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発明の名称 ゴム紐結束機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平8−43
公開日 平成8年(1996)1月9日
出願番号 特願平6−141312
出願日 平成6年(1994)6月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修
発明者 松藤 秀人
要約 目的
束締まり不足が発生しないように精度よく結束処理できるゴム紐結束機を提供する。

構成
結束物載置面の上方に受け止め部材4が存在し、この受け止め部材4に結束対象物Aを当て付けると、結束対象物Aが受け止め部材4の位置決め作用によって所定の結束用箇所に自ずと位置し、結束に使用されるゴム紐Lの長さが適切になって束締まりが適切になる。受け止め部材4にゴム紐通路17aが存在し、このゴム紐通路17aは受け止め部材4と結束対象物Aとの間を通るゴム紐Lを受け止め部材4と結束対象物Aとで挟持されないように収容する。これにより、紐供給ニードル12がゴム紐Lを引っ張り操作して張力を掛けながら結束対象物Aに巻き付ける際、その引っ張り力が紐供給ニードル12と紐結節部とにわたるゴム紐Lの全長にわたってもれなく作用して束締まりが適切になる。
特許請求の範囲
【請求項1】結束対象物が人為操作によって載置される結束物載置面(2)、この結束物載置面(2)の下方に位置する紐結節部(8)を備えるとともに、前記結束物載置面(2)の上方から前記紐結節部(8)に結束用ゴム紐(L)を紐供給ニードル(12)によって供給するゴム紐結束機であって、前記結束物載置面(2)の上方に位置し、結束対象物(A)が当て付けられることによって結束対象物(A)を前記結束物載置面上の結束用箇所(P)に位置決めする受け止め部材(4)を備えるとともに、この受け止め部材(4)に、前記紐供給ニードル(12)と前記紐結節部(8)とにわたる結束用ゴム紐(L)の両横側に分かれて位置して結束対象物(A)に作用する一対の受け止め面(17b),(17b)、および、前記一対の受け止め面(17b),(17b)の間に位置するゴム紐通路(17a)を備え、前記ゴム紐通路(17a)が前記紐供給ニードル(12)と前記紐結節部(8)とにわたる結束用ゴム紐(L)を前記一対の受け止め面(17b),(17b)に対して結束対象物(A)とは反対側に位置させて収容する通路であるゴム紐結束機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結束対象物が人為操作によって載置される結束物載置面、この結束物載置面の下方に位置する紐結節部を備えるとともに、前記結束物載置面の上方から前記紐結節部に結束用ゴム紐を紐供給ニードルによって供給するゴム紐結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記結束機において、先に特願平6‐34953号に示されるものを提案した。すなわち、図8に示すように、結束対象物Aに作用する受け止め部材4を結束物載置面2の上方に設けることにより、結束対象物Aのゴム紐による締まり具合を適切にしながら結束処理できるように構成した。つまり、受け止め部材4がないと、結束対象物Aを結束物載置面2に載置する際に結束物載置面上の適切な結束箇所Pよりも結束対象物供給方向Bの下手側や上手側に位置ずれし、紐供給ニードル12が作動してゴム紐Lを結束対象物Aに巻き付ける際のゴム紐長さが長くなり過ぎて結束用ゴム紐による締まりが悪くなる。しかし、受け止め部材4が存在し、これに結束対象物を当て付けながら結束処理すると、受け止め部材4の位置決め作用によって結束対象物Aが結束物載置面上の適切な結束箇所Pに位置することになる。この結果、紐供給ニードル12が作動してゴム紐Lを結束対象物Aに巻き付ける際のゴム紐長さが適切あるいはそれに近いものになって結束用ゴム紐Lによる締まり具合が適切になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先に提案したものにおいて、図9に示すように、前記受け止め部材4が結束対象物Aを受け止め支持する際、受け止め部材4の受け止め作用面17bと結束対象物Aとによってゴム紐Lを挟みながら受け止め作用するようになっていた。この結果、紐供給ニードル12が作動してゴム紐Lを結束対象物Aに巻き付ける際、紐結節部8と紐供給ニードル12とにわたるゴム紐Lのうちの紐結節部8と受け止め部材4との間に位置する紐部分L1はニードル12による引っ張り作用が及びにくくて張りの少ないままになっていた。このため、結束処理後の結束対象物Aの締まりが緩くなることがあった。本発明の目的は、結束対象物の載置箇所の面からも、ゴム紐の引っ張り具合の面からも締まり不良の発生を回避して結束処理できるゴム紐結束機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるゴム紐結束機にあっては、目的達成のために、冒頭に記したものにおいて、前記結束物載置面の上方に位置し、結束対象物が当て付けられることによって結束対象物を前記結束物載置面上の結束用箇所に位置決めする受け止め部材を備えるとともに、この受け止め部材に、前記紐供給ニードルと前記紐結節部とにわたる結束用ゴム紐の両横側に分かれて位置して結束対象物に作用する一対の受け止め面、および、前記一対の受け止め面の間に位置するゴム紐通路を備え、前記ゴム紐通路が前記紐供給ニードルと前記紐結節部とにわたる結束用ゴム紐を前記一対の受け止め面に対して結束対象物とは反対側に位置させて収容する通路であることを特徴とする。
【0005】
【作用】結束対象物を受け止め部材に当て付けながら結束載置面に載置すると、受け止め部材による位置決めのために結束対象物が自ずと結束用箇所に位置する。しかも、この時、紐結節部と紐供給部とにわたるゴム紐が前記ゴム紐通路を通る。すると、ゴム紐は受け止め部材の受け止め面に対して結束対象物とは反対側に位置し、受け止め部材と結束対象物とによって挟持されない。これにより、紐供給ニードルが作動してゴム紐を結束対象物に巻き付ける際のニードルによる引っ張り作用が紐結節部とニードルとにわたるゴム紐の全長にわたったもれなく及び、紐結節部とニードルとにわたるゴム紐はその全長にわたって過不足のない張力で結束対象物に巻き付けられるとともに結節処理される。
【0006】
【発明の効果】受け止め部材により結束対象物を結束用箇所に精度よく位置決めして結束に使用されるゴム紐長さを適切にできることにより、さらに、ゴム紐通路によって受け止め部材と結束対象物とによるゴム紐挟持を回避して引っ張り作用が全長にわたって漏れなく及ぶことにより、束締まりがよくて仕上がり精度のよい結束処理ができるようになった。
【0007】
【実施例】図1および図2に示すように、上蓋1の上面2で成る結束物載置面、上蓋1から上方に突出するセンサー3、結束物載置面2の上方に位置する受け止め部材4を備えている箱型機枠5の内部に、結束物載置面2の下方に位置する紐ホルダー6および結節ビル7を備えている紐結節部8を設けるとともに、紐ホルダー6の駆動用ギヤ部6aに係合しているタイミングギヤ9、結節ビル7の駆動用ギヤ部7aに係合しているタイミングギヤ10、および、両タイミングギヤ9,10を駆動する電動モータ(図示せず)などで成る駆動機構11によって紐結節部8を駆動するように構成してある。前記結束物載置面2の上方に位置する紐供給ニードル12、この紐供給ニードル12の基部に取り付けた押圧部材13、ゴム紐リールRを支持部材14によって支持するように構成したゴム紐収容部を備えている紐供給部15を、前記機枠5から上方に延出する支持アーム16に支持させるとともに、この支持アーム16の内部に設けた伝動機構(図示せず)によって前記駆動機構11から紐供給部15に動力伝達するように構成し、もって、ゴム紐結束機を構成してある。このゴム紐結束機は、葉生姜やラッキョなどの野菜、切り花など比較的軟弱なものでもゴム紐Lで傷を付けないで結束できるようにしたものであり、詳しくはつぎのように構成してある。
【0008】すなわち、結束対象物Aを手で支持して、センサー3に対して受け止め部材4が位置する側とは反対側から上蓋1に沿わせて受け止め部材4に向けて移動させることにより、結束対象物Aをセンサー3に当接させ、かつ、結束対象物Aを結束載置面2に載置するとともに受け止め部材4に当て付ける。すると、受け止め部材4が結束対象物Aに位置決め作用して、結束対象物Aが結束物載置面上に設定してある結束用箇所Pに自ずと位置することにより、かつ、この結束用箇所Pは、結束対象物Aを載置すれば、紐供給ニードル12によって結束対象物Aに巻き掛けるのに必要なゴム紐長さが最短になるものであることにより、束締まりがよい結束状態が得られるようになる。そして、センサー3が結束対象物Aとの当接によって作動したことにより、センサー3の基端側に連動している始動スイッチSW1が入りになって前記電動モータが駆動される。すると、図3に示すように、紐供給ニードル12の駆動軸12aが回動して紐供給ニードル12を先端側が結束対象物Aの受け止め部材4とは反対側を通って紐結節部8に下降するように駆動することにより、紐供給ニードル12がゴム紐ロールRから繰り出して紐結節部8とにわたって支持している結束用ゴム紐Lのロール側を紐結節部8に供給する。紐供給ニードル12が紐結節部8に紐供給するタイミングに合わせて駆動機構11が紐結節部8を駆動し、結節ビル7と紐ホルダー6が作動して紐供給ニードル12と紐結節部8とにわたるゴム紐Lの両端側を結節することにより、結束対象物Aをゴム紐ロールRから繰り出したゴム紐Lによって結束する。
【0009】前記押圧部材13は紐供給ニードル12に取り付けてあることにより、紐供給ニードル12が紐結節部8に紐供給する際に紐供給ニードル12と共に下降して前記受け止め部材4に接近し、結束対象物Aを受け止め部材4に押し付ける。これにより、結束対象物Aを受け止め部材4と押圧部材13とによる押し付け力によって決まる圧縮力によって圧縮しながら結束処理することになり、結束処理が完了した結束対象物Aは抜け落ちが出にくいように束締まりのよい結束状態になる。押圧部材13は、クッション用ゴムで成り、結束対象物Aを傷が付きにくいようにしながら押し付け操作する。
【0010】図6に示すように、前記受け止め部材4を形成している板金部材に凹入溝17aを備えるクッション用ゴム板17を貼着し、このゴム板17の凹入溝17aの両側に別れて位置する一対のゴム板面17b,17bによって受け止め部材4の一対の弾性受け止め面を形成し、前記凹入溝17aによって受け止め部材4のゴム紐通路を形成してある。このゴム紐通路17aは、ゴム紐Lの太さに等しいかこれよりも大きい値の深さDを備えることにより、図5に示す如くゴム紐Lを収容する際にはゴム紐Lが一対の前記受け止め面17b,17bに対して結束対象物Aとは反対側に位置するようにして収容する。すなわち、図4および図5に示すように、受け止め部材4が結束対象物Aを受け止め支持する際、一対の受け止め作用面17b,17bが紐供給ニードル12と紐結節部8とにわたる結束用のゴム紐Lの両側に別れて結束対象物Aに受け止め作用する。これにより、ゴム紐Lは結束対象物Aのうち、ゴム紐Lの両側で受け止め部材4により受け止め支持されて結束用箇所Pに精度よく位置する結束対象物部分に巻き付くことになり、束締まりがよい状態に結束できる。また、一対の受け止め作用面17b,17bはクッション用ゴム板でなることにより、結束対象物Aを傷が付きにくいように受け止め支持する。この場合、ゴム紐Lは結束対象物Aと受け止め部材4との間を通ることになるが、前記ゴム紐通路17aを通ることにより、受け止め部材4と結束対象物Aとによって挟持されないで受け止め部材4と結束対象物Aの間を通る。これにより、紐供給ニードル12がゴム紐Lを引っ張り操作して張力を掛けながら紐結節部8に供給する際、紐供給ニードル12と紐結節部8とにわたるゴム紐Lの全長にわたってもれなく引っ張り作用が及ぶことになり、結束処理後の結束対象物Aが抜け出しが発生しないように束締まりのよい結束状態になる。
【0011】図5に示すように、受け止め部材4は、これから延出する複数本の支持杆18を前記上蓋1が備えている支持ケース19に取り付けることにより、機枠5の上蓋1に取り付けてある。前記支持杆18を支持ケース19に対して摺動可能に構成するとともに、一本の支持杆18と支持ケース19の間に設けたスプリング20が支持杆18に摺動抵抗を付与することにより、受け止め部材4はスプリング20の強さによって決まる値以上の受け止め反力が作用した時にのみ支持ケース19の方に移動する。すなわち、たとえば結束対象物Aのボリュームが極めて大きい場合、押圧部材13が押し付け作用した際にこの押し付け力によって受け止め部材4が支持ケース19の方に移動して結束対象物Aの押しつぶしが防止できるのである。
【0012】図1に示す始動スイッチSW2は、前記始動スイッチSW1に替えて結束機の始動操作をするものである。この始動スイッチSW2を使用する際には、切り換えスイッチSW3を操作することにより、始動スイッチSW2を始動スイッチSW1に替えて前記電動モータの制御機構に接続する。
【0013】〔別実施例〕受け止め部材4にゴム紐通路17aを備えるに、図7に示すように構成してもよい。すなわち、ゴム紐Lの両側に所定の間隔を隔てて位置するように配置し、支持杆18の二股部18aによって連結した一対の受け止め部材4a,4aによって受け止め部材4を構成し、一対の受け止め部材4a,4aが各別に備える一対のクッション用ゴム板17,17によって受け止め部材4のゴム紐Lの両側に各別に位置する一対の受け止め作用面17b,17bを形成し、受け止め部材4aと4aの隙間17aにより、受け止め部材4のゴム紐通路を形成してある。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。




 

 


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