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発明の名称 作業機の連結装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−70613
公開日 平成8年(1996)3月19日
出願番号 特願平6−210127
出願日 平成6年(1994)9月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 坂根 弘史 / 藤本 駿児 / 安宮 久勝
要約 目的
三点リンク機構のロワーリンクに連結される作業機側の連結プレートを板金によって形成し、補強リブを設けるにあたって、連結プレートの取付け等に支障のないよう考慮する。

構成
左右サポートアーム12に固定した取付板23に、ロワーリンク5を連結する連結ピン28を備えた連結プレート26を取付け、連結プレート26の連結ピン取付部分26bを、取付板23に取付られる被取付部26aに対して左右方向一側にオフセットし、被取付部26aの一側面あるいは反転させて他側面を取付板23に取付けることで、ロータリをトラクタにオフセット装着するようにしたものにおいて、被取付部26aの板巾を取付板23の板巾よりも大として、被取付部26aの取付板23から突出する部分に補強リブ29を設け、補強リブ29と連結プレート26との間に、取付板23に取付けられるサポートリンク30を挿通する空間部31を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 トラクタ(1)の後部に三点リンク機構(2)を介して装着される作業機(3)の左右両側に縦向き配置した取付板(23)を固定し、各取付板(23)の一側面に、ロワーリンク(5)を連結する連結ピン(28)を備えた連結プレート(26)を取付固定し、この連結プレート(26)の連結ピン取付部分(26b)を、取付板(23)に重ね合わされて取付られる被取付部(26a)に対して左右方向一側にオフセットし、前記連結プレート(26)の被取付部(26a)の一側面あるいは反転させて他側面を取付板(23)に取付固定することで作業機(3)をトラクタ1に左右方向中央部から左右一側あるいは他側に選択的にオフセットした状態に連結自在とした作業機の連結装置において、前記連結プレート(26)の被取付部(26a)の板巾を取付板(23)の板巾よりも大として、被取付部(26a)の取付板(23)から突出する部分に補強リブ(29)を設けると共に、補強リブ(29)と連結プレート(26)との間に、取付板(23)に重合固定される他の部材(30)を挿通する空間部(31)を設けたことを特徴とする作業機の連結装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリ等の作業機を、トラクタに、左右方向中央部から左右一側あるいは他側に選択的にオフセットした状態に連結する作業機の連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータリは、一般に、トラクタの後部に三点リンク機構を介して昇降自在に連結され、また、特に、トラクタの左右方向中央部から左右一側あるいは他側に選択的にオフセットした状態に連結されるものがある。この種のロータリとして、図9に示すように、左右方向中央のギヤケース61から左右に突出する左右のサポートアーム62にそれぞれ取付板63を固定し、各取付板63の外方側の側面にそれぞれ連結プレート64をボルト固定し、この連結プレート64の前部を取付面から左右一側にオフセットすると共に、この連結プレート64前部に三点リンク機構のロワーリンクを連結する連結ピン65を固定したものがある。
【0003】したがって、前記構成のものにあっては、図9に実線あるいは仮想線で示すように、連結プレート64の一側面あるいは他側面を取付板63に選択的に取付固定することで、トラクタにロータリを左右方向一側あるいは他側に選択的にオフセットして連結することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっては、連結プレート64は鍛造品が使用されているが、加工がし難く、コスト高であるため、連結プレートを板金によって成形することが考えられている。しかしながら、鍛造品であれば、連結プレート64の、取付板63に固定される部分の肉厚を、連結ピン65取付部分の肉厚より厚く形成することが容易に行えるが、板金製であれば、前記のようなことは困難であることから、連結プレートの、取付板に固定される部分をリブによって補強することとなるが、ただ単にリブによって補強したのでは、補強リブを設けた側が取付板に取付かないこととなる。
【0005】また、ギヤケース61には、三点リンク機構のトップリンクを連結するトップマストが取付けられ、このトップマストを支持するサポートリンクが前記連結プレート64と共に取付板63に共締めされるものにあっては、補強リブとサポートリンクとの干渉防止も考慮しなければならない。本発明は前記問題点に鑑みて、ロワーリンクに連結される連結プレートを板金によって形成すると共に、該連結プレートに補強リブを設けても支障のないよう考慮することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が前記問題点を解決するために講じた技術的手段は、トラクタ1の後部に三点リンク機構2を介して装着される作業機3の左右両側に縦向き配置した取付板23を固定し、各取付板23の一側面に、ロワーリンク5を連結する連結ピン28を備えた連結プレート26を取付固定し、この連結プレート26の連結ピン取付部分26bを、取付板23に重ね合わされて取付られる被取付部26aに対して左右方向一側にオフセットし、前記連結プレート26の被取付部26aの一側面あるいは反転させて他側面を取付板23に取付固定することで作業機3をトラクタ1に左右方向中央部から左右一側あるいは他側に選択的にオフセットした状態に連結自在とした作業機の連結装置において、前記連結プレート26の被取付部26aの板巾を取付板23の板巾よりも大として、被取付部26aの取付板23から突出する部分に補強リブ29を設けると共に、補強リブ29と連結プレート26との間に、取付板23に重合固定される他の部材30を挿通する空間部31を設けた点にある。
【0007】
【作用】左右連結プレート26の被取付部26aの一側面あるいは反転させて他側面を左右取付板23の一側面に取付固定することで、作業機3がトラクタ1に左右方向中央部から左右一側あるいは他側に選択的にオフセットした状態に連結され、このとき、補強リブ29は、連結プレート26の被取付部26aの板巾を取付板23の板巾よりも大とし、被取付部26aの取付板23から突出する部分に設けられているので、連結プレート26の取付けに際して支障を来さない。
【0008】また、取付板23に重合固定される他の部材30を取付けるに際して、補強リブ29と連結プレート26との間に設けた空間部31を通して取付固定される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図4、図5、および図6において、トラクタ1の後部には、三点リンク機構2を介して作業機としてのサイドドライブ式ロータリ3が装着されている。三点リンク機構2は、上位のトップリンク4と、下位の左右一対のロワーリンク5とから成り、トップリンク4の前端側は、トラクタ1の車体後端面の左右方向中央部に固定された取付台6に枢支連結され、左右ロワーリンク5の前端側はトラクタ1車体後部の左右側部に枢支連結されている。また、左右ロワーリンク5の前後中途部はリフトロッド7を介して、トラクタ1の車体後部上に設けた作業機昇降用油圧装置8のリフトアーム9に連結されている。
【0010】ロータリ3は、ロータリ機枠10を有し、このロータリ機枠10は、中央のギヤケース11から左右に筒状のサポートアーム12を突設し、左側のサポートアーム12にはチェーンケース13を、右側のサポートアーム12にはサイドフレーム14を夫々取付固定して背面視門形状に構成されている。前記ギヤケース11の上方には、左右一対の帯板材を前傾状に配置してなるトップマスト15が配置され、このトップマスト15の下部は、ギヤケース11に固定の取付台16にボルト固定され、このトップマスト15の上端側には、トップリンク4の後端部が連結されている。
【0011】また、ギヤケース11には、ユニバーサルジョイントを介してトラクタ1のPTO軸17に連動連結される入力軸18が設けられ、この入力軸18から、ギヤケース11内のベベルギヤ伝動機構,左側サポートアーム12内の伝動軸,チェーンケース13内のチェーン巻掛け伝動機構を介して、チェーンケース13とサイドフレーム14との下部間に架設された爪軸19に回転動力が伝達され、該爪軸19が回転駆動されるようになっている。前記爪軸19上には多数の耕耘爪20が固定され、これら爪軸19と耕耘爪20とでロータリ耕耘部21が構成され、この耕耘部21はロータリカバー22によって覆われている。
【0012】図1、図2および図3に示すように、前記各サポートアーム12はギヤケース11に一体形成されている大径筒12aと、この大径筒12aの外端部に接合される小径筒12bとから構成され、これら大径筒12aと小径筒12bとの間に取付板23が介在されている。すなわち、前後方向に長い長方形状の板材を縦向きに配置してなる取付板23の後部が大径筒12aの外端に溶接固定され、取付板23の左右方向外面に小径筒12bが溶接固定されており、取付板23の後部には、サポートアーム12の内径に対応する挿通孔24が形成されている。
【0013】前記取付板23の左右方向内方側の側面(左右方向中央側に向く面)には、補強板25の一端が溶接され、左右方向外方側の側面(前記内方側の側面とは反対側の面)には、連結プレート26が取付固定されている。連結プレート26は、取付板23の外方側の側面に重ね合わされてボルト・ナットからなる締結具27によって取付固定される被取付部26aと、この被取付部26aに対して左右方向一側にオフセットされた連結ピン取付部分26bと、これら被取付部26aと連結ピン取付部分26bとを連結する傾斜部26cとから主構成され、連結ピン取付部分26bにはロワーリンク5の後端側が連結される連結ピン28が取付固定されている。
【0014】また、各取付板23の内方側の側面には、左右サポートリンク30の下端部が重ね合わされて、締結具27によって共締めされて取付固定されている。この左右サポートリンク30は、上端部がトップマスト15にボルト固定されていて、該トップマスト15を支持している。連結プレート26の上下方向に関する板巾は取付板23の板巾よりも大に形成されていて、被取付部26aの上下端部は取付板23よりも上下に突出されており、この突出部分に上下一対の補強リブ29が設けられており、補強リブ29が取付板23に干渉しないようになっている。
【0015】上下の補強リブ29は板材からなり、その板面が上下を向くように前後方向に配置され、前後端部が連結プレート26に溶接固定されている。また、補強リブ29は、連結プレート26後部から斜め前方に延設された後屈曲されて前方に延設されるように形成されていて、連結プレート26と補強リブ29との間にサポートリンク30挿通用の空間部31が設けられている。また、左右の連結プレート26は同一形状の部材で兼用されている。
【0016】前記構成において、図1および図6に実線又は仮想線で示すように、連結プレート26は、取付板23の外方側の側面に、被取付部26aの一側面又は他側面を重合させ、しかも、両連結プレート26の連結ピン28が同方向を向くように取付板23に取付固定されることで、ロータリ3がトラクタ1に中央部から左右方向一側又は他側にオフセットした状態に連結される。
【0017】前記ロータリカバー22は、図4および図5にも示すように、耕耘部21の上方を覆う主カバー32と、耕耘部21の後方を覆うと共に耕耘した圃場を均平に整地する後部カバー33と、耕耘部21の左右側方を覆う前後の側部カバー34a,34bとから主構成されている。後部カバー33は、上端部が主カバー32の後端部に左右方向の横軸35廻り回動自在に取付けられ、後部カバー33の背後には弾下装置37が設けられている。
【0018】弾下装置37は、弾下ロッド38と、該弾下ロッド38に套嵌されたコイルバネ39とを有し、弾下ロッド38の上端部はトップマスト15の下端部に横軸40を介して枢着され、下端側は、後部カバー33の背面に固定されたブラケット41に左右軸廻り回動自在に支持された支軸42を貫通しており、βピン,止め輪等によって抜止めされている。また、弾下ロッド38にはコイルバネ39端部の位置決め用のβピン挿通孔が軸心方向に所定間隔をおいて形成されている。
【0019】一方、トップマスト15を構成する左右の板材間には入力軸18の上方を覆うカバー43を取付固定するための支持板44が固着され、この支持板44の後上部には、挿通孔45が形成されていて、前記弾下ロッド38の上端の横軸40を外し、該弾下ロッド38の上部を前記支持板44の挿通孔45に挿通させ、コイルバネ39端部の位置決め用のβピン挿通孔にβピン等を挿通して抜止めすることによって、図5に仮想線で示すように、後部カバー34を大きく持上げた状態に保持でき、これによって、耕耘爪20の交換が容易に行える。
【0020】図5,図7および図8に示すように、主カバー32の後端下部にはレーキ46が設けられている。すなわち、主カバー32の後端下部は後方に向けて斜め下方傾斜状に折曲され、この折曲部47上にレーキ46のコ字状被取付部46aを載置し、この被取付部46aの上から押え板48を載せ、ボルト・ナット49,50によって押え板48と折曲部47とを締結することで、レーキ46が取付けられている。
【0021】そして、レーキ46の前後方向の位置決めは、被取付部46a前端の左右方向部分を主カバー32の後端面およびボルト49に接当させることで行われている。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、連結プレート26の被取付部26aの板巾を取付板23の板巾よりも大として、被取付部26aの取付板23から突出する部分に補強リブ29を設けたので、補強リブ29を設けたものであっても、該補強リブ29が連結プレート26の取付に際して邪魔物となることはなく、連結プレート26を反転させて取付板23に取付固定することができる。
【0023】また、補強リブ29と連結プレート26との間に、取付板23に重合固定される他の部材30を挿通する空間部31を設けたので、補強リブ29を設けたものであっても、該補強リブ29が、取付板23に重合固定される他の部材30の取付に際して邪魔物となることはない。




 

 


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