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発明の名称 乗用型田植え機の予備苗貯留装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−37843
公開日 平成8年(1996)2月13日
出願番号 特願平6−181037
出願日 平成6年(1994)8月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 安田 真
要約 目的
支柱の軽小化が図れるとともに予備苗載せ台の支柱に対する動き止めが有利にできる乗用型田植え機の予備苗貯留装置を提供する。

構成
左右一対の支柱12,12の一方の上端部と他方の上端部とにわたって支柱連結杆13を連結してある。これにより、両支柱12の上端側どうしが支柱連結杆13を介して互いに支持し合い、支柱12の軽小化を図っても、その割りには支柱12が優れた支持強度を発揮する。支柱連結杆13の各支柱12に対する連結部13a,13bが下端面でなるストッパー部を備えている。このストッパー部は、支柱12に取り付けられている副支柱連結杆15の第1連結部15aに押圧作用することにより、支柱12に取り付けられている予備苗載せ台10,11の第1取り付け部16に対しても押圧作用して予備苗載せ台10,11の支柱12に対する上下動を規制する。これにより、支柱連結杆13が予備苗載せ台10,11に対するストッパーになり、予備苗載せ台10,11を上下にずれ動きにくいように固定する。
特許請求の範囲
【請求項1】 走行機体の左右側に各別に立つ一対の支柱(12),(12)、前記一対の支柱(12),(12)それぞれに上下複数段に取り付けた複数個の予備苗載せ台(10)・・,(11)・・を備えるとともに、前記複数個の予備苗載せ台(10)・・,(11)・・それぞれが前記支柱(12)に上端側から套嵌する取り付け部(16)を備えている乗用型田植え機の予備苗貯留装置であって、前記一対の支柱(12),(12)の一方の上端部と、他方の上端部とにわたって連結している支柱連結杆(13)を備え、前記支柱連結杆(13)の前記一対の支柱(12),(12)に各別に連結する一対の連結部(13a),(13b)それぞれに、前記支柱(12)の最上段の予備苗載せ台(10),(11)の前記取り付け部(16)に押圧作用して予備苗載せ台(10),(11)の支柱(12)に対する上下移動を規制するストッパー部(13c)を備えてある乗用型田植え機の予備苗貯留装置。
【請求項2】 前記予備苗載せ台(10),(11)の前記取り付け部(16)が予備苗載せ台(10),(11)を前記支柱(16)に回動自在に取り付ける取り付け部であり、前記一対の支柱(12),(12)それぞれに、この支柱(12)が支持する上下複数段の全ての予備苗載せ台(10)・・,(11)・・に支持作用する副支柱(14)を前記支柱(12)の軸芯まわりで取り付け位置調節自在に取り付けてある請求項1記載の乗用型田植え機の予備苗貯留装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体の左右側に各別に立つ一対の支柱、前記一対の支柱それぞれに上下複数段に取り付けた複数個の予備苗載せ台を備えるとともに、前記複数個の予備苗載せ台それぞれが前記支柱に上端側から套嵌する取り付け部を備えている乗用型田植え機の予備苗貯留装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記予備苗貯留装置にあっては、予備苗載せ台の取り付け部を支柱に上端側から套嵌することによって予備苗載せ台を支柱に取り付けるようになっていることから、稚苗など苗高さの低い苗の植え付けを行う際には支柱長さの割りには数多くの予備苗貯留ができるように調整し、成苗など苗高さの高い苗の植え付けを行う際には苗が折れ曲がらないようにしながら予備苗貯留できるように調整することが可能である。すなわち、取り付け部の長さが異なる予備苗載せ台を準備するとか、予備苗載せ台の取り付け部間に挟んで支柱に套嵌するスペーサを準備しておく。そして、苗高さが低い苗の場合、取り付け部長さの短い予備苗載せ台を選択して支柱に付けるとか、スペーサを使用しないで予備苗載せ台だけを取り付ける。すると、予備苗載せ台どうしの間隔が小になり、支柱にできるだけ数多くの予備苗載せ台を取り付けられるようになる。苗高さが高い苗の場合、取り付け部長さの長い予備苗載せ台を選択して支柱に付けるとか、スペーサを使用して予備苗載せ台を取り付ける。すると、予備苗載せ台どうしの間隔が大になり、苗を予備苗載せ台に載せても苗葉が一段上の予備苗載せ台に当たらないとか、当たっても大幅には折れ曲がらないようになる。この種予備苗貯留装置としては、従来、たとえば実開昭56−75821号公報に示されるように、支柱を機体に連結する下端側だけで支持するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、予備苗載せ台の段数を多くする場合、支柱の長さが長くなって支柱強度を高くする必要があることから、支柱を太くするなど大型にする必要があった。本発明の目的は、苗載せ台段数の割りには比較的軽小な支柱が採用できるようにするとともに、そのための構成を予備苗載せ台の動き止めに利用できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による乗用型田植え機の予備苗貯留装置にあっては、目的達成のために、冒頭に記したものにおいて、前記一対の支柱の一方の上端部と、他方の上端部とにわたって連結している支柱連結杆を備え、前記支柱連結杆の前記一対の支柱に各別に連結する一対の連結部それぞれに、前記支柱の最上段の予備苗載せ台の前記取り付け部に押圧作用して予備苗載せ台の支柱に対する上下移動を規制するストッパー部を備えてあることを特徴とする。
【0005】予備苗載せ台が支柱に回動不能に連結するように構成して実施してもよいが、請求項2による構成を採用すると、次のように有利である。
【0006】
【作用】支柱連結杆が一対の支柱の上端部どうしを連結して一対の支柱が支柱連結杆を介して互いに支持し合うようにする。これにより、上端側の支持がなかった従来の支柱と同じ支柱自体の強度を備える支柱であっても、上端側と下端側の両側で支持されて従来の支柱よりも多数の予備苗載せ台を支持できるようになる。支柱連結杆を支柱に連結すると、支柱連結杆のストッパー部が最上段の予備苗載せ台の取り付け部に押圧作用してこの予備苗載せ台の支柱に対する上下動を規制する。すると、最上段の予備苗載せ台を介してこれ以下の全ての予備苗載せ台にも押圧作用して、全ての予備苗載せ台の支柱に対する上下動を規制するようになる。これにより、全ての予備苗載せ台それぞれにストッパー機構を備えるとか、最上段の予備苗載せ台と支柱連結杆の間に専用のストッパー機構を特別に設ける手段を採用しなくとも、予備苗載せ台を支柱に固定きる。
【0007】請求項2による構成を採用すると、副支柱の支柱に対する取り付け位置調節を行うと、副支柱が回動する際に全ての予備苗載せ台が副支柱と共に支柱に対して回動し、副支柱が所定の調節位置になって支柱に固定すると、全ての予備苗載せ台が副支柱を介して支柱に回動しないように固定される。
【0008】
【発明の効果】支柱連結杆によって支柱の上端側どうしが支持し合うようにして支柱の軽小化を可能にしてあることにより、さらには、予備苗載せ台の支柱に対する動き止めに支柱連結杆を利用して特別なストッパー機構を不要にしていることにより、支柱を軽小化するとともに、特別なストッパー機構を省略して軽量化およびコストダウンできるようにできた。
【0009】請求項2による構成を採用すると、副支柱の取り付け位置調節によって全ての予備苗載せ台を回動調節できることにより、予備苗の積み込みや取り出しを行う際、副支柱の取り付け位置調節をする簡単な操作をするだけで、全ての予備苗載せ台を一挙に所定の苗積み込み位置や苗取り出し位置に位置調整して容易かつ能率よく積み込み作業したり、取り出し作業できるようになる。
【0010】
【実施例】図1に示すように、駆動可能な前車輪1と後車輪2、運転座席3、上下複数段の予備苗載せ台10および11を有する予備苗貯留装置Aなどを備える自走機体の後部に、油圧式リフトシリンダ4によって上下に揺動操作するように構成したリンク機構5を介して昇降操作するように苗植え付け装置6を連結するとともに、前記自走機体の走行用エンジン(図示せず)から回転軸7によって苗植え付け装置6に動力伝達するように構成して、乗用型田植え機を構成してある。
【0011】前記予備苗貯留装置Aは、図1〜図3に示すように、自走機体を形成している機体フレーム8の前端側の左右側に各別に立設した一対のパイプ製支柱12,12、一対の支柱12,12の上端部どうしを支持し合うように連結している支柱連結杆13、機体左側の支柱12と機体右側の支柱12それぞれに取り付けた副支柱14、機体左側と機体右側それぞれの支柱12と副支柱14を連結している副支柱連結杆15、機体左側と機体右側それぞれの支柱12と副支柱14の機体外側に上下複数段に取り付けてある複数個の外側予備苗載せ台10・・、支柱12と副支柱14の機体内側に上下複数段に取り付けてある複数個の内側予備苗載せ台11・・により構成してある。
【0012】前記外側予備苗載せ台10および内側予備苗載せ台11のそれぞれは、図4に示すように、予備苗を苗すくい板(図示せず)と共に載置するように形成した板状体で成り、外側予備苗載せ台10または内側予備苗載せ台11が横一側方に備えている取り付け金具10aまたは11aの一端側に連結ボルト16aによって連結することによって予備苗載せ台10および11の一端側に備えた筒体で成る第1取り付け部16と、前記取り付け金具10aまたは11aの他端側に連結ボルト17aによって連結することによって予備苗載せ台10および11の他端側に備えた筒体でなる第2取り付け部17とによって支柱12と副支柱14とに取り付けてある。すなわち、第1取り付け部16は、支柱12に摺動自在に外嵌する大きさの内径を備える筒体により形成して支柱12に套嵌し、第2取り付け部17は、副支柱14に摺動自在に外嵌する大きさの内径を備える筒体によって形成して副支柱14に套嵌してある。つまり、複数段の予備苗載せ台10・・と11・・の最下段に位置させるものから順次に、第1取り付け部16を支柱連結扞13および副支柱連結扞15を取り外した支柱12にその上端側から套嵌し、これと同時に、第2取り付け部17を副支柱連結扞15を取り外した副支柱14にその上端側から套嵌することによって支柱12と副支柱14とに取り付けてある。一段分の外側予備苗載せ台10と内側予備苗載せ台11とを一挙に取り付けるのである。最下段に位置させる予備苗載せ台10,11にあっては、支柱12に套嵌した第1取り付け部16が副支柱14の支柱12に対する連結部14aに当接し、支柱12に固設してある固定座板26をによって前記連結部14aを介して受け止め支持されるようになると、所定の取り付け位置になり、最下段よりも上段側に位置させる予備苗載せ台10,11にあっては、支柱12に套嵌した第1取り付け部16がこれよりも下段側の第1取り付け部16に当接して受け止め支持されるようになると、所定の取り付け位置になる。複数段の予備苗載せ台10・・,11・・のそれぞれにおいて、前記所定の取り付け位置になると、第2取り付け部17と副支柱14とに貫設するように構成したロックボルト18によって第2取り付け部17を副支柱14に固定することにより、予備苗載せ台10,11の支柱側とは反対側を副支柱14によって支持されるように固定してある。
【0013】副支柱連結杆15は、図5に明示するように、支柱12に対する筒体製の第1連結部15aを一端側に備え、副支柱14に対する筒体製の第2連結部15bを他端側に備えるパイプ部材で作成してあり、第1連結部15aを支柱12にその上端側から套嵌し、第2連結部15bを副支柱14にその上端側から套嵌することによって、支柱12と副支柱14とにわたって連結してある。副支柱14の方では、第2連結部15bと副支柱14とに貫設するように構成したロックボルト19により、副支柱連結杆15の副支柱14からの抜け止めを図ってある。
【0014】支柱連結杆13は、図2、図3および図5に示すように、一端部13aが一対の支柱12,12の一方に対する筒形の連結部で、他端部13bが一対の支柱12,12の他方に対する筒形の連結部になるように、両端側を折り曲げ成形したパイプ部材でなり、一方の連結部13aを一方の支柱12にその上端側から外嵌するとともに他方の連結部13bを他方の支柱12にその上端側から外嵌し、連結部13aおよび13bをこれと支柱12とに貫設したロックボルト20によって支柱12から抜け外れないようにすることにより、一対の支柱12,12の上端部どうしにわたって連結してある。支柱連結杆13が両支柱12,12に連結すると、一対の連結部13a,13bそれぞれの端面13cでなるストッパー部が支柱12に取り付けてある前記副支柱連結杆15の第1連結部15aに当接して押圧作用することにより、支柱12に取り付けてある最上段の予備苗載せ台10および11の前記第1取り付け部16に前記第1連結部15aを介して押圧作用するとともに、最上段以外の予備苗載せ台10,11の第1連結部16に対してもこれより上段側の予備苗載せ台10,11の第1連結部16を介して押圧作用し、全ての予備苗載せ台10,11の支柱12に対する上下移動を規制するように構成してある。つまり、支柱連結杆13が予備苗載せ台10,11に対するストッパーになり、一対の支柱12,12それぞれの予備苗載せ台10,11を上下にずれ動きにくいように固定しているのである。
【0015】機体左側と右側のいずれもにおいて、図3に示す如く前記副支柱14を支柱12に取り付けている前記連結部14aと、前記副支柱連結杆15の支柱12の連結している第1連結部15aとのいずれもが支柱12に回動自在に外嵌していることにより、副支柱15が支柱12に対して支柱12の軸芯まわりで回動することを可能にしてある。副支柱15のためのロックピン21およびロックばね22を先端側に備えた操作レバー23を、前記連結部14aが一体回動自在に備えている回動座板24に支持部材25を介して取り付けてある。前記操作レバー23を前記支持部材25による枢支軸芯Xまわりでロックばね22による付勢方向とは反対方向に揺動操作すると、前記ロックピン21が支柱12に固設してある固定座板26から抜け上がって副支柱14の回動を可能するロック解除位置に切り換わり、前記操作レバー23に対する人為操作を解除すると、前記ロックばね22のために、操作レバー23がロック位置に揺動復帰するとともに、ロックピン21が固定座板26のピン孔(図示せず)に入り込んで副支柱14の回動を不能にするロック位置に切り換わるように構成してある。
【0016】すなわち、操作レバー23をロックばね22に抗して揺動操作してロックピン21をロック解除位置に切り換え操作し、ロックピン21をロック解除位置に維持しながら、操作レバー23を支柱12の軸芯まわりで揺動操作することにより、副支柱14が支柱12の軸芯まわりで回動し、この後、ロックピン21を別のピン孔に入ったロック位置に戻すことにより、副支柱14が支柱12に対して回動した後の位置で固定する。このため、操作レバー23を操作することにより、副支柱14が支柱12の軸芯まわりで回動し、副支柱14の支柱12に対する取り付け位置を変更調節できる。そして、副支柱14が回動すると、副支柱14は複数段の予備苗載せ台10・・,11・・それぞれの第2取り付け部17が連結していて全ての予備苗載せ台10・・,11・・に支持作用しているために、全ての予備苗載せ台10・・,11・・を一挙に支柱12に対して回動操作する。これにより、予備苗の積み込みや取り出しを行うに当たり、副支柱14の取り付け位置調節を行うだけで、全ての予備苗載せ台10・・,12・・が一挙に支柱12に対して回動し、副支柱14によって支持されている側が支柱12よりも機体横外側に位置して機体横外側から予備苗が積み込みやすくなる斜め向きの取り付け姿勢になったり、機体前後方向に沿って運転部から予備苗が取り出しやすくなる前後向きの取り付け姿勢になるのである。
【0017】図3および図4に示すように、外側予備苗載せ台10の前記取り付け金具10a、および内側予備苗載せ台11の取り付け金具11aのそれぞれに、連結ボルト16aおよび17aのための複数個のボルト孔16b・・または17b・・を予備苗載せ台10,11の長手方向に並べて設けてある。すなわち、予備苗載せ台10,11を支柱12に取り付ける際、ボルト孔16bおよび17bを選択する。すると、たとえば、下段側の予備苗載せ台10,11から予備苗を取り出す際に上段側の予備苗載せ台10,11が障害になりにくいように、下段側の予備苗載せ台10,11を上段側の予備苗載せ台10,11よりも機体後方側に位置ずれさせるなど、上段側の予備苗載せ台10,11と下段側の予備苗載せ台10,11とが前後方向に位置ずれするようにして取り付けられる。
【0018】機体フレーム8の左右側において、図6および図7に示すように、支柱12の苗載せ台取り付け部分から機体内側に屈曲して機体横向きになっている基端側部分12aにフランジ27を備え、このフランジ27の3個の長孔式ボルト孔27a・・を各別に挿通した機体横方向の3本の連結ボルト28・・を機体フレーム8に取り付けるとともに、前記フランジ27の2個のボルト孔27b,27bを用いてフランジ27と機体フレーム8とにわたって2本のロックボルト29を取り付けるように構成することにより、自走機体の予備苗貯留装置Aための支持部30を構成してある。
【0019】すなわち、機体左右側それぞれの前記ロックボルト29を取り外し、連結ボルト28のナットを緩めると、フランジ27の連結ボルト28のためのボルト孔27aが長孔であることにより、支持部30が予備苗貯留装置Aを揺動自在に支持して予備苗貯留装置Aの取り付け姿勢変更を可能にする。つまり、予備苗貯留装置Aが支柱12の基端側部分12aおよびフランジ27の軸芯である機体横向き軸芯Yのまわりで自走機体の前後方向に揺動操作できるようになり、図7(イ)に示す如く連結ボルト28がボルト孔27aの一端側でフランジ27にストッパー作用するまで機体前方側に揺動操作すると、予備苗貯留装置Aが図1に実線で示す如く自走機体に対して起立する使用用の取り付け姿勢になる。そして、図7(ロ)に示す如く連結ボルト28がボルト孔27aの他端側でフランジ27にストッパー作用するまで機体後方側に揺動操作すると、予備苗貯留装置Aが図1に仮想線で示す如く前記使用姿勢から機体後端側に約45度倒伏した格納用の取り付け姿勢になる。この格納姿勢になると、この時の予備苗貯留装置Aの上端レベルが前記使用姿勢での上端レベルよりも低くなって機体全体の高さが作業時よりも低くなり、機体を格納したり、運搬車に積み込んで搬送する際、天井が比較的低くても格納できるとか、積み荷高さを低くできるのである。そして、予備苗貯留装置Aを使用姿勢にした際は、前記ロックボルト29を装着して倒伏しないようにロックするのであり、格納姿勢にした際は、支持ボルト28がフランジ27を介して受け止め支持することにより、特別なロック操作は行わなくてよいのである。
【0020】〔別実施例〕左右それぞれの支柱に予備苗載せ台を取り付けるに当たり、上記実施例の如く外側と内側のいずれにも取り付ける他、外側と内側のいずれか一方にのみ取り付けて実施する場合にも本発明は適用できる。
【0021】さらに、上段側の取り付け部16と下段側の取り付け部16とが直接当接するようにして予備苗載せ台を支柱に取り付ける他、上段側の取り付け部16と下段側の取り付け部16の間に、上段側の予備苗載せ台と下段側の予備苗載せ台との間隔を調節するスペーサを介装して予備苗載せ台を支柱に取り付けて実施する場合にも、本発明は適用できる。この場合にも、支柱連結杆が最上段の予備苗載せ台の取り付け部に押圧作用すると、下段側の予備苗載せ台にもスペーサを介して押圧作用して動き止めすることにおいては同じ効果を発揮するのである。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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