米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 農業 -> 株式会社クボタ

発明の名称 脱穀装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−47331
公開日 平成8年(1996)2月20日
出願番号 特願平6−185599
出願日 平成6年(1994)8月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 仲谷 章一
要約 目的
扱胴回りのメインテナンス性の向上を図る。

構成
天蓋1Aを有する扱室1内に、軸流式扱胴2とその扱胴2で扱処理された処理物を漏下させるコンケーブ3とを備え、天蓋1Aと扱胴2とを、扱室1の横一側方に開放する開放姿勢に切換揺動自在に設けるとともに、コンケーブ3を扱室1の横他側方に開放する開放姿勢に切換揺動自在に設けてある。
特許請求の範囲
【請求項1】 天蓋(1A)を有する扱室(1)内に、扱胴(2)とその扱胴(2)で扱処理された処理物を漏下させる受網(3)とを備えている脱穀装置であって、前記天蓋(1A)と前記扱胴(2)とを、前記扱室(1)の横一側方に開放する開放姿勢に切換揺動自在に設けるとともに、前記受網(3)を前記扱室(1)の横他側方に開放する開放姿勢に切換揺動自在に設けてある脱穀装置。
【請求項2】 天蓋(1A)を有する扱室(1)内に、扱胴(2)とその扱胴(2)で扱処理された処理物を漏下させる受網(3)とを備えている脱穀装置であって、前記天蓋(1A)、前記扱胴(2)、及び、前記受網(3)を、前記扱室(1)の同一横側方に開放する開放姿勢に切換揺動自在に設けてある脱穀装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天蓋を有する扱室内に、扱胴とその扱胴で扱処理された処理物を漏下させる受網とを備えている脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成を有する脱穀装置においては、受網等における切れ藁の刺さり量等が多くなると脱穀性能の低下を来すところから、メインテナスを必要とするが、そのメインテナスを容易迅速に行う観点より、扱室の天蓋又はその天蓋と扱胴とを一体で揺動開閉する構成のものがある(例えば、特開平6‐153671号公報の図4)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によって、受網等の上方が開放されて、その開放空間に体を入れて作業を行うことができ、迅速容易なメインテナンス作業を行えるものであるが、受網の下方に位置する選別部に対する作業は、開放された上方からは行えず、選別部を構成するチャフシーブ等を独自に取り外し可能な構造としなければならない。但し、人為的に取り外し可能な構造を採用しても、脱穀装置が大型化してくると、作業者の負担が増大するだけで、メインテナンス作業の迅速容易化には繋がってはいかない面があった。本発明の目的は、前記した扱胴、受網だけでなく、受網の下方に位置する選別部をも考慮にいれた容易迅速なメインテナンス作業を行えるものを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による特徴構成は、前記天蓋と前記扱胴とを、前記扱室の横一側方に開放する開放姿勢に切換揺動自在に設けるとともに、前記受網を前記扱室の横他側方に開放する開放姿勢に切換揺動自在に設けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】つまり、天蓋と扱胴とを、開放姿勢に切換揺動可能であるから、その開放姿勢でメインテナンス作業を行うことができるとともに、受網を作業状態に維持した状態で上方空間より作業を行うことができる。しかも、受網も開放姿勢に切換揺動することができるので、開放姿勢にしてその受網の下方に位置する選別部に対するメインテナンス作業を、選別部を取り外すことなく上方空間より行うことができる。さらには、受網を揺動によって開放姿勢に切り換え、かつ、その開放位置が天蓋及び扱胴とは異なる横側方に設定してあるので、受網を開放姿勢に切り換えても天蓋等と干渉することはなく、開放姿勢に切り換えるだけで、脱穀装置外に受網上に溜まった藁屑等を一気に放出することができる。
【0006】
【発明の効果】これによって、受網下方の選別部に対するメインテナンス作業をも容易迅速に行えるようになった。
【0007】〔その他の構成・作用・効果〕
(1) 請求項2における構成は、前記天蓋、前記扱胴、及び、前記受網を、前記扱室の同一横側方に開放する開放姿勢に切換揺動自在に設けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。つまり、天蓋と扱胴とを、開放姿勢に切換揺動可能であるから、その開放姿勢でメインテナンス作業を行うことができるとともに、受網を作業状態に維持した状態で上方空間より作業を行うことができる。しかも、受網も開放姿勢に切換揺動することができるので、開放姿勢にしてその受網の下方に位置する選別部に対するメインテナンス作業を、選別部を取り外すことなく上方空間より行うことができる。このような作用効果に加えて、天蓋、扱胴、及び、受網が同一横側方に開放されるので、揺動軸芯や駆動装置等を一方に集中させることができるとともに、それらを兼用化することもでき、構造の改良等を容易に行い得る。
【0008】
【実施例】
〔第1実施例〕脱穀装置Aについて説明する。図1及び図2に示すように、天蓋1Aを備えた扱室1内に、脱穀装置Aの前後方向に沿って軸芯Xを設定した軸流式扱胴2を架設するとともに、その扱胴2の下方に受網3としてのコンケーブを配置して、扱処理物をこのコンケーブ3を通して選別部4に漏下させ選別処理を行うように全稈投入式の脱穀装置Aを構成する。図2に示すように、扱室1の横一側方であって、図示してないが運転部側に第1ブラケット5を介して天蓋1Aを揺動可能に取りつけるとともに、第1ブラケット5が取り付けてある横側部とは反対側に天蓋1Aを引き上げるハンドル6を装着してある。この天蓋1Aについては、天蓋1Aと扱室側板1Bとの間に、ガススプリング式のダンパ7を架設して、天蓋1Aの開閉操作を容易に行えるようにしてある。このような構造によって、天蓋1Aを閉塞姿勢から横側方に開放する開放姿勢とに揺動切換が可能である。尚、天蓋1Aの内面に設けてあるのは、扱胴2によって送られる扱処理物を誘導する送塵弁8である。
【0009】次に、扱胴2の開放構造について説明する。図2及び図3に示すように、天蓋1Aの揺動支点に第2ブラケット9を揺動可能に枢支するとともに、第2ブラケット9に対して扱胴2を回転可能に支持してある。第2ブラケット9の遊端部にハンドル9aを設け、このハンドル9aによって第2ブラケット9とともに扱胴2を天蓋1Aと同一位置に揺動させて開放姿勢に切り換えることができる。また、図示していないが、この扱胴2の開放作動に対しても補助動力となるガススプリング式のダンパ7を設けてある。尚、扱胴2の外周に設けてあるのは、螺旋状扱歯2Aである。又、第2ブラケット9は扱室1の前側板の一部を形成するとともに、扱胴2の後端を支持する第2ブラケット9については図示していないが、扱室1の後側板の一部を形成している。コンケーブ3の開放構造について説明する。第1ブラケット5が取り付けてある横側板とは反対側に位置する横側板に第3ブラケット10を軸支するとともに、この第3ブラケット10にコンケーブ3を片持ち状に取り付けて、コンケーブ3の遊端部に設けたハンドル3aでコンケーブ3を持ち上げ揺動するようにしてある。コンケーブ3は外枠3Aに対して扱胴2の軸芯方向に沿った丸棒3Bを並設したものであり、扱胴2の軸芯方向に沿った長尺物となるので、軸芯方向に3分割されており、各分割部分毎に第3ブラケット10を介して横側板に取り付けられて揺動可能である。
【0010】〔第2実施例〕次に、天蓋1A、扱胴2、コンケーブ3を扱室1の左横側板1Bに取り付けた状態について説明する。図4及び図5に示すように、横側板1Bの内側における前後軸芯Y位置に第4ブラケット11を軸支し、この第4ブラケット11に対して天蓋1Aを取り付けて、扱室1の横外側方まで開放揺動するようにしてある。同様に、扱室1の前側板の一部を形成する第5ブラケット12を前後軸芯Y位置に軸支し、扱胴2を天蓋1Aと同一位置まで揺動開放可能に構成してある。更に、コンケーブ3を取り付けた第6ブラケット13を前後軸芯Y位置に軸支し、天蓋1A、扱胴2の開放位置近くまで揺動開放するように構成してある。以上のような構成によって、天蓋1A、扱胴2、コンケーブ3を開放姿勢に揺動切換可能に構成することができる。
【0011】第1、第2実施例において明記したように、コンケーブ3を開放姿勢に揺動切換可能に構成したことによって、選別部4に対するメインテナンス作業を行うに、選別部4を構成するチャフシーブ等を機外に引き出す構成を採る必要がなく、また、このような構成を採ることは、軸流式扱胴に対応して機体前後方向に長くなっている選別部4を機外に引き出すように構成しなければならないところから、その構造が大掛かりで作業負担も大きくなるといった問題を克服しなければならない、といったことを回避できる良さがある。
〔別実施例〕
(1) 上記2つの実施例においては、開放位置を図示するように設定したが、夫々、対向する横側板側に開放するようにしてもよい。
(2) 上記実施例においては、人為的に開放操作するようにしているが、油圧シリンダや電動シリンダ等のアクチュエータを利用したものでもよい。
(3) 人為的操作を軽減する構成としては、ガススプリング式のダンパ7の代わりに、バネだけを利用したものでもよい。
(4) 上記実施例においては、天蓋1A、扱胴2、コンケーブ3を個別に開放姿勢に揺動切換可能に構成したが、天蓋1Aと扱胴2とを一体で揺動開放可能に構成してもよく、更に、天蓋1A、扱胴2、コンケーブ3を一体で揺動開放可能に構成してもよい。
(5) 受網3の形態としては、コンケーブ式のものを図示しているが、自脱型で作用されているクリンプ網、或いは、樹脂網等を採用してもよい。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013