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発明の名称 藺草ハーベスタ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−37889
公開日 平成8年(1996)2月13日
出願番号 特願平7−201045
出願日 平成1年(1989)12月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 牧園 晴充 / 大野 隆行
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 機体前部に茎稈引起し装置(2)を備えるとともに、前記引起し装置(2)の前方下部に固定配備した分草具(20)の後部から前記引起し装置(2)の上部に向かう軸芯の周りで駆動回転する分草回転体(21)を配設してある藺草ハーベスタであって、前記分草回転体(21)の駆動伝動系に、該分草回転体(21)の駆動回転方向を正逆両方向に切換え操作自在な切換機構(B)を介装してある藺草ハーベスタ。
【請求項2】 前記分草回転体(21)の正逆駆動回転状態夫々において、その回転速度を複数段に変速操作自在な変速機構(A)を備えてある請求項1記載の藺草ハーベスタ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、機体前部に茎稈引起し装置を備えるとともに、前記引起し装置の前方下部に固定配備した分草具の後部から前記引起し装置の上部に向かう軸芯の周りで駆動回転する分草回転体を配設してある藺草ハーベスタに関する。
【0002】
【従来の技術】上記藺草ハーベスタにおいて、従来では、例えば実開平1-118624号公報に開示されているように、前記分草回転体は所定の一方向にのみ回転駆動するよう構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構造は、背高でしかも密植している植立藺草が互いに激しく絡み合っている為、固定の分草具のみでは充分な分草が行えず係止爪式の茎稈引起し装置による引起し作用中に藺草が引きちぎられたり、折損したりするのを防止するために分草回転体による強制振り分け分草を行うようにしたものである。ところが、上記従来構造の如く分草回転体を一定にのみ回転して収穫テストを繰返した結果、例えば、藺草の株元側の倒伏方向や倒伏角度の違い、あるいは茎稈の太さや剛性の差、乾燥具合等、収穫条件が異なる場合において、未刈稈あるいは刈取対象稈のいずれかに対して折損を引起こす場合があることが判明した。本発明は上記不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明の特徴構成は、冒頭に記載した藺草ハーベスタにおいて、前記分草回転体の駆動伝動系に、該分草回転体の駆動回転方向を正逆両方向に切換え操作自在な切換機構を介装してある点にあり、本第2発明の特徴構成は、前記分草回転体の正逆駆動回転状態夫々において、その回転速度を複数段に変速操作自在な変速機構を備えてある点にある。
【0005】
【作用】例えば植立藺草の株元側が機体進行方向視で右側に倒伏して激しく絡み合っている場合には、分草回転体を右方向に回転させて覆い被さっている左側の藺草に対して下方側から順次振り分ける方向に向けて強制振動を与えながら振り分け分草することになって無理なく分草作用を行える。又、左側に倒伏している場合には、左回転させることで同様に作用する。又、正逆駆動回転状態夫々において回転速度を変速自在な構成にすると、上記したような倒伏方向の違いに加えて、藺草同志の絡み具合の程度に応じて回転速度を変更することで、例えば、絡みの特に激しい場合には、回転速度を高速に設定して振動数を高くして絡み付きを有効にほぐすことができる。又、絡みが比較的緩い場合には回転速度を低くして藺草に対する振動による衝撃を可及的に抑制しながら、絡みをほぐすことができる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、合理的構造改良によって植立藺草の状況の違いに応じて常に適正な分草機能を果たすことができるものを提供できるに至った。
【0007】
【発明の実施の形態】乗用型の藺草ハーベスタに付いて説明する。図3及び図4に示すように、植立藺草の絡みを解す左右一対の分草装置1,1、分草後の植立藺草を導入し乍ら引起す左右一対の引起し装置2,2、引起された藺草の株元を切断するバリカン型の刈取装置3等を走行機体4の前端横一側方に配設するとともに、刈取られた藺草の茎先側部分を吊下げ挾持して機体後方で且つ斜め上方に向けて搬送する前後挾持搬送装置5を設け、この挾持藺草の株元側部分を機体横側方に向けて強制搬送するとともに、前記横送り係止搬送装置8によって送風装置6Aの吐出口6aからの放出風によって上方に向けて吹上げ屑藺を選り出す風力装置としての風力式選り装置6を設け、更に、放出風によって吹き上げられた藺草の株元側部分を結束床10上に導く係止爪持上げ搬送装置12を備えるとともに、結束床10上に載置された藺草を選る補助選り装置13及び結束する結束装置7を配置し、以上を刈取フレーム33に搭載してこの刈取フレーム33を走行機体4に対して横軸芯X周りで上下揺動可能に枢支するとともに、この結束装置7の後方に油圧シリンダ14とパンタグラフ式昇降リンク機構19とによって上下し、かつ、後支点Yでパンタグラフ式昇降リンク機構19と一体で上下揺動(ダンプ作用)する積載台15を設け、積載台15後端の集積藺草を受止める受止め杆37を後方倒れになるように設置し、引起し装置2とは反対側横一側にエンジン16及び運転部9を設け、これらを左右クローラ走行装置11,11を備えた走行機体4に搭載して乗用型の藺草ハーベスタを構成してある。次に、前記分草装置1について説明する。前記刈取フレーム33の前端部であって前記引起し装置2の前方位置の機体前端部に備えた分草具20の後部から引起し装置2の上部に向かう斜め軸芯の周りで駆動回転する左右一対の分草回転体21を配設して前記分草装置1を構成してある。前記各分草回転体21は、断面形状が楕円形のパイプで形成されるとともに、機体側から動力が入力される上部引起し伝動ケース28より垂下される伝動軸29,29とユニバーサルジョイント30,30を介して伝動連結されてその中心軸周りに高速で回転し、絡み合った藺草の根元部分より分け入り、前記楕円の長径部と短径部とが交互に作用する振動力で徐々に上方に向けて振り分け分草を行う。又、この分草回転体21の下方には、茎稈巻付防止用スクレーパ31が、前記分草回転体21下部に近接する状態で配備され、例えば藺草が濡れている場合に、分草回転体21の外周部に巻き付き始めた藺草を掻き取り、巻き付きを阻止し乍ら後方の引起し装置2に向けて案内して円滑な分草引起しを行えるよう作用する。前記分草回転体21は、正逆両方向に切換え回動駆動自在並びに正逆両方向夫々において3段階に回転速度を切換え自在に構成してある。以下、その駆動伝動系について詳述する。図1及び図2に前記引起し伝動ケース28内の伝動系を示している。機体側の動力が与えられる引起し後部側の入力軸38に夫々歯数の異なる大中小の駆動ギア39a,39b,39cを一体回転自在に取付けるとともに、近接する第1中継軸40に前記各駆動ギア39a,39b,39cに夫々咬合自在な従動ギア部41a,41b,41cを形成したシフトギア41をスライド操作自在にスプライン外嵌してある。そして、このシフトギア41は操作レバー42によって操作されるシフトフォーク43により各駆動ギア39a,39b,39cと従動ギア部41a,41b,41cとを択一咬合操作自在に構成して、速度を3段階に切換え操作できるよう変速機構Aを構成してある。前記第1中継軸40に取付けたスプロケット43と引起し装置2の前部側に設けられる第2中継軸44に取付けたスプロケット45とに亘って第1伝動チェーン46を巻回するとともに、第2中継軸44にシフトギア47をスライド操作自在にスプライン外嵌し、かつ、第2中継軸44に遊転状態でスプロケット48を外嵌装着してある。又、左側の前記伝動軸29には前記シフトギア47と咬合自在な従動ギア49を一体回転すべく取付けるとともに、前記遊転スプロケット48とに亘って第2伝動チェーン50が巻回される従動スプロケット51を一体回転自在に取付けてある。そして、シフトギア47と遊転スプロケット48との間に、シフトギア47のスライド操作に伴って入切する爪咬合式クラッチ52を形成し、シフトフォーク53の操作に伴って前記シフトギア47をスライド操作することで、シフトギア47と従動ギア49とが咬合う第1伝動状態と前記クラッチ52が伝動接続状態になる第2伝動状態とに切換えられるよう正逆転切換機構Bを構成してある。左側伝動軸29と右側伝動軸29とは第3伝動チェーン54を介して一体に回転するよう連動連結してある。前記速度切換え機構Aを切換え操作することで、分草回転体21の回転速度を例えば、約900RPM、約1200RPM 及び約1400RPM の3段階に切換えられるよう構成するとともに、前記正逆切換機構Bを第1伝動状態に切換え操作することで、分草回転体21を右回転駆動することができ、第2伝動状態に切換えることで、分草回転体21を左回転駆動することができるよう構成してある。しかも、左右両回転時に夫々3段階に速度切換え可能となる。このようにして、植立藺草の植立状況の差異に応じて、分草回転体21の回転方向及び回転速度を適宜変更することで常に適正な分草機能を果たすことができるものとなる。
【0008】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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