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発明の名称 苗供給コンベヤ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−47309
公開日 平成8年(1996)2月20日
出願番号 特願平6−184328
出願日 平成6年(1994)8月5日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 上田 吉弘
要約 目的


構成
苗Wの搭載されたキャリヤ2を、畦上の苗補給車Aから圃場内のラジコン田植機Bに供給可能な上段の供給用コンベヤ19と、苗Wが供給された後の空キャリヤ2aを田植機Bから苗補給車Aに回収可能な下段の回収用コンベヤ20とで成る上下2段の苗供給コンベヤ装置Cを構成して苗補給車Aに駆動昇降、及び駆動回動自在に備える。供給及び回収コンベヤ19,20を同時駆動可能に構成してあり、苗入りキャリア2の供給作業と空キャリア2aの回収作業とが同に行える。
特許請求の範囲
【請求項1】 苗(W)の搭載されたキャリヤ(2)を、圃場外の苗補給装置(A)から圃場内の苗移植作業機(B)に供給可能な供給用コンベヤ(19)と、苗(W)が供給された後の空キャリヤ(2a)を前記苗移植作業機(B)から前記補給装置(A)に回収可能な回収用コンベヤ(20)とを備えるとともに、これら両コンベヤ(19),(20)を同時駆動可能に構成してある苗供給コンベヤ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機等の圃場内に存在する移植作業機に、畦に止めたトラック自動車といった圃場外の苗補給装置から予備の苗を供給するに好適な苗供給コンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンベヤ装置としては、特開平4‐278006号公報に示された苗補給システムにおけるコンベヤ装置(符号35)が知られている。このコンベヤ装置は、畦上に止めた苗補給車から圃場内の苗移植作業車に予備苗を供給するものであり、一対の転輪に亘ってベルトを巻回して成るベルトコンベヤに構成されており、予備苗を搭載したキャリア(符号13)を供給する構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したコンベヤ装置では単一のベルトコンベヤで成るものであるから、先ず、移植作業車から予備苗が供給された後の空キャリアを補給車に搬出し、それから、予備苗の搭載されたキャリアを補給車から移植作業車へ搬入することになる。従って、一連の予備苗補給作業には比較的時間が掛かるものであって、供給作業能率の点では改善の余地が残されているものであった。本発明の目的は、上記した予備苗補給等の作業能率改善等に役立つよう、苗供給コンベヤ装置を改良する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために本発明は、苗の搭載されたキャリヤを、圃場外の苗補給装置から圃場内の苗移植作業機に供給可能な供給用コンベヤと、苗が供給された後の空キャリヤを苗移植作業機から補給装置に回収可能な回収用コンベヤとを備えるとともに、これら両コンベヤを同時駆動可能として苗供給コンベヤ装置を構成してあることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】つまり、従来ではコンベヤが1セットしかなかったが、本発明では搬入用である供給用コンベヤと搬出用である回収用コンベヤとの計2セットのコンベヤを備えてあるから、移植作業車からの空キャリアの搬出と、補給車からの苗搭載キャリアの搬入とが同時に行えることになり、従来に比べて苗補給に関する必要時間を最大で半分迄に短縮させることが可能になる。従って、予備苗の圃場外から圃場内への供給、及び空キャリアの圃場内から圃場外への回収とを重複させて行えることによって、予備苗の補給作業能率が向上して作業時間が短くなる。
【0006】
【発明の効果】その結果、単一コンベヤ仕様をダブルコンベヤ仕様にするだけの比較的簡単な改造により、外部からの苗供給作業能率を改善する等、農作業の効率改善に寄与する合理的な苗供給コンベヤ装置を提供することができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、田植機に外部から苗を供給するシステムに用いた場合について図面に基づいて説明する。図1に、畦に止められた苗補給車(苗補給装置に相当)Aから、圃場内の田植機Bへ予備の苗を補給している状態が示されている。苗補給車Aは、トラック自動車の荷台1に、予備苗Wの搭載された多数のキャリア2を収容したロッカー3と、このロッカー3から取出されるキャリアを前後移送するローラーコンベヤ4と、ロッカー3のキャリア2をローラーコンベヤ4上に取出す出退ロボット5と、ローラーコンベヤ4からのキャリア2を田植機に向けて移送する苗供給コンベヤ装置Cを備えて構成されている。
【0008】圃場にある田植機Bは、図1、図2に示すように、自動操縦あるいは無線操縦される4輪駆動型の走行機体6の後部に6条植えの苗植付装置7をリンク機構8を介して昇降自在に連結するとともに、前輪9と後輪10間の上部に苗自動供給装置Dを搭載している。苗植付装置7は、一定ストロークで往復横移動する苗載せ台12にマット状に成育された6条分の苗Wを搭載し、苗載せ台12の下端からロータリ式の植付機構13で1株ずつ苗を切出して整地フロート14で均された圃場面に植付けていくように構成された一般的な構造のものであるとともに、施肥装置11が付設装備されている。苗自動供給装置Dは、各条毎に予備苗Wの搭載されたキャリア2を4枚ずつ積上げ格納し、苗載せ台12の苗消費に伴って条単位で予備苗Wを自動供給する機能を備えている。
【0009】苗自動供給装置Dを簡単に説明すると、図1、図3に示すように、走行機体6に左右移動可能に搭載された苗格納部15と、キャリア搬入用の天井クレーン16と、空キャリア搬出用の横送りコンベヤ17と、苗格納部15下段のキャリア2を苗載せ台12に供給する苗移送機構18とから構成されるとともに、苗格納部15は、左右両端の空キャリア区画15bと中央6条のキャリア格納区画15aとを備えている。
【0010】つまり、各キャリア格納区画15aの予備苗Wが苗移送機構18で苗載せ台12に供給されると、空キャリア2aが横送りコンベヤ17で横送りされて、左右いずれかの空キャリア区画15bにストックされるとともに、外部から供給されてくる予備苗の搭載されたキャリア2は天井クレーン16で各キャリア格納区画15aに上方から供給されるのである。次に、苗補給車Aから天井クレーン16にキャリア2を搬入し、かつ、横送りコンベヤ17からの空キャリア2aを苗補給車Aに搬出する苗供給コンベヤ装置Cについて説明する。
【0011】図4〜図6に示すように、苗供給コンベヤ装置Cは、上段の供給コンベヤ19と下段の回収コンベヤ20とを備えたブーム21を、油圧シリンダ22で昇降可能で、かつ、図示しない駆動装置で上下軸心P回りに回動可能に荷台1に備えて構成されている。供給コンベヤ19は、第1供給ベルト19a、第2供給ベルト19b、第3供給ベルト19c、及び先端供給ベルト19dとを接続連結して構成され、各供給ベルト19a〜19dは図示しない駆動機構(例えば、ホイールモータ等)によって同速度で駆動可能である。同様に、回収コンベヤ20も、第1回収ベルト20a、第2回収ベルト20b、第3回収ベルト20c、及び先端回収ベルト20dとを接続連結して構成され、各回収ベルト20a〜20dは図示しない駆動機構によって同速度で、かつ、供給コンベヤ19とは逆方向に駆動可能である。
【0012】尚、詳細構造は省略するが、各供給ベルト19a〜19d、及び各回収ベルト20a〜20dの支持フレームである第1〜第4供給ブームb1 〜b4 (第3供給ブームb3 と第4供給ブームb4 とは一体である)、及び第1〜第4回収ブームk1 〜k4 (第3回収ブームk3 と第4回収ブームk4 とは一体である)は夫々出退式の伸縮構造(同種のものとして、消防車の梯子がある)に構成されており、田植機Bとの間隔に合わせて長さを調節設定できるようにしてある。又、苗供給コンベヤ装置Cの根本側である荷台1には、キャリア2及び空キャリア2aの向きをブーム21の延出方向に合わせるためのターンテーブル23が装備されるとともに、田植機B側には、供給されてくる搬入キャリア2の受け台24と搬出回収される空キャリア2aの支持台25とが苗格納部15端に装備してある。
【0013】以上の構造による上下2段式の苗供給コンベヤ装置Cにより、畦上の苗補給車Aから田植機Bへキャリア2を搬入する予備苗補給作業と、田植機Bから苗補給車Aへ空キャリア2aを搬出するキャリア回収作業とを同時に行うことが可能であり、これによって予備苗Wの田植機Bへの供給作業全体の効率化が図られているのである。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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