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発明の名称 水田作業車
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−47312
公開日 平成8年(1996)2月20日
出願番号 特願平6−185596
出願日 平成6年(1994)8月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 谷 覚
要約 目的
機体の後部に油圧シリンダによって昇降駆動される作業装置を連結するとともに、機体前部のエンジンボンネットの左右横側部に畦から乗降可能な乗降用ステップを設けた水田作業車において、シリンダに対する作動油のオイルフィルタの頻繁な交換をなくす。

構成
乗降用ステップの下方に、作業装置の油圧シリンダに対する作動油タンクとエンジンの燃料タンクとを振り分け配置してある。
特許請求の範囲
【請求項1】 機体(A)の後部に油圧シリンダ(2)によって昇降駆動される作業装置(B)を連結するとともに、機体前部のエンジンボンネット(10)の左右横側部に畦から乗降可能な乗降用ステップ(13),(13)を設けた水田作業車において、前記乗降用ステップ(13),(13)の下方に、前記作業装置(B)の油圧シリンダ(2)に対する作動油タンク(14)とエンジンの燃料タンク(15)とを振り分け配置してある水田作業車。
【請求項2】 前記燃料タンク(15)の供給口(15a)を、前記エンジンボンネット(10)内の機体の前部に配置してある請求項1に記載の水田作業車。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体の後部に苗植付装置を備えた乗用田植機や機体の後部に除草剤散布装置を備えた薬剤散布機などの水田作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水田作業車としての乗用田植機は、苗植付装置昇降用シリンダに対する作動油として、ミッションオイルを使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ミッションオイルは、ギアの鉄粉などの混入による汚れがひどく、苗植付装置昇降用シリンダに対する操作バルブが手動操作式の場合には、スプールとバルブケーシングとの間に夾雑物が噛み込まれた場合、操作しなおして対処することができるものの、フロートの上下動を検出して苗植付装置を昇降制御するものでは、電磁バルブなどが使用されるため、スプールとバルブケーシングとの間に夾雑物が噛み込まれた場合、昇降制御が不能に陥る不都合があり、これに対処するには、頻繁にオイルフィルターを交換しなければならず、シリンダに対する作動油の管理面で煩わしさがある。
【0004】また、従来の乗用田植機においては、特開昭58‐422号公報に示されように、ボンネット内のエンジンの上部に燃料タンクが配置されていたため、前方視界を良くするために低く設定されたボンネットにより燃料タンクの容量を大きくできず、長時間作業ができないものとなっていた。
【0005】本発明は、油圧シリンダに対する作動油の管理面での煩わしを解消するとともに、長時間作業が行なえるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴構成は、機体の後部に油圧シリンダによって昇降駆動される作業装置を連結するとともに、機体前部のエンジンボンネットの左右横側部に畦から乗降可能な乗降用ステップを設けた水田作業車において、前記乗降用ステップの下方に、前記作業装置の油圧シリンダに対する作動油タンクとエンジンの燃料タンクとを振り分け配置してある。
【0007】本発明の第2の特徴構成は、前記燃料タンクの供給口を、前記エンジンボンネット内の機体の前部に配置してある。
【0008】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、専用の作動油タンクを設けたことによって、ギアの鉄粉などの夾雑物の混入を防止することができ、また、作動油タンクを乗降用ステップ下部の広いスペースに設けることによって、大容量の作動油タンクを設けることができ、小容量のものに比して油の汚れや油温の上昇による油の劣化を抑制することができる。
【0009】また、燃料タンクも作動油タンクと同様に大容量のものから構成し得ることとなる。
【0010】そして、機体の前部に作動油タンクと燃料タンクとを配設することで、両タンクを、機体後部の作業装置に対するバランスウエイト代わりに利用することができ、機体前部に設けられるバランスウエイトを小さくし得る。
【0011】本発明の第2の特徴構成によれば、畦から燃料を補給することが可能となる。
【0012】
【発明の効果】本発明の第1の特徴構成によれば、作動油のオイルフィルターの頻繁な交換がなくなり、また、作動油の油温の上昇による劣化を抑制することができ、作動油の管理面で有利となる。
【0013】また、燃料用タンクの容量も大きくし得るので長時間作業が可能となる。
【0014】さらに、両タンクをウエイト代わりに利用し得るので、機体後部の作業装置に対してバランスさせるために機体の前部に設けられるバランスウエイトの小型化がはかれる。
【0015】本発明の第2の特徴構成によれば、畦からの燃料の補給が可能となり、燃料の補給が容易となる。
【0016】
【実施例】図1は、機体の後部に作業装置としての苗植付装置を連結したリヤマウント型乗用田植機を示し、前記乗用田植機は、走行機体Aの後部に平行四連リンク機構1を介して苗植付装置Bを連結し、油圧シリンダ2を介して昇降駆動可能に構成してある。
【0017】前記苗植付装置Bは、苗植付けミッションケース3、苗のせ台4、苗植付機構5、整地兼センサーフロート6から構成されており、前記センサーフロート6の上下動により電磁バルブ(図示せず)を介して前記油圧シリンダ2を駆動して苗植付け深さが一定となるように苗植付装置Bを昇降駆動可能に構成してある。
【0018】前記乗用田植機は、図2に示すように、機体の前部にエンジン7、ファン8、ラジエーター9をその順に配置し、これらをボンネット10で覆うとともに、操縦ボックス11に設けた吸気口12からエンジン冷却風を吸引して機体前方に吹き出す前方吹き出し型に構成されており、エンジン冷却風の熱風が操縦者に当たらないようにしてある。
【0019】また、前記乗用田植機は、エンジン7を覆うボンネット10の左右両サイドに乗降用ステップ13,13を備えており、畦から容易に乗降できるようになっている。
【0020】前記左右乗降用ステップ13,13の内、右乗降用ステップ13の下方に前記油圧シリンダ2に対する作動油タンク14が配置されており、左乗降用ステップ13の下方に燃料タンク15が配置されている。
【0021】前記燃料タンク15の供給口15aは、後部支点P周りで上方に揺動開閉自在なエンジンボンネット10内の機体の前部に配置されており、畦から燃料の補給が行なえるようになっている。
【0022】また、エンジン7の右上部、つまり、燃料タンク15から遠ざかる状態でマフラー16が配置されている。
【0023】〔別実施例〕水田作業車としては、機体の後部に除草剤散布装置を備えた薬剤散布機などであっても良い。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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