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焼物調理用プレート - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 焼物調理用プレート
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−33574
公開日 平成8年(1996)2月6日
出願番号 特願平6−170726
出願日 平成6年(1994)7月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 村野 雄一 / 小川 誠 / 和田 信二 / 永井 伸明 / 池田 幸則
要約 目的
本発明は伝熱性に優れるとともに、遠赤外線により魚や牛肉等を短時間で炭火で焼いたように美味しく焼くことができ、軽量で耐久性に優れた特に屋外での調理に適した焼物調理用プレートの提供を目的とする。

構成
本発明の焼物調理用プレートは、遠赤外線放射性のセラミック板にハニカム状又は格子状の貫通孔もしくはランダムの貫通孔が形成され、その開孔率が40〜80%であり、遠赤外線放射性のセラミック板の厚みが5mm以上で、耐衝撃強度が50kgf/cm2 以上である構成を有している。
特許請求の範囲
【請求項1】ハニカム状又は格子状の貫通孔もしくはランダムの貫通孔を有した遠赤外線放射性のセラミック板で形成され、その開口率が40〜80%であることを特徴とする焼物調理用プレート。
【請求項2】前記遠赤外線放射性のセラミック板の素材の熱膨張係数が4.0×10-6(1/℃)以下であることを特徴とする請求項1に記載の焼物調理用プレート。
【請求項3】前記遠赤外線放射性のセラミック板の厚みが5mm以上で、強度が50Kg・f/cm2 以上であることを特徴とする請求項1又は2の内いずれか1に記載の焼物調理用プレート。
【請求項4】前記遠赤外線放射性のセラミック板の相対密度が90%以上で、かつ、調理物載置側の面が鏡面仕上げされていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1に記載の焼物調理用プレート。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は焼物調理用プレートに関し、更に詳しくは野外調理器のバーナー上で使用し、魚や牛肉等の肉を遠赤外線の効果等によって、炭火に近い状態でキツネ色に焼くことができる焼物調理用プレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本経済は世界のトップレベルに達し、暮らしの中での物質的な欲求はほぼ満たされてきている。それに反して、物質的な欲求のほかに、衣食住を含めた生活環境をより快適に、より豊かにする思考が増加している。
【0003】以上のような状況下、食に対する人々の考え方も量から質へと変化し、今日のグルメブームを巻き起こしている。これに対応して各調理器メーカーは美味しく調理できる方法や、その方法を用いた調理器の開発を行ってきている。この開発において、各メーカーは、魚や肉を炭火と同じ状態で美味しく焼く技術の確立をめざして種々検討がなされている。例えば、特開昭63−150521号公報には、バーナーの着火孔上方にセラミックスを設置し、その上方に適当間隔をあけて、調理対象物を置いた構造の調理器が開示されている。また、特開平2−102616号公報には、焼き網と、その下に位置する遠赤外線放射特性の優れたハニカム形状のセラミック形成体(主成分はアルミナ、シリカ等)と、これを加熱するシーズヒータと、これらの最下部に位置する水受け皿とによって構成される調理器が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の焼物調理用プレートは、屋内での調理用に作製されたものなので、重量が重く、野外に運ぶのは困難でアウト・ドアでの使用には適さないという問題点があった。更に、これら室内用の遠赤外線放射を利用した加熱調理器は遠赤外線を放射するセラミック体の主原料として特開平2−102616号公報にも開示されているように、熱膨張係数αの大きいアルミナ(α=6.0〜8.0×10-6(1/℃))を主として用いているので、このために、温度変化の激しい屋外で繰り返し使用するとセラミック体にクラックが生じやすく耐久性に欠けていた。
【0005】また最近、ゆとりある余暇を過ごすため、キャンプやハイキング等のアウト・ドア・スポーツが盛んとなってきており、野外で焼き肉や焼き魚等の料理をする機会が増えてきているが、これらを野外で調理する場合は、あいもかわらず炭や薪、簡易ガスコンロ、バーナーを使用しているのが現状である。炭を用いて調理すると中まで熱が通り美味しく焼くことができるが、火を起こすのに苦労するとともに、炭で手や衣服が汚れやすく、一回使用したらもう使えない等の問題点がある。薪の場合も同様な問題を有している。簡易ガスコンロ、バーナーは手や衣服は汚れず、着火にも苦労せず、ガスがある限り何回でも使えるが、逆に調理時、熱が内部まで伝わりにくく、炭火で焼くような美味しい焼き方はできない等の問題点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点を改良するもので、伝熱性に優れるとともに遠赤外線により魚や牛肉等を短時間で炭火で焼いたように美味しく焼くことができ、軽量で耐久性に優れた特に屋外での調理に適した焼物調理用プレートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の焼物調理用プレートは、以下の構成を有している。
【0008】請求項1に記載の焼物調理用プレートは、ハニカム状又は格子状の貫通孔もしくはランダムの貫通孔を有した遠赤外線放射性のセラミック板で形成され、その開口率が40〜80%である構成を有している。
【0009】請求項2に記載の焼物調理用プレートは、請求項1において、前記遠赤外線放射性のセラミック板の素材の熱膨張係数が4.0×10-6(1/℃)以下である構成を有している。
【0010】請求項3に記載の焼物調理用プレートは、請求項1又は2の内いずれか1において、前記遠赤外線放射性のセラミック板の厚みが5mm以上で、強度が50Kgf/cm2 以上である構成を有している。
【0011】請求項4に記載の焼物調理用プレートは、請求項1乃至3の内いずれか1において、前記遠赤外線放射性のセラミック板の相対密度が90%以上で、かつ、調理物載置側の面が鏡面仕上げされている構成を有している。
【0012】ここで、遠赤外線放射性のセラミック板のセラミック原料としては、アルミナ−シリカ系耐熱性繊維,セリサイト系セラミックス,ムライト系セラミックス,コージェライト系セラミックス,及びこれらの混合物等が用いられる。中でも、アルミナ−シリカ系耐熱性繊維とセリサイト系セラミックスの配合組成比が0.2〜2、好ましくは0.3〜1のものや、コージェライト系セラミックス単独もしくはコージェライト系セラミックスにムライト系セラミックスが0.1wt%〜99wt%混合されたものが用いられる。これらの配合組成比の範囲外では、前者はセラミックス/繊維の比が小さいと強度が低下し、また、セラミックス/繊維の比が大きくなると強度が強すぎて加工性に欠けるという欠点が現れ易くなる。また、後者は熱膨張係数が大きくなり、耐熱衝撃性に欠けてくる傾向が現れるので好ましくない。
【0013】開口部間の壁面の厚さは、1〜25mm,好ましくは2〜10mmに形成されるのが好ましい。2mmよりも薄くなるにつれ、耐衝撃性に欠ける傾向が現れだし、また、10mmよりも厚くなるにつれ、重量が嵩張るとともに、熱衝撃性に欠ける傾向が現れだすのでいずれも好ましくない。
【0014】
【作用】この構成によって、得られる焼物調理用プレートは開口率が大きいために、軽量で、バーナーの直熱が通りやすくすることができる。更に、材質が遠赤外線放射性に優れたセラミックスであるために、調理器のバーナーの上に置くだけで、バーナーで熱せられ、遠赤外線を放射し、魚や牛肉等の肉の内部まで加熱することができる。よって、調理する際に、炭火で焼くように魚肉の内部まで熱が通り、柔らかく美味しく焼くことができる。次に、プレートの厚みが厚く、材料特性が低熱膨張であるために熱衝撃性が強く、バーナーの熱等による割れを防止できる。プレート形状なので調理器の着火面に置くだけで屋外での調理に利用できる。
【0015】また、プレート上で直接肉や魚を焼く場合、焼く側の面に鏡面加工を施しているので焦げつきを防止できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】(実施例1)図1(a)は本発明の第1実施例におけるハニカム状の焼物調理用プレートの斜視図であり、図1(b)は本発明の第1実施例における図1(a)のA部の要部拡大図である。
【0018】1aはアルミナ−シリカ系耐熱性繊維とセリサイト系セラミックスを主成分とする組成物をハニカム状に成形後焼成した第1実施例のハニカム状の焼物調理用プレート、2はハニカムを構成するシート部、3はシート部2に山部が積層されたコルゲート部である。
【0019】以上のように構成されたハニカム状の焼物調理用プレート1aについて、以下その製造方法及び焼肉調理用プレート1aの厚み特性について説明する。
【0020】まず、アルミナ−シリカ系耐熱性繊維1Kgとセリサイト系セラミックス1Kgを500lの水中に分散し、次いで、この混合系に、固形分に対して8重量部の酢酸ビニル系の有機結合剤を添加混合した。次に、この混合系に固形分に対して塩化アルミニウム等の無機凝集剤5重量部とポリアクリルアミド系の高分子凝集剤1重量部を添加して凝集させた後、抄紙機を用いてセラミックシートを作製した。このセラミックシートをコルゲート加工法を用いて、コルゲート部を作製しながらシート部と積層し、厚みが20,10,5,4mm、開口率が60%になるようにハニカム状に成形した。次いで、この成形品を1400〜1500℃の焼成温度で2時間の熱処理を行い図1に示すような厚み20,10,5,4mmの開口率60%、平均曲げ強度50Kg・f/cm2 以上のハニカム状の焼魚肉調理用のプレートを得た。熱膨張係数を測定したところ、2.8〜3.0×10-6(1/℃)であった。
【0021】次に、本実施例で得られた焼物調理用プレート1aを用いて、焼き肉の調理実験を行い該プレートの厚みと肉の焼け具合の関係を確認した。図2は本発明の第1実施例における調理実験の方法を示す模式図である。調理実験はバーナー4の上に5cmの間隔をあけて第1実施例の各厚みの焼物調理用プレート1aをセットし、その上に金網5を載置し、金網5上に8cm×8cm×5cm(厚み)の牛肉6をのせて2000Kcal/hの熱量で調理を行った。調理実験の結果を(表1)に示した。
【0022】
【表1】

【0023】この(表1)から明らかなように、厚みが4mmの焼物調理用プレート1aは肉内部の焼け具合が悪かった。一方、厚みが5mm以上のものは肉内部まで焼けており、特に厚みが10mm以上の焼け具合は非常に良かった。このことから、焼物調理用プレート1aは厚みが5mm以上、特に10mm以上で良い結果が得られることがわかった。
【0024】次に、焼いた肉の焼け具合について確認実験を行った。焼物調理用プレート1aとして第1実施例の厚みが10mmのものを準備し、実験方法は、図2と同一の調理実験方法により行った。本実施例の焼物調理用プレート1aを一定の温度に加熱した後、厚さ5mmで8cm×8cmの牛肉6を金網5上に載せて1分間焼いた後、牛肉6の略中央部を厚み方向と平行に切断し、その断面を4倍の拡大鏡で観察した。その断面を図3(a)に示した。図3(a)は本実施例における焼物調理用プレートで焼いた牛肉の要部断面図である。図中、7はきつね色に焼けた部分、8は普通に焼けた部分、9は生の部分を示す。
【0025】比較例として、本実施例の焼物調理用プレート1aを用いなかった他は、同一の条件で同一時間、同一の牛肉6を焼いた後、実施例1と同様にして断面を観察し、その断面を図3(b)に示した。図3(b)は、比較例の従来方式で焼いた牛肉の要部断面図である。
【0026】この図3(a),(b)から明らかなように本実施例の焼物調理用プレート1aは、比較例に比べ、同じ時間で輻射熱や遠赤外線等によって内部まで速やかに加熱できることがわかった。また、肉が比較例のものに比べ柔らかくなっていた。次に、本実施例の該プレートを用い、30回連続して焼いてみたが、ほとんど初回と変わらず該プレートの変形や損傷等の変化は認められなかった。これらのことから本実施例によれば、比較例に比べ肉の内部まで加熱し、柔らかくテクスチャーのある肉に焼き上げることがわかった。また、耐熱安定性に優れ、省エネルギー効果も著しく高いことがわかった。
【0027】(実施例2)実施例1と同一材料、同一条件でセラミックシートを作製した。このシートをコルゲート加工法を用いて、焼成後のプレート端面の開口率が30,40,50,60,70,80,90%になるように成形し、1500℃で2時間焼成して、厚さが10mm、平均曲げ強度50Kg・f/cm2 以上のハニカム状の第2実施例の焼物調理用プレートを7種類得た。熱膨張係数を測定したところ、2.8〜3.0×10-6(1/℃)であった。これらの焼物調理用プレートを用い、その開口率と肉の焼け具合の確認実験を第1実施例と同様にして行った。その結果を(表2)に示した。
【0028】
【表2】

【0029】この(表2)から明らかなように、焼物調理用プレートの開口率が30%では表面,内部ともに生焼けの状態で良く焼けておらず、90%では内部は生の状態で、表面が一部焦げた状態になった。このことから開口率は、40〜80%、望ましくは50〜70%で良い結果が得られることがわかった。尚、本実施例で用いた焼物調理用プレートを何回使用しても焼物調理用プレートや肉の状態に全く異常なかった。
【0030】(実施例3)アルミナ−シリカ系耐熱性繊維とセリサイト系セラミックスの配合比を変化させた他は、第1実施例と同一の条件で、平均曲げ強度が約40Kg・f/cm2 、約50Kg・f/cm2 、約60Kg・f/cm2 の3種類の焼物調理用プレートを得た。これらの焼物調理用プレートの端面開口率は略60%で、熱膨張係数は2.8〜3.0×10-6(1/℃)であった。これらの焼物調理用プレートをバーナー上で繰り返し、熱に対する耐久試験を行ったところ約40Kg・f/cm2 の物は、100回前後でマイクロクラックの発生する音がし、200〜300回前後で目で確認できるクラックが発生した。しかし、約50Kg・f/cm2 、約60Kg・f/cm2 のものは何度繰り返しても何等異常はなかった。
【0031】(実施例4)図4(a)は本発明の第4実施例における格子状の焼物調理用プレートの斜視図であり、図4(b)は図4(a)のB部の要部拡大平面図である。1bは格子状に形成された第4実施例の焼物調理用プレート、10は縦格子部、11は横格子部である。
【0032】以上のように構成された本実施例の焼物調理用プレート1bについて、以下その製造方法及びそれを用いた加熱試験の結果について説明する。ムライト粉末とコージェライト粉末を組成比が0:100,50:50,100:0の割合になるように配合して混合し、3種類の混合物をそれぞれ10Kg作製した。次いで、各々に固形分に対して15重量部のメチルセルロース系の増粘剤と1重量部の有機系可塑剤と水25〜30重量部をニーダで混合し、次いで三段ローラで混練した。得られた各混練物を各々真空式押出成形機を用いて成形し、格子状の成形体を各々得た。各成形体をそれぞれ1350℃、1400℃、1600℃の焼成温度で10時間で熱処理し組成の異なった図4に示すような厚みが10mm、開口率が70%平均曲げ強度が50Kg・f/cm2 以上の格子状の焼物調理用プレート1bを得た。各々について、熱膨張係数を測定したところ、ムライト粉末とコージェライト粉末の組成比が0:100のものが1.0×10-6(1/℃)、50:50のものが3.0×10-6(1/℃)、100:0のものが4.1×10-6(1/℃)となった。この3種類の焼物調理用プレート1bをバーナー上において試験したところ、0:100、50:50のものはまったく異常無かったが、100:0のものはマイクロクラックが生じる小さな音があり、その後、目で確認できる大きな割れが生じた。尚、ムライト粉末とコージェライト粉末の組成比が0:100と50:50の焼物調理用プレートはバーナー上で繰り返し使用しても何等異常は認められなかった。
【0033】(実施例5)コージェライト粉末のみを使用して、第4実施例と同様にして真空式押出成形機を用いて格子状に成形し、1350℃で焼成時間を変化させて相対密度約80%、約90%、約95%の図4に示すような第5実施例の焼物調理用プレートを得た。尚、焼結を促進するために、CaO等の金属酸化物をコージェライト粉末に対して0.5〜5重量部添加した。得られた焼物調理用プレートの端面開口率は60%、平均曲げ強度は50Kg・f/cm2 以上、熱膨張係数は2.0×10-6(1/℃)以下であった。次に、この焼物調理用プレートの一方の端面に鏡面加工を施した。この焼物調理用プレートの鏡面加工面に、直接肉を置いて焼いた。相対密度約80%の物は、焼物調理用プレートに肉が付きやすかったが、相対密度約90%、相対密度約95%の焼物調理用プレートは肉がほとんど付かなかった。
【0034】(実施例6)図5は本発明の第6実施例における無数の貫通孔が形成された焼物調理用プレートの斜視図である。1cは成形体に多数の貫通孔が形成された第6実施例の焼物調理用プレート、12は真空成形機で成形されたプレート成形体、13はプレート成形体12に多数形成された貫通孔である。
【0035】以上のように構成された第6実施例の焼物調理用プレート1cについて、以下その製造方法及びその特性について説明する。
【0036】まず、アルミナ−シリカ系耐熱性繊維50gとセリサイト系セラミックス50gを20lの水中に分散し、固形物に対して8重量部の酢酸ビニル系の有機結合剤を添加した。これに塩化アルミニウム等の無機凝集剤を固形物に対して5重量部と、ポリアクリルアミド系の高分子凝集剤を1重量部添加し凝集させ、この後、真空成形機を用いて無数の貫通孔13を有すプレート成形体12を作製した。このプレート成形体12に1400〜1500℃、2時間で熱処理を施し、図5に示すような厚みが15mm、平均曲げ強度が50Kg・f/cm2 以上で無数の貫通孔13を有す本実施例の焼物調理用プレート1cを得た。この焼物調理用プレート1cの熱膨張係数を測定したところ3.0×10-6(1/℃)であった。本実施例の焼物調理用プレート1cをバーナー上で繰り返し使用しても変形やクラック等の発生は認められなかった。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明で得られた焼物調理用プレートは、以下のような優れた効果を実現することができるものである。
【0038】■材質がセラミックスで、プレート厚みが5mm以上でできているために、熱を加えると遠赤外線を放射し、魚肉を内部まで短時間で焼くことができる。
【0039】■強度が50Kg・f/cm2 以上で熱膨張係数が4.0×10-6(1/℃)以下なので、バーナーの熱によるクラックや割れが生じず、耐久性に著しく優れている。
【0040】■開口率が40〜80%のハニカム状構造体あるいは無数の貫通孔を有す構造体なのでバーナーの火が伝わりやすい。
【0041】■セラミックス多孔体なので、軽量で持ち運びやすく、野外の調理器に簡単に用いることができる。
【0042】■相対密度90%以上のプレートの端面に鏡面加工を施すことで、プレートにのせて直接肉を焼いても、肉をプレートに付着させずに焼くことができる。




 

 


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