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発明の名称 播種機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−51812
公開日 平成8年(1996)2月27日
出願番号 特願平6−186983
出願日 平成6年(1994)8月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 北 賢治
要約 目的
圃場の泥面に作溝した溝に種籾を播種していく際に、播種された種籾に被さる泥土の厚みを発芽しやすいよう薄くできるとともに、溝のほぼ中央に寄せて播種できる播種機を提供する。

構成
走行機体3に備えた種籾繰出装置12から繰り出された種籾を、走行機体3の走行に伴って作溝器11で泥退けして土壌に形成した溝の底に供給する播種機であって、上下方向に沿う左右一対の側壁16a,16aと前壁16bとで平面視で後がわ開放状態のU字状に構成した第1作溝体16と、該第1作溝体16の左右側部から後方に延出した左右一対の第2側壁17a,17aを、互いに後方ほど外広がりでかつ下すぼまり状に構成した第2作溝体17とにより、作溝器11を構成してある。
特許請求の範囲
【請求項1】 走行機体(3)に備えた種籾繰出装置(12)から繰り出された種籾を、前記走行機体(3)の走行に伴って作溝器(11)で泥退けして土壌に形成した溝の底に供給する播種機であって、上下方向に沿う左右一対の側壁(16a),(16a)と前壁(16b)とで平面視で後がわ開放状態のU字状に構成した第1作溝体(16)と、該第1作溝体(16)の左右側部から後方に延出した左右一対の第2側壁(17a),(17a)を、互いに後方ほど外広がりでかつ下すぼまり状に構成した第2作溝体(17)とにより、前記作溝器(11)を構成してある播種機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に備えた種籾繰出装置から繰り出された種籾を、前記走行機体の走行に伴って作溝器で泥退けして土壌に形成した溝の底に供給する播種機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の播種機としては、田植機に備えた側条施肥装置を利用して、肥料の代わりに種籾を圃場に播種していくようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来構造のものは、肥料を施肥するために上下方向に沿う左右一対の側壁と前壁とで平面視で後がわ開放状態のU字状に構成した作溝器を利用して圃場の泥面に作溝して、その溝の底部へ種籾を播種していくものであって、図8に示すように、作溝された左右の溝壁a,aはほぼ垂直面となっており、播種した後に湛水したときに溝壁a,aが崩れて種籾上に泥土が覆うとその泥土厚さが比較的厚いものとなって、発芽不良を起こす可能性があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、圃場の泥面に作溝した溝に種籾を播種していく際に、播種された種籾に被さる泥土の厚みを発芽しやすいよう薄くできるとともに、溝のほぼ中央に寄せて播種できる播種機の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる播種機は、上記目的を達成するために、走行機体に備えた種籾繰出装置から繰り出された種籾を、前記走行機体の走行に伴って作溝器で泥退けして土壌に形成した溝の底に供給する播種機において、上下方向に沿う左右一対の側壁と前壁とで平面視で後がわ開放状態のU字状に構成した第1作溝体と、該第1作溝体の左右側部から後方に延出した左右一対の第2側壁を、互いに後方ほど外広がりでかつ下すぼまり状に構成した第2作溝体とにより、前記作溝器を構成してあることを特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、第2作溝体によって、左右の側壁が互いに上方ほど離れるような傾斜面を成す状態に作溝するとともに、第1作溝体で種籾繰出装置から繰り出された種籾を上下方向に沿った左右一対の側壁によって案内して溝底のほぼ中央箇所に落下供給するのである。
【0006】
【発明の効果】従って、横外方に傾斜した側壁を有する溝に作溝されて、その底部中央箇所に種籾を播種することになるので、側壁は湛水したときでも中央がわに崩れる虞れが小さいものであり、よって、種籾に不当に厚く泥土が被さることが回避できて、発芽条件を良好にすることになるので、発芽率が高いものとなる。さらに、播種された種籾が溝底の中央部に正しく播種されるのでその点でも良好に発芽させることができるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1に、本発明にかかる播種機を示している。この播種機は、乗用型田植機を改良したものである。すなわち、播種機は、左右一対の前車輪1,1及び後車輪2,2で走行可能に支持した走行機体3に、操縦部4、原動部5を搭載装備するとともに、四連リンク機構6を介して走行機体3の後部に苗植付装置7を昇降自在に装備し、この苗植付装置7のうちの施肥装置を播種装置8として利用するものである。尚、播種作業時には、苗植付装置7の植付爪を植付作動しないよう取り外しておく。
【0008】そして、図2乃至図4に示すように、播種装置8は、上部に種籾を収納するタンク9を設け、タンク9の下方から少量ずつ種籾と取り出して、ホース10を介して後述する作溝器11に送り出す種籾繰出装置12を設けて構成している。この種籾繰出装置12は、植付爪を取り外した回転駆動される植付アーム13からリンク機構14によって動力伝達されてその駆動が行われる。作溝器11は、苗植付装置7を圃場の泥面に対して支えるフロート15の横側部に取り付けられている。
【0009】作溝器11は、上下方向に沿う左右一対の側壁16a,16aと前壁16bとで平面視で後がわ開放状態のU字状に構成した第1作溝体16と、該第1作溝体16の前部の左右側部から後方に延出した左右一対の第2側壁17a,17aを、互いに後方ほど外広がりでかつ下すぼまり状に構成した第2作溝体17とにより構成してある。すなわち、第1作溝体16は上下に長い板材を平面視U字状に折り曲げ形成してあるとともに、その上端部に前記ホース10下端を接続して、ホース10から種籾が第1作溝体16の左右の側壁16a,16a間に落下供給されるようにしている。第2作溝体17も、板材を曲げ形成して前記第2側壁17a,17aと、第1作溝体16の前壁16bと重ね合わせてフロート15にボルト連結される前壁17bとを備えた構成にしている。この第2側壁17a,17aは、図3及び図4に示すように、後方ほどかつ上方ほど横外方に広がる傾斜面に構成している。
【0010】図7に示すように、上記構成による作溝器11で圃場に形成された溝Mは、第1作溝体16の前壁16bの下端縁で底面18を形成し、この底面18の左右端より左右の側方に向かって第2作溝体17の第2側壁17a,17aで上方ほど横外がわに傾いた傾斜側面19,19を形成することになる。そして、ホース10からの種籾は第1作溝体16の左右の側壁16a,16aで案内されて底面18上にのみ供給され、傾斜側面19,19上に供給されることはない。さらに、この溝Mの側壁は横外方に傾いた傾斜側面19,19となっているから、播種後に圃場に湛水したときでもその側壁部分の崩れが少なく、種籾に覆い被さる泥土の量も少ないので、その泥土で発芽しにくくすることも回避できるのである。
【0011】〔別実施例〕
■上記実施例では、2枚の板材で第1作溝体と第2作溝体とを別々に構成してボルト連結したものを示したが、図5及び図6に示すように、一枚の板材を曲げ加工して構成しても良い。すなわち、上端に種籾繰出装置(図示せず)と接続された種籾流下用のホース10の下端の吐出口を接続した状態で、上下に長く、かつ上下方向に沿う左右一対の側壁20a,20aと前壁20bとで平面視で後がわ開放状態のU字状に、第1作溝体20を構成し、この第1作溝体20の下部の側壁20a,20aにそれぞれ連なる左右一対の第2側壁21a,21aを後方ほどかつ上方ほど横外方に位置するように傾斜した面をなすように設けて、第2作溝体21を構成している。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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