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発明の名称 軸流型脱穀装置の扱胴構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−242670
公開日 平成8年(1996)9月24日
出願番号 特願平7−48763
出願日 平成7年(1995)3月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 田中 祐二 / 柏野 信三 / 仲谷 章一
要約 目的
扱胴の外周面に螺旋状扱歯を取付け、バランスウェイトを扱胴に付設した全稈投入式軸流型脱穀装置において、バランスウェイトの製作コストを低減する。

構成
バランスウェイト14を平板状に形成して、独立扱歯6bと共締め状態で螺旋状扱歯6の側面にボルト15で取付ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 扱胴(5)の外周面に螺旋状扱歯(6)を取付け、バランスウェイト(14)を前記扱胴(5)に付設した軸流型脱穀装置において、前記バランスウェイト(14)を平板状に形成して前記螺旋状扱歯(6)の側面に取付けてある全稈投入式軸流型脱穀装置の扱胴構造。
【請求項2】 請求項1記載の軸流型脱穀装置において、前記螺旋状扱歯(6)に独立扱歯(6b)と前記バランスウェイト(14)をボルト(15)で共締め連結してある軸流型脱穀装置の扱胴構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扱胴の外周面に螺旋状扱歯を取付け、バランスウェイトを扱胴に付設した軸流型脱穀装置の扱胴構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バランスウェイトを扱胴の周方向及び長手方向における最適位置に配置できるようにするために、バランスウェイトを湾曲形状に形成して扱胴本体の周面に取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バランスウェイトを扱胴本体の周面と同じ曲率で湾曲加工するために加工コストの高いものになっていた。また、このバランスウェイトは扱胴本体の周面に溶接あるいはボルト締めで取り付けることになるのであるが、溶接による場合は、熱歪みが新たな問題になることがあり、また、ボルト締めの場合は、ボルト孔加工時に扱胴本体の内部に入った切り屑を除去する必要があり、いずれにしても加工に手数がかかってコスト高になりがちであった。本発明の目的は、バランスウェイトを扱胴の周方向及び長手方向における最適位置に配置できながら、バランスウェイトの製作コストを十分に低減できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の特徴構成は、扱胴の外周面に螺旋状扱歯を取付け、バランスウェイトを扱胴に付設した全稈投入式軸流型脱穀装置において、バランスウェイトを平板状に形成して螺旋状扱歯の側面に取付けたことにある。
【0005】請求項2に係る発明の特徴構成は、請求項1に係る発明の軸流型脱穀装置において、螺旋状扱歯の独立扱歯とバランスウェイトをボルトで共締めしたことにある。
【0006】
【作用】請求項1の構成によると、扱胴の外周面に同芯状に取付けた螺旋状扱歯の側面にバランスウェイトを取付けることによって、バランスウェイトを扱胴の周方向及び長手方向における最適位置に配置でき、しかも、バランスウェイトを製作コストの安価な平板状にできる。また、バランスウェイトをボルト締めで取付けるにしても、部分的には略平板状となっている螺旋状扱歯の一部分への孔加工は円筒状の扱胴外周面に加工するのに比較して簡単容易であり、しかも、孔あけ加工は扱胴外部で行うので切り屑の問題もない。また、バランスウェイトを溶接で取り付けるにしても、熱歪は螺旋状扱歯に発生するだけで、扱胴本体には何らの悪影響もない。
【0007】請求項2の構成によると、請求項1の発明と同様にバランスウェイトの製作コストを低減できる上に、螺旋状扱歯の独立扱歯とバランスウェイトをボルトで共締めすることによって、バランスウェイトの組付けに要するコストも低減でき、経済性において一段と有利になる。
【0008】
【発明の効果】その結果、バランスウェイトを最適位置に配置できながら製作コストの安価なものにできる、扱胴の回転バランス機能及び経済性において優れた全稈投入式軸流型脱穀装置を提供できるようになった。殊に、本第2発明によれば、バランスウェイトの組付けコストも低減できる、経済性において一段と有利な全稈投入式軸流型脱穀装置を提供できるようになった。
【0009】
【実施例】図1に示すように、全稈投入式軸流型コンバインに搭載する脱穀装置を構成するに、図外左方の刈取部から穀稈供給するフィードコンベア1に連通した扱室2をケース内上部に形成し、扱室2の下方に選別部3を配置し、扱室2から選別部3に処理物を漏下供給する受網(コンケーブ)4を設けてある。
【0010】扱室2内に扱胴5を前後水平に軸支し、扱胴5の外周面に二条の螺旋状扱歯6を全長にわたって取付けるとともに、螺旋状扱歯6には周方向に適当ピッチで独立扱歯6bを取付けてある。また、扱胴5の回転に伴って扱胴周方向に流動する処理物を扱胴軸芯方向に案内するために、扱室2の天板に多数の送塵弁11を扱胴軸芯方向に並べた状態で取付け、扱胴5の駆動回転に伴って穀稈を脱穀処理するとともに扱胴軸芯方向に移送するように構成してある。
【0011】扱胴5は、円筒状の本体5aとその前端に連結したドラムコーン部5bとからなり、本体5aをシーム溶接されたスパイラル管で形成して、真円度の高い扱胴5を形成してある。また、扱胴5の前端部を形成するに、図4に示すように、ドラムコーン部5bの先端を、中央凹部aを備えた蓋板5cを溶接固着して閉塞するとともに、脱穀装置の前側板16の内面に固着した巻き付き防止板17の周部を蓋5cの中央凹部に入り込ませて、扱胴支軸18への藁屑の巻き付き防止を図ってある。
【0012】また、二条の螺旋状扱歯6の終端側6aを送り角が大きくなるように屈曲して、扱胴終端部での藁排出能力を増大してある。
【0013】図2および図3に示すように、バランスウェイト14を略扇形の平板状に形成し、螺旋状扱歯6の側面に独立扱歯6bとは反対側に配置した状態でボルト15で共締め連結し、バランスウェイト14を扱胴5の周方向及び長手方向における最適位置に配置してある。
【0014】選別部3には、揺動選別ケース9、風選用唐箕12、1番物回収用スクリューコンベア7、2番物回収用スクリューコンベア8を設け、受網4から漏下供給される処理物を揺動選別ケース9により後方に揺動移送しながら篩い選別および風選別し、穀粒を1番物回収用スクリューコンベア7から図外のグレンタンクに送るように構成し、選別不十分な2番物を2番物回収用スクリューコンベア8から図示しない還元用装置を介して揺動選別ケース9の前部に戻すように構成してある。
【0015】〔別実施例〕バランスウェイト14の設置個数や配置は適当に設計変更できる。請求項1に記載の発明において、バランスウェイト14の取付け構造は例えば専用ボルトや溶接などの適当なものに変更できる。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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