米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 株式会社クボタ

発明の名称 脱穀装置のコーンケーブ構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−51854
公開日 平成8年(1996)2月27日
出願番号 特願平6−186975
出願日 平成6年(1994)8月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 田中 祐二 / 小田原 哲一 / 南 龍一
要約 目的


構成
扱胴の周方向に沿う円弧状の桟14を多数並列配置し、多数の線材15を中心軸に沿う方向の一端部側の桟14から他端部側の桟14にわたってそれぞれ貫通させ、多数の桟14のうち、任意の個数おきに位置する所定数の桟14aにおける線材貫通用孔12を、その桟14aの内周面にほぼ接するように近づけて形成するとともに、残りの桟14bにおける線材貫通用孔13を、その桟14bの内周面から離間させて形成し、全ての桟14における周方向で対応する線材貫通孔12,13同士の芯が合うように、所定数の桟14aの内周面を残りの桟14bの内周面よりも径方向外方側に寄せた状態で、線材15を、中心軸に沿う方向の一端部側の桟14から他端部側の桟14にわたって貫通させてある。
特許請求の範囲
【請求項1】 扱胴(5)の周方向に沿う円弧状の桟(14)を、円弧の中心軸に沿う方向に多数並列配置し、多数の線材(15)を、前記桟(14)の周方向に一本づつ所定のピッチで振り分けた状態で、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟(14)から他端部側の桟(14)にわたってそれぞれ貫通させてある脱穀装置のコーンケーブ構造であって、前記多数の桟(14)のうち、任意の個数おきに位置する所定数の桟(14a)における線材貫通用孔(12)を、その桟(14a)の内周面にほぼ接するように近づけて形成するとともに、残りの桟(14b)における線材貫通用孔(13)を、その桟(14b)の内周面から離間させて形成し、全ての桟(14)における周方向で対応する線材貫通孔(12),(13)同士の芯が合うように、前記所定数の桟(14a)の内周面を前記残りの桟(14b)の内周面よりも径方向外方側に寄せた状態で、前記線材(15)を、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟(14)から他端部側の桟(14)にわたって貫通させてある脱穀装置のコーンケーブ構造。
【請求項2】 扱胴(5)の周方向に沿う円弧状の桟(14)を、円弧の中心軸に沿う方向に多数並列配置し、多数の線材(15)を、前記桟(14)の周方向に一本づつ所定のピッチで振り分けた状態で、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟(14)から他端部側の桟(14)にわたってそれぞれ貫通させてある脱穀装置のコーンケーブ構造であって、前記桟(14)における内周部で、互いに隣接する線材貫通用孔の周部間に位置する部位を切欠いてある脱穀装置のコーンケーブ構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扱胴の周方向に沿う円弧状の桟を、円弧の中心軸に沿う方向に多数並列配置し、多数の線材を、前記桟の周方向に一本づつ所定のピッチで振り分けた状態で、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟から他端部側の桟にわたってそれぞれ貫通させてある脱穀装置のコーンケーブ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の脱穀装置のコーンケーブ構造においては、全ての桟の線材貫通用孔を、その桟の内周面から同一距離だけ離間させて形成し、全ての桟における周方向で対応する線材貫通孔同士の芯が合うように、全ての桟の内周面を径方向で同一の位置に揃えた状態で、前記線材を前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟から他端部側の桟にわたって貫通させてあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれば、全ての桟の線材貫通用孔を、その桟の内周面から同一距離だけ離間させて形成し、全ての桟の内周面を径方向で同一の位置に揃えた状態で、前記線材を前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟から他端部側の桟にわたって貫通させてあったために、全ての桟において桟の内周部が線材から径方向内方側に立ち上がった状態になり、このような多数にのぼる立ち上がり部に移送中の作物が引っ掛かって、作物の移送の負荷が増大しやすかった。
【0004】本発明の目的は、移送中の作物のコーンケーブ内周部への引っ掛かりを少なくして、作物の移送の負荷を軽減することができる脱穀装置のコーンケーブ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明の特徴構成は、多数の桟のうち、任意の個数おきに位置する所定数の桟における線材貫通用孔を、その桟の内周面にほぼ接するように近づけて形成するとともに、残りの桟における線材貫通用孔を、その桟の内周面から離間させて形成し、全ての桟における周方向で対応する線材貫通孔同士の芯が合うように、前記所定数の桟の内周面を前記残りの桟の内周面よりも径方向外方側に寄せた状態で、前記線材を、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟から他端部側の桟にわたって貫通させてあることにある。
【0006】そして、本第2発明の特徴構成は、桟における内周部で、互いに隣接する線材貫通用孔の周部間に位置する部位を切欠いてあることにある。
【0007】
【作用】本第1発明の上記構成によれば、前記所定数の桟における線材貫通用孔を、その桟の内周面にほぼ接するように近づけて形成してあるから、この所定数の桟の内周面を径方向で線材の外周面とほぼ同一面上に位置させることができる。従って、前記残りの桟においては桟の内周部が線材から径方向内方側に立ち上がった状態になるものの、全体としては、そのような立ち上がり部の数を従来より減らすことができる。また前記残りの桟は、その桟の内周面から離間させて形成した線材貫通用孔に貫通させてあるから、桟で線材を確実に支持することができ、前記所定数の桟を含めた枠組み構造の強度の低下を防止することができる。
【0008】本第2発明の特徴構成によれば、桟における内周部で、互いに隣接する線材貫通用孔の周部間に位置する部位を切欠いてあるから、上記のような立ち上がり部の面積を少なくすることができる。しかも、切り欠き部が作物の移送方向で同一方向に連なって形成されるから、この切り欠き部を通る作物や作物の一部分が受ける移送の抵抗を小さくすることができる。なお、上記のように、互いに隣接する線材貫通用孔の周部間に位置する部位を切欠いただけであるから、本第2発明においても桟で線材を確実に支持することができて、枠組み構造の強度の低下を防止することができる。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明によれば桟の内周部が線材から径方向内方側に立ち上がった立ち上がり部を減らすことができ、あるいは、前記立ち上がり部の面積を少なくすることができるから、枠組み構造の強度の低下を防止することができながら、移送中の作物のコーンケーブ内周部への引っ掛かりを少なくして、作物の移送の負荷を軽減することができる脱穀装置のコーンケーブ構造を提供することができた。
【0010】
【実施例】全稈投入型コンバインの軸流型脱穀装置を構成するに、図1に示すように、刈取部から殻稈供給するフィードコンベア1に連通した扱室2をケース内上部に形成し、扱室2の下方に選別部3を配置し、扱室2から選別部3に穀粒を落下供給する受網4(コーンケーブの一例)を、前後方向及び周方向に複数連結した状態で設けてある。
【0011】扱室2内に扱胴5を前後向きの駆動回転軸で取付け、扱胴5の外周面に螺旋状扱歯6を全長にわたってかつ同芯状に取付け、螺旋状扱歯6を形成するに、スクリュー6aの先端側に多数の扱歯6bを適当間隔で突出付設し、扱胴5の駆動回転に伴って螺旋状扱歯6の作用で穀稈を脱穀処理するとともに後方に移送するように構成してある。
【0012】前記受網4は、図2,図3,図4に示すように、扱胴5の周方向に沿う円弧状の桟14を、円弧の中心軸に沿う方向に多数並列配置し、多数の線材15を、桟14の周方向に一本づつ所定のピッチで振り分けた状態で、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟14から他端部側の桟14にわたってそれぞれ貫通させて構成してある。桟14の周方向両端部は枠部材16に固定してある。
【0013】そして前記多数の桟14のうち、両端の桟14を除いて1個おきに位置する所定数の桟14aにおける線材貫通用孔12を、その桟14aの内周面にほぼ接するように近づけて、切り欠き孔状に形成するとともに、前記両端の桟14を含む残りの桟14bにおける線材貫通用孔13を、その桟14bの内周面から離間させて形成し、全ての桟14における周方向で対応する線材貫通孔同士の芯が合うように、前記所定数の桟14aの内周面を前記残りの桟14bの内周面よりも径方向外方側に寄せた状態で、前記線材15を、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟14から他端部側の桟14にわたって貫通させてある。
【0014】上記の受網4の構成によれば、桟14が線材15から立ち上がった状態の立ち上がり部の数を少なくすることができる。また前記残りの桟14bは、その桟14bの内周面から離間させて形成した線材貫通用孔13に貫通させてあるから、桟14bでそれらの線材15を確実に支持することができ、前記所定数の桟14aを含めた枠組み構造の強度の低下を防止することができる。
【0015】図1に示すように、前記選別部3に揺動選別手段3a、風選用唐箕3b、1番物回収用スクリューコンベア9、2番物還元用スクリューコンベア10を設け、受網4から落下供給される穀粒を揺動選別手段3aにより処理し、揺動選別手段3aから落下供給される穀粒を唐箕3bの作用で風選処理し、脱穀粒を1番物回収用スクリューコンベア9からグレンタンクに送るように構成し、選別不十分な2番物を2番物還元用スクリューコンベア10から揺動選別手段3aのグレンパン8にスクリューコンベア11により戻すように構成してある。
【0016】図2に示すように、スクリューコンベア11の吐出口11aをグレンパン8の横一側方に配置し、吐出口11aからの放出方向が扱胴下側部分の回転方向と逆になるように構成し、吐出口11a及び受網4からグレンパン8への被選別物の供給分布がグレンパン8の幅方向において均一化されるように構成してある。
【0017】〔別実施例〕前記所定数の桟14aは、多数の桟14のうち上記の実施例のように1個おきに位置するものに限られず、2個、あるいはそれ以外の個数おきに位置するものであってもよい。
【0018】図5に示すように、前記桟14における内周部で、互いに隣接する線材貫通用孔の周部間に位置する部位を切欠いて、前記受網4を構成してもよい。この構成によれば、桟14の内周部の線材15からの立ち上がり部の面積を少なくすることができ、しかも、切り欠き部が作物の移送方向で同一方向に連なって形成されるから、この切り欠き部を通る作物や作物の一部分が受ける移送の抵抗を小さくすることができる。
【0019】図6に示すように、前記桟14における内周部で、周方向に1個おきに隣接する線材貫通用孔の周部間に位置する部位を切欠き、前記隣接する線材貫通用孔間に位置する線材貫通孔を、その桟14aの内周面にほぼ接するように近づけて切り欠き孔状に形成し、隣接する桟14同士の間で周方向の位相をずらした状態で、前記中心軸に沿う方向の一端部側の桟14から他端部側の桟14にわたってそれぞれ線材15を貫通させるように構成してもよい。
【0020】本発明は脱穀専用機や軸流型でない脱穀装置にも適用できる。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013