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発明の名称 根菜類用収穫機の収穫部構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−228546
公開日 平成8年(1996)9月10日
出願番号 特願平7−334634
出願日 平成3年(1991)12月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 一瀬 幹雄 / 東 宏信 / 末鶴 正明 / 岡田 幹夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 後上り傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯(11),(11)により、根菜の葉部を挟持して該根菜を地中から引き抜きつつ上方に引き上げる引抜き部(1)を設けるとともに、この引抜き部(1)の前位置に、引き抜き前の根菜葉部に引上げ作用を与えて該根菜葉部の姿勢を強制的に起立状態にする引上げ装置(0)を装備してある根菜類用収穫機の収穫部構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人参や大根といった根菜類の収穫作業を機械化させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、根菜類の収穫作業は、圃場に埋まっている根菜を1本づつ手で引き抜いてから包丁で葉を切り落とすという人為作業で賄われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】根菜類の人為収穫作業は、腰を曲げた姿勢で根菜を圃場から引き抜くという重労働になるため、機械化された根菜収穫機の実現が望まれていた。大規模圃場では切実な課題である。本発明は、根菜の地中からの引抜き作業の機械化が図れた根菜類用収穫機を実現して提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕上記目的の達成のために本発明は、後上り傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯により、根菜の葉部を挟持して該根菜を地中から引き抜きつつ上方に引き上げる引抜き部を設けるとともに、この引抜き部の前位置に、引き抜き前の根菜葉部に引上げ作用を与えて該根菜葉部の姿勢を強制的に起立状態にする引上げ装置を装備して根菜類用収穫機を構成することを特徴とするものである。
【0005】〔作用〕上記特徴構成は、根菜類ではその葉部が地上に突出していることに着目し、その葉部を挟持して引き上げ力を与える引抜き部の機能により、地中にある根菜の引き抜き作業を機械化させる考えに基づくものである。しかしながら、根菜の多数の葉部が真っ直ぐ上空に向けて起立していることは稀であり、周囲に分散し、かつ、倒伏した状態であることが殆どであるため、そのままでは引抜き部での葉部挟持作用を発揮させることが困難である。そこで本発明では、引き抜き前の根菜葉部に引上げ作用を与えて該根菜葉部の姿勢を強制的に起立状態にする引上げ装置を引抜き部の前に装備してあるから、根菜の葉部は起立した状態で引抜き部に向かうことになって引抜き部での葉部の挟持作用を確実に発揮できるようになり、葉部を挟持できないとか、少数の葉部のみ挟持しての引上げによって葉部が折損する等によって引抜き作業が機能しないということがない。
【0006】〔発明の効果〕従って、葉部の存在を利用しての引抜き部と、葉部の姿勢状況を把握しての引上げ装置とを備える構造工夫により、引抜きミスが生じ難い状態で引抜き作業の機械化が図れ、収穫能率向上に寄与し得ながら労力を軽減することができた。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図6に本発明による根菜類用収穫機が、図5にその前部の平面図が夫々示され、0は引上げ装置、1は引抜き部、2は搬送装置、3は葉切り装置、4は収穫部、5はクローラ走行装置、6は操縦部である。引上げ装置0は、多数の係止爪18付きのベルト19を、左右方向、及び上下方向に傾斜した軸心を持つ上下の輪体20,20に巻回して成る係止搬送機構21の対で構成され、その左右一対の係止搬送機構21,21の間隔を、上側に行くに従って狭くなるように配設してある。尚、7は分草具である。引抜き部1は、係止搬送機構21の直後部位と葉切り装置3部位とに亘るコンベヤ式の挟持コンベヤ装置9を装備して構成されている。挟持コンベヤ装置9は、後上り傾斜姿勢で対向配置して駆動される左右一対の搬送ベルト11,11で構成されている。搬送装置2は、前述した挟持コンベヤ装置9と、搬送ベルト11の下方に配置される左右一対のガイド機構12,12とから構成され、根菜葉部の下部を一対のガイド機構12,12間で誘導案内しながら、葉部の上部を一対の搬送ベルト11,11の駆動によって挟持移送することにより、引抜き部から送られてくる根菜を後方に搬送する機能を持っている。ガイド機構12は図2、図3に示すように、チェンリンク13毎に横軸心Y周りに回動自在なローラ14が装備されたローラベルト15で構成されている。ローラ14は、バネ16によって外方に向けての付勢力が発生可能な状態でチェンリンク13に取付けられ、従って、根菜の葉部は対向する左右のローラ14,14で挟持されての後方移送力を受けるのであり、その移送速度は、搬送ベルト11による速度とほぼ同じである。そして、搬送ベルト11とガイド機構12との上下間隔を、搬送方向下手側に行くほど広くなるように、ガイド機構12の後上がり傾斜角度を挟持コンベヤ装置9よりも緩いものに設定してある。図4に示すように、左右の搬送ベルト11,11には、これらを互いの存在方向に押圧して葉部の挟持力を発生させるための多数の転輪17が設けられ、前端部からガイド機構12前端に相当する部位までの搬送ベルト前部11aにおいては、地中の根菜を引き抜きするべく強い挟持力が作用するように転輪17のスプリング8の強さを設定し、かつ、それから後側の搬送ベルト後部11bにおいては葉部の挟持力を、搬送ベルト前部11aにおけるスプリング8よりも細いスプリング10の採用によって弱いものに設定してある。ガイド機構12の後方位置には、回転カッター14で根菜の葉部を切り落とす葉切り装置3が配置されている。
【0008】収穫作業の主要作用を述べると、図1に示すように、引上げ装置0で周囲に倒伏して分散する葉部を引起こして起立姿勢に揃え、その起立して揃った状態の葉部を搬送ベルト前部11aによる強い挟持力でもって挟持して後方上方に持ち上げることにより、地中にある根菜を引き抜き、次いで、搬送ベルト後部11bとガイド機構12とによる搬送力で根菜を後方上方に移送するのであるが、ガイド機構12の傾斜が緩いので、次第に根菜本体の上面がローラ14に接近し、ガイド機構12後部ではローラ14に根菜本体上面が接当した接触搬送状態になる。それから以後では、搬送ベルト後部11bの弱い挟持力により、後方への搬送力は根菜に伝達しつつ葉部の下方へのすり抜け移動が許容されることにより、搬送ベルト11の終端では、必ず根菜はその上面がローラ14に接当した搬送状態になり、次に控える葉切り装置3に対する一定姿勢及び位置を維持するようになるのである。ところで、ギヤ状に形成された回転体の複数を、上記実施の形態の係止搬送機構21のように正面視でハ字状に並べて引上げ装置0を構成しても良い。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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