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発明の名称 排ワラ処理機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−228569
公開日 平成8年(1996)9月10日
出願番号 特願平8−83395
出願日 昭和61年(1986)3月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 田中 如一 / 一森 隆 / 山口 廣見 / 正法地 浩之
要約 目的
株揃え装置及び結束装置を備えた排ワラ処理機構において、排ワラの搬送に影響を受けることなく、排ワラの株端の揃え及び結束処理が行えるように構成する。

構成
排ワラの株端を穂先側とは反対側に迂回するように、株揃え装置7に備えた支持フレーム15を排ワラの搬送経路の上手側に延出し、排ワラの有無を検出する一対の位置センサー16a,16bを、排ワラの搬送経路の株元部位で排ワラの稈身方向に沿うようにして支持フレーム15に設けて、位置センサー16a,16bの間に排ワラの株端が位置するように、株揃え装置7を株端押圧板13の全体及び一対の位置センサー16a,16bを、排ワラの稈身方向に沿って一体的に位置変更移動させる。
特許請求の範囲
脱穀装置(1)から搬送装置(2)によって横倒れ姿勢で搬出されてきた排ワラの株端をたたき揃える往復動自在な株端押圧板(13)によって構成された株揃え装置(7)、及び、結束装置(4)を備えた排ワラ処理機構であって、前記搬送装置(2)によって横倒れ姿勢で搬出されてくる排ワラの株端を穂先側とは反対側に迂回するように、前記株揃え装置(7)に備えた支持フレーム(15)を排ワラの搬送経路の上手側に延出し、排ワラの有無を検出する一対の位置センサー(16a),(16b)を、排ワラの搬送経路の株元部位で排ワラの稈身方向に沿うようにして前記支持フレーム(15)に設けると共に、前記位置センサー(16a),(16b)の間に排ワラの株端が位置するように、前記株揃え装置(7)と前記株端押圧板(13)の全体及び前記一対の位置センサー(16a),(16b)とを、排ワラの稈身方向に沿って一体的に位置変更移動させる駆動制御機構(18)を設けてある排ワラ処理機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀装置から搬送装置によって横倒れ姿勢で搬出されてきた排ワラの株端をたたき揃える往復動自在な株端押圧板によって構成された株揃え装置、及び、結束装置を備えた排ワラ処理機構に関する。
【0002】
【従来の技術】前述の排ワラ処理機構は、ハーベスタ、コンバイン等に搭載されている脱穀装置から排出される排ワラを結束処理したり、細断処理したりする装置であるが、その結束処理状態においてはハーベスタでは穀稈を人為供給するため、脱穀装置から送り出される排ワラの株端位置が一定せず、又、コンバインでは刈取穀稈稈長の変化、扱き深さの調節を頻繁に行うことによって、脱穀装置から送り出される排ワラの株端位置が一定しない場合が多い。それ故に、天日乾燥などの爾後処理面から、排ワラの株端を備え、かつ、株端からの結束位置を一定にした状態で結束処理することが望ましい。そこで、これに対する手段の一例として、特公昭57‐5487号公報に示されているように、株端を揃えるガイド板を、搬送されてくる排ワラの株端位置に応じて、排ワラ稈身方向に自動的に移動させる機構がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のガイド板式では、排ワラが比較的、固くて強い場合には有効なのであるが、排ワラが軟らかくて弱い場合には、排ワラがガイド板に接当し始めた時に、茎折れ等が発生して十分な株揃えが行われない場合がある。そこで、この問題を解決する手段の一例として、実開昭56−8131号公報に開示されているような揺動駆動式の株端押圧板を設け、強制的に株端をたたき揃える構造があるが、この揺動駆動式等の往復運動機構は、ガイド板構造に比べて広い装置スペースを要するものとなる。ここで本発明の目的は、前述の強制駆動式の株端押圧板を備えた株揃え装置を利用して、株端をきれいに揃えて、かつ、株端から一定位置で結束されるような構造を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は冒記した排ワラ処理機構において、排ワラの有無を検出する一対の位置センサーを搬送経路上の株元部位において、排ワラ稈身方向に、かつ、株揃え装置に対して位置固定状態に配置し、前記株揃え装置における株端押圧板の往復作動範囲端と一対の前記位置センサーの位置を略対応一致させ、位置センサーの間に排ワラの株端が位置するように、前記株揃え装置及び結束装置を排ワラ稈身方向に沿って同方向に同距離、位置変更移動させる駆動制御機構を設けてあることにあり、その作用及び効果は次のとおりである。
【0005】
【作用】前述のように構成すると、一対の位置センサーのうち、穂先側の位置センサーが検知状態、株端側の位置センサーが非検知状態となっていれば、排ワラの株端が両位置センサーの間に位置していることになり、この状態で排ワラの株端は株端押圧板の作動範囲内に送り込まれて、正常に株揃えが行われると共に、株端から一定の位置で結束される。そして、例えば両位置センサーが非検知状態となれば、株揃え装置に排ワラが送り込まれないことになるので、穂先側の位置センサーが検知状態となるまで、駆動制御機構が株揃え装置及び結束装置を移動させる。又、両位置センサーが検知状態となれば、株端押圧板の作動範囲内に排ワラ茎稈の中程が送り込まれることになるので、株端側の位置センサーが非検知状態となるまで、駆動制御機構が前述とは逆方向に株揃え装置及び結束装置を移動させるのである。以上のようにして、排ワラの株端を揃えながら株端から一定の位置で結束されるのである。
【0006】
【発明の効果】以上のように、不揃いな状態で脱穀装置から排出されてくる排ワラを、自動的に株端を揃えながら、かつ、株端から一定の位置で結束できるようになり、排ワラ処理能率が向上したと共に、結束後の後処理も有利となる。又、株端押圧板の作動範囲と位置センサーの間隔を一致させることにより、株端押圧板の作動範囲を無駄なく有効に使用できるようになって、株端押圧板の作動範囲を小さく設定することも可能となり排ワラ処機構全体をコンパクトに構成することもできるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例である排ワラ処理機構について、図面に基づいて説明する。排ワラ処理機構はコンバイン等に搭載する脱穀装置の後部に設置されている。つまり、図3及び図4に示すように脱穀装置1の後部に、横倒れ状態で排出されてくる排ワラを斜め後方に向けて送り出す搬送装置2を設けると共に、この搬送装置2後方に結束装置4及び株揃え装置7から成る結束機構を設け、搬送装置2下側に円盤型カッター3を配置している。
【0008】そして、搬送装置2後端の切換カバー5を横軸芯周りに揺動切替操作することによって、排ワラを円盤型カッター3に送り込み細断処理する状態と、排ワラを結束機構に送り込み結束処理する状態に切換可能として排ワラ処理機構を構成している。
【0009】そして、前記結束装置4の結束空間Sへの排ワラ搬送径路Rの下側に形成される側面視ほぼ三角形状の空間内に、前記切換カバー5が結束処理状態にあるとき排ワラを結束装置4に搬送供給する搬送作用姿勢に、かつ、結束処理状態にあるとき結束装置4側に退避させた非作用姿勢に揺動切換え可能な補助搬送装置6を設けているのである。
【0010】次に、結束装置4及び株揃え装置7から構成された結束機構について詳述すると、図1、3、4に示すように、前記円盤型カッター3に対して着脱自在な支持フレーム8を設け、この支持フレーム8上に排ワラ稈身方向に沿う状態で一対のガイドレール9を架設すると共に、このガイドレール9上に結束装置4及び株揃え装置7をスライド可能に設置している。
【0011】前記株揃え装置7は、図3に示すように、本装置に設けた縦軸芯P1周りに揺動駆動される株端押圧板13を備えると共に、この株揃え装置7本体がガイドレール9と同方向に配置されたスクリューギヤ10と螺合連結されており、サーボモータ11によってスクリューギヤ10を迴動駆動して株揃え装置7がガイドレール9上をスライドするようにして駆動制御機構18を構成している。
【0012】そして、同じガイドレール9上の結束装置4は図1に示すように、連結部材12により株揃え装置7と連結することによって、両者4,7一体でスライド駆動することが可能である。このように、株揃え装置7と結束装置4を一体で駆動制御することによって、株端を揃えながら株端から一定の位置で結束が行われるのである。又、連結部材12と結束装置4は長穴12aを介して連結されており、株揃え装置7と結束装置4との間隔を変更することによって、株端からの結束位置を設定変更できるように構成している。
【0013】次に、図2に示すように、前記連結部材12を取り外し、結束装置4をクランプ14によってガイドレール9上の適当位置に固定すれば、株揃え装置7のみがガイドレール9上をスライド駆動されることになる。このようにすれば、株端を揃えながら穂先から一定の位置で結束が行われるのである。この結束位置も結束装置4の位置を変更することによって自由に設定できる。
【0014】次に、駆動制御機構18の制御系について詳述すると、図1、図3に示すように、株揃え装置7から前方に延出したフレーム15に、リミットスイッチ式の一対の位置センサー16a,16bを排ワラ稈身方向に設置しており、その場合に前記両位置センサー16a,16bの設置位置と株端押圧板13の揺動範囲端とを略対応一致させている。又、前記搬送装置2の後端付近にも、排ワラの有無を検出するリミットスイッチ式のセンサー17を設けて、このセンサー17が検出状態のときに結束機構が作動するようにしている。
【0015】そして、前記位置センサー16a,16bにおいて、穂先側の位置センサー16aが検出状態、株端側の位置センサー16bが非検出状態となっていれば、排ワラの株端は両位置センサー16a,16bの間に位置していることになり、排ワラの株端は株端押圧板13の作動範囲内に送り込まれて、株端が揃えられると共に、株端から一定位置又は穂先から一定位置で結束が行われるのである。従って、制御は前述のように穂先側の位置センサー16aが検出状態、株端側の位置センサー16bが非検出状態となるように、前述のサーボモータ11が駆動されるのである。
【0016】〔別実施例〕又、前述の株揃え装置7において、株端押圧板13を押圧側に付勢するバネ及び係止カム機構によって構成された駆動機構を設け、株端押圧板13が高速度で排ワラ株端をたたき揃え、比較的ゆっくりと後退するように駆動されるような構造を採用してもよい。




 

 


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