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発明の名称 耕耘爪取付ブラケットの栓体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−70602
公開日 平成8年(1996)3月19日
出願番号 特願平6−210128
出願日 平成6年(1994)9月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 岡村 誠一 / 梅木 和美 / 高木 定義 / 田井 通生
要約 目的
耕耘爪24の基部が挿入される爪挿入孔30が形成されているとともに、耕耘爪24の基部を固定するボルトの挿通孔32,33が爪挿入孔30と交差状に形成された耕耘爪取付ブラケット23を確実に施栓するキャップ1を提供する。

構成
爪挿入孔30よりも大きな頭部3と、爪挿入孔30の開口部近傍に密嵌される首部8と、爪挿入孔30に挿嵌される胴部2とを備え、該胴部2は、ボルト挿通孔32,33の軸心方向に縮幅するように弾性変形可能でかつボルト挿通孔32,33の軸心方向に膨出してボルト挿通孔32,33の縁部に圧接される膨出部7を有している。
特許請求の範囲
【請求項1】 耕耘爪(24)の基部が挿入される爪挿入孔(30)が形成されているとともに、耕耘爪(24)の基部を固定するボルトの挿通孔(32,33)が前記爪挿入孔(30)と交差状に形成された耕耘爪取付ブラケット(23)を、耕耘爪(24)が取付けられていないときに施栓する栓体であって、爪挿入孔(30)よりも大きな頭部(3)と、爪挿入孔(30)の開口部近傍に密嵌される首部(8)と、爪挿入孔(30)に挿嵌される胴部(2)とを備え、該胴部(2)は、ボルト挿通孔(32,33)の軸心方向に縮幅するように弾性変形可能でかつボルト挿通孔(32,33)の軸心方向に膨出してボルト挿通孔(32,33)の縁部に圧接される膨出部(7)を有していることを特徴とする耕耘爪取付ブラケットの栓体。
【請求項2】 胴部(2)の膨出部(7)のボルト挿通孔(32)に対向する側面(2A)には、胴部(2)の爪挿入孔(30)からの抜けを阻止するべくボルト挿通孔(32)に係合する突起(6)が設けられており、該突起(6)のボルト挿通孔(32)に対する係合が解除される変形量を確保すべく膨出部(7)には中空部(4)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の耕耘爪取付ブラケットの栓体。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリの爪軸に設けられた耕耘爪取付ブラケットの栓体に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタの後部に装着されるロータリとしては、なた爪が取付けられて砕土を主として行うものと、いわゆるマジック爪(なた爪を長大にしたような爪)が取付けられて耕土の荒起こしを主として行うもの等の種々のものがある。近年、これら種々のロータリを兼用することにより導入コスト低減等を図るべく、なた爪やマジック爪等の各種耕耘爪を着脱交換自在に取付け得るように、ロータリの爪軸に多数の爪取付ブラケットが配設されているとともに、この爪取付ブラケットへの取付部となる各種耕耘爪の基部の形状の統一化が図られている。
【0003】この爪取付ブラケットには、耕耘爪の基部が挿入される爪挿入孔が形成され、この爪挿入孔の中途部には、耕耘爪を固定するためのボルトが挿通される挿通孔が爪挿入孔に対して交差状に形成されている。そして、耕耘爪の基部にもボルト挿通孔が形成されており、耕耘爪の基部を爪挿入孔に挿入して、ボルトの軸部をボルト挿通孔に挿通してナットにより固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のような兼用型ロータリにおいて、爪軸にマジック爪を取付ける場合、その取付本数は一般になた爪よりも少ないため、耕耘爪の取付けられていない空の爪取付ブラケットが存在することとなる。かかる状態で耕耘作業を行うと、空ブラケットの爪挿入孔内に泥土が詰まり、再度そのブラケットに耕耘爪を取付けることが困難となる。
【0005】そこで、爪挿入孔への泥土の浸入を防止するため、爪取付ブラケットの爪挿入孔内に栓体を詰め込んでおくことが考えられる。しかし、通常、爪取付ブラケットは板金の溶接物であることから寸法誤差が大きく、大量生産された同寸・同形の栓体によってブラケットを施栓した場合、爪挿入孔の開口部近傍や、ブラケットのボルト挿通孔近傍において、栓体とブラケットとの間に隙間ができ、この隙間から泥土が浸入してブラケット内部に溜まり、栓体の取り外しが非常に困難となることがある。
【0006】そこで、本発明は、ブラケットの爪挿入孔を栓体によって施栓しかつボルト挿通孔をも該栓体により確実に密閉することによりブラケット内への泥土の浸入を効果的に防止することを第1の目的とする。さらに、栓体のブラケットからの抜けを確実に防止するとともに、栓体のブラケットからの取り外しを容易に行えるようにすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、上記第1の目的を達成すべく、請求項1に係る本発明は、耕耘爪の基部が挿入される爪挿入孔が形成されているとともに、耕耘爪の基部を固定するボルトの挿通孔が前記爪挿入孔と交差状に形成された耕耘爪取付ブラケットを、耕耘爪が取付けられていないときに施栓する栓体であって、爪挿入孔よりも大きな頭部と、爪挿入孔の開口部近傍に密嵌される首部と、爪挿入孔に挿嵌される胴部とを備え、該胴部は、ボルト挿通孔の軸心方向に縮幅するように弾性変形可能でかつボルト挿通孔の軸心方向に膨出してボルト挿通孔の縁部に圧接される膨出部を有していることを特徴としている。
【0008】また、上記第2の目的を達成すべく、請求項2に係る本発明は、胴部の膨出部のボルト挿通孔に対向する側面には、胴部の爪挿入孔からの抜けを阻止するべくボルト挿通孔に係合する突起が設けられており、該突起のボルト挿通孔に対する係合が解除される変形量を確保すべく膨出部には中空部が形成されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】ロータリによって耕耘作業をする前に、耕耘爪の取付けられていない空の爪取付ブラケットを本発明に係る栓体によって施栓する。この栓体によって爪取付ブラケットを施栓すると、胴部の膨出部はボルト挿通孔の軸心方向に縮幅するように弾性変形可能であるので、爪取付ブラケットに多少の寸法誤差があっても、該誤差に対応して膨出部が弾性変形してボルト挿通孔の縁部におけるシール性が確保される。さらに、この膨出部がボルト挿通孔の縁部に圧接するので、ボルト挿通孔の縁部近傍で爪取付ブラケットに対する胴部の押付力が特に大きくなり、これによっても、ボルト挿通孔の縁部におけるシール性が確保される。なお、この膨出部を胴部の先端部よりもボルト挿通孔の軸心方向に膨出させれば、ボルト挿通孔近傍でのシール性を向上しつつも胴部の爪挿入孔への挿嵌作業を容易に行える。
【0010】さらに、首部が爪挿入孔の開口部近傍に密嵌されるので、爪挿入孔の開口部近傍で栓体と爪取付ブラケットとの間に隙間が生じず、爪挿入孔の開口部から泥土が浸入することが防止される。また、膨出部に設けた突起がボルト挿通孔に係合して胴部の爪挿入孔からの抜けが阻止され、不慮に栓体が爪取付ブラケットから外れることが確実に防止される。栓体を爪取付ブラケットから取り外すには、ボルト挿通孔に指を入れて突起を押し込むことにより、中空部が圧縮されるように膨出部を変形させ、突起とボルト挿通孔との係合を解除した後、栓体を爪挿入孔から抜き出せばよく、容易かつ迅速に取り外せる。
【0011】
【実施例】図3及び図4に示すロータリ10は、サイドドライブ式であって、トラクタ11の車体12後部に三点リンク機構13を介して装着されており、幅方向中央のギヤケース14から左右にサポートアーム15,16が突設されると共に、左側のサポートアーム15の外端に伝動ケース17を、右側サポートアーム16の外端にサイドフレーム18を固定してロータリ機枠19が背面視門形状に構成されている。
【0012】なお、このロータリ10は、車体12に装備された油圧シリンダ20によってリフトアーム21が揺動され、このリフトアーム21の揺動により昇降されるようになっている。伝動ケース17とサイドフレーム18との下部間には爪軸22が水平軸心回り回転自在に架設されると共に、この爪軸22に耕耘爪取付ブラケット23が多数配設され、この爪取付ブラケット23を介して多数の耕耘爪24が爪軸22に取付けられている。爪軸22には、トラクタ11のPTO軸25からロータリ10のPIC軸26に入力された回転動力が、ギヤケース14内のベベルギヤ、伝動軸、チェーン等を経て伝達されるようになっており、これによって爪軸22が矢示a方向に回転駆動されて圃場を耕耘する耕耘部とされている。
【0013】なお、ロータリ機枠19には後方に位置する左右一対のゲージ輪27を取付支持するための支持枠28が後方突出状に設けられている。この支持枠28は、伸縮調整体29によってゲージ調整可能である。爪取付ブラケット23について詳細に説明すると、図1にも示すように、板金製で長方筒状に構成され、爪軸22に溶接固定されている。そして、爪取付ブラケット23には、耕耘爪24の基部が挿入される爪挿入孔30が爪軸22の軸方向と直交状に形成されているとともに、耕耘爪24の基部を固定するボルト31の挿通孔32,33が爪挿入孔30と交差状でかつ爪軸22の軸心方向と平行状に形成されている。このボルト挿通孔32,33は、爪挿入孔30の軸方向中途部に設けられている。なお、以下、ボルト挿通孔32,33の軸心方向をボルト挿通方向という。
【0014】すなわち、本実施例においては、爪取付ブラケット23は、爪挿入孔30を取り囲む四側壁34,35,36,37を備え、これら四側壁34,35,36,37が平面視長方形状に配設されており、爪挿入孔30の形状は、ボルト挿通方向に幅Y、ボルト挿通方向と直交する方向に幅Xで所定深さの長方柱状とされている。これら側壁のうち、平面視で長方形の長辺に相当する一側壁34に六角形状のボルト挿通孔32が形成され、この一側壁34に対向する他側壁35に丸形状のボルト挿通孔33が形成されている。
【0015】一方のボルト挿通孔32は、ボルト31の頭部(あるいはナット)が嵌まる六角形状を呈しており、爪取付ブラケット23自体によってボルト31(あるいはナット)の回り止めがなされる。他方のボルト挿通孔33は、ボルト31の軸部が挿通される丸孔状を呈している。
【0016】この爪取付ブラケット23には、耕耘作業の種類に応じて、なた爪24aが着脱交換自在に取付固定されるとともに、マジック爪24bが着脱交換自在に取付固定される(図3参照)。通常、マジック爪24bを装着する場合には、その取付本数が少なく、空ブラケット23aが存在することとなるが、この空ブラケット23aには本発明の実施例に係る栓体1が取付けられて施栓される。
【0017】図1に示す本発明の第1実施例に係る栓体1は、ゴム等の弾性体からなり、爪挿入孔30に挿嵌される胴部2と、この胴部2の爪挿入孔30への嵌入深さを規制するべく爪取付ブラケット23の端面に当接する頭部3と、これら頭部3と胴部2との間に設けられて爪挿入孔30の開口部近傍に密嵌される首部8とを備えている。
【0018】なお、頭部3はボルト挿通方向両側方に延出されて爪挿入孔30よりも大きく形成されており、この延出部3aが爪取付ブラケット23の端面に当接されている。胴部2は、ボルト挿通方向と直交する幅方向においては、図1(a)に示すように、軸方向に略同一幅の寸法Dとされている。また、首部8は胴部2よりも若干幅方向に膨出されて寸法Eとされている。これら寸法D,Eと爪挿入孔30の幅Xとは、D < X ≦ Eの関係を満たすように設定されており、寸法の公差は、爪取付ブラケット23の寸法誤差の大きさを考慮して設定する。すなわち、胴部2と爪挿入孔30とのハメアイをスキマバメ状として、胴部2の爪挿入孔30への挿入の容易化を図るとともに、首部8においては、爪挿入孔30とのハメアイをシマリバメ状として、爪挿入孔30の開口部近傍に密嵌して爪取付ブラケット23と栓体1との間に隙間が生じないようにし、爪挿入孔30の開口部からの泥土の浸入を防止する。なお、首部8の爪挿入孔30に対するハメアイは中間嵌めであってもよく、泥土の浸入を防止できる程度に爪挿入孔30に密嵌されればよい。
【0019】また、ボルト挿通方向においては、図1(b)に示すように、首部8の幅は寸法C1とされている。また、胴部2は、ボルト挿通方向においては、基端部2aの幅は首部8よりも若干小さな寸法C2とされており、さらに先端側では幅方向両側方に凸状に湾曲されている。すなわち、胴部2の上下中途部は、胴部2の先端部よりもボルト挿通方向に膨出する膨出部7とされている。
【0020】また、胴部2には、ボルト挿通方向に縮幅するように膨出部7(胴部2)を弾性変形可能とすべく、上端の幅A、上下中途部の幅B、下端の幅Aの中空部4が形成されている。この中空部4は、ボルト挿通方向と直交する方向に貫通する孔状に構成され、中空部4の周囲は所定厚さtの側面視略U字状の弾性片5が形成され、この弾性片5により胴部2の先端部側が構成されている。
【0021】これらの寸法A,B,C1,C2,tと爪挿入孔30の幅Yとは、C2 = A+2t < Y < B+2tC1 ≧ Yの関係を満たすように設定されている。すなわち、ボルト挿通方向において、胴部2の先端部は、爪挿入孔30とのハメアイをスキマバメ状とし、ボルト挿通孔32,33に対向する胴部2の側面2A,2Bを凸状の湾曲面とし、この側面2A,2Bのうちボルト挿通孔32,33の縁部に当接する部分(膨出部7)においては胴部2の爪挿入孔30に対するハメアイをシマリバメ状となるように設定して、膨出部7がボルト挿通孔32,33の縁部に圧接されるように構成されている。
【0022】これらにより、爪挿入孔30の開口部近傍に首部8がシマリバメ状に嵌入され、かつボルト挿通孔32,33を胴部2の膨出部7によって密閉されて、爪挿入孔30内に泥土が浸入するのが確実に防止される。また、ボルト挿通方向においては、胴部2は主としてボルト挿通孔32,33の縁部に圧接されることとなり、膨出部7の変形により胴部2に貯えられる弾性エネルギーを最小にしつつも、胴部2のボルト挿通孔32,33の縁部への押付力を大きくすることができ、ボルト挿通孔32,33からの泥土の浸入を効果的に防止することができるとともに、栓体1の爪挿入孔30への挿入に要する力を少なくすることができ、栓体1の取付作業の容易化をも図られる。
【0023】また、爪取付ブラケット23の寸法X,Yに若干の誤差があっても、膨出部7(胴部2)の変形により対応して確実にボルト挿通孔32,33を密閉することができる。六角孔状のボルト挿通孔32に対向する胴部2の側面2Aには、ボルト挿通孔32に係合する抜け止め突起6が設けられている。この突起6は、胴部2を爪挿入孔30に挿嵌するときに弾性片5を縮幅するべく、下部がテーパー状に形成されており、頭部3が爪取付ブラケット23の端面に当接するまで押し込んだときに、胴部2が弾性的に復元して、突起6がボルト挿通孔32に嵌まり込むようになっている。
【0024】そして、栓体1を爪取付ブラケット23から取り外すときには、中空部4を幅方向に圧縮するように突起6を押し込んで胴部2を変形させ、突起6とボルト挿通孔32との係合を解除した後、栓体1を爪挿入孔30から抜き出せばよい。すなわち、中空部4は、突起6のボルト挿通孔32に対する係合が解除される変形量を確保するべく膨出部7に形成されているものである。
【0025】また、ボルト挿通方向と直交する方向で胴部2と爪取付ブラケットとの間に生じる隙間(図1(a)参照)によって、膨出部7がボルト挿通方向に弾性変形する際に摺動抵抗が発生することが防止され、膨出部7の弾性変形を円滑かつ確実ならしめている。本実施例の栓体1によれば、栓体1の爪取付ブラケット23への固定にボルト等の別体の固定手段が必要でなく、弾性変形によって止着しているので、挿脱手間を軽減できる利点を有する。
【0026】図2に示す栓体1は、本発明の第2実施例を示しており、上記第1実施例と異なるところは、硬質の合成樹脂からなり、弾性片5の一端は基端部2aに接続されていない点である。この栓体1においても、上記第1実施例と同様の作用効果を奏することができる。その他の構成については同様であるので同符号を付して詳細説明を省略する。
【0027】本発明は、これら第1及び第2実施例に限定されるものではなく、適宜設計変更することができる。例えば、抜け止め用突起6を設けなくともよく、かかる場合には中空部4をも形成せずに胴部2を中実ゴムで構成して、膨出部7を弾性変形可能とすることができる。なお、トラクタ11には洗車用のポンプ40が装備されている。この洗車ポンプ40には、図5に示すように、吸入ホース41と吐出ホース42とが接続されており、吸入ホース41の先端部に設けた吸込口43から吸入された水(主として農用水)を、吐出ホース42の先端部に設けた吐出口44から吐出して洗車を行えるようになっている。
【0028】このポンプ40を作動させる油圧モータ45は、図7に示すように、ロータリ10の昇降用油圧シリンダ20を作動させる油圧回路に接続されており、ソレノイドバルブ46の切り換えによって、本来的には油圧シリンダ20に供給する油を油圧モータ45に供給するように構成して、構造の簡素化、部品点数の削減、コスト低減等を図っている。
【0029】ソレノイドバルブ46は、図8に例示した電気回路図で示すように、ON/OFF切り換えを行う2つのスイッチ(SW1,SW2)が共に接続(ON)されたときに励磁して、油圧モータ45に油を供給するように構成されている。一方のスイッチ(SW1)は、例えば、トグルスイッチ等のON/OFF状態を維持できるものを採用して、洗車ポンプ40のマスタースイッチとして利用する。
【0030】他方のスイッチ(SW2)は、吐出口44の把持部分(作業者が手で持つ部分)に設けた接触スイッチや圧電スイッチ等を採用して、吐出口44を作業者が把持しているときにのみON状態となるように構成されている。なお、圧電スイッチを採用するときには、誤作動防止等のため防水加工を施しておく。したがって、洗車ポンプ40のマスタースイッチ(SW1)をON状態とし、かつ、吐出ホース42の先端部44を作業者が把持していなければ、洗車ポンプ40は作動せず、作業者が洗車する意志がないと洗車ポンプ40は停止している。このように洗車ポンプ40が停止しているときは、すなわち、ソレノイドバルブ46が励磁されておらず、オイルタンク47から油圧ポンプ48によって供給される油は油圧シリンダ20側に供給されるため、マスタースイッチ(SW1)をONにしているときでも、ロータリ作業機10の昇降レバーの操作によりロータリ10を昇降することができる。なお、油圧ポンプ48の吸入側にはオイルフィルタ49が設けられている。
【0031】かかる構成によれば、ロータリ昇降用の油圧ポンプ48から供給される油を利用して洗車ポンプ40を作動させるポンプ装置において、洗車作業をしないときに洗車ポンプ40を切り忘れることがなく、洗車作業中でもマスタースイッチ(SW1)を切り換えることなくロータリ10の昇降を行うことができる。前記吸込口43は、略円筒状のストレーナ本体50を備えてなる。この本体50の開口部50aには網目状のフィルター52が設けられて塞がれている。このフィルター52によって、農業用水に含まれる大きいゴミが吸入されるのが防止される。本体50の背面側には接続筒部53が突設されており、該筒部53が吸入ホース41の端部内に挿嵌されている。
【0032】また、接続筒部53内には、吸入された水の通過によって回転される回動体54が内嵌されている。この回動体54としては、スクリュー状、プロペラ状等の適宜のものを採用できる。この回動体54は、本体50の軸心位置に回転自在に設けられた直棒状のシャフト55の一端部が固定されている。このシャフト55の他端部には、フィルター52の外面に摺接しながら回転するワイパー56が固定されている。
【0033】したがって、洗車ポンプ40を作動して吸込口43から水の吸入を開始すると、吸入された水の流れによって回動体54が回転され、シャフト55を介してワイパー56が回転され、フィルタ52の外面に付着するゴミ類をワイパー56によってかき落とすことができる。これにより、ストレーナたる吸込口43のフィルター52の目詰まりが解消され、水の吸入量が安定し、洗車ポンプ40の消費動力も安定する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の耕耘爪取付ブラケットの栓体は、爪挿入孔よりも大きな頭部と、爪挿入孔の開口部近傍に密嵌される首部と、爪挿入孔に挿嵌される胴部とを備え、該胴部は、ボルト挿通孔の軸心方向に縮幅するように弾性変形可能でかつボルト挿通孔の軸心方向に膨出してボルト挿通孔の縁部に圧接される膨出部を有しているので、爪取付ブラケットの寸法誤差に応じて膨出部が弾性変形してボルト挿通孔のシール性を確保でき、ボルト挿通孔の縁部に膨出部が圧接してボルト挿通孔のシール性をより向上でき、さらに、爪挿入孔の開口部からの泥土の浸入をより確実に防止できる。
【0035】また、本発明の耕耘爪取付ブラケットは、胴部の膨出部のボルト挿通孔に対向する側面には、胴部の爪挿入孔からの抜けを阻止するべくボルト挿通孔に係合する突起が設けられており、該突起のボルト挿通孔に対する係合が解除される変形量を確保すべく膨出部には中空部が形成されているので、簡単な構造であるにもかかわらず、栓体のブラケットからの抜けを確実に防止できるとともに、栓体のブラケットからの取り外しを容易かつ迅速に行うことができる。




 

 


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