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発明の名称 マルチフィルム巻取り装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−56502
公開日 平成8年(1996)3月5日
出願番号 特願平6−195096
出願日 平成6年(1994)8月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 芋生 裕志 / 佐竹 土佐雄
要約 目的
マルチフィルムを畝に掛けて栽培したキャベツ等の野菜を収穫した後に、用済みのマルチフィルムを巻取り回収するための装置において、マルチフィルム上に放置された残菜物を予め取り除く必要なく、連続して良好なマルチフィルム巻取り回収を行うことができるようにする。

構成
マルチフィルムFが被覆された畝Uに沿って走行しながら、前記マルチフィルムFを巻取って行く巻取り部4を備えるとともに、前記巻き取り部4の前方箇所に、畝Uからめくり上げられた前記マルチフィルムFを畝面近くにおいて背面から案内支持して上下に往復変位するガイド部材5を配備するとともに、このガイド部材5を平面視で前方に凸曲した形状に構成するとともに、マルチフィルムFをフィルム長手方向に大きい幅をもって摺接案内する案内部13を前記ガイド部材5に備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 マルチフィルム(F)が被覆された畝(U)に沿って走行しながら、前記マルチフィルム(F)を巻取って行く巻取り部(4)を備えるとともに、前記巻き取り部(4)の前方箇所に、畝(U)からめくり上げられた前記マルチフィルム(F)を畝面近くにおいて背面から案内支持して上下に往復変位するガイド部材(5)を配備するとともに、このガイド部材(5)を平面視で前方に凸曲した形状に構成するとともに、マルチフィルム(F)をフィルム長手方向に大きい幅をもって摺接案内する案内部(13)を前記ガイド部材(5)に備えてあることを特徴とするマルチフィルム巻取り装置。
【請求項2】 前記ガイド部材(5)を揺動駆動される支持アーム(14)に着脱可能に装着してあることを特徴とする請求項1記載のマルチフィルム巻取り装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチフィルムを畝に掛けて栽培したキャベツ等の野菜を収穫した後に、用済みのマルチフィルムを巻取り回収するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記マルチフィルム巻取り装置においては、歩行型管理機などの走行車体を畝に沿って走行させながら畝に掛けられたマルチフィルムを順次、駆動回動される巻き取りロールによって巻取っていくよう構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フィルム掛けした畝で栽培した野菜を収穫するに際しては、収穫時に切断した葉茎部や根部、あるいは、出荷できない作物、等の残菜物をマルチフィルム上に放置してゆくことになり、このような残菜物が多く載っているマルチフィルムを巻取り操作すると、残菜物の重量に負けてマルチフィルムの巻取りが不能になりやすく、巻取り不良に気付かずに走行を続けると、残菜物を抱き込んで巻き残こされたマルチフィルムが走行する機体の下に入り込み、車輪に踏み付けられて破れるようなことがあった。そして、このような不具合なく巻取り回収するためには、マルチフィルム上の残菜物を予め取り除く必要があり、多大な労力を必要とするものであった。本発明は、このような点に着目してなされたものであって、マルチフィルム上の残菜物を予め取り除く必要なく、連続して良好なマルチフィルム巻取り回収を行うことができる装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明は次のような構成をとる。請求項1に係る発明は、マルチフィルムが被覆された畝に沿って走行しながら、前記マルチフィルムを巻き取って行く巻き取り部を備えるとともに、前記巻き取り部の前方箇所に、畝からめくり上げられた前記マルチフィルムを畝面近くにおいて背面から案内支持して上下に往復変位するガイド部材を配備するとともに、このガイド部材を平面視で前方に凸曲した形状に構成するとともに、マルチフィルムをフィルム長手方向に大きい幅をもって摺接案内する案内部をガイド部材に備えてあることを特徴とする。
【0005】また、請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明において、前記ガイド部材を揺動駆動される支持アームに着脱可能に装着してあることを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1に係る発明の構成によると、ガイド部材が畝面近くにおいて背面からマルチフィルムを案内支持して上下に往復変位するので、マルチフィルム上に放置された残菜物はマルチフィルムの上下動によって振り落とされる。しかも、ガイド部材は平面視で前方に凸曲した形状であるとともに、マルチフィルムをフィルム長手方向に大きい幅をもって摺接案内する案内部を備えてあるので、残菜物はガイド部材の下に潜り込むことなく大きい幅の案内部に繰り返し押されながら次第に横方向に排除されてゆく。
【0007】請求項2に係る発明の構成によると、畝の形状や作物の種類、等に応じた案内部を備えたガイド部材を用意しておき、これを使い分けることができる。
【0008】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によると、マルチフィルム上の残菜物を予め取り除く必要なく、連続して良好なマルチフィルム巻取り回収を行うことができ、マルチフィルム巻取り回収を高い作業能率で行えるようになった。
【0009】また、請求項2に係る発明によると、畝の形状や作物の種類、等に応じたガイド部材を使用して、好適に残菜物を排除しながらのマルチフィルム巻取り回収を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1に示すように、歩行型管理機1におけるヒッチ2に取付けられた枠体3に、畝Uに被覆されたマルチフィルムFを巻き取っていく巻取り部4を設けるとともに、この巻取り部4の前方箇所に、畝Uからめくり上げられたマルチフィルムFを畝面近くにおいて背面から案内支持して上下に往復変位するガイド部材5を配備してマルチフィルム巻取り装置を構成してある。なお、図3に示すように、2畝ごとに1枚のマルチフィルムFが掛けられ、臨設するマルチフィルムFの重ね合わせ部には覆土tが施されて風等によるめくり上がりが阻止されて使用されている。
【0011】詳述すると、前記枠体3に巻取りローラ6を回動自在に横架支承するとともに、管理機機体からの動力が伝動ベルト7、中継回動軸8及びチェーン伝動装置9を介してこの巻取りローラ6に伝達され、巻取りローラ6を回転駆動するよう構成し、この巻取りローラ6にマルチフィルムFを巻付けていくようにして巻取り部4を構成してある。そして、前記枠体3の左右両側部から機体前方に向けて延設した支持フレーム10の各前端部に、高さ調節自在に案内車輪11を装着し、歩行型管理機1の左右の走行車輪12と前記案内車輪11との4点接地によって機体姿勢を安定維持して走行するようになっている。
【0012】図2に示すように、前記ガイド部材5は、横長の棒材5aを平面視で前方に凸曲した形状に屈曲して構成されるとともに、畝間の凹溝に対応する左右中央部には、マルチフィルムFをフィルム長手方向に大きい幅をもって摺接案内する案内部13を備えている。この案内部13は、前方下方に向けて凸曲した棒材5bを前記棒材5aの左右中央部に溶接固定するとともに、両棒材5a,5bを左右複数箇所において縦向きの棒材5cで溶接連結して構成したものである。
【0013】そして、このガイド部材5の両端を着脱可能に支持した支持アーム14の上下中間部位を、枠体3に対して横軸芯P周りで回動自在に枢支するとともに、前記中継回動軸8に設けられた偏芯カム機構15と前記支持アーム14の上端部とをロッド16で連係して、偏芯カム機構15の回転に伴って支持アーム14を所定角度範囲で前後揺動駆動することで、ガイド部材5を上下に移動させるよう構成してある。
【0014】上記構成によると、機体の前進に伴ってマルチフィルムFを畝Uからめくり上げながら巻取り部4に巻取ってゆくのであるが、この際、マルチフィルムF上に放置されている残菜物XはマルチフィルムFのめくり上げ作用、および、前方に凸曲したガイド部材5の往復移動によって前方あるいは横方向に押し退けられることになる。特に、中央の畝間にある残菜物Xは前方下方に凸曲した上下幅広の案内部13の上下動によって確実に押し退けられ、マルチフィルムFを巻込んだままガイド部材5の下方をくぐって逃げるようなことはない。
【0015】前記ガイド部材5を以下のように構成して、畝Uの形状や、作物の種類、等に応じて前記支持アーム14に取り替えて使用するとよい。
■ 図4に示すように、前記構成の案内部13をガイド部材5の略全横幅に亘って装備する。
■ 図5および図6に示すように、3本あるいはそれ以上の棒材5bを上下に並べて所望の作用上下幅の前記案内部13を形成する。
■ 図7および図8(イ)に示すように、前記棒材5aに板材5dを連結して前記案内部13を形成する。
■ 図8(ロ)に示すように、板材5dからなる前記案内部13を前方に膨らむ湾曲面に形成する。
■ 図9に示すように、板材5dからなる前記案内部13ガイド部材5の略全横幅に亘って装備する。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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