなり、集塵袋の着脱時に弁体の下方の圧接面がめくれることを防止できるものであり、耐久性が向上する。
【0048】第5の手段によれば、弁体の開口部の中心部に略円形の開口を設けた放射線状に複数個に分離した弁を有することにより、集塵袋の中に塵埃が一杯になったかどうかを確認するためにホースを本体ケースからはずせば、外部から塵埃を見ることができ、いちいち集塵袋をはずす必要がなくなり、使用性が向上するとともに集塵袋交換時のゴミ漏れを防止できるものである。
【0049】第6の手段によれば、支持板を集塵室内に傾けた状態に取りつけても弁体の圧接面外径が支持板の塵埃吸い込み口内径に嵌合しないようにすることによって、集塵袋の支持板の装着不良により生じる、弁体の圧接面と支持板との面接触の悪化、および、弁体の圧接面と支持板とのずれにより生じる支持板からのゴミ漏れの発生を防ぎ、モ−タに漏れたゴミが入り込むことがなく、電気掃除機本来の性能を出すことができるものである。
【0050】第7の手段によれば、弁体の圧接面の裏側の一部にリブを設け圧接面の剛性を上げたことにより、集塵袋の支持板の材料として利用される繊維の方向をもつ紙などの熱および湿度によって生じる収縮や反りに対して、弁体の圧接面が追従し、かつ、より確実な弁体の圧接面と支持板との面接触を実現し、弁体の圧接面と支持板とのタイト性が悪化してゴミ漏れが生じることを防ぎ、モ−タの効率悪化を招くことのなく電気掃除機本来の性能を出すことができるものである。
【0051】第8の手段によれば、弁体の圧接面を、集塵袋の支持板が集塵室内に装着された状態に合うように、反りを加えた構成とすることで、集塵袋の支持板を固定している位置と、弁体の圧接面が支持板と面接触するときに支持板にかかる押圧力で支持板に生じる反りに、対応することができることによって、さらにゴミ漏れが発生しにくくなり、よりタイト性に優れ、モ−タの効率悪化を招くことがなく、電気掃除機本来の性能を出すことができるものである。




 

 


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