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発明の名称 偏向ヨークの傾き調整装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−7523
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−147250
出願日 平成7年(1995)6月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 功 (外1名)
発明者 大須賀 聡 / 稲本 美博
要約 目的
本発明は、テレビジョンや投写型プロジェクター若しくは背面投射型プロジェクターに使用されるCRTに、偏向ヨークを調整して取り付ける際の取付調整治具に関し、作業性を向上させることを目的とする。

構成
CRT2を載置する基台3と、該基台に載置されたCRTの位置を調整する位置決め手段4と、前記CRTに仮装着された偏向ヨーク5に対して水平方向に進退しその間に介在する偏向ヨークの位置決めをする水平位置決め手段6a,6bと、前記偏向ヨーク5を基台面の垂直方向において位置決めする垂直位置決め手段8a,8bとを備えたことである。
特許請求の範囲
【請求項1】 CRTを載置する基台と、該基台に載置されたCRTの位置を調整する位置決め手段と、前記CRTに仮装着された偏向ヨークに対して水平方向に進退しその間に介在する偏向ヨークの位置決めをする水平位置決め手段と、前記偏向ヨークを基台面の垂直方向において位置決めする垂直位置決め手段とを備えたこと、を特徴とする偏向ヨークの傾き調整装置。
【請求項2】 各位置決め手段は、基台に載置されたCRTに対して進退自在であること、を特徴とする請求項1に記載の偏向ヨークの傾き調整装置。
【請求項3】 各位置決め手段の先端部が、合成樹脂製の硬質材料で形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の偏向ヨークの傾き調整装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、テレビジョンや投写型プロジェクター若しくは背面投射型プロジェクターに使用されるCRT(Cathode Ray Tube;ブラウン管)に、偏向ヨークを調整して取り付ける際の取付調整治具に関する。
【0002】
【従来の技術】CRTにおいては、熱陰極より放出された熱電子が加速・収束され電子ビームとなり偏向ヨークの磁界によりCRT全画面に順次水平・垂直方向に偏向され、蛍光面にシャドウマスクを介して照射され光に変換される。
【0003】この偏向ヨークをCRTに装着する際には、色むらを防止し色純度を良好にしてCRTに装着しネジ締結等の手段で固定しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CRTの組立ラインで前記偏向ヨークを装着しその傾きを調整するには、セットをアッセンブリした後に画面を見ながら偏向ヨークの回転(TILT)調整を行っていたので、調整する作業者によって調整のバラツキが生じるおそれがある。また、前記調整中に作業者が高圧端子に接触して感電する危険があると言う問題点があった。
【0005】このように、従来の偏向ヨークの調整方法には、作業者の技能に依存した調整、並びに感電する危険な作業において解決しなければならない課題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る偏向ヨークの傾き調整装置は、CRTを載置する基台と、該基台に載置されたCRTの位置を調整する位置決め手段と、前記CRTに仮装着された偏向ヨークに対して水平方向に進退しその間に介在する偏向ヨークの位置決めをする水平位置決め手段と、前記偏向ヨークを基台面の垂直方向において位置決めする垂直位置決め手段とを備えたことである。
【0007】そして、前記各位置決め手段は、基台に載置されたCRTに対して進退自在であること、及び、各位置決め手段の先端部が、合成樹脂製の硬質材料で形成されていることである。
【0008】
【作用】本発明に係る偏向ヨークの傾き調整装置によって、当該装置の基台にCRTを載置すれば、偏向ヨークの調整がバラツキのない均質な状態に維持される。また、作業者の手等が高圧端子に触れて感電するというおそれがなくなって調整作業時の安全性が確保される。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る実施例について図面を参照して詳細に説明する。本発明の偏向ヨークの傾き調整装置1に係る第1実施例は、図1に示すように、CRT2を載置する基台3があり、該基台3には載置されたCRT2の位置を調整する位置決め手段としてのCRT位置決め装置4が設けられる。
【0010】前記CRT位置決め装置4は、基台3の水平面に載置されたCRTを、水平方向における前後左右に移動させて所定の位置にセットするもので、図2に示すように、エアーシリンダーの駆動により伸縮するロッドを備えた、図において左右方向の調整装置4a,4bと、前後方向の調整装置4c,4dとが各々対にして設けられている。
【0011】尚、他の実施例として、調整装置の数を減らして簡易化と製作コスト低減のために、例えば、前記調整装置4a,4dを備えて、前記調整装置4b,4cの両方の作用を兼ねた一つの調整装置4e(図4(イ)参照)でCRT2のコーナー部を押圧する事で、位置決めするようにしても良い。
【0012】次に、前記基台3には、偏向ヨーク5の位置決めをする水平位置決め手段としての対をなす水平調整装置6a,6bが設けられている。
【0013】前記一方の水平調整装置6aは、図2乃至図3に示すように、垂直面を有した平板体として水平方向に進退自在に形成されており、前記他方の水平調整装置6bは、水平な平板体であって、そのCRT2に当接する先端部に凹部7を有して水平方向に進退自在に形成されている。また、水平面内で若干(例えば、±5゜程度)の微調節ができるようになっている。
【0014】更に、前記偏向ヨーク5を基台面の垂直方向において位置決めする垂直位置決め手段としての垂直調整装置8が設けられている。
【0015】前記垂直調整装置8は、CRT2に仮装着された偏向ヨーク5をその上端面から基台面に向かって押さえつけて位置決めするものであり、平板体8a(クランプ)の先端部がU字状の二股形状となっている。
【0016】そして、前記平板体8aがこれに根本部で連係する回動レバー8bによって、手動にて回動されるようになっている。また、平板体8aの二股状部分には、位置微調節用の調節ネジ8cが設けられている。前記各位置決め手段6,8におけるCRT2や偏向ヨーク5に当接する先端部分は、例えば、硬質ゴムやプラスチック等の硬質の合成樹脂製で形成されている。
【0017】以上のようにして構成された本発明の偏向ヨークの傾き調整装置1を使用し、実際に偏向ヨークを調整して取り付ける作業について説明する。
【0018】図4(イ)に示す状態が初期状態(スタート)であり、図4(ロ)に示すように、調整対象のCRT2をその画面を下側にして基台3上の定められた位置にセットする。
【0019】次に、図5に示すように、左右方向の調整装置4aと前後方向の調整装置4dとを、エアーの供給によって各ロッドを設定された量づつ伸長させる。
【0020】そして、前後左右方向の調整を兼用させた調整装置4eのロッドを伸長させる。このロッドの先端部9が、前記CRT2のコーナー部に当接して、当該CRT2を設定位置に移動させて位置決めする。
【0021】次に、図6に示すように、偏向ヨーク5をCRT2に仮セットして、一方の水平調整装置6aを前進させて位置決めする。その後、他方の水平調整装置6bを前進させてその先端部の凹部7を、偏向ヨーク5を手で回して前記凹部7に位置合わせし、挿入して位置決めする。尚、この他方の水平調整装置6bは、水平面内で若干(例えば、±5゜程度)の微調節ができるので、必要ならば偏向ヨーク5を回して調整する。
【0022】次に、図7(イ)に示すように、垂直調整装置8の平板体(クランプ)8aを、連係している回動レバー8bを手で回動させることによって回動させ、偏向ヨーク5の上端面にその二股状の先端部を当接させて当該偏向ヨーク5の位置決めをする。
【0023】このようにして偏向ヨーク5のCRT2に対する位置決めが完了した後に、図7(ロ)に示すように、エアードライバー10でネジを締結して偏向ヨーク5をCRT2に固定する。
【0024】前記偏向ヨーク5の取付が終了した後に、図8に示すように、垂直調整装置8の平板体(クランプ)8aを後退させ、水平調整装置6bを後退させる。そして、CRT2を位置決めしていた調整装置4a,4d,4eを後退させた後に、CRT2を基台3から取り出して、この偏向ヨーク5の取り付け及び調整作業が終了する。
【0025】このようにして、本発明に係る偏向ヨークの傾き調整装置1により、作業者の熟練度に左右されることなく、一定の均質な偏向ヨークの調整作業が短時間で行われるものである。
【0026】尚、前記各調整装置の駆動方法を特にエアーシリンダーに限定するものではなく、油圧駆動方式や制御モータ方式等を採用することができるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る偏向ヨークの傾き調整装置は、CRTを載置する基台と、該基台に載置されたCRTの位置を調整する位置決め手段と、前記CRTに仮装着された偏向ヨークに対して水平方向に進退しその間に介在する偏向ヨークの位置決めをする水平位置決め手段と、前記偏向ヨークを基台面の垂直方向において位置決めする垂直位置決め手段とを備えたので、CRTに偏向ヨークを取り付けて調整する作業の能率が向上して作業工数の低減となり、また、作業者の感電の危険性を低減して安全性が向上すると言う優れた効果を奏する。




 

 


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