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発明の名称 茎稈搬送装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−19325
公開日 平成8年(1996)1月23日
出願番号 特願平6−156902
出願日 平成6年(1994)7月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 牧園 晴充 / 香本 信美
要約 目的
茎稈搬送装置において挾持レールを搬送チェーン側に付勢する手段、挾持レールの挾持作用を解除する手段を構造簡単で搬送詰まりによるトラブルを防止できるものにする。

構成
挾持レール支持用アーム12を挾持方向に揺動付勢する捩じりバネ18、捩じりバネ付勢反力点の係止具21に捩じりバネ18を係止する操作レバー18c、アーム12の逃げ揺動に連動揺動する係止解除アーム24、係止解除アーム24の揺動に伴って係止具21の係合凹部から押し出して外す押圧力を捩じりバネ18に付与するカム部分27を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 茎稈搬送用挾持レール(15)を搬送チェーン(14)に対する接近離間方向に移動自在に取付け、前記挾持レール(15)を前記搬送チェーン(14)に接近させる付勢手段、及び、前記挾持レール(15)を前記搬送チェーン(14)から離間させる挾持作用解除手段を設けた茎稈搬送装置であって、前記付勢手段と前記挾持作用解除手段を形成するに、前記挾持レール(15)を固定したホルダー(16)を前記搬送チェーン(14)に対する接近離間方向に揺動自在に取付け、前記ホルダー(16)を前記搬送チェーン(14)に対する接近方向に揺動付勢する捩じりバネ(18)を設け、前記捩じりバネ(18)の付勢反力点(18b)を付勢作用位置に固定する係止具(21)を、係止解除により付勢作用解除自在に形成し、前記捩じりバネ(18)の付勢反力点側端部を、前記係止具(21)に対して前記捩じりバネ(18)を係止する操作レバー(18c)に形成し、前記挾持レール(15)の前記搬送チェーン(14)に対する設定間隔以上の離間に伴って前記係止具(21)に対する前記捩じりバネ(18)の係止を解除する機械式自動挾持解除手段を、前記ホルダー(16)に機械式に連動させた状態で設け、前記機械式自動挾持解除手段を形成するに、前記ホルダー(16)に連動する係止解除アーム(24)を揺動自在に設け、前記係止解除アーム(24)の揺動に伴って前記捩じりバネ(18)を前記係止具(21)の係合凹部から押し出して外す押圧力を前記捩じりバネ(18)に付与するカム部分(27)を前記係止解除アーム(24)に形成してある茎稈搬送装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茎稈搬送用挾持レールを茎稈搬送用搬送チェーンに対する接近離間方向に移動自在に取付け、挾持レールを搬送チェーンに接近させる付勢手段、及び、挾持レールを搬送チェーンから離間させる挾持作用解除手段を設けた茎稈搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、付勢手段を形成するに、湾曲支持杆30にホルダー31を取付け、支持ロッド32を摺動自在にかつコイルバネ33で付勢した状態でホルダー31に取付け、挾持レール34を搬送チェーン35側にコイルバネ33で押して、搬送チェーン35と挾持レール34との協働で茎稈を挾持搬送するように構成し、そして、搬送チェーン35と挾持レール34の間に茎稈が詰まった時に挾持レール34を搬送チェーン35から離間させる挾持作用解除手段を形成するに、湾曲支持杆30を腰折れ部で屈伸自在に形成し、腰折れ部の締付けボルト36で湾曲支持杆30を固定して挾持レール34を搬送作用位置に維持し、かつ、締付けボルト36を緩めて挾持作用を解除するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、付勢手段と挾持作用解除手段が互いに独立した構成になっているため、それら両手段を形成するための構造が複雑になり、製作の簡略化及びコスト低減の面から改良の余地があった。本発明の目的は、付勢手段と挾持作用解除手段を構造簡単なものに改良し、かつ、搬送詰まりによる装置トラブルを確実に防止できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、茎稈搬送用挾持レールを茎稈搬送用搬送チェーンに対する接近離間方向に移動自在に取付け、挾持レールを搬送チェーンに接近させる付勢手段、及び、挾持レールを搬送チェーンから離間させる挾持作用解除手段を設けた茎稈搬送装置において、付勢手段と挾持作用解除手段を形成するに、挾持レールを固定したホルダーを搬送チェーンに対する接近離間方向に揺動自在に取付け、ホルダーを搬送チェーンに対する接近方向に揺動付勢する捩じりバネを設け、捩じりバネの付勢反力点を付勢作用位置に固定する係止具を、係止解除により付勢作用解除自在に形成し、捩じりバネの付勢反力点側端部を、係止具に対して捩じりバネを係止する操作レバーに形成し、挾持レールの搬送チェーンに対する設定間隔以上の離間に伴って係止具に対する捩じりバネの係止を解除する機械式自動挾持解除手段を、ホルダーに機械式に連動させた状態で設け、機械式自動挾持解除手段を形成するに、ホルダーに連動する係止解除アームを揺動自在に設け、係止解除アームの揺動に伴って捩じりバネを係止具の係合凹部から押し出して外す押圧力を捩じりバネに付与するカム部分を係止解除アームに形成したことにある。
【0005】
【作用】つまり、搬送時には、捩じりバネの付勢反力点を係止具で固定して、捩じりバネで挾持レールを搬送チェーンに対する接近方向に付勢し、そして、搬送チェーンと挾持レールの間に茎稈が詰まった時には、自動挾持解除手段によって自動的に捩じりバネを係止具から外して、挾持レールと搬送チェーンによる茎稈挾持作用を解除し、さらに、詰まり解除後に操作レバーで捩じりバネを係止具で固定するように構成してある。要するに、挾持レールを搬送チェーンに接近させる付勢手段、及び、挾持レールを搬送チェーンから離間させる挾持作用解除手段を兼用構成するとともに、自動挾持解除手段を電気式や油圧式などに比して安価な機械式にすることによって、付勢手段と挾持作用解除手段を製作簡単で製作コストが安いものにでき、しかも、搬送詰まりが生じると直ちにかつ自動的に茎稈挾持作用を解除して、過度の搬送詰まりによる装置トラブルを確実に防止できる。さらに、捩じりバネを係止具の係合凹部に係合して、搬送チェーンと挾持レールによる茎稈挾持作用維持を確実にしながら、搬送詰まりが生じるとホルダーに連動した係止解除アームの揺動に伴うカム部分の作用で捩じりバネを係合凹部から押し出した後に外す押圧力が発生して、捩じりバネの係止具からの自動外しが確実に実現するように構成してあるから、良好な茎稈搬送と確実な搬送詰まりによる装置トラブルの防止を図ることができる。
【0006】
【発明の効果】その結果、挾持レールを搬送チェーンに接近させる付勢手段、及び、挾持レールを搬送チェーンから離間させる挾持作用解除手段を構造簡単なものにでき、かつ、搬送チェーンと挾持レールによる茎稈挾持作用維持を確実にしながら搬送詰まりによる装置トラブルを確実に防止できる、製作性、製作コスト、搬送機能、装置トラブル防止の全てにおいて優れた茎稈搬送装置を提供できるようになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、クローラ式走行装置1を備えた走行車体の前部に、刈取部2を油圧シリンダ3により支軸4周りに昇降揺動操作自在に連結するとともに、走行車体上に脱穀装置7を搭載し、前記刈取部2には植立穀稈引起こし装置5、刈刃6、刈取穀稈を脱穀装置7に送る株元側挾持搬送装置8及び穂先側係止搬送装置10を装備し、刈取部2からの穀稈を搬送しながら脱穀装置7の扱室内に供給するフィードチェーン9を脱穀装置7の外側に設けて自脱型コンバインを構成してある。
【0008】図2ないし図5に示すように、株元側挾持搬送装置8を形成するに、巻回した搬送爪付チェーンなどの穀稈搬送用搬送チェーン14に対して挾持レール15を接近配置し、搬送経路を上方から迂回する湾曲した取付けフレーム13に支持部材11を固定し、揺動アーム12を支軸19で支持部材 11に取付け、揺動アーム12にその周りで回動自在にホルダー16を取付け、挾持レール15の一対の支持ボルト17をホルダー16の長孔16aに搬送穀稈長手方向に位置変更自在に挿通し、支持ボルト17に螺合させた一対のナット 20でホルダー16を挾持させて挾持レール15をホルダー16に固定し、揺動アーム12、ホルダー16及び挾持レール15を搬送チェーン14に接近させる方向に付勢する捩じりバネ18を、支軸19に外嵌させた状態で、付勢作用点18aを揺動アーム12に係止した状態で、付勢反力点18bを支持部材11の係止具21で付勢作用位置に固定した状態で設けてある。つまり、付勢反力点18bを係止具21で固定して、捩じりバネ18によって挾持レール15を搬送チェーン14に対する接近方向に付勢し、搬送チェーン14と挾持レール15により穀稈株元を挾持搬送するように構成してある。また、揺動アーム12に対するホルダー16の回動に伴う搬送チェーン14に対する挾持レール15の揺動によって搬送穀稈の量変化に対応可能に、かつ、ナット20の操作で搬送チェーン14に対する挾持レール15の位置を遠近方向及び搬送穀稈長手方向に調節可能に構成してある。挾持レール15の後端側にバネ線材から成るレール杆22を延出し、フィードチェーン9への穀稈受け渡しを円滑化するように構成してある。
【0009】挾持レール15を搬送チェーン14から離間させて穀稈搬送詰まりを解除するために、係止具21を形成する支持部材11の開口11aを、捩じりバネ18に対する係止を解除できる形状に形成し、開口11aから支持部材11の外側に突出させた捩じりバネ18の付勢反力点側端部を、係止具21に対して捩じりバネ18を係止する操作レバー18cに形成してある。
【0010】係止解除アーム24を支持部材11に支軸25周りで揺動自在に設け、揺動アーム12に付設したピン26を係止解除アーム24の切り欠き部に係止させて係止解除アーム24をホルダー16に連動させ、係止解除アーム24の揺動に伴って捩じりバネ18を係止具21の係合凹部から押し出して外す押圧力を捩じりバネ18に付与するカム部分27を係止解除アーム24に形成してある。つまり、搬送チェーン14と挾持レール15の間に穀稈が詰まると係止解除アーム24によって自動的に捩じりバネ18を係止具21から外して挾持レール15と搬送チェーン14による茎稈挾持作用を解除する機械式自動挾持解除手段を形成し、詰まりによる搬送系のトラブルを確実に防止するように構成してある。
【0011】さらに、捩じりバネ18を係止具21の係合凹部に確実に係合させて、搬送チェーン14と挾持レール15による挾持作用を確実に維持できるように構成するとともに、搬送詰まりが生じるとカム部分27の作用で捩じりバネ18を係合凹部から押し出した後に外す押圧力を発生させて、捩じりバネ18を係止具21から確実に外せるように構成してある。そして、詰まり解除後に操作レバー18cにより捩じりバネ18を係止具21に係止してリセットできるように構成してある。
【0012】操作レバー18cとの接触により捩じりバネ18が係止具21から外されたことを検出するリットスイッチなどのセンサー23を設け、センサー23からの情報により捩じりバネ18が係止具21から外されるとエンジン停止装置や警報装置が作動するように構成し、詰まり解除後のリセットが確実に実行されるように構成してある。
【0013】〔別実施例〕搬送チェーン14の種類は公知のものから適当に選定でき、また搬送対象茎稈は適宜選定自在であり、茎稈搬送装置の設置対象は不問である。ホルダー16を搬送チェーン14に対する接近離間方向に揺動自在に取付ける具体的構成、及び、挾持レール15をホルダー16に固定する具体的構成は適当に変更できる。係止具21の具体構成は適宜変更自在である。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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