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発明の名称 乗用型田植機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−252057
公開日 平成8年(1996)10月1日
出願番号 特願平8−8057
出願日 平成1年(1989)1月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 中村 正一 / 中尾 康也 / 高尾 裕 / 富田 幸蔵 / 早瀬 和幸 / 門出 剛
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 肥料を貯留する上部側の肥料ホッパ(9)と、前記肥料ホッパ(9)から肥料を繰出す下部側の繰出し機構(10)とを備えて、施肥装置(2)を構成し、薬剤を貯留する上部側の薬剤ホッパ(17)と、前記薬剤ホッパ(17)から薬剤を繰出す繰出し機構(18)と、繰出された薬剤を回転によって飛散させる回転体(19)と、前記回転体(19)によって飛散された薬剤を拡散させて圃場面に落下案内する下部側のガイド部材(21)とを備えて、薬剤散布装置(3)を構成すると共に、機体の後部における苗植付装置(1)の固定部(6)に、前記施肥装置(2)を第1支持部材(41),(42)を介して連結支持し、前記第1支持部材(41),(42)に、前記薬剤散布装置(3)を第2支持部材(22)を介して連結支持してある乗用型田植機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、苗植付装置における植付機構の後方上方位置に設けられ、繰出し機構から供給される薬剤をその回転力で飛散させる回転体を備えた田植機の薬剤散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における上記薬剤散布装置としては、本出願人が先に出願(実願昭63‐179358号)した構造のものがある。つまり、前記回転体の前方に飛散した薬剤を後方側に案内する案内板を設けるとともに、案内される薬剤を広幅に拡散させる拡散板を設ける構造となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構造においては、薬剤を有効に拡散供給することができるが、散布装置の下方位置が開放された構成であるので、跳ね飛ばされた薬剤が植付機構に降りかかって錆が発生を促進したり、植付機構に付着堆積した分だけ散布量が減少する等の悪影響を及ぼすおそれがあり、又、植付機構による苗植付け作動時に植付爪が泥面に突入する際汚水が飛散し、前記拡散板の薬剤案内面に泥土が付着して拡散作用に悪影響を及ぼすおそれがある等の弊害が生じる欠点があった。本発明は、合理的改良によって、上記不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、前記回転体によって跳ね飛ばされた薬剤が、略箱形に形成されたガイド部材の内壁により全植付け幅及び前後方向に狭い幅の領域内で効率よく拡散され、圃場に散布できるので、薬剤が植付機構の上部の降りかかるのを抑制することができる。しかも、ガイド部材の前部壁下端が前記線よりも下方に位置するので、ガイド部材内面に泥土が飛散付着するのを防止できる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係る田植機の苗植付装置1を示している。該装置1は走行機体(図示せず)の後部に、リンク機構を介して昇降自在に連結してあり、その後部に植付け作動に連動して施肥を行う施肥装置2を備えるとともに、更にその後方に薬剤散布装置3を取付けて構成してある。
【0006】前記苗植付装置1は、6条植え型式に構成され、植付け用苗を載置する後下り傾斜姿勢の苗載せ台4、苗載せ台4の後下方に横方向に並置して苗を一株づつ切り出して植付ける6個の植付機構5等を、フレーム兼用の植付伝動ケース6に取付けて構成してある。
【0007】前記各植付機構5は、植付伝動ケース6の後部両横側において、その中央部の横軸芯X1周りで駆動回転する植付回転ケース7を取付けるとともに、この植付回転ケース7の両端部に夫々植付爪8を装着し、植付回転ケース7の回転に伴って植付爪8が略楕円軌跡を描きながら苗を切り出して植付けるよう構成し、前記回転ケース7の一回転により2回の植付け作動を行い高速で植付け作業を行えるようにしてある。
【0008】前記施肥装置2は、植付け条に対応して横方向に6個並列配備され、各々上部の肥料貯留用ホッパ9、ホッパ9の下方に連設した回転ロール式繰出し機構10及び繰出し機構10の下方に連通連設した流下案内パイプ11等から成り、前記繰出し機構10は植付機構5の回転に連動して所定量の肥料を繰出すよう構成してある。つまり、図3に示すように、回転ケース7の横側にその両端に亘って連結ブラケット12を架設連結し、この連結ブラケット12の途中部位であって、回転ケース7の回転中心から所定量偏位した位置と、前記繰出し機構10における回動ロール13に一体連設した回動駆動用揺動アーム14の揺動端とを押引ロッド15を介して枢支連結してある。このようにして、回転ケース7の回転に伴い押引ロッド15を介して揺動アーム14即ち回動ロール13が一定ピッチで往復回動して、所定量の肥料を繰出すよう構成してある。
【0009】図2にも示すように、各植付機構5と前記繰出し機構10との間には、植付機構5から飛散する泥土が繰出し機構10に降りかかるのを防止するとともに、繰出し機構10から植付機構5の上方に肥料粉が降りかかるのを防止するためのカバー部材16は、植付機構5の上方に位置する作用姿勢とメンテナンス作業のために後方側に移動した退避姿勢とに亘り、スライド移動並びに固定自在に設けてある。
【0010】詳述すると、植付伝動ケース6の上部横側から立上延設した縦フレーム37に取付ステー38をボルト連結するとともに、この取付ステー38の、前記流下案内パイプ11の支持部39を連設したカバー支持杆40を固設し、このカバー支持杆40に前記カバー部材16をスライド移動自在に係合止着してある。又、前記縦フレーム37から前記施肥装置2を支持するためのフレーム支柱41を立設固定してある。
【0011】そして、前記薬剤散布装置3は、薬剤を貯留するホッパ17と、ホッパ17の下部から所定量毎薬剤を繰出す繰出し機構18と、繰出された薬剤をその回転力で飛散させる回転体19とを備えた薬剤供給装置20を設けるとともに、前記回転体19によって飛散された薬剤を略全植付け幅に拡散して圃場面に落下案内する下方を開放した略箱形のガイド部材21を設けて構成され、この薬剤散布装置3と施肥装置2との間は、作業用空隙Sを形成してある。つまり、前記空隙Sを設けることで、肥料の詰まり故障時等のメンテナンス作業を行うために揺動開閉自在に設けられる施肥装置2の繰出し機構10の後部壁10aを、支障なく開閉させることができるともに、メンテナンス作業を行うことができる。又、薬剤散布装置3は、前記カバー部材16の後方へのスライド退避を許容すべく略L字形に屈曲成形するとともに、前記取付ステー38に固設した支持フレーム22を介して機体との植付伝動ケース6に支持連結してある。
【0012】詳述すると、前記薬剤供給装置20は、図5ないし図7に示すように、ホッパ17の供給口23の下方に、周方向に沿って多数の薬剤通過用透孔24を形成した円板型の繰出し部材25を縦軸芯Y周りで回動自在に配備するとともに、その下方に、前記供給口23とは異なる位置の透孔通過軌跡対応部位に落下案内口26を設け、更にその下方に、電動モータ27により高速回転駆動される回転体19を設けてある。この回転体19には薬剤を拡散させるための拡散羽根19aを立設してある。前記繰出し部材25の駆動軸28には、一方向クラッチ29を付設してあり、一方向クラッチ29に連設した揺動駆動アーム30の揺動端と、前記植付回転ケース7と前記押引ロッド15との連結部31との間を連動連結してある。つまり、前記ガイド部材21の前面壁に取付けてあるブラケット32に横軸芯X2周りで揺動自在に枢支した天秤アーム33の一端と前記連結部31とを押引ロッド34を介して枢支連結するとともに、その下方においてブラケット32に横軸芯X3周りで揺動自在に枢支した揺動アーム35の揺動途中部位と前記天秤アーム33の他端とをリンク36で枢支連結し、揺動アーム35の揺動端と前記一方向クラッチ29の駆動アーム30とをワイヤ37を介して連動連結してある。このように構成することにより、植付機構5の回転駆動に伴って、前記繰出し部材25が所定ピッチで間欠回動して所定量の薬剤を繰出すことができるよう構成してある。
【0013】前記ガイド部材21は、図4にも示すように略全植付け幅に亘り長尺に設けられ、下方側を開放した略箱形であって、下方開口を少し後方側に傾斜させて設けてある。そして、前記回転体19により飛散した薬剤が前部壁21aにより反射しながら散乱して略全幅に亘り拡散した状態で植付け条の上方から効率よく薬剤を散布するよう考慮してある。
【0014】又、このガイド部材21の上部面21bは、前記施肥装置2のホッパ9よりも低い位置に設けてあり、例えば肥料補給時にガイド部材21の上部面21bに肥料袋Qを載置して重量を支持させながらホッパ9に肥料を補給することができて、作業を楽に行えるよう考慮してある。しかも、ガイド部材21の下端縁は、全域に亘って拡開する状態に屈曲成形して雨水等が下線からガイド部材21内壁に回り込んで侵入するのを抑制し、薬剤の拡散機能を低下させるのを防止してある。
【0015】前記ガイド部材21の前部壁21aの下端を、後部壁21cの下端と植付機構5における植付爪8による植付け作用位置とを結ぶ線よりも下方に位置させてある。従って、植付爪8による植付け作用位置即ち泥面突入位置からその高速突入によって泥土が跳ね飛ばされた場合であっても、その飛散泥がガイド部材21の内面壁に付着するおそれがなく、薬剤拡散機能を低下させるのを防止できる。
【0016】
【発明の効果】従って、本発明によれば、薬剤を拡散させるためのガイド部材を合理的な形状に構造改良することで、不必要な箇所への薬剤の飛散を抑制して、薬剤の無駄を無くし、かつ、植付機構に悪影響を及ぼすのを防止できるとともに、泥土の付着による薬剤拡散機能の低下を未然に防止できることとなった。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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