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発明の名称 コンバインの操向用検出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−51806
公開日 平成8年(1996)2月27日
出願番号 特願平6−186988
出願日 平成6年(1994)8月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 河瀬 宗之 / 江間 浩明
要約 目的
センサバーの揺動方向と異なる方向の外力を受けても、センサバーが破損することを回避できるコンバインの操向用検出装置を提供する。

構成
収穫対象の作物に接触することで上下軸心周りで後退揺動するように支持されたセンサバー14を設けるとともに、センサバー14の揺動状態を検出する検出手段16を設け、検出手段16の検出結果に基づいて、作物に対する機体の横変位を検出するコンバインの操向用検出装置であって、センサバー14を、作物と接触する接触部14bの断面形状が上下方向よりもセンサバー14の揺動方向に長い形状に構成してある。
特許請求の範囲
【請求項1】 収穫対象の作物に接触することで上下軸心周りで後退揺動するように支持されたセンサバー(14)を設けるとともに、該センサバー(14)の揺動状態を検出する検出手段(16)を設け、該検出手段(16)の検出結果に基づいて、前記作物に対する機体の横変位を検出するコンバインの操向用検出装置であって、前記センサバー(14)を、前記作物と接触する接触部(14b)の断面形状が上下方向よりもセンサバー(14)の揺動方向に長い形状に構成してあるコンバインの操向用検出装置。
【請求項2】 前記センサバー(14)の基端部に、上下方向で弾性変形自在な板バネ部材(22)で、前記センサバー(14)の上方への変形を接当規制してある請求項1記載のコンバインの操向用検出装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収穫対象の作物に接触することで上下軸心周りで後退揺動するように支持されたセンサバーを設けるとともに、該センサバーの揺動状態を検出する検出手段を設け、該検出手段の検出結果に基づいて、前記作物に対する機体の横変位を検出するコンバインの操向用検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバインの操向用検出装置にあっては、例えば特開平3−195405号公報に開示されたもののように、丸棒部材から成るセンサバーの揺動量をポテンショメータ等の角度検出装置を検出手段として利用して、コンバインが刈取走行しているときに、植立穀稈条の株元箇所に接触したときのセンサバーの後退揺動状態を検出するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来構造のものでは、センサバーの揺動角度をより明確に検出するために、センサバーを比較的長く設定することが望ましいものであるが、丸棒部材から成る上記従来のセンサバーでは、植立穀稈条の株元と接当するときにセンサバーに加わる荷重の向きがセンサバーの揺動方向のみとは限らず、上下方向の外力がセンサバーにも作用することもあり、そのように揺動方向と異なる方向の外力を受けたときに、センサバーの断面形状から剛性が高いため、その外力を逃がすことなく受けてセンサバーが曲げられたり、折れたりする等の不具合の生じる虞れがあった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、センサバーの揺動方向と異なる方向の外力を受けても、センサバーが破損することを回避できるコンバインの操向用検出装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコンバインの操向用検出装置は、上記目的を達成するために、収穫対象の作物に接触することで上下軸心周りで後退揺動するように支持されたセンサバーを設けるとともに、該センサバーの揺動状態を検出する検出手段を設け、該検出手段の検出結果に基づいて、前記作物に対する機体の横変位を検出するコンバインの操向用検出装置において、前記センサバーを、前記作物と接触する接触部の断面形状が上下方向よりもセンサバーの揺動方向に長い形状に構成してあることを特徴構成とする。また、前記センサバーの基端部に、上下方向で弾性変形自在な板バネ部材で、前記センサバーの上方への変形を接当規制してある構成にしても良い。かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、センサバーの揺動方向に対しては、センサバーの作物との接触部の断面形状が上下方向よりも長い形状となっているから、作物との接触による揺動方向への撓みは少なくその方向での耐久性は高いものとなっている。一方、上下方向の外力がセンサバーの接触部に作用したときは、比較的容易に上下に撓み変形が可能となって、その外力に対して容易に回避方向に逃げることができるので、センサバーの作物との接触部が曲がったり折れたりする等の不具合の発生を抑制できる。また、センサバーの基端部に、上下方向で弾性変形自在な板バネ部材で、センサバーの上方への変形を接当規制してある構成にすると、センサバーの作物との接触部に上下方向の外力が作用して、センサバーの基端部も上下方向に変形しそうになっても、その基端部において板バネ部材で上下方向への変形が規制されることで、基端部において折損するという重大な不具合の発生を抑制できる。
【0006】
【発明の効果】従って、センサバーに対して上下方向の外力が多少作用しても、その外力を回避できるよう、作物との接触部においては撓み変形できるとともに、一方作物との接触による後退揺動は撓みなく円滑になされるので、確実な作物位置の検出ができ、その作物位置の検出精度を高めるためにセンサバーの長さを比較的長いものに設定した場合でも、センサバーが不当に破損変形する不具合を解消できるながらも良好な位置検出を行える。さらに、センサバーの基端部を上下方向で板バネ部材で接当規制することで、センサバーの基端部に上下方向での不当な応力が作用しないようにでき、より一層センサバーの変形や破損を回避できるものとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図5に、6条刈り用のコンバインを示している。このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1で支持された走行機体2に、脱穀装置3、操縦部4、原動部、穀粒貯留部を搭載装備するとともに、走行機体2の前部に横軸心P周りで昇降自在に刈取前処理部7を支持して構成してある。そして、刈取前処理部7は、前記走行機体2に前記横軸心P周りで上下揺動自在に支持した刈取前処理部支持フレーム8に、穀稈条毎に対応させた状態で左右に並設した分草具9‥と、分草具9‥の後方に配設した穀稈引起こし装置10‥と、引起こされた穀稈株元を刈り取るバリカン型の刈取装置11と、刈取穀稈を集めて後方の脱穀装置3に搬送する穀稈搬送装置12とを備えて構成している。
【0008】そして、図1乃至図3に示すように、左から、即ち未刈りがわ端から2番目の分草具9を支持する刈取前処理部支持フレーム8の分草具支持杆8Aにおいて、左右一対の穀稈条位置検出用センサ13,13を設けている。すなわち、この穀稈条位置検出用センサ13,13は、最も未刈りがわに位置する穀稈条H1と、その次に位置する穀稈条H2とをそれぞれ同時に位置検出するように設けたものである。各穀稈条位置検出用センサ13は、穀稈条に接触する棒状部材からなるセンサバー14と、このセンサバー14と一体に上下軸心周りで回転操作される軸体15と、この軸体15の回転に伴い抵抗値を変更させる検出手段としての摺動抵抗器16とで構成されており、両穀稈条位置検出用センサ13,13の軸体15及び摺動抵抗器16を共に一つのケース17に防水封入している。そして、センサバー14の作物としての穀稈との接触により後退揺動したときのその揺動角度と摺動抵抗器16の抵抗値とを対応させてあり、この抵抗値の変化を摺動抵抗器16における電圧値の変化として、コンバインの走行機体2がわに設けた制御装置18に検出信号を出力するようにしている。その検出信号に基づいて植立穀稈条に対する機体の横変位量を検出し、その横変位を修正する操向を行う制御を制御装置18で行っている。そして、穀稈条位置検出用センサ13,13は、前記分草具支持杆8Aの上部に前後一対立設した取付板材19,19の上部に設けた平面視菱形の穀稈ガイド杆20の下部に分草具支持杆8Aに対して左右対称となる状態で連結して取り付けている。
【0009】前記各センサバー14,14は、図2乃至図4に示すように、軸体15に取り付ける基端部分14aを、断面形状円形を成す丸棒をU字状に曲げ形成して軸体15に嵌めた状態でボルト21で抜け止めしている。ケース17より横方に延出された状態のセンサバー14の遊端部に相当する穀稈条との接触部14bは、前記基端部分のような断面形状円形を成すものでなく、上下方向に幅狭く、センサバー14の揺動方向に長い断面形状楕円形を成している。そして、基端部分14aでの断面形状円形から、接触部14bでの断面名状楕円形へは徐々に連続的に変化するようセンサバー14を形成している。そのため、センサバー14の遊端部ほど断面形状の楕円の偏平率が高いものとなっている。尚、徐々に形状が変化するものでなくても良い。
【0010】〔別実施例〕以下、別実施例について説明する。図6及び図7に示すように、丸棒部材で構成したセンサバー14の基端部分14aを軸体15に固着するに、正面視L字状に折り曲げ加工した板バネ部材22を座金23と共にボルト21で締結している。この板バネ部材22でボルト21で共締めされる板面部22aより立設した板面部22bに貫通孔24を形成してあり、この貫通孔24にセンサバー14を貫通させて前記共締めしているのである。この構成により、センサバー14の基端部分14aはボルト21で共締めされるとともに、貫通孔24で上下方向の変位を接当規制されている。板バネ部材22は、図9に示すように、平板材を単にセンサバー14に上がわで接当するように軸体15と一体に設けても良いとともに、図8及び図10に示すようにその平板材のセンサバー14の揺動方向での両端縁部22c,22dを下方に曲げ形成して良い。また、板バネ部材22は、図11及び図12に示すように、センサバー14の基端部分を上下で挾持するように1つの板バネ材を筒状に曲げ形成しても良いとともに、図13に示すように、上下別々の板バネ材22A,22Bで挾持するようにしても良い。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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