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発明の名称 搬送用オーガスクリュ及び搬送機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−37882
公開日 平成8年(1996)2月13日
出願番号 特願平6−174438
出願日 平成6年(1994)7月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
発明者 山崎 登成 / 加藤 啓造
要約 目的
収穫したキャベツの搬送において停滞をなくして円滑な搬送を行う。

構成
直棒軸44に凹溝45と凸条46を螺旋状に形成し、凹溝45の深さが変化されているとともに凸条46の送り作用面50はほぼ直立されている。
特許請求の範囲
【請求項1】 直棒軸(44)の表面に螺旋状の凹溝(45)と凸条(46)とを軸方向交互に形成している搬送用オーガスクリュ(47)において、前記凹溝(45)を含む内径は直棒軸(44)の部分長さのスクリュ部(48)において搬送逆方向に向かって溝深さが深くテーパー状に変化されており、前記凸条(46)を含む外径は直棒軸(44)の全長に亘って同径とされており、前記スクリュ部(48)における凸条(46)の送り作用面(50)は軸方向に対してほぼ垂直状に立ち上がって形成されていることを特徴とする搬送用オーガスクリュ。
【請求項2】 直棒軸(44)の先端部分に請求項1の特徴構成を有することを特徴とする搬送用オーガスクリュ。
【請求項3】 直棒軸(44)の軸方向中途部分に請求項1の特徴構成を有することを特徴とする搬送用オーガスクリュ。
【請求項4】 請求項1に記載の搬送用オーガスクリュ(47)を軸方向に平行として並設して互いに内向廻りに回転するように軸架し、直棒軸(44)の先端部分に前記凹溝(45)の対峙によるフトコロ(51)を形成していることを特徴とする搬送機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送用オーガスクリュ及び搬送機に係り、収穫されたキャベツの搬送に利用される。
【0002】
【従来の技術】収穫されたキャベツの搬送用オーガスクリュ及び搬送機は、従来、図4(A)(B)(C)に示したものがあった。図4(A)に示した従来例の1は、直棒軸1の表面に螺旋状の凹溝2と凸条3とを軸方向交互に形成したオーガスクリュ4の2本を軸方向に平行として並設して搬送機5としたものであり、凸条3を含む外径が先端細り状のテーパーに形成して作物根茎部6のフトコロ7を形成したものであり、先端部分8に引き続くスクリュ部9は外径同じの凸条3と深さ同じの凹溝2とを交互に形成して該スクリュ部9にディスクカッタ10設けて搬送中の作物根茎部6を切断するものであった。
【0003】図4(B)の従来例の2は、直棒軸1の全長にわたって外径同じの凸条3と深さ同じの凹溝2とを軸方向交互に螺旋状に形成し、該直棒軸1の先端をハの字状に広げて並設したものであった(その他は従来例の1と共通する)。図4(C)の従来例の3は前述した従来例の1のオーガスクリュ4と従来例の2のオーガスクリュ4を組合わせたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の1〜3は、いずれもオーガスクリュ4を矢符Dの内向にその軸心廻りに回転することで結球部はスクリュ4上で支えつつその凸条3の送り作用面によって矢符Eの方向に搬送するものである。しかし、従来例の1は、オーガスクリュ4の送り初め(図右側)において凹溝2の深さが低いことから凸条3の送り作用面が小さく、搬送力が弱いという課題があった。
【0005】また、従来例の2は、凹溝2の深さは全体にわたって同じであることから、ある程度の搬送力は確保できるものの、フトコロ7が狭く作物の受継ぎが困難で停滞し、作物(茎)が細いときは搬送力が低下するという課題があった。従来例の3では対のオーガスクリュ4における送り作用面が送り初めにおいて異なることから、作物がねじられながら搬送され、姿勢保持が困難であるという課題があった。
【0006】そこで本発明は、作物(茎)の大小に関りなく充分な搬送力を確保しつつ作物の停滞が少ないオーガスクリュ及び搬送機を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、直棒軸(44)の表面に螺旋状の凹溝(45)と凸条(46)とを軸方向交互に形成している搬送用オーガスクリュ(47)において、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に係る本発明のオーガスクリュ49は、前記凹溝(45)を含む内径は直棒軸(44)の部分長さのスクリュ部(48)において搬送逆方向に向かって溝深さが深くテーパー状に変化されており、前記凸条(46)を含む外径は直棒軸(44)の全長に亘って同径とされており、前記スクリュ部(48)における凸条(46)の送り作用面(50)は軸方向に対してほぼ垂直状に立ち上がって形成されていることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に係る本発明のオーガスクリュ47は、直棒軸(44)の先端部分に請求項1の特徴構成を有することを特徴とするものである。更に、請求項3に係る本発明のオーガスクリュ47は、直棒軸(44)の軸方向中途部分に請求項1の特徴構成を有することを特徴とするものである。また、請求項4に係る本発明の搬送機42は、請求項1に記載の搬送用オーガスクリュ(47)を軸方向に平行として並設して互いに内向廻りに回転するように軸架し、直棒軸(44)の先端部分に前記凹溝(45)の対峙によるフトコロ(51)を形成していることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明に係るオーガスクリュ47およびこれを用いた搬送機42によると、凸条46の送り作用面50が広いことから、凹溝45に茎部Sが位置する限り、確実な搬送力を得る。一方、フトコロ50は凹溝45の対峙にて広くなり、作物Kの受継ぎ(導入)が確実となって停滞することが少ない。
【0010】
【実施例】図3はキャベツの収穫に適した野菜収穫機20を示している。この収穫機20は走行車両21を有し、この走行車両21には、圃場のキャベツ(野菜)Kを引き抜く収穫手段22と、この収穫手段22により引き抜かれたキャベツKを上方に持ち上げる第1搬送手段23と、この第1搬送手段23により送られてきたキャベツKを公報に搬送する第2搬送手段24と、この第2搬送手段24の搬送途中でキャベツKの根茎部Sを切断除去する切断手段25と、この切断手段25の搬送方向手前に配置されてキャベツKの姿勢を矯正する姿勢矯正手段26と、根茎部Sの切断されたキャベツKを収納する収納部27とが備えられている。
【0011】前記走行車両21は、クローラ28を備えた車体29を有し、この車体29の右側に運転席30が設けられている。運転席30の前方又は左側方には、走向操作レバー、主変速レバー、副変速レバー、アクセルレバー等を有する。また、車体29には、クローラ28を駆動するためのエンジン31及びミッション32等が備えられている。車体29の後部には昇降作業装置33が備えられている。
【0012】前記収穫手段22は、車体29左部の前方に配置されており、前端部に配置した左右一対のピックアップディスク34と、このピックアップディスク34により引き抜かれたキャベツKの根茎部Sを挟持して後上方に搬送する左右一対の取り込みスクリュ35とを有する。この左右の取り込みスクリュ35は、直棒軸の表面に螺旋状の凹溝を有するいわゆる2軸オーガスクリュからなり、両者のスクリュの溝内で根茎部Sを挟持しながら後方へ搬送するもので、この取り込みスクリュ35は圃場の表面に対して所定の角度を有して配置されている。
【0013】前記第1搬送手段23は、取り込みスクリュ35の後端に連繋された持ち上げスクリュ36と、この持ち上げスクリュ36によるキャベツKの搬送を安定的に行うべくキャベツKの頂部を押さえるベルトコンベヤ37とを有する。持ち上げスクリュ36は、取り込みスクリュ35より大きい角度で後上方に傾斜しており、取り込みスクリュ35と同様に、2軸オーガスクリュからなり、左右一対設けられていて、スクリュの溝内で根茎部Sを挟持しながらキャベツKを後上方へ持ち上げ搬送する。
【0014】ベルトコンベヤ37は、持ち上げスクリュ36の搬送速度とほぼ同速度で駆動されており、持ち上げスクリュ36により搬送されているキャベツKの頂部を押さえて、キャベツKの落下防止と安定搬送とを図っている。持ち上げスクリュ36の下方には、回転駆動式の切断刃38が設けられており、この切断刃38により、キャベツKの根茎部Sのうち持ち上げスクリュ36により挟持されている部分を残して、かかる部分より下方の根茎部Sを切断除去するようになっている。
【0015】第1搬送手段23によって持ち上げられたキャベツKは第2搬送手段24により後方に搬送される。この第2搬送手段24による搬送過程において、姿勢矯正手段26によりキャベツKの結球部Oの軸心が搬送方向に対して略直交させられた後、切断手段25により結球部Oと根茎部Sとの境界部が切断される。根茎部Sが切断除去されたキャベツKは第2搬送手段24によりさらに後方に搬送され、収納部27の上方で下方に落下させられる。なお、第2搬送手段24の上方及び側方は防護カバー39により覆われている。
【0016】前記収納部27は上方開放状のコンテナ40を備え、このコンテナ40内に、第2搬送手段24の後端部から落下させられたキャベツKを多数個収納するようになっている。第2搬送手段24は、持ち上げスクリュ36の後端に屈折受継部41を介して連係されている搬送機42と、該搬送機42上のキャベツKにおける結球部Oを左右から挟持して搬送するエンドレス形の側部搬送部43とを有する。
【0017】これら搬送機42と側部搬送機43は、共に緩やかに後上方傾斜されて、搬送方向が同方向(略後方)とされており、且つ、搬送機42の搬送速度と側部搬送部43の搬送速度とが同速度に設定されている。前記第2搬送手段24を構成する搬送機42に、本発明が適用されていて、図1(A)(B)を参照して説明する。
【0018】図1(A)(B)において、断面円形の直棒軸44の表面にほぼ半球形の凹溝45とほぼ台形の凸条46が軸方向交互として螺旋状に形成されてオーガスクリュ47とされている。前記凹溝45を含む内径は直棒軸44の部分長さのスクリュ部48において搬送逆方向に向かって溝深さが徐々に深くテーパー状に変化されており、先端部分に形成されている前記スクリュ部48に引続くスクリュ部49は溝深さが同径で凸条46の高さが同一のものを螺旋状に連設している。
【0019】前記スクリュ部48,49における凸条46を含む外径は直棒軸44の全長に亘って同径とされており、先端部分のスクリュ部48における凸条46の送り作用面50は軸方向に対してほぼ垂直状に立上がった壁として形成されている。このオーガスクリュ47の2本が軸方向に平行として互いに内向廻りDに回転するように並設軸架され、屈曲受継部41において凹溝45が対峙することによって先端部分にフトコロ51が形成され、受継部41におけるキャベツKの停滞を防止している。
【0020】すなわち、持ち上げスクリュ36から受継部41を介して搬送機42に受け継がれたキャベツKは、その根茎部Sがフトコロ51に円滑に導入されると、送り作用面50による強力な送り作用を受けて矢符Eの方向に確実に搬送され、凹溝45の溝深さが徐々に浅くなることによって根茎部Sの挟持を確実にした状態でスクリュ部49の下面に備えた切断手段25により結球部Oと根茎部Sとの境界部が切断されるのである。
【0021】図2は本発明の第2実施例であり、持ち上げスクリュ36に適用したものである。すなわち、オーガスクリュの軸長が長大なときは、その中途部分にベベルギヤ手段52を内蔵した伝動ケース53を設けて2本のオーガスクリュ(持ち上げスクリュ)36を連動連結させ、伝動ケース53と相対する部分に前述したオーガスクリュ47を設けたものであり、伝動ケース53の部分で搬送力が弱くなってもオーガスクリュ47における送り作用面50によって充分な搬送力を確保したものである。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、作物(キャベツ)の搬送にあたって受継部等での停滞がなくネジ送りによる搬送力が強化されて円滑な搬送ができる。




 

 


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