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脱穀装置の選別部構造 - 株式会社クボタ
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発明の名称 脱穀装置の選別部構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−51852
公開日 平成8年(1996)2月27日
出願番号 特願平6−186973
出願日 平成6年(1994)8月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 大西 進
要約 目的
製作コストの増大や脱穀装置の大型化を招くことなく、たとえ処理物の量が多い場合であっても穀稈に刺さり込んだ状態での穀粒の機外排出を防止することができる脱穀装置の選別部構造を提供する。

構成
扱胴1の周方向に沿って円弧状の受網3を設け、この受網3から漏下しなかった処理物を扱室2内から排出する送塵口を、前記受網3の下手側に設け、前記送塵口から排出される処理物を受け止めて比重差選別しながら後方へ移送するグレンパン10を、揺動選別装置12に設け、前記扱室2の後端部に補助受網23を配設するとともに、前記受網3と補助受網23との間に補助送塵口4を形成してある。
特許請求の範囲
【請求項1】 扱胴(1)の周方向に沿って円弧状の受網(3)を設け、この受網(3)から漏下しなかった処理物を扱室(2)内から排出する送塵口を、前記受網(3)の下手側に設け、前記送塵口から排出される処理物を受け止めて比重差選別しながら後方へ移送するグレンパン(10)を、揺動選別装置(12)に設けてある脱穀装置の選別部構造であって、前記扱室(2)の後端部に補助受網(23)を配設するとともに、前記受網(3)と補助受網(23)との間に補助送塵口(4)を形成してある脱穀装置の選別部構造。
【請求項2】 穀稈の穂先側を支持して補助送塵口(4)からの穀稈の落ち込みを阻止する支持部材(27)を前記補助送塵口(4)に設けてある請求項1記載の脱穀装置の選別部構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】扱胴の周方向に沿って円弧状の受網を設け、この受網から漏下しなかった処理物を扱室内から排出する送塵口を、前記受網の下手側に設け、前記送塵口から排出される処理物を受け止めて比重差選別しながら後方へ移送するグレンパンを、揺動選別装置に設けてある脱穀装置の選別部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の脱穀装置の選別部構造において、扱室内で前記受網の下手側には送塵口が形成してあるだけであった(例えば特開平6‐153671号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】脱穀時に処理物の量が多くなると穀稈に穀粒が刺さり込みやすくなって、穀粒が刺さり込んだ穀稈を扱胴で扱き処理することになるが、穀粒が刺さり込んだ穀稈を上記のような処理物の量が多い状態で扱き処理しても、穀粒が周りの処理物に支持されていることから穀稈から分離しにくく、また穀稈から分離することがあっても穀稈周りの別の穀粒が穀稈に新たに刺さり込みやすいという問題がある。
【0004】このような問題がある中で、上記従来の構成によれば、扱室内で前記受網の下手側には送塵口が形成してあるだけであったために、処理物の量が多いときには、穀粒が刺さり込んだ穀稈をそのまま送塵口から排出させて後方に移送し、機外に排出してしまうことがあった。
【0005】そこで、穀稈に刺さり込んだ状態での穀粒の機外排出を防止するために、穀稈を再処理する処理胴を扱室の後方に設けることが考えられるが、この構成では処理胴や処理胴の収容空間が必要となることから、製作コストが高くなり脱穀装置が大型化する。
【0006】本発明の目的は、製作コストの増大や脱穀装置の大型化を招くことなく、たとえ処理物の量が多い場合であっても穀稈に刺さり込んだ状態での穀粒の機外排出を防止することができる脱穀装置の選別部構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、扱室の後端部に補助受網を配設するとともに、受網と補助受網との間に補助送塵口を形成してあることにある。
【0008】なお、穀稈の穂先側を支持して送塵口からの穀稈の落ち込みを阻止する支持部材を前記補助送塵口に設けてもよい。
【0009】
【作用】上記構成によれば、穀粒が刺さり込んだ穀稈が扱胴で扱き処理されながら補助送塵口に至ると、その穀稈周りの処理物が補助送塵口から排出される。そして、補助送塵口を越えた穀稈は、穀稈周りに処理物がほとんど無い状態で扱胴の後端部により扱き処理される。従って、補助送塵口を越えた穀稈に穀粒が新たに刺さり込むことがなく、しかも、処理物が多いときのように穀粒が周りの処理物によって支持されるといったこともなくて、扱き処理を受けると穀稈から容易に分離し、補助受網を漏下して1番物回収部に回収される。
【0010】なお上記の構成は、補助受網と補助送塵口を設けただけの構成であるから、例えば再処理するための処理胴を扱室の後方に設ける場合に比べて簡単な構造になる。
【0011】また前記補助送塵口に、穀稈の穂先側を支持して送塵口からの穀稈の落ち込みを阻止する支持部材を設けた場合には、穀稈を後方に円滑に移送することができる。
【0012】
【発明の効果】従って、簡単な構造になり、穀稈に刺さり込んだ穀粒が扱胴による扱き処理で穀稈から容易に分離し、補助受網を漏下して1番物回収部に回収されるから、製作コストの増大や脱穀装置の大型化を招くことなく、たとえ処理物の量が多い場合であっても穀稈に刺さり込んだ状態での穀粒の機外排出を防止することができる脱穀装置の選別部構造を提供することができた。
【0013】そして穀稈の穂先側を支持して送塵口からの穀稈の落ち込みを阻止する支持部材を前記補助送塵口に設けた場合には、穀稈を後方に円滑に移送することができるから作業性のよい脱穀装置の選別部構造を提供することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1に、コンバインの脱穀装置が示されている。この脱穀装置において、Aは脱穀部、Bは選別部、Cは回収部である。前記脱穀部Aは、前後方向に沿った軸心周りで回転駆動されるように構成した扱胴1を扱室2に架設するとともに、この扱胴1下方に配設した扱胴1に沿う円弧状の受網3を扱室2に張設して構成している。そして、前記扱室2の後端部に補助受網23を配設するとともに、受網3と補助受網23との間に、受網3から漏下されなかった処理物を排出する補助送塵口4を形成してある。
【0015】図4に示すように、前記補助送塵口4は、前記受網3と補助受網23とを円弧状板材27で連結し、この円弧状板材27に角形の大きな開口部を周方向に一定の間隔で複数形成して構成してある。前記円弧状板材27は、穀稈の穂先側を支持して補助送塵口4からの穀稈の落ち込みを阻止する支持部材を構成している。このように円弧状板材27で穀稈の穂先側を支持するから、穀稈を後方に円滑に移送することができる。
【0016】上記構成によれば、穀粒が刺さり込んだ穀稈が、扱胴1で扱き処理されながら補助送塵口4に至ると、その穀稈周りの処理物が補助送塵口4から排出され、穀稈が補助送塵口4を越えると、穀稈周りに処理物が無い状態で、扱胴1の後端部により扱き処理される。このように、補助送塵口4を越えて穀稈周りに処理物が無い状態で扱き処理される場合、処理物が多いときのように穀粒が周りの処理物で支持されるといったことがなく、穀粒が穀稈から容易に分離し、また、穀稈周りの穀粒が穀稈に新たに刺さり込むこともない。そして、穀稈から分離した穀粒は補助受網23を漏下して前記回収部Cにおける後述の1番物回収部14で回収される。
【0017】前記選別部Bは、揺動選別ケース5に受網3からの漏下処理物を受ける第1グレンパン6、チャフシーブ7、第1グレンパン6及びチャフシーブ7からの処理物を受ける第2グレンパン8、グレンシーブ9、前記補助送塵口4から排出される処理物を受け止めて比重差選別しながら後方へ移送する第2グレンパン10、この第2グレンパン10から後方に延びる第1ストローラック11、チャフシーブ7の後端部から後方に延びる第2ストローラック28を設けて構成した揺動選別装置12と、この揺動選別装置12へ選別風を供給する唐箕13とで構成してある。
【0018】図1,図2に示すように、扱室2内で前記補助送塵口4の右横側には、処理物の量が多くなりやすい扱室2の右横側から、処理物の量が少なくなりやすい扱室2の左横側に向けて処理物をはじき飛ばす縦型の拡散ドラム24を配設してある。この拡散ドラム24は、前記1番物回収部14の駆動軸から駆動力を得て回転する回転筒26に、処理物をはじき飛ばすための平板状の4枚の羽根25を放射状に取り付けて構成してある。羽根25ではじき飛ばされた処理物は、前記補助送塵口4からその下方のグレンパン10に送り込まれる。このように拡散ドラム24によって処理物を扱室2の左横側に向けてはじき飛ばすから、処理物の偏在を防止して扱室2から処理物を円滑に排出することができる。
【0019】前記回収部Cは、グレンシーブ9で精選別された1番物を回収する1番物回収部14と、グレンシーブ9の後端部や第2ストローラック28等から漏下された2番物を回収する2番物回収部15と、第2ストローラック28で分離できなかった処理物を回収する3番物回収部29とで構成されている。2番物回収部15で回収された2番物は、還元装置で揺動選別装置12の前部へ還元されるようにしている。
【0020】図1,図3に示すように、前記3番物回収部29は、2番物回収部15のスクリューよりも高い位置に、外周部にスクリューを備えた処理胴30を駆動回転自在に横架し、処理胴30の上方に配設した2番流し板31の下端部と底板32との間に、処理胴30の前下端部に対向するように受網16を張設し、処理胴30の右端部に排塵ファン33を設け、底板32から3番流し板19を後上方に延出して構成してある。なお、前記2番流し板31の上端部は第2ストローラック28の後端部近くまで延出してある。
【0021】この構成によれば、第2ストローラック28からの処理物は、3番流し板19上に落下して処理胴30側に滑り落ち、処理胴30のスクリューでほぐされて穀粒とワラ屑とに分離される。穀粒は受網16を漏下して2番物回収部15に入り込み、前記還元装置で揺動選別装置12の前部へ還元され、ワラ屑はスクリューで右端部の排塵ファン33側に移送されて、排塵ファン33で機外に排出される。この3番物回収部29を設けたことで、穀粒の機外排出をさらに少なくすることができる。
【0022】図1中17は、フィードチェーン18で搬送されて、扱室2で脱穀処理された後の排ワラを後方の結束装置や排ワラ細断装置等に搬送するための排ワラ搬送装置である。
【0023】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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