米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 金馬機販株式会社

発明の名称 穿孔土抜き機のコア受渡し構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−66104
公開日 平成8年(1996)3月12日
出願番号 特願平6−205742
出願日 平成6年(1994)8月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 市原 通弘 / 北村 純一
要約 目的


構成
昇降自在なタインホルダ25にタイン26と排出ガイド27とを設けて穿孔具17を形成し、この穿孔具の後方に排出ガイドから放出されるコア7を受持しかつ搬送する搬送機構1を配置する。前記排出ガイド27は、タインホルダ25から立ち上がっていてコア7を後方へ放出する背面開口を形成したガイド本体28と、このガイド本体の背面下部に設けた立壁板29とを有し、この立壁板の左右側壁29Aをガイド本体の左右側部に固定し、搬送機構1のコアを受持する底板2の前部を前端から後方に下向き傾斜させ、この底板の前端を穿孔具最降下位置の立壁板から後方向僅少間隙30を介して後下方に配置する。
特許請求の範囲
【請求項1】 昇降自在なタインホルダ(25)にタイン(26)と排出ガイド(27)とを設けて穿孔具(17)を形成し、この穿孔具(17)の後方に排出ガイド(27)から放出されるコア(7)を受持しかつ搬送する搬送機構(1)を配置した穿孔土抜き機において、前記排出ガイド(27)は、タインホルダ(25)から立ち上がっていてコア7)を後方へ放出する背面開口(28C)を形成したガイド本体(28)と、このガイド本体(28)の背面下部に設けた立壁板(29)とを有し、この立壁板(29)の左右側壁(29A)をガイド本体(28)の左右側部に固定し、搬送機構(1)のコア(7)を受持する底板(2)の前部を前端から後方に下向き傾斜させ、この底板(2)の前端を穿孔具(17)最降下位置の立壁板(29)から後方向僅少間隙(30)を介して後下方に配置していることを特徴とする穿孔土抜き機のコア受渡し構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、芝地のエアーレーションのために使用する穿孔土抜き機のコア受渡し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場等における芝生の根の成長促進及び活性化は、芝地に多数の孔を穿孔することにより達成される。この穿孔及び抜き土収集を行う装置としては、実公平6−13608号公報に開示されたものがある。前記公報の穿孔土抜き機は、穿孔装置とコア収集装置とを有し、穿孔装置は走行機体の後部に、複数のタイン(穿孔筒)とコア排出ガイドとを有する穿孔具を昇降自在に設け、走行機体を走行しながら穿孔具を昇降して芝地に突き刺し、芝地からコア(円柱状抜き土)を抜き取って孔を穿け、このコアを後方へ排出する。
【0003】コア収集装置は、穿孔装置に牽引されていて、穿孔具から排出されるコアを受け取りかつ一旦持ち上げて容器に収納する。このコア収集装置は、ローラ等の回転体にベルトを巻き掛けたベルトコンベヤ式になっていて、コアを受け取る略水平部と、2本のベルトでコアを挟持しながら持ち上げる持ち上げ部と、容器に投入する投入部とを形成し、略水平部は穿孔具の排出ガイドの下方まで延設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の穿孔土抜き機では、穿孔具の排出ガイドが側面視への字状の長い筒になっていて、その放出口がタインホルダの後方に遠く離れて形成されているので、コアが排出し難く、抜き取り状態のままであるため残留することが多く、搬送機構の水平部が排出ガイドの下方まで延設されているので、コアだけでなく根部の屑・枯れ草等も搬送機構内に入り、詰まりを生じることがある。
【0005】本発明は、排出ガイドのガイド本体の背面開口の下部に立壁板を設け、この立壁板の左右側壁をガイド本体に固定し、搬送機構の底板の前部を前端から後方に下向き傾斜させ、この底板の前端を立壁板から後方向僅少間隙を介して後下方に配置することにより、1度に放出されないコアを立壁板で折ってより確実に排出できるようにし、搬送機構への受渡しを確実にすると共に、コアの残留及び根部の屑・枯れ草等の搬送を減少できるようにした穿孔土抜き機のコア受渡し構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決のための具体的手段は、昇降自在なタインホルダ25にタイン26と排出ガイド27とを設けて穿孔具17を形成し、この穿孔具17の後方に排出ガイド27から放出されるコア7を受持しかつ搬送する搬送機構1を配置した穿孔土抜き機11において、前記排出ガイド27は、タインホルダ25から立ち上がっていてコア7を後方へ放出する背面開口28Cを形成したガイド本体28と、このガイド本体28の背面下部に設けた立壁板29とを有し、この立壁板29の左右側壁29Aをガイド本体28の左右側部に固定し、搬送機構1のコア7を受持する底板2の前部を前端から後方に下向き傾斜させ、この底板2の前端を穿孔具17最降下位置の立壁板29から後方向僅少間隙30を介して後下方に配置していることである。
【0007】
【作用】穿孔具17を降下すると、タイン26が芝地に突き刺さり、孔を穿けると共にタイン26内に芝地が入り、次に穿孔具17を降下したときに、前にタイン26内に入っていた芝地がコア7として押し出され、排出ガイド27によって案内されて搬送機構1の投入側Aに投入される。
【0008】コア7は押し出されたとき、排出ガイド27のガイド本体28によって後方へ案内され、ガイド本体28の背面の開口28Cから後方へ放出される。ガイド本体28の背面の下部には立壁板29が設けられていて、コア7がこの立壁板29を越えることができずに落下衝突すると、コア7は折られて小さくなり、一方は搬送機構1の底板2に落下して受持される。折れた他方はガイド本体28内に残るが小さいため後続のコア7によって簡単に押し出されて底板2へ受渡しされる。
【0009】立壁板29は底板2の前端より前上方に位置し、立壁板29と底板2との間に僅少間隙30が形成されていて、根部の屑・枯れ草等の多くはこの僅少間隙30から外部へ落下する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、11は自走歩行型の穿孔土抜き機で、穿孔装置12の後部に、抜き土収集を行うコア収集装置13を連結して牽引走行可能に構成している。穿孔装置12は図1、2、5、6に示すように、エンジン、ミッションケース等を有する走行機体14の後部にクランク機構15を設け、このクランク機構15で駆動される昇降ロッド16の下端に穿孔具17を設けており、前記昇降ロッド16は摺動ガイド18に平行に複数本配置され、複数本の昇降ロッド16は順次昇降する。
【0011】前記クランク機構15は走行機体14から立設された支持体20の上部にクランク軸21が回転自在に支持され、このクランク軸21に設けた複数のクランクアーム22が連結ロッド23を介して昇降ロッド16に連結されており、前記複数のクランクアーム22はクランク軸21に対して位相を変えて設けられている。
【0012】各昇降ロッド16は円筒状の摺動ガイド18に垂直に貫通しており、その下端に穿孔具17を構成するタインホルダ25が着脱可能に取り付けられている。前記穿孔具17は、タインホルダ25に下側から嵌合装着される円筒状のタイン26と、タインホルダ25の上面に取り付けられる排出ガイド27とを有している。1個のタインホルダ25に対して、タイン26は2本(1本又は3本でも良い)取り付けられている。
【0013】そして、穿孔具17はタイン26が芝地に突き刺さることにより、タイン26外径を孔径とする孔を穿孔すると共に、円柱状のコア7を形成し、次に突き刺さったときに、タイン26内のコア7を上方に押し出して排出ガイド27で後方へ案内しながら排出する。前記排出ガイド27はガイド本体28と立壁板29と放出カバー37とを有し、これらはプラスチック又は金属で形成されている。ガイド本体28は、タインホルダ25から垂直に立設していて、各タイン26から押し出されてくるコア7を個別に上方へ案内する個別案内部28Aと、その上部で両個別案内部28Aに共通の傾斜部28Bと、背面の開口28Cとを有している。
【0014】ガイド本体28は各タイン26から押し出されてくるコア7を、個別案内部28Aで倒れないように個別に案内しながら、傾斜部28Bで開口28Cから後方に放出することができる。ガイド本体28の開口28Cはタインホルダ25の後端より前側に位置し、ガイド本体28の上半分の開口縁に放出カバー37が装着されていて、放出されるコア7が左右側方に逃げたり上方に上がり過ぎたりしないように規制している。
【0015】前記立壁板29はガイド本体28の開口28Cの下半分を塞いでおり、この立壁板29は左右側壁29Aを有し、その左右側壁29Aがガイド本体28の開口28Cの縁に固定されている。この立壁板29は垂直に配置又は若干後傾斜して配置されている。図1〜4において、コア収集装置13は、下部が円弧状の底板2と、この底板2の左右に固着された一対の側板31とでフレーム3が形成され、このフレーム3は後上向き傾斜配置されている。
【0016】コア収集装置13は、前後方向中途下面にキャスタ輪32が設けられ、左右側板31の前部にはフック33が設けられ、このフック33は穿孔装置12の走行機体14の後部に設けた連結部34(図5に示す)に掛合可能になっている。これにより、コア収集装置13はフック33を連結部34に掛合することにより穿孔装置12に連結されて、キャスタ輪32で牽引走行される。
【0017】フレーム3は前下側がコア7を投入する投入側A、後上側がコア7を取り出す取り出し側Bとなっていて、各側に回転軸4A、4Bが回転自在に支持されている。各回転軸4A、4Bにはスプロケットで形成された回転体5A、5Bがそれぞれ左右一対づつ設けられており、各側の回転体5A、5B間にチェーンで形成された巻き掛け体6が巻き掛けられ、取り出し側Bの回転体5Bは回転軸4Bに対して遊転自在になっている。
【0018】35はフレーム3に支持されたアイドラ軸36に設けたアイドラスプロケットで、巻き掛け体6が巻き掛けられている。左右巻き掛け体6には長手方向複数個の押動体8が取り付けられている。この押動体8は山形鋼で形成され、その1辺がチェーンのリンクに固着され、他片がチェーンから突出してコア7と当接可能になっている。
【0019】前記フレーム3には取り付け台40を立設してエンジン41(又はモータ)を載置しており、このエンジン41から回転軸4Bまで第1巻き掛け伝動手段42で動力伝達可能になっている。回転軸4A、4Bには回転体5A、5Bに隣接してスプロケット43A、43Bが固定され、両スプロケット43A、43Bにチェーン44を巻き掛けて第2巻き掛け伝動手段9が構成されている。
【0020】前記第1巻き掛け伝動手段42から回転軸4Bに入った動力は、回転体5Bを駆動せずに第2巻き掛け伝動手段9を介して回転軸4Aを駆動し、回転軸4Aから回転体5Aを介して巻き掛け体6を駆動する。前記底板2は前下部が回転体5Aの略下半分を覆う円弧状で、前端が前上向きに傾斜しており、その前端は前記排出ガイド27の立壁板29に対して、僅少間隙30を介在して後下方に位置し、穿孔具17の排出ガイド27から放出されるコア7を底板2の円弧状凹部で受け取る。
【0021】底板2に受渡しされたコア7は、移動してくる押動体8によって押動されて、底板2の平板部分を摺接しながら持ち上げられ、底板2と押動体8との協働で搬送される。前記巻き掛け体6は回転軸4Aが駆動側であるので、投入側Aから取り出し側Bへ移動する側が張力を受けない弛み側となり、重力により底板2に近接し、張力を受ける場合よりも、押動体8と底板2との間隙は少なくなり、コア7の詰まりがなくなって押動が確実になり、屑も搬送可能になる。
【0022】前記フレーム3、回転軸4、回転体5、巻き掛け体6、押動体8及び巻き掛け伝動手段9等によって、搬送機構1が構成されている。この搬送機構1は、エンジン41から第1巻き掛け伝動手段42で回転軸4Aへ直接動力を伝達して、第2巻き掛け伝動手段9を省略することが可能である。フレーム3の後上部にはシュート47が設けられており、このシュート47は下方向に狭まっていて下端には開口が形成され、開口は開閉自在なシャッタ48で閉鎖されている。シャッタ48は閉鎖状態で、底板2と押動体8とで持ち上げられてきたコア7をシュート47内に保持し、開放することにより、コア7をシュート47から放出可能になっている。
【0023】シャッタ48は下方に突出した操作棒49を有し、この操作棒49を運搬車50等で押すことにより、シャッタ48を開放してコア7を運搬車50に移すことができる。図7は穿孔具17の変形例を示しており、排出ガイド27はガイド本体28と立壁板29とを有する。ガイド本体28は個別案内部28Aが傾斜部28Bより緩い角度で若干後方傾斜状に形成されており、放出カバー37は設けられていない。立壁板29は左右側壁29Aがガイド本体28の開口縁に固定されと共に、タインホルダ25にもボルト固定されている。
【0024】また、底板2の前端下面には、全幅にわたるゴム板38を前後方向位置調整自在にボルト固定している。このゴム板38は穿孔具17との間の間隙30を小さくし、また間隙30の大きさを調整できようにしている。図8は排出ガイド27の比較例を示しており、このガイド本体28は前記変形例と同一であるが、立壁板29は左右側壁がなく、その下部でのみタインホルダ25にボルト固定されており、コア7の衝突によって変形し易くなっていて、頻繁に交換が必要になる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、排出ガイド27は、タインホルダ25から立ち上がっていてコア7を後方へ放出する背面開口28Cを形成したガイド本体28と、このガイド本体28の背面下部に設けた立壁板29とを有し、この立壁板29の左右側壁29Aをガイド本体28の左右側部に固定し、搬送機構1のコア7を受持する底板2の前部を前端から後方に下向き傾斜させ、この底板2の前端を穿孔具17最降下位置の立壁板29から後方向僅少間隙30を介して後下方に配置しているので、1度に放出されないコア7を立壁板29で折ることができ、コア7のより確実な排出、搬送機構1への受渡しができ、コア7の残留及び根部の屑・枯れ草等の搬送を減少できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013