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発明の名称 自脱型コンバインの穀稈引起し装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−256565
公開日 平成8年(1996)10月8日
出願番号 特願平7−67240
出願日 平成7年(1995)3月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 前田 一郎
要約 目的
自脱型コンバインの穀稈引起し装置において、適正な引起し高さ調節を操作簡単にかつ確実に実現できるようにする。

構成
引起し爪を起立案内するガイドレール16の上端側に延長ガイドレール17を駆動装置24により長手方向に摺動自在に設け、刈取穀稈を脱穀装置8のフィードチェーン9に搬送する扱深さ調節用の挾持搬送装置7aを位置変更する扱深さ調節用駆動装置21と、前記挾持搬送装置7aによって搬送される刈取穀稈の穂先端位置を検出する穀稈検出センサ22a,22bからの情報に基づいて、扱深さを一定化するように前記扱深さ調節用駆動装置21を自動操作する扱深さ調節用操作手段23と、前記挾持搬送装置7aの位置を検出する搬送装置位置検出用センサ27と、前記搬送装置位置検出用センサ27からの情報に基づいて、起立爪移動上端位置を稈長が長くなる程高くなる状態で前記引起し高さ調節用の駆動装置24を自動操作する引起し高さ調節用操作手段28とを設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 引起し爪(15)を起立案内するガイドレール(16)の上端側に延長ガイドレール(17)を長手方向に摺動自在に設けた自脱型コンバインにおいて、刈取穀稈を脱穀装置(6)のフィードチェーン(9)に搬送する扱深さ調節用の挾持搬送装置(7a)を位置変更する扱深さ調節用駆動装置(21)と、前記挾持搬送装置(7a)によって搬送される刈取穀稈の穂先端位置を検出する穀稈検出センサ(22a,22b)からの情報に基づいて、扱深さを一定化するように前記扱深さ調節用駆動装置(21)を自動操作する扱深さ調節用操作手段(23)と、前記挾持搬送装置(7a)の位置を検出する搬送装置位置検出用センサ(27)と、前記延長ガイドレール(17)を長手方向に摺動させる引起し高さ調節用の駆動装置(24)と、前記搬送装置位置検出用センサ(27)からの情報に基づいて、起立爪移動上端位置を稈長が長くなる程高くなる状態で前記引起し高さ調節用の駆動装置(24)を自動操作する引起し高さ調節用操作手段(28)と、を設けてあることを特徴とする自脱型コンバインの穀稈引起し装置。
【請求項2】 前記引起し高さ調節用の駆動装置(24)を手動操作する人為操作部(29)と、前記引起し高さ調節用操作手段(28)と前記人為操作部(29)のいずれかによる前記駆動装置(24)の操作を選択する操作モード切換え手段(30)とを備えてある請求項1記載の自脱型コンバインの穀稈引起し装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植立穀稈に対する引起し爪の作用高さを稈長に見合って適宜変更する引起し高さ調節手段を備えた自脱型コンバインの穀稈引起し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】引起し高さ調節手段は、例えば実開昭59‐187938号公報に開示されているように、引起し爪を起立案内するガイドレールの上端側に延長ガイドレールを長手方向に摺動自在に設けた構造が採用されており、一般的には人為的に調節するようになっている。また、作業しながら引起し高さ調節を可能にするために、前記延長ガイドレールを電動モータ等の駆動装置を用いて摺動調節可能に構成するとともに、この駆動装置を運転部の手元スイッチで遠隔操作できるようにすることも考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、植立穀稈の稈長変化に対応した手元スイッチの操作が面倒であり、また、適正な引起し高さ調節を確実に実現することが困難であり、操作簡略化及び引起し高さ調節の精度向上の面から改良の余地があった。本発明の目的は、適正な引起し高さ調節を操作簡単にかつ確実に実現できるようにし、しかも、そのための製作コストの増大を効果的に抑制する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の特徴構成は、引起し爪を起立案内するガイドレールの上端側に延長ガイドレールを長手方向に摺動自在に設けた自脱型コンバインにおいて、刈取穀稈を脱穀装置のフィードチェーンに搬送する扱深さ調節用の挾持搬送装置を位置変更する扱深さ調節用駆動装置と、前記挾持搬送装置によって搬送される刈取穀稈の穂先端位置を検出する穀稈検出センサからの情報に基づいて、扱深さを一定化するように前記扱深さ調節用駆動装置を自動操作する扱深さ調節用操作手段と、前記挾持搬送装置の位置を検出する搬送装置位置検出用センサと、前記延長ガイドレールを長手方向に摺動させる引起し高さ調節用の駆動装置、前記搬送装置位置検出用センサからの情報に基づいて、起立爪移動上端位置を稈長が長くなる程高くなる状態で前記引起し高さ調節用の駆動装置を自動操作する引起し高さ調節用操作手段と、を設けてあることにある。
【0005】請求項2に係る発明の特徴構成は、請求項1の発明において、前記引起し高さ調節用の駆動装置を手動操作する人為操作部を設け、前記引起し高さ調節用操作手段と前記人為操作部のいずれかによる前記駆動装置の操作を選択する操作モード切換え手段を設けてあることにある。
【0006】
【作用】請求項1の発明の構成によると、搬送装置位置検出センサの情報は間接的に稈長を示す情報であり、この情報に基づいて引起し高さ調節用操作手段によって引起し爪による引起し高さを調節すると、植立穀稈の稈長に見合った適正な引起し高さが自動的に得られる。しかも、搬送装置位置検出用センサは、ポテンショメータ等の簡単な一個のセンサとすることができるから、例えば植立穀稈の稈長を上下に並設した多数のセンサーで直接的に検出する場合に比して、引起し高さ自動調節化に伴う製作コスト増大を抑制できる。
【0007】請求項2の発明の構成によると、請求項1の発明の構成により良好な穀稈引起しを操作簡単で確実に、しかも製作コスト面で有利に実現できる上に、操作モード切換え手段で引起し高さの自動調節又は人為調節を選択できるから、着粒部の範囲によっては自動引起し高さ調節で脱粒のおそれがある場合等において、人為調節で好適な起し高さを設定することもできる。
【0008】
【発明の効果】請求項1の発明によると、適正な引起し高さ調節を操作簡単にかつ確実に実現でき、製作コストを低減できる、脱粒防止機能面及びコスト面で優れた自脱型コンバインを提供できるようになった。
【0009】請求項2の発明によると、穀稈の種類が自動引起し高さ調節では脱粒のおそれがある場合にも人為調節で脱粒を防止でき、汎用性において優れたものにできた。
【0010】
【実施例】図1に示すように、クローラ式走行装置1を備えた走行車体の前部に刈取部2を揺動昇降操作自在に連結するとともに、走行車体上に脱穀装置8、および、操縦部10、等を搭載し、前記刈取部2に分草具4、穀稈引起し装置5、刈取装置6、刈取穀稈を脱穀装置6のフィードチェーン9に搬送する株元側の挾持搬送装置7aと穂先側の係止搬送装置7bを装備して、自脱型コンバインを構成してある。
【0011】挾持搬送装置7aと係止搬送装置7bを後端側の支点20周りでモータ等の扱深さ調節用駆動装置21により一体的に上下揺動自在に取付け、搬送穀稈の穂先位置を検出する上下一対の穀稈検出センサ22a,22bを設け、両穀稈検出センサ22a,22bからの情報に基づいて扱深さ調節用駆動装置21を自動操作する扱深さ調節用操作手段23を設け、挾持搬送装置7aによる搬送穀稈の先端が両穀稈検出センサ22a,22bの間を通過する状態を維持するように挾持搬送装置7aの搬送始端側を稈長変化に伴って穀稈長手方向に自動的に位置変更して、フィードチェーン9による脱穀装置2への穀稈挿入長さ、つまり扱深さを一定化するように構成してある。
【0012】図2及び図3に示すように、穀稈引起し装置5を形成するに、引起しケース11の内部に配置した上部駆動スプロケット12と下部遊転スプロケット13にチェーン14を巻回し、多数の引起し爪15を起立倒伏自在にチェーン14に付設し、引起し爪15を起立案内する固定式のガイドレール16、及び、ガイドレール16の上端側に連なる延長ガイドレール17を設け、ガイドレール16と延長ガイドレール17により引起し爪15を引起し作用域において引起しケース11から引起し経路18側に起立突出させるように構成してある。
【0013】延長ガイドレール17を長手方向に摺動自在に取付け、サーボモータ等からなる引起し高さ調節用の駆動装置24により回転されるピニオンギア25を延長ガイドレール17に付設したラック26に咬合させ、延長ガイドレール17の上端位置変更で植立穀稈に対する引起し爪15の作用高さを変更するように構成してある。
【0014】扱深さ調節用の前記挾持搬送装置7aの姿勢を支点20回りの回転位相に基づいて検出する回転式の搬送装置位置検出用センサ27を設け、この搬送装置位置検出用センサ27からの情報に基づいて植立穀稈の長さを判定して引起し高さ調節用駆動装置24を自動操作する引起し高さ調節用操作手段28を設け、延長ガイドレール17の上端位置の無段又は有段変更によって起立爪移動上端位置を稈長が長くなる程高くするように構成してある。
【0015】また、引起し高さ調節用駆動装置24を手動操作する人為操作部29を設け、引起し高さ調節用操作手段28と人為操作部29のいずれかによる引起し高さ調節用駆動装置24の操作を選択する操作モード切換え手段30を設け、穀稈の種類が自動引起し高さ調節では脱粒のおそれがある場合には人為調節で脱粒を防止するように構成してある。
【0016】図4に示すように、フィードチェーン9の始端部には支点31を中心にして上下揺動自在なカバー32を備ええうとともに、このカバー32をサーボモータ等の駆動装置33で駆動昇降可能に構成し、刈取部2への動力伝達を司る刈取りクラッチレバー34がクラッチ入り位置に操作されているとカバー32を下降させて、前記挾持搬送装置7aからフィードチェーン9の始端部への刈取り穀稈の受渡しが可能となり、刈取りクラッチレバー34がクラッチ切り位置に操作されたことがスイッチ35で検知されると、カバー32を上昇させてフィードチェーン9の始端部を覆い隠すとともに、カバー32の上端辺を枕脱穀における穀稈受け台に使用できるように、カバー用駆動装置33を自動操作するカバー用操作手段36を設けている。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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