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発明の名称 調整装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−7807
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−176643
出願日 平成7年(1995)6月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】松村 修
発明者 柳浦 美樹夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】キャビネットまたは操作パネルの操作部とほぼ平行な回路基板上にマウントされている可変素子と、前記可変素子の特性を変化させるように前記キャビネットまたは操作パネルとほぼ平行な軸線を中心として回転可能に該可変素子に設けられ、かつ被係合部を有する回転部材と、前記可変素子とは独立に支持部によって回転可能に支持されており、前記回転部材の被係合部と係合する係合部を有し、その外周部の一部が前記キャビネットまたは前記操作パネルの開口に臨み、前記キャビネットまたは前記操作パネルの外側から回転操作可能になっている回転つまみと、をそれぞれ具備する調整装置。
【請求項2】前記回転つまみを回転可能に支持する前記支持部が前記キャビネット、前記操作パネル、またはシャーシに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の調整装置。
【請求項3】前記係合部が前記回転つまみの軸線方向の一端に突出する板状のリブであって、前記被係合部が前記回転部材の軸線方向の一端に臨むように直径方向に延びる細幅の貫通孔または凹部であることを特徴とする請求項1に記載の調整装置。
【請求項4】前記可変素子が半固定抵抗器であることを特徴とする請求項1に記載の調整装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調整装置に係り、とくに回転つまみによってその特性を変化させるように調整するようにした調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半固定抵抗器をつまみによって回転操作可能にする場合には、図7に示すように回路基板1上に半固定抵抗器2をマウントするとともに、この抵抗器2の回転軸3につまみ4を取付け、このつまみ4の外周部がキャビネット5の開口6を通して外部に臨むようにしている。そして開口6を通して指でつまみ4の外周側を円周方向に押すように回転させることにより、つまみ4によって半固定抵抗器2の抵抗値が変化することになる。
【0003】図8は従来の別の半固定抵抗器2の取付け構造を示しており、ここでは回路基板1上にマウントされた抵抗器2の回転軸3は垂直に上方に突出するようになっており、この回転軸3をキャビネット5の開口6を通して上方に突出させ、しかもこの回転軸3の先端部に固着されたつまみ4をキャビネット5の凹部8内に配するようにしており、凹部8内においてつまみ4をつまんで回転させるようにしている。
【0004】あるいはまた図9に示すように、つまみ4を設けることなく、回転軸3の上端側をキャビネット5の開口6から突出させ、この回転軸3の外周面に形成されているセレーションの凹凸によって回転軸3を直接つまんで回転させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、半固定抵抗器2の回転軸3に対して直角方向に力を加えるようにしてつまみ4を回転させる方式は、回転軸3が強固な構造を有する半固定抵抗器2の場合に限られる。ところが回転軸3の構造が強固な場合には、半固定抵抗器2全体の強度も高くする必要があり、これによって半固定抵抗器2のコストが高価になる欠点がある。
【0006】これに対して図8に示すような構造によれば、つまみ4を通して加えられる力が回転軸3の軸線方向に作用するようになり、図7に示す半固定抵抗器2とは回転軸3に作用する力の向きが直角の関係になる。従って回転軸3の強度をそれほど高くする必要はなくなるものの、この場合にはつまみ4がつまみ難く、回転操作し難い欠点がある。
【0007】図9に示す半固定抵抗器2の回転軸3を直接回転操作する構造は、細い回転軸3の先端部を直接指でつまんで操作しなければならず、操作性が悪い。また回転軸3の先端部が直接外部に露出しているために、デザイン的に良好でない。さらに回転軸3のキャビネット5の上面からの突出量が大きく、引掛り易い等の欠点がある。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、操作性に優れるとともに、可変素子の強度を高めることなくしかも調整可能にした調整装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャビネットまたは操作パネルの操作部とほぼ平行な回路基板上に可変素子をマウントし、可変素子の特性を変化させるようにキャビネットまたは操作パネルとほぼ平行な軸線を中心として回転可能であってしかも被係合部を有する回転部材を上記可変素子に設け、この可変素子とは独立に支持部によって回転可能に支持されかつ上記回転部材の被係合部と係合する係合部を有する回転つまみをその外周部の一部がキャビネットまたは操作パネルの開口に臨み、キャビネットまたは操作パネルの外側から回転操作可能に配するようにしたものである。
【0010】上記回転つまみを回転可能に支持する支持部はキャビネット、操作パネル、またはシャーシに設けられてよい。
【0011】上記係合部は回転つまみの軸線方向の一端に突出する板状のリブであって、被係合部が回転部材の軸線方向の一端に臨むように直線方向に延びる細幅の貫通孔または凹部であってよい。
【0012】上記可変素子は抵抗値、容量、インダクタンス等の特性が可変な素子であってよく、例えば半固定抵抗器であってよい。
【0013】
【作用】キャビネットまたは操作パネルの開口に臨む回転つまみをキャビネットまたは操作パネルの外側から回転操作すると、この回転つまみの回転が係合部および被係合部を介して可変素子の回転部材に伝達され、この可変素子の特性が変化する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る調整装置を備えるCD−ROMプレーヤを示している。CD−ROMプレーヤ12にはコンパクトディスク(ディスク状記録媒体の一種)から成るCD−ROMが装着されるようになっており、しかもプレーヤ12は蓋体13によって開閉自在に閉じられるようになっている。そして蓋体13の上部には図2および図3に示すように開閉自在に表示部14が取付けられている。この表示部14の前面側には図1に示すように液晶ディスプレイ15が取付けられている。
【0015】蓋体13を開くと、CD−ROMプレーヤ12のターンテーブル19が露出されるようになっており、しかもこのターンテーブル19に対して半径方向に移動可能に光学式ピックアップ20が設けられている。従ってターンテーブル19上にCD−ROMを装着すると、光学式ピックアップ20によってCD−ROMの内容が読出されることになる。そして読出しの動作を制御するためのキー21が上記蓋体13の上部であって表示部14によって閉じられない位置に配されている(図2および図3参照)。
【0016】次に調整装置について説明すると、表示部14のフロントパネル23上には、上記液晶ディスプレイ15の側部に位置するように縦方向に延びる凹部24が設けられている。そしてこの凹部24には縦1列に配列されるように一対のスリット状開口25が設けられている。これらのスリット状開口25には回転つまみ26が回転可能に取付けられるようになっている。
【0017】回転つまみ26によって回転操作されるように、図4および図5に示す回路基板30上は半固定抵抗器31がマウントされている。この半固定抵抗器31の前面側には回転部材32が取付けられており、この回転部材32が上記回転つまみ26と係合され、これによって回転つまみ26によって半固定抵抗器31の抵抗値が変化されるようになっている。
【0018】この構造をより詳細に説明すると、図4〜図6に示すように、回転つまみ26は半固定抵抗器31と対向する端面とは反対側の端面に突出するように支軸35を備えるとともに、この支軸35には周溝36が形成されている。そして表示部14のキャビネット37から突出するように設けられている支持用リブ38に設けられている切込み39に上記回転つまみ26の支軸35の周溝36が係合されるようになっている。
【0019】上記回転つまみ26には上記支軸35が突設されている端部とは反対側の部分に板状をなす係合部43が突出されている。なおこのような係合部43の根元部分にはこの係合部43とほぼ交差するように補強用リブ44が連設されている。そしてこのような係合部43に対応するように半固定抵抗器31側の回転部材32にはスリット状開口45が設けられている。このようなスリット状開口45と交差するように切込み46が形成されている。
【0020】次に半固定抵抗器31の内部の構造を図6によって説明すると、この半固定抵抗器31は合成樹脂製のケース50を備えており、このケース50の一端にはほぼ円形の凹部51が設けられている。そしてこの凹部51上には円周方向の一部が欠如した扇形の抵抗板52が設けられている。そしてこの抵抗板52上にはりん青銅から成る導電性円板53が配されており、この導電性円板の半径方向の中央部には抵抗板52と接触するように軸線方向に変形された接触部54が設けられている。そしてこのような導電性円板53はケース50の反対側から挿入されるハトメ55によって回転可能にケース50に支持されるようになっている。すなわちハトメ55は導電性円板53を回転部材32に固着して回転部材32と導電性円板53とがケース50内において抵抗板52上を回転するようにしている。
【0021】ケース50の底部には3本のリード56、57、58がそれぞれ突設されている。リード56、57はそれぞれ上記抵抗板52の両端と接続されるようになっている。これに対して中央のリード58はハトメ55を介して導電性円板53と電気的に接続されるようになっている。
【0022】以上のように本実施例の調整装置を構成する半固定抵抗器31は図4および図5に示すようにキャビネット37内に配されている回路基板30上にマウントされるようになっている。そして回転つまみ26の周溝36がキャビネット37に突設された支持用リブ38に設けられている切込み39によって回転可能に支持されている。しかもこのつまみ26の係合部43が回転部材32のスリット状開口45から成る被係合部と係合されるようになっている。
【0023】従って図4に示すフロントパネル23の凹部24の上から指で回転つまみ26を操作すると、この回転つまみ26の回転運動が上記係合部43およびスリット状開口45から成る被係合部46を介して導電性円板53に伝達され、これによって半固定抵抗器31の抵抗値が変化することになる。
【0024】なお上記回転つまみ26を組込む際に、半固定抵抗器31の回転部材32のスリット状開口45と回転つまみ26の係合部43とを合わせ、キャビネット37側のリブを撓ませて回転つまみ26の支軸35の周溝36を支持用リブ38の切込み39に組込むことができるようにしている。
【0025】このような構造によれば、半固定抵抗器31の回転部材32の回転軸線に対して直角方向に回転つまみ26によって力を加えながら回転部材32を回転させ、これによって半固定抵抗器31の抵抗値を変化させることが可能になる。ここで回転つまみ26はキャビネット37に設けられている支持用リブ38によって支持されるようになっているために、半固定抵抗器31の回転部材32にはほとんど負荷がかかることがなくなる。従って回転つまみ26を支持するための支軸を半固定抵抗器31に設けることが必要でなくなり、強度が低い安価な半固定抵抗器31を用いることが可能になる。なおここでは半固定抵抗器31によって例えば液晶ディスプレイ15の輝度調整等の各種の調整を行なうようにしている。
【0026】このような調整装置によれば、回転つまみ26を固着するための支軸を必要とせず、安価な半固定抵抗器31を使用してしかもデザイン的にコンパクトな使い易い回転つまみ26を設けることが可能になる。また回転つまみ26の組込みの際に支持用リブ38の変形を利用することができ、これによって組込みの作業性が改善されることになる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、可変素子とは独立に支持部によって回転可能に支持されている回転つまみの係合部を可変素子の回転部材の被係合部と係合させるようにし、キャビネットまたは操作パネルの開口を通して上記回転つまみの外周側の一部を操作することにより、可変素子の特性を変化させるようにしたものである。
【0028】従って回転つまみを取付けるための回転軸を必要とせず、強度的に弱い可変素子を用いてコンパクトであってしかも操作性に優れた調整装置を提供することが可能になる。
【0029】回転つまみを回転可能に支持する支持部をキャビネット、操作パネル、またはシャーシに設けるようにすると、このような支持部によって回転つまみが支持されることになり、可変素子に加わる負荷を著しく低減して安価な調整装置を提供することが可能になる。
【0030】係合部が回転つまみの軸線方向の一端に突出する板状のリブであって、このような係合部を受入れる被係合部を回転部材の軸線方向の一端に臨むように直径方向に延びる細幅な貫通孔または凹部から構成することにより、上記リブと貫通孔または凹部とを互いに係合させることにより、回転つまみと可変素子の回転部材とを連結することが可能になり、組立てが容易な調整装置を提供できるようになる。
【0031】可変素子を半固定抵抗器から構成した場合には、上記回転つまみの回転操作によって抵抗値が変化することになり、安価な半固定抵抗器を用いてデザイン的にコンパクトな使い易いつまみを有する調整装置が提供される。




 

 


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