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発明の名称 電気掃除機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−24172
公開日 平成8年(1996)1月30日
出願番号 特願平6−162014
出願日 平成6年(1994)7月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 平野 章浩 / 清水 雄一 / 恩田 雅一 / 周防 和馬 / 岡本 雅史
要約 目的
容積の異なる集塵袋を容易に取付けられ、使用性の向上を図った電気掃除機の提供を目的とする。

構成
本体21の前部に形成された集塵室22に集塵袋32を取着し、その集塵容積の大きさを調整する仕切板37を集塵室22に着脱自在に配設した構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】 後部にモ−タ−などを内蔵した電機掃除機本体の前部に塵埃を集積する集塵袋を取着自在とした集塵室を形成し、前記集塵室内に着脱自在でしかも、集塵室の容積を調整する仕切板を設けてなる電気掃除機。
【請求項2】 仕切板を集塵室のモ−タ−配設側に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
【請求項3】 仕切板に、貫通穴または、吸気の流れる方向に対して直交する方向に凹部と凸部を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機。
【請求項4】 集塵室上方に開口部を形成し、前記開口部を縁取るパッキンと、前記開口部を覆う蓋体を具備し、前記蓋体とパッキンを当接させるとともに、集塵室内に配設した仕切板に係合するリブを前記蓋体に一体的に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の電気掃除機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集塵室に塵埃を集積する集塵袋を配設する構成の電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は、実公平3−50855号公報等に示されているような構成が一般的であった。
【0003】以下、図9、図10に従って説明する。図において、1は上方が開口した集塵室2、後部にモ−タ−3などを配設した電気掃除機本体(以下、本体という)である。4は集塵室2前方の本体1に設けられた吸気口であり、集塵室2の吸気口4上方には塵埃を集積する集塵袋5の口芯6を保持する保持体7が配設され、集塵室2の前方下部には口芯6の下端を保持するリブ8が形成されている。9は集塵室2の側壁10に配設されたリブであり、集塵袋5が集塵室2側壁10にはりつくのを防止し、吸気風量の通路を形成している。
【0004】また、集塵室2とモ−タ−3の間には、集塵袋5の着脱時にこぼれた塵埃がモ−タ−3に吸い込まれるのを防止するための二次フィルタ−11が配設され、集塵室2の上部には開閉可能な蓋体12を配設し、モ−タ−3を配設した本体1後部上方を覆った本体上13に回動自在に取り付けられている。本体1の下部には、移動用のキャスタ−14、ロ−ラ−15が設けられている。
【0005】上記構成の電気掃除機において本体1の集塵室2への集塵袋5の装着は集塵袋5の口芯6の下端を集塵室2の前方下部に形成されたリブ8と係合させ、口芯6の上部を保持体7に保持させて行う。集塵袋5の大きさは、集塵室2の大きさによって決まっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電気掃除機の使用者によっては、掃除で集積した塵埃を長期間集塵袋5に溜めておくことを好まない人や、集積した塵埃の臭いが気になるなどの理由で集塵袋5を頻繁に交換することがある。この場合、従来の構成では、集塵袋5の大きさは本体1の集塵室2の大きさによって決まってしまうため、集積した塵埃が集塵袋5の大きさに比べ少なく、これを頻繁に交換していては経済的な負担が非常に大きかった。
【0007】そこで、小型の集塵袋5が望まれるが、正規の集塵袋5よりも小さいものを使用したときには、集塵袋5がモ−タ−3の吸引力によって強く引っ張られ破損することがあり、集積した塵埃が集塵室2内にこぼれ、集塵室2が汚れてしまうとともに、モ−タ−3前部に配設した二次フィルタ−11が目詰まりを起こし、吸い込み性能を著しく低下させてしまう。さらには、集塵室2内にこぼれた塵埃がモ−タ−3に侵入した時にはモ−タ−3の回転を妨げてしまうため、モ−タ−3に大きな負荷がかかることとなり、モ−タ−3の焼損を引き起こしてしまう。
【0008】逆に集塵袋5を頻繁に交換するのが面倒な人や、頻繁に掃除をする人や掃除する面積の多い家庭、家族の多い家庭などは集積する集塵量が多いため、ある一定以上の容積を有する大型の集塵袋5が望まれている。
【0009】したがって、従来の構成では同じ本体1で上記した使用者の相反する要求に応えることができず、それぞれ使用者の要求に応えるため専用の大きさの本体1を提供する必要があった。
【0010】本発明はこのような問題点を解決するものであり、同じ電気掃除機で大きさの異なる集塵袋の使用を可能とし、使用性の向上を図った電気掃除機を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための第1の手段は、後部にモ−タ−などを内蔵した電機掃除機本体の前部に塵埃を集積する集塵袋を取着自在とした集塵室を形成し、前記集塵室内に着脱自在で、しかも、集塵室の容積を調整する仕切板を設けてなるものである。
【0012】第2の手段は、仕切板を集塵室のモ−タ−配設側に取り付けたことを特徴とするものである。
【0013】第3の手段は、仕切板に、貫通穴または、吸気の流れる方向に対して直交する方向に凹部と凸部を形成したことを特徴とするものである。
【0014】第4の手段は、集塵室上方に開口部を形成し、前記開口部を縁取るパッキンと、前記開口部を覆う蓋体を具備し、前記蓋体とパッキンを当接させるとともに、集塵室内に配設した仕切板に係合するリブを前記蓋体に一体的に形成したことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】第1の手段によれば、後部にモ−タ−などを内蔵した電機掃除機の前部に塵埃を集積する集塵袋を取着自在とした集塵室を形成し、前記集塵室内に着脱自在に別体で形成される仕切板を配設することにより、仕切板の着脱により集塵室内の容積が変わり、大型、小型集塵袋など集塵容積の異なる集塵袋が使用可能となり、使用者が集塵袋の大きさを選択でき使用性の向上が図れるものである。
【0016】第2の手段によると、仕切板を集塵室内のモ−タ−を配設した側に取り付けることにより、小型の集塵袋を使用時に吸引力を発生するモ−タ−側のみに仕切板を配設して集塵袋の破損を防止するとともに、仕切板の使用が1個で済み安価で提供できる。
【0017】第3の手段によると、仕切板に貫通穴または吸気の流れる方向に対して直角方向に凹凸形状を形成することにより、小型集塵袋使用時に貫通穴または凹凸形状の凹部が吸気通路を形成し、吸気風量の低下を防止して吸い込み性能の向上が図れる。
【0018】第4の手段によると、集塵室を上方が開口した箱状に形成し、前記箱上の集塵室の上面開口を縁取るパッキンと集塵室の開口を覆う蓋体を具備し、前記蓋体とパッキンを当接させるとともに、集塵室内に配設した仕切板に外方から係合するリブを前記蓋体に形成することにより、集塵室内の圧力が低下したときに蓋体に形成したリブが外方から仕切板に係合しており、蓋体がパッキンから外れるのを防止し、吸い込み性能の低下を防ぐものである。
【0019】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を添付図面にもとづいて説明する。
【0020】図1〜図3において、21は前部に上方開口状の集塵室22を形成し、後部には塵埃吸引用のモ−タ−23などを組み込んだ電気掃除機本体(以下本体という)で、前記集塵室22の上方開口部22aを覆うように蓋体24が本体21後部に配設したモ−タ−23の上方を覆う本体上25に、回動自在に取付られている。本体21の前部にはホ−ス(図示せず)が取着される吸気口26を形成した前部カバ−27が取り付けられている。
【0021】前記集塵室22の前部下端に形成したリブ28と上方に配設した保持体29によって、集塵袋32の口芯30を保持して、吸気口26とゴムの弁体31を介して集塵袋32を取着している。集塵室22の上方開口部22aの周縁には蓋体24と当接して気密を保つパッキン33を配設し、集塵室22の側壁34には略L字状のリブ35に本体21に一体に形成されている。前記集塵室22の両側には前記L字状のリブ35に着脱自在な凸部36を形成した仕切板37を配設している。また、前記本体21下面には移動用のキャスタ−38、側面にロ−ラ−39をそれぞれ配設している。
【0022】上記構成における作用は以下の通りである。集塵室22の側壁34にリブ28に凸部36を係合させて仕切板37を配設させると、集塵室22内の容積が小さくなり、小型の集塵袋32を使用しても集塵袋32が破損することなく、したがって小型集塵袋32の使用を可能にする。また、集塵室22から仕切板37を取り外すだけで従来の正規の集塵袋32が使用でき、同じ本体21で容易に大きさの異なる集塵袋32が使用できるものである。
【0023】次に本発明の第2の実施例を図4を用いて説明する。図4に示すように、小型の集塵袋32を使用するときに仕切板37を集塵室22のモ−タ−23を配設した側のみに取り付けるものである。集塵袋32はモ−タ−23の吸引力によって広がるため、小型の集塵袋32を使用するときに仕切板37をモ−タ−23配設側に取り付けることにより集塵袋32の破損を防止でき、追加する部品は1部品で良く、安価に提供できるとともに仕切板32の着脱が容易になり、使い勝手の向上が図れる。
【0024】次に第3の実施例を図5を用いて説明する。図5に示すように、仕切板37に貫通穴40を設けている。の構成により、集塵袋32に塵埃が蓄積したときでも仕切板37の貫通穴40から集塵室22の側壁34へ吸気が流れ、吸気通路が形成され吸気風量の低下を防止できる。
【0025】また、他の実施例としては、図6、図7に示すように、仕切板37に吸気の流れる方向に対して直交する方向に凹部41、凸部42を設けている。この構成により、集塵袋32に塵埃が蓄積したときでも仕切板37のに形成した凸形状42により集塵袋32の広がりが規制され、凹形状41により、吸気通路が形成され吸気風量の低下を防止できる。
【0026】第4の実施例を図8を用いて説明する。図8に示すように、集塵室22に仕切板37を装着したときに、仕切板37に係合するリブ43を、蓋体24に一体的に形成している。この構成により、モ−タ−23の吸引力により集塵室22内の圧力が低下したときに蓋体24が集塵室22側に引っ張られてパッキン33から外れる力に対し、蓋体24に形成したリブ43が仕切板37に係合していることにより、蓋体24の変形を防止して吸気の漏れを防止して吸い込み性能の向上が図れる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、以下のような大きな効果を得るものである。
【0028】第1の手段によれば、後部にモ−タ−などを内蔵した電機掃除機の前部に塵埃を集積する集塵袋を取着自在とした集塵室を形成し、前記集塵室内に着脱自在に別体で形成される仕切板を配設することにより、仕切板の着脱により集塵室内の容積が変わり、大型、小型集塵袋など集塵容積の異なる集塵袋が使用可能となり、使用者が集塵袋の大きさを選択でき使用性の向上が図れるものである。
【0029】第2の手段によれば、仕切板を集塵室内のモ−タ−を配設した側に取り付けることにより、小型の集塵袋を使用時に吸引力を発生するモ−タ−側のみに仕切板を配設して集塵袋の破損を防止するとともに仕切板の使用が1個で済み安価で提供できるとともに、大型、小型の集塵袋の使用切り替え時の手間が仕切板の着脱が一回で済み、使い勝手の向上が図れる。
【0030】第3の手段によれば、仕切板に貫通穴または吸気の流れる方向に対して直角方向に凹凸形状を形成することにより、小型集塵袋使用時に貫通穴または凹凸形状の凹部が吸気通路を形成し、吸気風量の低下を防止して吸い込み性能の向上が図れる。
【0031】第4の手段によれば、集塵室を上方が開口した箱状に形成し、前記箱上の集塵室の上面開口を縁取るパッキンと集塵室の開口を覆う蓋体を具備し、前記蓋体とパッキンを当接させるとともに、集塵室内に配設した仕切板に外方から係合するリブを前記蓋体に形成することにより、集塵室内の圧力が低下したときに蓋体に形成したリブが外方から仕切板に係合しており、蓋体がパッキンから外れるのを防止し、吸い込み性能の低下を防ぐものである。




 

 


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