米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 株式会社クボタ

発明の名称 脱穀装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−242667
公開日 平成8年(1996)9月24日
出願番号 特願平7−48764
出願日 平成7年(1995)3月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 仲谷 章一 / 田中 祐二 / 柏野 信三
要約 目的
脱穀処理部位における左右側壁の間隔を、選別部における左右側壁の間隔より大に形成し、受網の周方向端部に近い部分から漏下する処理物を、受網と左右の側壁との間から落下させて選別部の揺動選別ケース上に案内するシュートを設けた脱穀装置において、シュートの振動特性を脱穀装置夫々に見合った適切なものに容易に微調整できるようにする。

構成
シュート16を、上端側枢支点17を中心に上下揺動自在に取付けてコイルバネ19により上下振動自在に弾性支持する。
特許請求の範囲
【請求項1】 脱穀処理部位における左右側壁(14)の間隔を、選別部(3)における左右側壁(15)の間隔より大に形成し、受網(4)の周方向端部に近い部分から漏下する処理物を、受網(4)と左右の側壁(14)との間から落下させて前記選別部(3)の揺動選別ケース(9)上に案内するシュート(16)を設けた脱穀装置であって、前記シュート(16)を上端側枢支点(17)を中心に上下揺動自在に取付けるとともに、このシュート(16)をコイルバネ(19)により上下振動自在に弾性支持してある脱穀装置。
【請求項2】 請求項1記載の脱穀装置であって、前記シュート(16)を扱胴軸芯方向に分割形成し、前記シュート(16)の分割部分(16a,16b,16c)を各別の前記コイルバネ(19)で独立的に上下振動自在に弾性支持してある脱穀装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受網から漏下する処理物を揺動選別ケースに落下案内する手段に特徴を備えた脱穀装置に係り、特には、脱穀処理部分における左右側壁の間隔を、その下方の選別部における左右側壁の間隔より大に形成し、受網の周方向端部に近い部分から漏下する処理物を、受網と左右の側壁との間から落下させて選別部の揺動選別ケース上に案内するシュートを設けた脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記構成の脱穀装置においては前記シュートを板バネ材にして、シュートの上端部を左右側壁に固定し、処理物の衝撃力と機体振動でシュートを弾性撓み変形させて上下振動させ、シュート上に乗りかかった処理物を揺動選別ケース上に分散落下させて揺動選別ケース上での処理物分布の均一化を図るように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、板バネ製シュートを弾性撓み変形で上下振動させる構造であるために、シュートの振動特性を脱穀装置夫々に見合った適切なものに微調整することが困難であり、シュートの搬送機能面から改良の余地があった。また、受網からの漏下処理物の量や性状が扱胴軸芯方向の部位によって異なる場合、各部位におけるシュートの振動特性が必ずしも適正とはならないことがあった。本発明の目的は、選別部に処理物を落下供給するシュートの振動特性を脱穀装置夫々に見合った適切なものに容易に微調整できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の特徴構成は、脱穀処理部位における左右側壁の間隔を、選別部における左右側壁の間隔より大に形成し、受網の周方向端部に近い部分から漏下する処理物を、受網と左右の側壁との間から落下させて前記選別部の揺動選別ケース上に案内するシュートを設けた脱穀装置であって、前記シュートを上端側枢支点を中心に上下揺動自在に取付けるとともに、このシュートをコイルバネにより上下振動自在に弾性支持支持してある点にある。
【0005】請求項2に係る発明の特徴構成は、請求項1に記載の脱穀装置において、前記シュートを扱胴軸芯方向に分割形成し、シュートの分割部分を各別のコイルバネで独立的に上下振動自在に支持したことにある。
【0006】
【作用】請求項1の構成によると、枢支点で上下揺動自在なシュートをコイルバネで上下振動自在に弾性支持してあるから、コイルバネの強さを微調節して脱穀装置夫々に見合った適切なシュートの振動特性を容易に設定できる。
【0007】請求項2の構成によると、扱胴軸芯方向に分割したシュート分割部分を各別のコイルバネで独立的に上下振動自在に支持してあるから、扱胴軸芯方向において変化する処理物の量や性状に見合った適切なシュート分割部分の振動特性を容易に設定できる。
【0008】
【発明の効果】請求項1の発明によると、選別部に処理物を落下供給するシュートの振動特性を脱穀装置夫々に見合った適切なものに容易に微調整でき、選別部への円滑な落下供給及び揺動選別ケース上での処理物分布の均一化に有効である。
【0009】請求項2の発明によると、請求項1の発明による上記効果をもたらすとともに、シュートの振動特性を扱胴軸芯方向において独立的に設定でき、扱胴軸芯方向の全範囲で選別部への円滑な処理物落下供給及び分散供給が可能となり、揺動選別ケース上での処理物分布の均一化を図る上で一層有効となる。
【0010】
【実施例】図1及び図2に示すように、全稈投入式コンバインに搭載される軸流型の脱穀装置1を構成するに、図外左方の刈取部から穀稈供給するフィードコンベアに連通した扱室2内に扱胴5を前後水平に軸支し、扱室2の下方に選別部3を配置し、扱室2から選別部3に処理物を漏下供給する受網(コンケーブ)4を設けてある。
【0011】扱胴5の外周面に螺旋状扱歯6aを全長にわたって取付けるとともに、この螺旋状扱歯6に周方向適当ピッチで独立扱歯6bを取付け、扱胴5の回転に伴って扱胴周方向に流動する処理物を扱胴軸芯方向に案内するために、扱室2の天板に多数の送塵弁11を扱胴軸芯方向に並べた状態で取付け、扱胴5の駆動回転に伴って穀稈を脱穀処理するとともに扱胴軸芯方向に移送するように構成してある。選別部3に揺動選別ケース9、風選用唐箕12、1番物回収用スクリューコンベア7、2番物回収用スクリューコンベア8を設け、受網4から漏下供給される処理物を揺動選別ケース9により後方に揺動移送しながら篩い選別および風選別し、穀粒を1番物回収用スクリューコンベア7から図外のグレンタンクに送るように構成し、選別不十分な2番物を2番物回収用スクリューコンベア8から還元用スクリューコンベア8aを介して揺動選別ケース9の前部に戻すように構成してある。
【0012】図2に示すように、脱穀装置上部に相当する脱穀処理部位における左右側壁14の間隔を、その下方に位置する選別部3の左右側壁15の間隔より大に形成し、脱穀能力を大にするとともに左右方向における風選均一化を図るように構成してある。
【0013】図2及び図3に示すように、受網4のうち左右両端部に近い部分から漏下する処理物を受網4と側壁14との間に形成した落下通路Aを介して揺動選別ケース9上に落下案内するシュート16を、上端側枢支点17を中心に上下揺動自在に側壁14取付け、シュート16に連動連結したロッド18をシュート上昇方向に付勢するコイルバネ19を、ブラケット20にネジ止めした調整用ネジ21で受け止めた状態で設け、シュート16をコイルバネ21により上下振動自在に弾性支持してある。つまり、コイルバネ19の強さを調整用ネジ21で微調節して脱穀装置夫々に見合った適切なシュート16の振動特性を設定し、選別部3への円滑な処理物供給及び揺動選別手段9の左右端部側での処理物量均等化を容易に実現できるように構成してある。
【0014】受網4を扱胴軸芯方向に三分割し、受網4の分割に対応する状態でシュート16を扱胴軸芯方向に三分割し、シュート16の分割部分16a,16b,16cを各別のコイルバネ19で独立的に上下振動自在に支持し、扱胴軸芯方向において変化する漏下処理物の量や性状に見合った適切なシュート分割部分16a,16b,16cの振動特性を各別に設定し、扱胴軸芯方向の全範囲で選別部3への円滑な処理物分散供給及び揺動選別ケース9上での処理物分布の均一化を容易に実現できるように構成してある。
【0015】図1および図4に示すように、揺動選別ケース9の搬送始端部に位置するグレンパン9a上に、処理物を搬送に伴って左右中央側に寄せるガイドリブ22を前端側の支軸23周りで固定角変更自在に設け、グレンパン9aの下方に位置する連動リンク24、揺動リンク25及びレリーズワイヤー26によって、人為操作具や処理物量変化に応じて自動的に作動する自動操作手段をガイドリブ22に連係させ、ガイドリブ22の角度調節で揺動選別ケース9における左右方向での処理物分布の偏りを修正するように構成してある。
【0016】〔別実施例〕
■ 請求項1に記載の発明において、左右のシュート16を扱胴軸芯方向に連続した一枚構造にしてもよい。
■ 請求項2に記載の発明において、シュート16の分割個数や分割位置は適当に設計変更できる。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013