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発明の名称 茎稈引起し装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−47328
公開日 平成8年(1996)2月20日
出願番号 特願平6−185603
出願日 平成6年(1994)8月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 征矢 保
要約 目的
ワラくず等のゴミ詰まりを解消するとともに、メンテナンス性にすぐれた茎稈引起し装置を提供する。

構成
引起しフレーム10に、複数の引起し爪14を備えた無端回動チェーン15を、上下方向に回動自在に張設し、前記引起しフレーム10を、前記無端回動チェーン15の引起し経路側のみを支持する状態に形成するとともに、この引起しフレーム10の前面に、前記無端回動チェーン15の巻回経路全面を覆う化粧カバー20を、固定手段を介して着脱自在に取付けてある。
特許請求の範囲
【請求項1】 引起しフレーム(10)に、複数の引起し爪(14)を備えた無端回動チェーン(15)を、上下方向に回動自在に張設し、前記引起しフレーム(10)を、前記無端回動チェーン(15)の引起し経路側のみを支持する状態に形成するとともに、この引起しフレーム(10)の前面に、前記無端回動チェーン(15)の巻回経路全面を覆う化粧カバー(20)を、固定手段を介して着脱自在に取付けてある茎稈引起し装置。
【請求項2】 前記固定手段の操作具(23c)を、前記化粧カバー(20)の前面に設けてある請求項1に記載の茎稈引起し装置。
【請求項3】 前記固定手段は、前記引起しフレーム(10)への上下方向からの係合によって、前記化粧カバー(20)の前後及び左右の動きを阻止する引掛け式の係合部(21)と、前記引起しフレーム(10)への前方からの係合によって、前記化粧カバー(20)の上下及び左右の動きを阻止する差し込み式の係合部(22)とを、前記化粧カバー(20)の上下に配設するとともに、単一の操作具(23c)によって、前記化粧カバー(20)を、前記引起しフレーム(10)に締め付ける、締め付け部(23)とから構成されている請求項1又は2に記載の茎稈引起し装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインやバインダー等に装備される茎稈引起し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、このような茎稈引起し装置では、無端回動チェーンにワラくず等のゴミが絡み付かないようにするため、この無端回動チェーンを、前ケースと後ケースとからなる最中状のケースに内装してある。そして、無端回動チェーンや引起し爪の点検、あるいは給油などのメンテナンス時には、前ケースを取り外せるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにチェーン全体をケースで覆っていても、引起し爪がワラくず等をケース内に掻き込む場合が多く、かえってケース内にワラくずが溜まってしまう問題があった。またメンテナンス時には、前ケースを外すことで、前面からのメンテナンス作業は容易に行えるものの、背面側は後ケースで覆われた状態であり、特に背面側のメンテナンス作業は行いにくいものであった。本発明の目的は、ワラくず等のゴミ詰まりを解消するとともに、メンテナンス性にすぐれた茎稈引起し装置を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本第1発明の特徴構成は、引起しフレームに、複数の引起し爪を備えた無端回動チェーンを、上下方向に回動自在に張設し、前記引起しフレームを、前記無端回動チェーンの引起し経路側のみを支持する状態に形成するとともに、この引起しフレームの前面に、前記無端回動チェーンの巻回経路全面を覆う化粧カバーを、固定手段を介して着脱自在に取付けた点にある。本第2発明の特徴構成は、前記固定手段の操作具を、前記化粧カバーの前面に設けた点にある。本第3発明の特徴構成は、前記固定手段は、前記引起しフレームへの上下方向からの係合によって、前記化粧カバーの前後及び左右の動きを阻止する引掛け式の係合部と、前記引起しフレームへの前方からの係合によって、前記化粧カバーの上下及び左右の動きを阻止する差し込み式の係合部とを、前記化粧カバーの上下に配設するとともに、単一の操作具によって、前記化粧カバーを、前記引起しフレームに締め付ける、締め付け部とから構成した点にある。
【0005】
【作用】上記第1発明によれば、無端回動チェーンは、引起し経路側でのみ引起しフレームによって支持されているだけで、他の部分は完全に露出した状態であるため、ワラくず等のゴミが溜まるような場所がなく、又、背面側にはカバー等何もない状態なので、メンテナンスの際に、前面の化粧カバーを外せば、前面からだけでなく、背面からも極めて容易に作業を行うことができる。
【0006】上記第2発明によれば、化粧カバーを着脱するための操作具を、化粧カバーの前面に設けてあるので、前方から簡単に着脱することができる。
【0007】上記第3発明によれば、化粧カバーを引起しフレームに固定するに、単一の操作具によって化粧カバーを引起しフレームに締め付けるだけで、他は、引掛け式の係合部、及び、差し込み式の係合部により位置決め固定されるので、カバーの着脱が、より簡単・迅速に行うことができる。
【0008】
【発明の効果】その結果、ワラくず等のゴミ詰まりを解消でき、しかも、前面からだけでなく背面からも容易にメンテナンス作業が行えるようになった。又、化粧カバーの着脱時における取り扱いも容易になり、化粧カバーの着脱を含めたメンテナンスに要する作業時間を短縮することができた。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図6はコンバインの前部を示し、左右一対のクローラ走行装置1,1を備えた走行車体2に、脱穀装置3、操縦部4、等を搭載するとともに、走行車体2の前部に、横軸芯P周りで昇降揺動自在に刈取前処理部5を装備して構成されている。
【0010】刈取前処理部5は、茎稈を分草する分草具6、分草された茎稈を引起す茎稈引起し装置7、引起し茎稈を刈り取る刈取装置8、刈取茎稈を脱穀装置3へ搬送する茎稈搬送装置9とから構成されている。
【0011】茎稈引起し装置7は、図1及び図5にも示すように、引起しフレーム10の上部に備えられた駆動スプロケット11及び緊張用スプロケット12と、下部に備えられた案内用輪体13とに亘って、複数の引起し爪14を枢着した無端回動チェーン15を巻回張設して構成されている。そして、駆動スプロケット11により、無端回動チェーン15が回動し、引起し爪14は引起し経路始端側の案内用輪体13の回動経路において起立状態となった後、起立レール16により起立状態を維持したまま、引起し経路に沿って上方へ案内駆動され、倒伏茎稈を引起すのである。
【0012】図2ないし図4にも示すように、引起しフレーム10は、駆動スプロケット11、緊張用スプロケット12、案内用輪体13、及び、無端回動チェーン15を支持する前後の板状フレーム10A,10Bとから構成され、上部には駆動スプロケット11への動力伝達軸17を内装してある丸パイプ製の伝動フレーム18が固着されている。そして、引起しフレーム10は、下方側において、分草具の支持杆6Aにブラケット6aを介して支持されており、上方側は、引起し駆動ケース19に前記伝動ケース18を介して支持されている。
【0013】又、引起しフレーム10には、引起し経路に沿って起立レール16が固着されてあり、無端回動チェーン15における戻り経路側部分は切欠かれた状態となっている。つまり、無端回動チェーン15は、引起し経路側のみ引起しフレーム10により支持されており、他の部分は完全に露出した状態となっている。さらに、引起しフレーム10の前面には、無端回動チェーン15の巻回経路全面を覆う化粧カバー20が、固定手段を介して着脱自在に取付けられている。
【0014】固定手段は、引起しフレーム10への上下方向からの係合によって、化粧カバー20の前後及び左右の動きを阻止する引掛け式の係合部21と、引起しフレーム10への前方からの係合によって、化粧カバー20の上下及び左右の動きを阻止する差し込み式の係合部22とを、前記化粧カバー20の上下に配設するとともに、単一の操作具23cによって、化粧カバー20を、引起しフレーム10に締め付ける、締め付け部23とから構成されている。
【0015】引掛け式の係合部21は、引起しフレーム10における伝動フレーム18に横向き姿勢で丸棒21aを固着し、この丸棒21aの両端に、下方から係入する切欠き部21b,21bを形成してあるコの字状の板体21cを、化粧カバー20の裏面に固着して構成されている。
【0016】差し込み式の係合部22は、前記案内用輪体13の支軸13aを、引起しフレーム10から前方に突出させて位置決めピン22aを形成し、この位置決めピン22aを挿入するピン穴22bを化粧カバー20の裏面に設けて構成されている。
【0017】締め付け部23は、引起しフレーム10における前側の板状フレーム10Aに上下方向の長穴23aを形成するとともに、この長穴23aに略等しい形状の係止爪23bを、化粧カバー20の裏面に、前後軸芯X周りで回転可能に取付け、そして、化粧カバー20の前面には、この係止爪23bを回転させる操作具23cを設けて構成されている。
【0018】以上の構成により、化粧カバー20を固定するには、先ず、伝動フレーム18に固着された丸棒21aの両端に、化粧カバー20の裏面に固着されたコの字状の板体21cの両切欠き部21b,21bを下方から引掛けることにより、化粧カバー20の上部及び左右の動きを阻止することができ、次に、引起しフレーム10に形成された位置決めピン22aと、化粧カバー20の裏面に形成されたピン穴22bとを差し込み係合させることにより、化粧カバー20の下方へのずれ落ち、並びに、化粧カバー20の下部の左右の動きを阻止することができる。そして、引起しフレーム10に形成された長穴23aに、化粧カバー20に取付けられた係止爪23bを入り込ませ、化粧カバー20の前面に設けられた操作具23cによって係止爪23bを90度回転させることにより、引起しフレーム10に対し、化粧カバー20を締め付け固定できるのである。又、化粧カバー20を外す場合には、以上説明した固定手順の逆を行えば良い。尚、係止爪23bの両端部には凸部24,24が形成されており、一方、引起しフレーム10には、係止爪23bの締め付け状態において、前記凸部24,24が嵌り込む小穴25,25が形成されてあり、これによって係止爪23bが不測に回転して、化粧カバー20が外れてしまうことを防止している。
【0019】又、化粧カバー20の上部には、開口20aが形成されている。これは、図7で示すように、最も未刈側に位置する引起し装置7の前方に、刈取対象茎稈と非刈取対象茎稈とを強制的に分草する、茎稈強制分草装置26を設ける場合、図8に示すように、この開口20aを通して、前記駆動スプロケット11の出力軸部11aに、茎稈強制分草装置26の入力軸26aを係合連結させて動力伝達させるのである。そして、茎稈強制分草装置26を設けない場合には、前記開口20aを蓋板27で覆ってある。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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