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発明の名称 作業車における作業装置の昇降装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−47304
公開日 平成8年(1996)2月20日
出願番号 特願平6−184332
出願日 平成6年(1994)8月5日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 山口 哲雄 / 中村 法身 / 古林 貢 / 池田 文博
要約 目的
油圧アクチュエータを作動させる圧油の劣化等の不具合を抑制できる作業車における作業装置の昇降装置を提供する。

構成
車体3に備えた作業装置7を油圧アクチュエータ14で昇降駆動自在に設けるとともに、油圧アクチュエータ14に対して圧油の給排制御を行う電磁制御弁16を設け、作業装置7を昇降操作する操作指令に基づいて電磁制御弁16に駆動信号を出力する駆動制御手段18を設けた作業車における作業装置の昇降装置であって、操作指令に基づく電磁制御弁16の駆動が所定時間以上継続して行われると、電磁制御弁16を昇降駆動停止状態に切り換える駆動時間制限手段22を設けてある。
特許請求の範囲
【請求項1】 車体(3)に備えた作業装置(7)を油圧アクチュエータ(14)で昇降駆動自在に設けるとともに、前記油圧アクチュエータ(14)に対して圧油の給排制御を行う電磁制御弁(16)を設け、前記作業装置(7)を昇降操作する操作指令に基づいて前記電磁制御弁(16)に駆動信号を出力する駆動制御手段(18)を設けた作業車における作業装置の昇降装置であって、前記操作指令に基づく前記電磁制御弁(16)の駆動が所定時間以上継続して行われると、前記電磁制御弁(16)を昇降駆動停止状態に切り換える駆動時間制限手段(22)を設けてある作業車における作業装置の昇降装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体に備えた作業装置を油圧アクチュエータで昇降駆動自在に設けるとともに、前記油圧アクチュエータに対して圧油の給排制御を行う電磁制御弁を設け、前記作業装置を昇降操作する操作指令に基づいて前記電磁制御弁に駆動信号を出力する駆動制御手段を設けた作業車における作業装置の昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業車における作業装置の昇降装置にあっては、作業装置を油圧アクチュエータで昇降作動している状態で、人為的に発せられる、あるいは自動的に出力される操作指令の通りに油圧アクチュエータを駆動していたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来構造のものでは、電気系統の故障や、誤った人為操作等によって、操作指令の継続時間が不当に長い場合に、作業装置が昇降の上限あるいは下限に達しても油圧アクチュエータを駆動させるよう圧油を供給し続けることになる。このため、この圧油をリリーフ弁を介してオイルタンクに戻すようにしているが、長時間リリーフ弁から圧油をオイルタンクに戻していると圧油の油温が高くなって作動油の劣化を招きやすいという不具合があり、極端な場合には油圧アクチュエータへの配管が高圧の圧油で損傷したり油が漏出する等の不具合が発生する虞れがあった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、油圧アクチュエータを作動させる圧油の劣化等の不具合を抑制できる作業車における作業装置の昇降装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる作業車における作業装置の昇降装置は、上記目的を達成するために、車体に備えた作業装置を油圧アクチュエータで昇降駆動自在に設けるとともに、前記油圧アクチュエータに対して圧油の給排制御を行う電磁制御弁を設け、前記作業装置を昇降操作する操作指令に基づいて前記電磁制御弁に駆動信号を出力する駆動制御手段を設けた作業車における作業装置の昇降装置において、前記操作指令に基づく前記電磁制御弁の駆動が所定時間以上継続して行われると、前記電磁制御弁を昇降駆動停止状態に切り換える駆動時間制限手段を設けてあることを特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、操作指令に基づく電磁制御弁の駆動が所定時間以上継続して行われると、電磁制御弁を昇降駆動停止状態に切り換える駆動時間制限手段を設けてあるから、操作指令が不当に長く継続しても、電磁制御弁の駆動は予め設定された所定時間しか行わないようになっており、このため、油温が不当に高くなることや、油圧アクチュエータへの圧油が不当に高圧になることも抑制される。
【0006】
【発明の効果】従って、油圧アクチュエータが不当に継続して駆動されることが解消されて、油圧アクチュエータを作動させるための圧油の油温が高温にならないよう、そして、油圧アクチュエータへの圧油が不当に高圧にならないようにしているので、圧油の劣化や配管等の損傷、圧油の漏出等を抑制できるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図4に、作業車の一例として、ゴルフ場で刈芝の回収に利用するスイーパを示している。このスイーパは、駆動型の操向前車輪1と駆動後車輪2を備えた車体としての走行機体3に搭乗操縦部4、エンジン5、及び、刈芝回収用のホッパ6を搭載し、走行機体3下腹部で前後の車輪1,2の間に作業装置としての掃き上げユニット7を配設し、かつ、この掃き上げユニット7で掃き上げた刈芝をダクト8を介して両吸い込み型の吸引ブロワ9に導き、前記ホッパ6に投入回収するように構成している。そして、このスイーパは、搭乗したオペレータが直接人為操縦できる状態と、無線操縦で遠隔操縦できる状態とを選択的に行うことができるようにしてある。
【0008】前記掃き上げユニット7は、図3に示すように、横長の蒲鉾形状に構成されたハウジング10の内部に回転ブラシ11を横架支持し、回転ブラシ11をハウジング横一側に配備した油圧モータ12で回転駆動するようにしている。
【0009】前記ハウジング10は、その左右外側面において、複合した平行四連リンク機構13の下端部に連結されており、各平行四連リンク機構13を走行機体3に備えた油圧アクチュエータとしての左右の単動型の油圧シリンダ14で屈伸駆動することで掃き上げユニット7全体を平行に昇降できるように構成している。又、ハウジング10の後部には遊転自在な左右一対の接地輪10Aが備えられ、前記油圧シリンダ14を自由下降状態にすることで、ハウジング10を接地輪10Aを介して接地追従させることができるようにしている。
【0010】次に、油圧シリンダ14を作動する駆動装置について説明する。図1に示すように、前記エンジン5で駆動される油圧ポンプ15からの圧油が電磁制御弁16を介して油圧シリンダ14へ給排されるように構成している。この電磁制御弁16は、走行機体3に備えた制御装置17における駆動制御手段としての弁駆動用ドライバ18からの出力信号により駆動される。そして、掃き上げユニット7をオペレータが昇降操作するための3位置切換スイッチ19を前記搭乗操縦部4における操縦塔に配備しているとともに、この3位置切換スイッチ19からの信号が前記制御装置17における信号入力部20に入力している。また、遠隔操縦時に操縦用の発信機からの無線信号を受信する受信部21からの信号も信号入力部20に入力されるようにしている。そして、掃き上げユニット7を昇降するための操作指令としての駆動信号が、前記3位置切換スイッチ19あるいは受信部21から出力されて、制御装置17における駆動時間制限手段22に入力される。この駆動時間制限手段22は、駆動信号のオンレベルの継続時間をカウントしながら、前記弁駆動用ドライバ18に出力するとともに、そのカウント値が予め設定された5秒になると、図2に示すように、電磁制御弁16を油圧シリンダ14を昇降駆動するための出力信号の出力を停止するように構成している。この出力信号で駆動されないときは電磁制御弁16は中立に復帰する。尚、カウント値が予め設定された5秒になる前にオフ状態になったときはそのオフ状態の時点で前記出力信号の出力を停止する。さらに、前記操縦塔のパネル部には、スイーパにおける各種の異常をオペレータに報知する7セグメントLED23を設けている。そして、この7セグメントLED23を駆動するための警報表示駆動手段24に対して、前記カウント値が予め設定された5秒になることに連動して前記駆動時間制限手段22から出力される異常報知信号が入力されるようになっており、それによって、掃き上げユニット7を昇降操作するための電磁制御弁16を駆動させる信号入力部20からの作動指令信号が5秒以上連続的に出力していることを特定の数値あるいはアルファベット、例えば「F」で表示するようにしている。
【0011】上記構成により、オペレータが掃き上げユニット7を上昇させるためのあるいは下降させるための3位置切換スイッチ19の操作を誤って長時間継続させた場合や、電気系統が故障した場合のように、信号入力部20から電磁制御弁16を駆動する作動指令信号が5秒以上継続して出力されるときには、その信号入力部20からの駆動信号が5秒継続して出力された時点で電磁制御弁16の駆動を停止させることになり、油圧シリンダ14を駆動する圧油が高温にならないようにしている。
【0012】〔別実施例〕
■ 油圧アクチュエータとしては、上記実施例のように単動型の油圧シリンダでも良いし、複動型の油圧シリンダでも、あるいは油圧モータ等でも良い。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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