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発明の名称 操作装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−7458
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−176642
出願日 平成7年(1995)6月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】松村 修
発明者 矢野 和仁
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】移動して所定の動作を行なうレバーと、前記レバーの一端に結合されており、前記レバーを移動させるための合成樹脂製の操作釦と、前記レバーの前記操作釦と結合される部位に設けられている開口と、前記開口が設けられている前記操作レバーの結合部位を受入れるように前記操作釦に設けられている凹部と、をそれぞれ具備し、前記操作釦の凹部内に前記レバーの結合部位を挿入し、前記操作釦を前記レバーの開口の両側で溶着によって結合するようにしたことを特徴とする操作装置。
【請求項2】前記操作釦の前記凹部の入口側の部分に切込みが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】前記操作釦の前記凹部の入口側の部分に切込みと連続するように段部が形成され、該段部によって操作釦の溶着される部分が薄肉になっていることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
【請求項4】前記レバーの前記操作釦と結合される部位に設けられている開口が切起しによって形成されるとともに、該開口によって形成される切起し片が前記レバーの結合部位を前記操作釦の凹部内に挿入する際のストッパを構成していることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は操作装置に係り、とくに一端に操作釦が結合されたレバーによって所定の動作を行なうようにした操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばテープレコーダには各種のモードを現出するための操作釦が設けられている。これらの操作釦はそれぞれ対応する操作レバーの一端に結合されるようになっており、上記操作釦を押圧すると対応する操作レバーが移動され、これによってテープレコーダが所定のモードに切換えられるようになっている。
【0003】操作レバー1は図7および図8に示すように鋼板から構成され、合成樹脂製の操作釦2の凹部3内に挿入されるようになっている。操作釦2には凹部3の一側部が切込み4になっており、レバー1を凹部3に挿入すると開口5が切込み4と対応するようになる。そして上記レバー1と操作釦2とを結合する場合には、図8および図9に示すように操作釦2の凹部3内にレバー1を挿入した後に、溶着用ホーン6によって操作釦5の切込み4とは反対側の側面を押圧し、この操作釦4を部分的に溶かしてレバー1の開口5内に侵入させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような操作釦2の結合の構造は、レバー1に対して片側にのみしか操作釦2の肉の部分が存在せず、この部分を超音波の溶着用ホーン6によって溶解してレバー1の開口5内に侵入させるようにしていた。従って溶着後の引張り強度に不安があった。またホーン6で溶融されて開口5内に侵入した操作釦2の一部は開口5の大きさと整合せず、このためにレバー1と操作釦2との間にガタを生ずる問題があった。また操作釦2の切込み4とは反対側の部分が溶着用ホーン6によって押されて溶けながらレバー1の開口5の部分に侵入するが、溶け始めの部分の強度が十分でない問題があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、操作釦の凹部内に挿入されるレバーの結合部位が操作釦と確実に結合されるようにし、両者間の結合強度が十分であってガタを生じないようにした操作装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動して所定の動作を行なうレバーの一端にこのレバーを移動させるための合成樹脂製の操作釦を結合するようにした操作装置において、レバーの操作釦と結合される部位に開口を設けるとともに、上記開口が設けられている操作レバーの結合部位を受入れるように操作釦に凹部を設け、操作釦の凹部内にレバーの結合部位を挿入し、操作釦をレバーの開口の両側で溶着によって結合するようにしたものである。
【0007】操作釦の凹部の入口側の部分に切込みを形成するようにしてよい。
【0008】操作釦の凹部の入口側の部分に切込みと連続するように段部を形成するとともに、この段部によって操作釦の溶着される部分を薄肉にしてよい。
【0009】レバーの操作釦と結合される部位に設けられている開口が切起しによって形成されるとともに、この開口を形成することによって設けられる切起し片がレバーの結合部位を操作釦の凹部内に挿入する際のストッパを構成するようにしてよい。
【0010】
【作用】操作釦に設けられている凹部に操作レバーの結合部位を挿入し、操作釦のレバーの開口と対応する部分を例えば溶着用ホーン等によって押しながら溶かすようにすることにより、レバーの開口の両側で溶着によって操作釦が結合された状態でレバーの一端に操作釦が結合される。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る操作釦を備えるテープレコーダの操作装置を示している。このテープレコーダは例えば6個の操作釦11、12、13、14、15、16を備えている。これらの操作釦11〜16はポーズモード、停止モード、早送りモード、巻戻しモード、再生モード、録音モードをそれぞれ現出するためのものであって、シャーシ20上に摺動可能に保持されているレバー21、22、23、24、25、26の先端部に結合されている。
【0012】上記6本のレバーはそれぞれ一対または単一の長孔29、30を備えるとともに、これらの長孔29、30がシャーシ20上に植設されているピン31、32と係合されるようになっている。従って操作釦11〜16を押圧すると、これによってレバー21〜26がそれぞれ図1において下方に移動されるようになっている。なおこれらのレバー21〜26はそれぞれ復動用ばねを備えており、操作釦11〜16による押圧を解除すると、復動されるように復動方向に付勢されている。
【0013】次に上記操作釦11〜16とレバー21〜26との結合構造を、例えば操作釦15とレバー25とを用いて説明する。図2および図3に示すように、レバー25は鋼板またはポリオキシメチレンから構成されるとともに、操作釦15と結合される部位の近傍には矩形の開口35が形成されている。この開口35は切起しによって形成されるようになっており、切起し片36が図4に示すように背面側へほぼ直角に折曲げて形成されている。切起し片36はレバー25を操作釦15と結合する際の挿入深さを決定するストッパを構成している。
【0014】これに対して例えばABS樹脂から成る操作釦15のレバー25との結合部位にはこのレバー25の断面形状とほぼ整合する凹部40が形成されるとともに、この凹部40にはさらに切込み41が形成されるようになっている。そしてこの切込み41にはさらに段部42が形成されるとともに、この段部42によって凹部40の一方の壁部が薄肉部43に構成されている。
【0015】次にこのような操作釦15とレバー25との結合の動作について説明すると、操作釦15の凹部40内に図5に示すようにレバー25の先端部であって開口35が形成されている部分を挿入する。するとレバー25は開口36によって形成される切起し片36が操作釦15の下端と当接する位置まで挿入されるようになる。
【0016】そしてこのような状態において、超音波ホーン46を用いて図6に示すように操作釦15の凹部40の一方の肉の部分を押しながら溶かす。すると操作釦40の凹部の一方の肉の部分が溶融してレバー25の開口35内に侵入するとともに、この開口35を貫通し、反対側の部分であって薄肉部43を押すようになり、ホーン46の振動によって薄肉部43も部分的に溶融される。すなわちレバー25の開口35を通して操作釦15の凹部40の両側の肉の部分が互いに結合されることになる。従ってこのような状態で放冷することにより、溶解された部分が固化してレバー25が操作釦15と確実に結合されることになる。
【0017】このように本実施例においては、とくに図5および図6に示すように、操作釦15のレバー25が挿入される凹部40の両側にそれぞれ樹脂の肉を設けることによって、溶けて押し出された樹脂が開口35を抜けて反対側の樹脂の肉とくっつくために、引張り強度が改善され、操作釦15の取付けの信頼性が改善されることになる。また凹部40の入口側の部分に切込み41が形成されているために、この切込み41を通して開口35の部分における溶着の状態を確認することが可能になる。またホーン46で押したときに凹部40の相手側に形成されている切込み41の量が少ないために、溶融された樹脂がレバー25の開口35に馴染むように溶着し、これによって開口35の少なくとも上縁の部分に溶けた樹脂が密着することになり、このために操作釦15とレバー25との間の結合部位におけるガタつきをなくすことが可能になる。
【0018】このように本実施例に係る操作装置は、例えばシャーシ20上に摺動可能に支持されているレバー25にABS樹脂等の合成樹脂製の操作釦15を結合する際に、レバー25の開口35の両側にそれぞれ操作釦15の肉の部分が存在するようにし、溶けた樹脂が反対側の樹脂の壁に溶着することによって、操作釦15をレバー25の結合部位に強固に結合するようにしたものである。これによって例えば従来方式の場合には7kg程度の力にしか耐えられなかったものが、今回の方式によって10kg以上の力に耐えられるようになる。
【0019】従ってこのような操作装置によれば、操作釦15のレバー25に対する抜け強度が高くなるとともに、シャーシ20側のレバー25に対して操作釦15の凹部40の囲う面が多くなるために、操作レバー25と操作釦15との間の相対的なガタを小さくすることが可能になる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、移動して所定の動作を行なうレバーの操作釦と結合される部位に開口を設けるとともに、この開口が設けられている操作レバーの結合部位を受入れるように操作釦に凹部を設け、操作釦の凹部内にレバーの結合部位を挿入し、操作釦をレバーの開口の両側で溶着によって結合するようにしたものである。
【0021】従って本発明によれば、レバーの開口の両側で操作釦が溶着によって結合された状態でレバーと結合されることになり、レバーに対する操作釦の結合強度が向上するとともに、両側に操作釦の樹脂の肉が存在することから、レバーの開口のエッジの部分にまで樹脂の肉が至り、これによってレバーに対する操作釦のガタがなくなる。
【0022】操作釦の凹部の入口側の部分に切込みが形成されている構成によれば、この切込みを通してレバーの開口の部分における操作釦の溶着の状態が目視によって確認できるようになる。
【0023】操作釦の凹部の入口側の部分に切込みと連続するように段部を形成し、この段部によって操作釦の溶着された部分を薄肉にすると、この薄肉になっている部分とは反対側の部分から溶着を行なった場合に、薄肉になっている部分が容易に溶融されるようになり、これによって操作釦がレバーに対して確実に結合されることになる。
【0024】レバーの操作釦と結合される部位に設けられている開口が切起しによって形成されるとともに、この開口を形成する際に設けられる切起し片がレバーの結合部位を操作釦の凹部内に挿入する際のストッパとなるように構成されることによって、レバーの操作釦の凹部内への挿入深さを規制することが可能になる。




 

 


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