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発明の名称 刈取結束機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−9744
公開日 平成8年(1996)1月16日
出願番号 特願平6−153134
出願日 平成6年(1994)7月5日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 牧園 晴充 / 内藤 義隆
要約 目的
普通田や偏平な耕地での刈取結束作業を円滑に行えることができながら、しかも、未刈側の車軸に対して、その車軸に装着の車輪よりも大径の大径車輪を、未刈側にはみ出させることなく交換装着できて、例えば湿田や畝立てされた桑畑等での作業をも円滑に行うことができる刈取結束機を提供する。

構成
左右に車輪6を備えたミッションケース10を設け、穀稈引起こし装置1と刈取装置2とを備えた刈取部9を、ミッションケース10の前方に設け、刈取部9の既刈側の横一側に穀稈結束機5を設け、未刈側に位置する車軸12に対して、その未刈側の車軸12に装着の車輪6と左右ほぼ同じ位置に、車輪6よりも大径の大径車輪を交換装着可能に、刈取部9周りの機体フレーム15における未刈側の後部に、大径車輪14との干渉をさけるための空間Sを形成してある。
特許請求の範囲
【請求項1】 左右に車輪(6)を備えたミッションケース(10)を設け、穀稈引起こし装置(1)と刈取装置(2)とを備えた刈取部(9)を、前記ミッションケース(10)の前方に設け、前記刈取部(9)の既刈側の横一側に穀稈結束機(5)を設けてある刈取結束機であって、未刈側に位置する車軸(12)に対して、その未刈側の車軸(12)に装着の車輪(6)と左右ほぼ同じ位置に、前記車輪(6)よりも大径の大径車輪(14)を交換装着可能に、前記刈取部(9)周りの機体フレーム(15)における未刈側の後部に、前記大径車輪(14)との干渉をさけるための空間(S)を形成してある刈取結束機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右に車輪を備えたミッションケースを設け、穀稈引起こし装置と刈取装置とを備えた刈取部を、前記ミッションケースの前方に設け、前記刈取部の既刈側の横一側に穀稈結束機を設けてある刈取結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の刈取結束機では、刈取部周りの機体フレームにおける未刈側の後部を車輪の外周部に近接させてあった〔例えば特開平5‐336824号公報〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の刈取結束機では、水はけの程度や水分の量が平均的な普通田での使用を基準にして刈取装置の高さを設定してある。そのために、湿田で使用する場合、車輪が土中に沈み込む量が大きくなることが原因でミッションケースの底部や刈取装置が接地して、刈取結束作業を円滑に行うことが困難になるという問題がある。また、前記の刈取装置の高さは、偏平な耕地での使用を基準としても設定してあるために、例えば畝立てされた桑畑において、両車輪を畝に跨がらせた状態で使用する場合、ミッションケースの底部や刈取装置が畝の頂部に接地して、刈取結束作業を円滑に行うことが困難になるという問題もある。これらの問題を解消するために、車軸に装着の車輪よりも大径の大径車輪を交換装着して車高を高くする手段が考えられる。
【0004】しかしながら上記従来の構成によれば、刈取部周りの機体フレームにおける未刈側の後部を車輪の外周部に近接させてあったために、車軸に大径車輪を交換装着しようとしても、未刈側の大径車輪が機体フレームにおける未刈側の後部に干渉して、車軸に装着することができなかった。車軸を横側外方に延長するための延長軸を車軸の端部に取り付けて、既に装着されている車輪の取付け位置よりも横側外方側の位置に大径車輪を装着すれば、機体フレームにおける未刈側の後部と未刈側の大径車輪との干渉をさけることができ、既刈側でもこのような機体フレームと大径車輪との干渉の問題が生じないものの、このように構成すると、未刈側の大径車輪が横側外方にはみ出した状態になって刈取前の穀稈を踏みつぶすおそれがある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、普通田や偏平な耕地に限らず、例えば湿田や畝立てされた桑畑等においても刈取結束作業を円滑に行うことができる刈取結束機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる刈取結束機の特徴構成は、未刈側に位置する車軸に対して、その未刈側の車軸に装着の車輪と左右ほぼ同じ位置に、前記車輪よりも大径の大径車輪を交換装着可能に、前記刈取部周りの機体フレームにおける未刈側の後部に、前記大径車輪との干渉をさけるための空間を形成してあることにある。
【0007】
【作用】つまり、上記のような空間を刈取部周りの機体フレームにおける未刈側の後部に形成してあるから、湿田や畝立てされた桑畑等の耕地で使用する場合、未刈側に位置する車軸に対して、この車軸に装着の車輪と左右ほぼ同じ位置に、その車輪よりも大径の大径車輪を装着し、既刈側の車軸に対しては、例えば延長車軸を介して大径車輪を装着することにより、車高を高くすることができ、ミッションケースの底部や刈取装置が接地するのを防止できる。
【0008】この場合、未刈側の大径車輪は上記のように未刈側の車軸に装着されている交換前の車輪と左右ほぼ同じ位置に装着されて、横側外方にはみ出した状態にならないから、未刈側の刈取り前の穀稈を踏みつぶすことがない。
【0009】
【発明の効果】従って、普通田や偏平な耕地での刈取結束作業を円滑に行えることができながら、湿田や畝立てされた桑畑等の耕地で使用する場合にも、ミッションケースの底部や刈取装置の接地を防止でき、しかも、未刈側の刈取り前の穀稈を踏みつぶすことがなくて、刈取結束作業を円滑に行うことができる刈取結束機を提供することができた。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1,図3に示すように、倒伏穀稈を引起す引起装置1と引起した穀稈の株元を切断するバリカン型刈取装置2とから成る刈取部9、刈取った穀稈を後方に凭れさす凭れ案内板3、凭れ案内板3の穀稈を機体横側方へ係止搬送する横搬送装置4、刈取部9の既刈側の横一側に位置していて、横搬送されて来た穀稈を結束して放出する穀稈結束機5からなる刈取り前処理装置Aを機体の前部に備え、左右に車輪6を備えたミッションケース10、エンジン7、操縦ハンドル8を、前記刈取り前処理装置Aの後方に備えて刈取結束機が構成されている。
【0011】前記ミッションケース10から左右にそれぞれ突出する一対の車軸11,12のうち既刈側の右車軸11には、図4にも示すように、延長軸13を取付け可能な延長軸取付け部11aを設けてあり、この延長軸取付け部11aに延長軸13を取付けることにより前記右車軸11を横側外方に延長して、車軸11に既に装着されている車輪6よりも大径の大径車輪14を、前記延長軸13に装着可能に構成してある。
【0012】そして、図3,図4に示すように、未刈側に位置する左車軸12に対して、その未刈側の車軸12に装着の車輪6と左右ほぼ同じ位置に、前記車輪6よりも大径の大径車輪14を交換装着可能に、刈取部9周りの機体フレーム15における未刈側の後部に、前記大径車輪14との干渉をさけるための空間Sを切欠形成してある。
【0013】上記のような空間Sを刈取部9周りの機体フレーム15における未刈側の後部に形成してあるから、湿田や畝立てされた桑畑等の耕地で使用する場合、未刈側に位置する車軸12に対して、この車軸12に装着の車輪6と左右ほぼ同じ位置に、その車輪6よりも大径の大径車輪14を装着し、既刈側の車軸11に対しては、車軸11の延長軸取付け部11aに延長軸13を取付けて、この延長軸13に大径車輪14を装着することにより、車高を高くすることができ、ミッションケース10の底部や刈取装置2が接地するのを防止できる。
【0014】この場合、大径車輪14は上記のように未刈側の車軸12に装着されている交換前の車輪6と左右ほぼ同じ位置に装着されて、横側外方にはみ出した状態にならないから、未刈側の刈取り前の穀稈を踏みつぶすことがない。
【0015】前記穀稈結束機5の外側面には、図5に示すように、上部開放の箱体16を前後に沿って固着して、この箱体16の上縁部に、結束した穀稈の株元を払う株元払い杆17を付設してある。この株元払い杆17を箱体16の上縁部に付設してあるから、株元払い杆17の下方から泥が穀稈結束機5側に侵入するのを防止できる。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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