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発明の名称 電気湯沸かし器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−10163
公開日 平成8年(1996)1月16日
出願番号 特願平6−149217
出願日 平成6年(1994)6月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 高田 清義 / 国広 幸利 / 前川 馨
要約 目的
容器に簡単に装着でき、しかも容器の腐食を防止できるフィルタ−を備えた電気湯沸かし器を提供することを目的とする。

構成
外側部を構成するボデ−21と、ボデ−21内部に配され、液体を収容するフェライト系ステンレス容器23と、容器23に固着し液体を加熱する発熱体25と、容器23の上方開口部を覆う蓋体26と、上面と底面に多数の微小孔31を設け水質調整剤33を内包するケ−ス35とケ−ス35により保持される磁石36を内蔵し、上面と底面に多数の小孔を設け着脱自在に容器23に装着するフィルタ−32を備えたものである。
特許請求の範囲
【請求項1】外側部を構成するボデ−と、前記ボデ−内部には液体を収容するフェライト系ステンレス容器と、前記容器に固着し液体を加熱する発熱体と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、上面と底面に多数の微小孔を設け水質調整剤を包容するケ−スと前記ケ−スにより保持される磁石を内蔵し、上面と底面に多数の小孔を設け着脱自在に前記容器内面部に装着してなるフィルタ−を備えた電気湯沸かし器。
【請求項2】フィルタ−下面先端部に突起を設けて構成した請求項1記載の電気湯沸かし器。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収容液体を加熱・保温するとともに水質調整機能を有するフィルタ−を備えた電気湯沸かし器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気湯沸かし器は、図4及び図5に示すようなものがあった。
【0003】図において、1は外側部を構成するボデ−で、液体2を収容する容器3を内包している。4は注口で、中央開口部に前記容器3を戴置している。5は液体2を加熱する発熱体で、容器3の底面部に固着している。6は容器3の上部を開閉自在に覆う蓋体、7はポンプ、8は転倒弁、9は出湯路で、その一方は注口4の出湯口10に通じ、他方はポンプ7に連通し、途中には転倒弁8を有してポンプ7によって収容液体2を出湯するようになっている。
【0004】一方、上面と底面に多数の小孔11を設けたフィルタ−12は、水質調整剤13を包容し、上面と底面に多数の微小孔14を設けたケ−ス15を内蔵している。またフィルタ−12下方には着脱用スプリング16が取り付けられている。
【0005】上記構成の動作を説明する。フィルタ−12下方に取り付けられている着脱用スプリング16を容器3底面部に設けられた液体導出口17に嵌合させることによりフィルタ−12の取り付けが可能となる。この状態において、液体2を容器3内に給水し、発熱体5により加熱させ、加熱時に生じる液体2の対流をフィルタ−12の小孔11およびケ−スの微小孔14を介してケ−ス15内部の水質調整剤13と接触させることにより水質向上効果を得る構成となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来の構成においては、容器底面部の液体導出口にフィルタ−の着脱用スプリング部を嵌合させるため、茶葉など液体中に存在する異物をろ過するメッシュフィルタ−を取り付けられず、出湯時にポンプ内に異物が詰まり動作不良を発生し、出湯できなくなるという問題があった。さらに、容器底面部の液体導出口と着脱用スプリングの嵌合部における隙間腐食により錆びが発生するという問題があった。
【0007】この問題を解決するために、容器底面部の液体導出口以外の内面部にフィルタ−を取り付けるには、容器側において加工が必要となり、またフィルタ−との嵌合部品が必要となり部品点数も増え構成上複雑になるという問題があった。
【0008】本発明は上記従来問題点を解決するもので、安全でしかも着脱性の良いフィルタ−を有する電気湯沸かし器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、外側部を構成するボデ−と、前記ボデ−内部には液体を収容するフェライト系ステンレス容器と、前記容器に固着し液体を加熱する発熱体と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、上面と底面に多数の微小孔を設け水質調整剤を包容するケ−スと前記ケ−スにより保持される磁石を内蔵し、上面と底面に多数の小孔を設け着脱自在に前記容器内面部に装着してなるフィルタ−を備えたものである。
【0010】また、前記フィルタ−下面先端部に突起を設けたものである。
【0011】
【作用】本発明の電気湯沸かし器は上記構成により、フィルタ−内部には磁石を内蔵しているので、着脱自在にフェライト系ステンレス容器内面部に装着することができ、容器底面部の液体導出口のメッシュフィルタ−を廃する必要もないため茶葉など液体中に存在する異物による出湯時のポンプ動作不良および隙間腐食による錆びの発生も解決できる。
【0012】また、フィルタ−下面先端部に突起を設ける構成に関しては、フィルタ−取り付け後、外部強制力によりフィルタ−先端が発熱体面に傾倒しても突起部のみが当接することによりフィルタ−内部のケ−ス等の熱損傷を回避することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図3を参照しながら説明する。本実施例の特徴的構成は従来例で説明した水質調整効果を有するフィルタ−の着脱構成が異なる点にある。
【0014】図において、21は外側部を構成するボデ−で、液体22を収容するフェライト系ステンレス容器23を内包している。24は注口で中央開口部に前記容器23を戴置している。25は液体22を加熱する発熱体で、容器23の底面部に固着している。26は蓋体、27はポンプ、28は転倒弁、29は出湯路で、その一方は注口24の出湯口30に通じ、他方はポンプ27に連通し途中には転倒弁28を有して、ポンプ27によって収容液体22を出湯するようになっている。
【0015】一方、上面と底面に多数の小孔31を設けたフィルタ−32は、水質調整剤33を包容し、上面と底面に多数の微小孔34を設けたケ−ス35、および前記ケ−ス35により保持される磁石36を内蔵している。
【0016】上記構成の動作を説明する。フィルタ−32に内蔵された磁石36によりフィルタ−32本体はフェライト系ステンレス容器23に取り付けが可能となる。この状態において、液体22を容器23内に給水し、発熱体25により加熱させ、加熱時に生じる液体22の対流をフィルタ−32の小孔31およびケ−ス35の微小孔34を介してケ−ス35内部の水質調整剤33と接触させることにより水質向上効果を得ることができる構成となっている。
【0017】さらに、フィルタ−32下面先端部に突起37を設けるこによって、フィルタ−32を容器23に取り付けた後、たとえ磁石36による保持力に抗する外部強制力によりフィルタ−32先端が発熱体25上面に傾倒しても、突起37部のみが当接することによりフィルタ−32内部のケ−ス35等の熱損傷を回避することができる構成となっている。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように、フィルタ−内部に磁石を内蔵することによって、着脱自在にフェライト系ステンレス容器内面部に装着することができる。したがって、容器底面部の液体導出口のメッシュフィルタ−を廃する必要がないため茶葉など液体中に存在する異物による出湯時のポンプ動作不良および隙間腐食による錆びの発生が解決できる。
【0019】また、フィルタ−下面先端部に突起を設けることによって、フィルタ−取り付け後、外部強制力によりフィルタ−先端が発熱体面に傾倒しても突起部のみが当接する。したがって、発熱体からの受熱によるフィルタ−内部のケ−ス等の熱損傷を回避することができる。
【0020】以上のように本発明は、安全で着脱性の良いフィルタ−を備えた電気湯沸かし器を実現できるものである。




 

 


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