米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 株式会社クボタ

発明の名称 モーア
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−228553
公開日 平成8年(1996)9月10日
出願番号 特願平7−33392
出願日 平成7年(1995)2月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 鮫島 和夫 / 松山 光弘 / 大倉 秀雄
要約 目的
刈刃ハウジング内に縦軸周りで回転する複数のブレードを内装し、各ブレードで刈り取られた刈芝を刈刃ハウジング横一側の排出口から放出するモーアにおいて、刈芝の量が増えても刈芝をスムーズに排出できるようにする。

構成
排出口側のブレード6Cに対して隣接するブレード6Bの刈刃ハウジング前部の円弧状前壁部分5cを、そのブレード6Bの回転中心aよりも排出口5A側に偏位させた点bを中心とするオフセットされた円弧状前壁部分に形成してある。
特許請求の範囲
【請求項1】 刈刃ハウジング(5)内に縦軸周りで回転する複数のブレード(6A),(6B),(6C)を内装し、各ブレード(6A),(6B),(6C)で刈り取られた刈芝を刈刃ハウジング横一側の排出口(5A)から放出するモーアにおいて、排出口側のブレード(6C)に対して隣接するブレード(6B)の刈刃ハウジング前部の円弧状前壁部分(5c)を、そのブレード(6B)の回転中心(a)よりも排出口(5A)側に偏位させた点(b)を中心とするオフセットされた円弧状前壁部分に形成してあるモーア。
【請求項2】 前記刈刃ハウジング(5)の排出口(5A)を、その排出口(5A)の前端(5a)を排出口側のブレード(6C)の回転軌跡(6c)前端の横方向の接線(c)よりも前方に位置させて設けてある請求項1に記載のモーア。
【請求項3】 各ブレード(6A),(6B),(6C)の回転軌跡(6a),(6b),(6c)に沿う状態で刈刃ハウジング(5)内の後部に設けられた刈芝案内用バキュームプレート(10)の、各ブレード(6B),(6C)の案内面(10b),(10c)における下手側から、夫々、刈刃ハウジングの前方に向けて円弧状の延長案内片(11b),(11c)を設けてある請求項1又は請求項2に記載のモーア。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈刃ハウジング内に縦軸周りで回転する複数のブレードを内装し、各ブレードで刈り取られた刈芝を刈刃ハウジング横一側の排出口から放出するモーアに関する。
【0002】
【従来の技術】刈刃ハウジング内に縦軸周りで回転する複数のブレードを内装したモーアにおいては、実開平5‐55838号公報に示されるように、ブレードによって刈り取られた刈芝は、刈刃ハウジングの横一側部に設けられた刈芝排出口から外部に排出されるようになっている。そして、各ブレードによって刈り取られた刈芝は、刈刃ハウジングの前壁内面に沿って排出口側に案内されて外部に排出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】芝の量が増えると、定速回転するブレードで持ち回る刈芝の量が増え、刈取り性能が低下する問題があった。
【0004】そこで、上記欠点を解消する手段として、モーアの大型化を図ると、走行機体との関係からモーアを機体に装着できない不都合がある。
【0005】また、ブレードの回転速度を速くして刈取り排出性能の向上を図ると、ブレードの高速回転に伴う騒音が発生する不都合が生じる。
【0006】本発明は、刈芝排出性能を向上してモーアの大型化やブレード騒音を伴うことなく刈芝の量が増えた場合に対処できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明は、刈刃ハウジング内に縦軸周りで回転する複数のブレードを内装し、各ブレードで刈り取られた刈芝を刈刃ハウジング横一側の排出口から放出するモーアにおいて、排出口側のブレードに対して隣接するブレードの刈刃ハウジング前部の円弧状前壁部分を、そのブレードの回転中心よりも排出口側に偏位させた点を中心とするオフセットされた円弧状前壁部分に形成してある。
【0008】請求項2に係わる本発明は、前記刈刃ハウジングの排出口を、その排出口の前端を排出口側のブレードの回転軌跡前端の横方向の接線よりも前方に位置させて設けてある。
【0009】請求項3に係わる本発明は、各ブレードの回転軌跡に沿う状態で刈刃ハウジング内の後部に設けられた刈芝案内用バキュームプレートの、各ブレードの案内面における下手側から、夫々、刈刃ハウジングの前方に向けて円弧状の延長案内片を設けてある。
【0010】
【作用】請求項1に係わる本発明によれば、図4に示すように、排出口5A側のブレード6Cに対して隣接するブレード6Bの刈刃ハウジング前部の円弧状前壁部分5cを、そのブレード6Bの回転中心aよりも排出口5A側にオフセットすることで、例えば、ブレード6Bの回転中心aを中心とする円弧状前壁、つまり、仮想線Pに示す場合に比べて、刈芝排出経路が広くなり、ブレード6Bによる持ち回りの刈芝がその部位で解き放たれて接線方向への排出性能が向上する。
【0011】請求項2に係わる本発明によれば、排出口の前端を、排出口側のブレードの回転軌跡前端の接線よりも前方に位置させてあるから、排出口の前端を、排出口側のブレードの回転軌跡前端の接線と同じ位置に設ける場合に比べて排出口の開口面積が増大し、刈芝の排出がスムーズとなり、より排出性能が向上する。
【0012】請求項3に係わる本発明によれば、各ブレードの持ち回りによる刈芝同士の接触が抑制されて、延いては、刈芝の排出がスムーズとなり、より排出性能が向上する。
【0013】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明によれば、刈芝の排出性能が向上して、延いては、作業能率のアップを図ることができる。
【0014】請求項2に係わる本発明によれば、より刈芝の排出性能が向上して、作業能率のアップを図ることができる。
【0015】請求項3に係わる本発明によれば、さらに、刈芝の排出性能が向上して、作業能率のアップを図ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を前・後輪の間にモーアを装備したミッドマウント型乗用芝刈機に付いて説明する。
【0017】図1は、ミッドマウント型乗用芝刈機の全体を示し、このミッドマウント型乗用芝刈機は、走行車体1の前・後輪2,3の間にリンク機構4を介してモーアMを昇降自在に連結し、モーアMで刈り取った刈芝を、刈刃ハウジング横一側部の排出口から放出するようになっている。
【0018】図2に示すように、前記モーアMは、刈刃ハウジング5内に縦軸芯周りで回転する3枚のブレード6A,6B,6Cを内装した3枚ブレード形式のモーアであって、刈刃ハウジング5の横一側部に刈芝排出口5Aを有し、機体側からの伝動軸7、並びに、刈刃ハウジング5の上面に設けたベベルギアケース8内のベベルギア機構を介してセンタブレード6Bが駆動され、そのセンタブレード6Bからベルト伝動装置9を介して左右両側のサイドブレード6A,6Cが駆動されるようになっている。
【0019】前記刈刃ハウジング5の前部上面には、各ブレード6A,6B,6Cの回転中心を結ぶ仮想線に対して略並行な内壁5bを有する刈芝排出経路R形成用の膨出部5Bが形成されている。
【0020】図4に示すように、前記刈芝排出経路Rの外壁を形成する刈刃ハウジング5の前壁5Cは、そのセンターブレード6Bの前壁部分5cが、センターブレード6Bの回転中心aに対して刈芝排出口5A側に偏位された点bを中心とする円弧状の前壁に形成されている。そして、センターブレード6Bを境にして刈芝排出口5A側と反対側の前壁部分5c' が、刈芝排出経路R形成用の内壁5bと略平行に形成され、刈芝排出口5A側の前壁部分5c''が、排出口5A側ほど刈芝排出経路R形成用の内壁5bから遠ざかるように形成されている。つまり、刈芝排出口5A側の刈芝排出経路Rは刈芝排出口5Aに至るほど幅広く形成されている。更に詳述すると、刈芝排出口5Aの前端5aが、刈芝排出口5A側と反対側の刈芝排出経路R形成用の内壁5bと略平行な前壁部分5c' 、及び、刈刃ハウジング5の側壁5D、並びに、両サイドブレード6A,6Cの回転軌跡6a,6cの前端同士を結ぶ仮想線cを結ぶ交点dよりも前方に位置する状態に設定されて、刈芝排出口5A側の刈芝排出経路Rの幅が広く形成されている。
【0021】前記刈刃ハウジング5の後部内面には、各ブレード6A,6B,6Cの回転軌跡6a,6b,6cの一部に沿って刈芝案内面を有するバキュームプレート10が設けられている。そして、そのバキュームプレート10の、各ブレード6B,6Cの案内面10b,10cにおける下手側から、夫々、刈刃ハウジングの前方に向けて円弧状の延長案内片11b,11cが延出されて、各ブレード6A,6B,6Cの持ち回りによる刈芝同士の接触が抑制されるようになっている。
【0022】上記モーアにおいては、刈芝の大部分は刈芝排出経路Rを介して外部に排出されることとなるが、各ブレード6A,6Bで持ち回わされた刈芝は膨出部5Bの内壁5bに当たって刈芝排出経路R内に刈芝の淀みができる。そのため、このモーアにおいては、図5に示すように、膨出部内壁5bのブレード6A,6B,6C外周部付近の壁を後方に至るほど低くなる傾斜面5e,5eに形成して、刈芝の淀みを抑制すべく構成してある。
【0023】〔別実施例〕上記実施例においては、3枚ブレード形式に付いて説明したが2枚ブレード形式において、刈刃ハウジングの排出口に対して遠いブレードの前壁部分を上記実施例のように構成しても良い。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013