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発明の名称 双方向中継回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−18524
公開日 平成9年(1997)1月17日
出願番号 特願平7−160474
出願日 平成7年(1995)6月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】京本 直樹 (外2名)
発明者 ▲高▼沢 信行 / 村井 政夫
要約 目的
2つのワイアードオアの信号線を接続するV.11伝送路のインタフェース点で受信した信号(論理0)が送信側に廻り込むのを阻止するため、受信信号と送信信号との間で電圧差を設けて行うことにより、2つの信号線が略同時に送信(論理0)となる場合も安定に動作する。

構成
信号線6の回路1aからV.11伝送路3を介し信号線7の回路5aに信号を伝送する場合、オープンコレクタ11がオンし論理0となるとコンパレータ21はこれを検出して相手方に伝送する。相手方のオープンコレクタ42がオンしダイオード43を介し論理0を信号線7に伝え、受信回路52はこれを検出する。この論理0はコンパレータ44でも検出しようとするが、ダイオード45の比較電圧より、この時の論理0の電圧は高いので検出せず廻り込みを阻止する。
特許請求の範囲
【請求項1】 複数のオープンコレクタ出力回路および入力回路をワイアードオアで接続する2線式双方向性の距離的に隔った2つの信号線をインタフェース規定V.11で接続する4線式双方向性のV.11伝送路の双方向中継路において、前記信号線の入力回路で信号の論理0を判定する最高電圧V1とし、前記オープンコレクタ出力回路の論理0の電圧をV2とし、前記信号線と前記V.11伝送路とのインタフェース点で前記V.11伝送路の送信側が信号の論理0を判定する最高電圧V3とし、前記V.11伝送路の受信側が前記信号線に送出する信号の論理0の電圧V4とした時、それぞれV2<V3<V4<V1の関係を満足させる電圧であることを特徴とする双方向中継回路。
【請求項2】 前記信号線に接続される複数のオープンコレクタ出力回路と入力回路のそれぞれの接続点にはC−MOSゲートを使用し、前記信号線と前記V.11伝送路の送信側とのインタフェースは比較電圧にダイオードの順方向電圧を用いたコンパレータを用い、前記信号線と前記V.11伝送路の受信側とのインタフェースには前記ダイオードと同特性のダイオードを用いて接続したことを特徴とする双方向中継回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は双方向中継回路に関し、特にオープンコレクタのワイアードオアの2つの信号線をインタフェース規定V11の4線式伝送路で接続した非較的長距離伝送の双方向中継回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の双方向中継回路は図2に示す構成である。即ち図2において、ワイアードオア接続の双方向の信号線6と距離的に離れた同様なワイアードオア接続の双方向の信号線8とをインタフェース回路8,9を介しV11伝送路3で接続中継するものである。信号線6,7にはそれぞれ複数の回路1a,5aが接続されており、回路1a,5aはそれぞれオープンコレクタ出力端11,51とハイインピーダンスの入力端12,52とを備え、信号線に対しワイヤードオアで接続され相互に信号を送受信している。
【0003】信号線6が論理0すなわちアクティブになると、インタフェース回路8のインバータ81とアンドゲート82とを通してV11伝送路3のV11ドライバ31をドライブしてこの信号を伝送路に送出する。長距離伝送された信号は受信側のV11レシーバ33で受信され、インタフェース回路9のオープンコレクタ91を通して信号線7を論理0すなわちアクティブとする。
【0004】信号線7がアクティブとなることによりインバータ93を通して逆方向に信号が伝送されようとするが、インバータ92を通してアンドゲート94に論理0が与えられているため逆方向の伝送は阻止される。
【0005】また、信号線7が先に論理0になった場合は、以上の動作と同様にインバータ93、アンドゲート94、V11ドライバ34、V11レシーバ32及びオープンコレクタ84を通して信号が伝送され、信号線6を論理0とする。
【0006】信号線6が論理0になったことにより逆方向に信号が伝送されようとするが、同様にアンドゲート82にはインバータ83を通して論理0が与えられているため逆方向の伝送は阻止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の双方向中継回路では、信号線6と信号線7において、先に論理0になったことにより伝送方向を決定しているため、信号線6と信号線7が同時に論理0になった時は、伝送方向の決定ができなくなる。各素子には遅延があるため信号線6の信号は信号線7に、信号線6は信号線7にそれぞれ遅れて到着し、それぞれ送信の信号を断とするが、相手側ではこの断を遅れて検出し、また送信を始め、相互の遅延差によりこれを繰り返すようになり発振状態となる。即ち略信号線6,7が同時に論理0となった時は発振状態となり、信号伝送が不可能となる問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の双方向中継回路は、複数のオープンコレクタ出力回路および入力回路をワイアードオアで接続する2線式双方向性の距離的に隔った2つの信号線をインタフェース規定V.11で接続する4線式双方向性のV.11伝送路の双方向中継回路において、前記信号線の入力回路で信号の論理0を判定する最高電圧V1とし、前記オープンコレクタ出力回路の論理0の電圧をV2とし、前記信号線と前記V.11伝送路とのインタフェース点で前記V.11伝送路の送信側が信号の論理0を判定する最高電圧V3とし、前記V.11伝送路の受信側が前記信号線に送出する信号の論理0の電圧V4とした時、それぞれV2<V3<V4<V1の関係を満足させる電圧とし、前記V.11伝送路の受信側の信号が送信側に廻り込まないようにしている。
【0009】例えば前記信号線に接続される複数のオープンコレクタ出力回路と入力回路のそれぞれの接続点にはC−MOSゲートを使用し、前記信号線と前記V.11伝送路の送信側とのインタフェースは比較電圧にダイオードの順方向電圧を用いたのコンパレータを用い、前記信号線と前記V.11伝送路の受信側とのインタフェースには前記ダイオードと同特性ダイオードを用いて接続するようにすれば良い。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図である。ワイアードオア接続の双方向の信号線6と距離的に離れた同様なワイアードオア接続の双方向の信号線8とをインタフェース回路2,4を介しV.11伝送路3で接続中継している。
【0011】信号線6,7にはそれぞれ複数の回路1a,5aが接続されており、回路1a,5aはそれぞれオープンコレクタ出力端11,51とハイインピーダンスの入力端12,52とを備え、信号線に対しワイヤードオアで接続され相互に信号を送受信している。
【0012】即ち信号線6にて1つの回路1aのコレクタ出力端11がオンとなれば、その信号は信号線6及び信号線7のすべての回路1a,5aの入力端12,52で検出される。また、信号線6と信号線7の距離は通常10mほどあるために信号線をそのまま延長するとノイズ等の影響があるので、信号のインタフェース条件をCC1TT勧告のV.11に変換して4線式双方向の伝送路で接続している。
【0013】信号線6に接続された何れかのオープンコレクタ出力端がオンとなり信号線6が論理0となると、この信号はインタフェース2のコンパレータ21にて電圧検出される。しかしこの論理0の電圧はダイオード22の順方向電圧より低いので、論理0すなわちアクティブと判定されV.11伝送路3のドライバ31を駆動し相手方に伝送される。
【0014】レシーバ33にてこの信号が受信され、インタフェース回路4のインバータ41を通しオープンコレクタ42を駆動する。オープンコレクタ42の出力は論理0となるが、ダイオード43の順方向電圧だけ高い電圧が信号線7に与えられる。
【0015】信号線7がこの論理0の電圧となり、各回路5aの入力端52は論理0を判定する基準電圧がこれより高いのでこれを検出する。またコンパレータ44もこれを検出しようとするが、基準電圧、即ちダイオード45の順方向電圧より信号線7の論理0の電圧(ダイオード43の順方向電圧に配線などの降下電圧が加わる)の方がわずかに高いために検出されず、逆方向に信号が戻ることを阻止している。
【0016】一方、信号線7に接続された何れかのオープンコレクタ出力端51がオンとなると、コンパレータ44がこの論理0の信号を検出し、ドライバ34を駆動し、V.11伝送路3に送出する。
【0017】伝送された信号はレシーバ32にて受信されインバータ25を通してオープンコレクタ24を駆動する。オープンコレクタ24の出力は論理0となるがダイオード23の順方向電圧だけ高い電圧が信号線6に与えられる。信号線6がこの論理0の電圧になったことにより、各受信回路にはこれを検出する。またコンパレータ21でも検出しようとするがダイオード22の順方向電圧より信号線6の電圧の方がわずかに高いために検出されず逆方向に信号が戻るのを阻止する。
【0018】信号線6,7に接続された各回路1a,5aはC−MOSゲートを使用しているので、オープンコレクタ11,51出力端のオン即ち論理0の出力電圧は0.4V以下であり、また入力端12,52が論理0を検出する最高電圧は1.5V程度である。またダイオード22,23,43,45はシリコンダイオードを使用しているので順方向電圧は0.6V程度である。またインタフェース回路より受信する信号線の論理0の電圧はダイオード23,43の順方向電圧に配線による降下電圧が加わるので1V程度である。
【0019】尚、ダイオード23,43は配線降下電圧が小さい場合、ツェナー電圧1V程度の定電圧ダイオードなどを使用しても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の双方向中継回路は、V11インタフェースはワイアードオアの双方向信号線を点において受信側の論理0の電圧と送信側で検出する論理0の電圧との間で電圧差を設けて受信信号が送信側に廻り込むのを阻止しているので、2つの信号線が略同時に論理0となり送信した場合、その送信タイミングにより廻り込みを阻止する場合に比べて、信号のタイミングに依存してないので、発振状態になることがなく常に安定に動作するという効果がある。




 

 


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