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発明の名称 環境負荷評価装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−16663
公開日 平成9年(1997)1月17日
出願番号 特願平7−165549
出願日 平成7年(1995)6月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】菅野 中
発明者 宮本 重幸
要約 目的
製品の製造から処分に至る総合環境負荷評価を効率良く実行する。

構成
製品の各工程の文字情報,画像情報,工程間の結合関係の情報,環境負荷項目,環境負荷値を入力する入力部1と、各工程の画像情報を蓄積する画像情報蓄積部5と、各工程の文字情報,画像情報の画像情報蓄積部への保持位置,工程間の結合関係の情報,環境負荷項目,環境負荷値を各工程ごとに蓄積したデータ蓄積部2と、対象製品の総合環境負荷を算出する環境負荷評価部3と、総合環境負荷値などを表示する結果表示部4からなる。
特許請求の範囲
【請求項1】 入力部と、入力支援部と、データ蓄積部と、環境負荷評価部と、結果表示部とを有し、製品の製造から使用,処分に至るライフサイクルにおける総合環境負荷を評価する環境負荷評価装置であって、入力部は、前記ライフサイクルを複数の工程を結合したサイクルとして表す場合の前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記各工程で発生する環境負荷項目と、前記環境負荷項目における環境負荷値とを入力するものであり、入力支援部は、前記入力部によるデータ入力の支援に必要な情報を蓄積し、その蓄積した情報を前記入力部からの指令に基づいて結果表示部の画面上に表示するものであり、データ蓄積部は、前記入力部により入力された前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記各工程間で発生する環境負荷項目と、前記環境負荷項目における環境負荷値の組を各工程ごとに蓄積するものであり、環境負荷評価部は、前記データ蓄積部に蓄積された前記各工程の結合関係に基づいて、前記各工程で発生する環境負荷値を用いて前記対象製品の総合環境負荷を算出するものであり、結果表示部は、前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記環境負荷評価部によって算出された前記対象製品の総合環境負荷値を表示するものであることを特徴とする環境負荷評価装置。
【請求項2】 前記入力支援部は、画像情報蓄積部からなり、画像情報蓄積部は、各工程の内容を表示する画像情報を蓄積するものであり、その画像情報の蓄積位置は前記データ蓄積部に蓄積されるものであることを特徴とする請求項1に記載の環境負荷評価装置。
【請求項3】 前記入力支援部は、環境負荷項目説明データ蓄積部からなり、環境負荷項目説明データ蓄積部は、前記入力部により入力される環境負荷項目の説明に関する情報を蓄積するものであることを特徴とする請求項1に記載の環境負荷評価装置。
【請求項4】 前記入力支援部は、前記画像情報蓄積部と前記環境負荷項目説明データ蓄積部とを併用したものであることを特徴とする請求項1に記載の環境負荷評価装置。
【請求項5】 前記画像情報蓄積部に蓄積される画像情報は、静止画像情報であることを特徴とする請求項2又は4に記載の環境負荷評価装置。
【請求項6】 前記画像情報蓄積部に蓄積される画像情報は、音声を含む動画情報であることを特徴とする請求項3又は4に記載の環境負荷評価装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品の製造から使用,処分に至るライフサイクルにおける総合環境負荷を評価する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、製品の製造から使用,処分に至るライフサイクルにおける総合環境負荷を評価する装置の構成を図4に示す。図4に示された装置は、評価対象製品の製造,使用,処分に至るライフサイクルを、いくつかの工程に分けてこれらを結合したものとして表現し、各々の工程で発生する環境負荷項目の値を求め、これらを総和して、対象製品の総合環境負荷値を算出するようにしたものである。
【0003】図4に示された装置の構成について説明すると、各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記各工程で発生する環境負荷項目と、前記環境負荷項目における環境負荷値を入力する入力部1と、前記入力部1により入力された前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記各工程間で発生する環境負荷項目と、前記環境負荷項目における環境負荷値の組を各工程ごとに蓄積するデータ蓄積部2と、前記データ蓄積部2に蓄積された前記各工程の結合関係に基づいて、前記各工程で発生する環境負荷値を用い、前記対象製品の総合環境負荷を算出する環境負荷評価部3と、前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記環境負荷評価部3によって算出された前記対象製品の総合環境負荷値を表示する結果表示部4とから構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示された環境負荷評価装置を使用して製品の環境負荷評価を実行するためには、各工程を固有なものとして把握し、環境負荷値を入力しなければならない。しかし、従来の環境負荷評価装置は、各工程を工程名などの文字情報でしか区別せず、製造部品の形状などの情報を提供しないので、環境負荷評価装置の使用者は類似した工程を区別しにくい場合がある。このような場合、各工程で発生する環境負荷値を入力する際に、目的と異なる工程に入力する誤りを起こしたり、別の手段で工程内容を確認する作業が必要になり、環境負荷評価の効率が低下する。
【0005】特に、電子機器製品や精密機械製品は多数の部品からなっているので、これらの部品の製造工程を考慮すると、製品の全工程の数は非常に多くなる。このような製品の環境負荷評価を実行する場合、使用者がこれら非常に多数の工程を文字情報だけで区別し把握することは困難であり、環境負荷評価の効率は大幅に低下する。
【0006】また、環境負荷評価装置の使用者は、環境負荷値の入力にあたって、環境負荷項目の意味を正確に理解しなければならないが、従来の環境負荷装置には、これを補助する機能はない。そのため、使用者が環境負荷項目の意味を理解していない場合、環境負荷値を入力する際に、不適当な環境負荷値を入力したり、別の手段で環境負荷項目の意味を確認する作業が必要になり、環境負荷評価の効率が低下する。
【0007】特に、より正確な環境負荷評価を実行するために、多数の環境負荷項目を取り扱わなければならない場合、環境負荷評価装置の使用者がこの多数の環境負荷項目の意味を全て正確に理解することは困難であり、環境負荷評価の効率は大幅に低下する。
【0008】本発明の目的は、製品の製造から処分に至る総合環境負荷評価を効率良く実行する環境負荷評価装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明に係る環境負荷評価装置は、入力部と、入力支援部と、データ蓄積部と、環境負荷評価部と、結果表示部とを有し、製品の製造から使用,処分に至るライフサイクルにおける総合環境負荷を評価する環境負荷評価装置であって、入力部は、前記ライフサイクルを複数の工程を結合したサイクルとして表す場合の前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記各工程で発生する環境負荷項目と、前記環境負荷項目における環境負荷値とを入力するものであり、入力支援部は、前記入力部によるデータ入力の支援に必要な情報を蓄積し、その蓄積した情報を前記入力部からの指令に基づいて結果表示部の画面上に表示するものであり、データ蓄積部は、前記入力部により入力された前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記各工程間で発生する環境負荷項目と、前記環境負荷項目における環境負荷値の組を各工程ごとに蓄積するものであり、環境負荷評価部は、前記データ蓄積部に蓄積された前記各工程の結合関係に基づいて、前記各工程で発生する環境負荷値を用いて前記対象製品の総合環境負荷を算出するものであり、結果表示部は、前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記環境負荷評価部によって算出された前記対象製品の総合環境負荷値を表示するものである。
【0010】また前記入力支援部は、画像情報蓄積部からなり、画像情報蓄積部は、各工程の内容を表示する画像情報を蓄積するものであり、その画像情報の蓄積位置は前記データ蓄積部に蓄積されるものである。
【0011】また前記入力支援部は、環境負荷項目説明データ蓄積部からなり、環境負荷項目説明データ蓄積部は、前記入力部により入力される環境負荷項目の説明に関する情報を蓄積するものである。
【0012】また前記入力支援部は、前記画像情報蓄積部と前記環境負荷項目説明データ蓄積部とを併用したものである。
【0013】また前記画像情報蓄積部に蓄積される画像情報は、静止画像情報である。
【0014】また前記画像情報蓄積部に蓄積される画像情報は、音声を含む動画情報である。
【0015】
【作用】本発明の環境負荷評価装置は、従来の環境負荷評価装置に加えて、各工程の内容に関する画像情報を蓄積する画像情報蓄積部を備えており、環境負荷評価装置の使用者は、必要に応じて結果表示部を通して各工程の内容に関する画像情報を取り出すことができる。その結果、容易に各工程を把握できる。そのため、各工程で発生する環境負荷値を入力する際に、目的と異なる工程に入力する誤りが防止され、また別の手段で工程内容を確認する作業が不要になり、環境負荷評価の効率が向上する。
【0016】特に、多数の部品からなり、よって多数の工程から構成される、電子機器製品や精密機械製品などの製品の環境負荷評価を実行する場合、効果が顕著である。
【0017】また、本発明の環境負荷評価装置は、従来の環境負荷評価装置に加えて、環境負荷項目の説明に関する情報を蓄積する環境負荷項目説明データ蓄積部を備えている。環境負荷評価装置の使用者は、必要に応じて結果表示部を通して環境負荷項目の説明に関する情報を取り出すことができる。その結果、環境負荷項目の意味が理解された状態で作業を行うことができる。そのため、環境負荷値を入力する際に、不適当な環境負荷値を入力する誤りが防止され、また別の手段で環境項目の意味を確認する作業が不要になり、環境負荷評価の効率が向上する。
【0018】特に、より正確な環境負荷評価を実行するために、多数の環境負荷項目を取り扱わなければならない場合、効果が顕著である。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1を示すブロックである。図において本発明に係る環境負荷評価装置は基本的構成として、入力部1と、入力支援部5又は6と、データ蓄積部2と、環境負荷評価部3と、結果表示部4とを有し、製品の製造から使用,処分に至るライフサイクルにおける総合環境負荷を評価するようにしたものである。
【0021】各構成の機能について説明すると、入力部1は、前記ライフサイクルを複数の工程を結合したサイクルとして表す場合の前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記各工程で発生する環境負荷項目と、前記環境負荷項目における環境負荷値とを入力するものである。
【0022】入力支援部5又は6は、入力部1によるデータ入力の支援に必要な情報を蓄積し、その蓄積した情報を入力部1からの指令に基づいて結果表示部4の画面上に表示するようになっている。
【0023】データ蓄積部2は、入力部1により入力された前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記各工程間で発生する環境負荷項目と、前記環境負荷項目における環境負荷値の組を各工程ごとに蓄積するものである。
【0024】環境負荷評価部3は、データ蓄積部2に蓄積された前記各工程の結合関係に基づいて、前記各工程で発生する環境負荷値を用いて前記対象製品の総合環境負荷を算出するものである。
【0025】また結果表示部4は、前記各工程の内容に関する文字情報と、前記各工程間の結合関係に関する情報と、前記環境負荷評価部によって算出された前記対象製品の総合環境負荷値を表示するものである。
【0026】次に本発明を具体例を用いて説明する。図1に示す実施例1は入力支援部を画像情報蓄積部5にて構成したものである。図1に示した装置は、入力部1,データ蓄積部2,環境負荷評価部3,結果表示部4,画像情報蓄積部5からなる。
【0027】入力部1は、各工程の内容に関する文字情報,各工程の内容に関する画像情報,各工程間の結合関係,各工程で発生する環境負荷項目,各環境負荷項目の環境負荷値の入力のために使用する。画像情報蓄積部5は、入力部1から入力された画像情報を保存する。
【0028】データ蓄積部2は、入力部1から入力された画像情報以外のデータと、画像情報蓄積部5のポインタ情報を保存する。環境負荷評価部3は、各工程間の結合関係に基づいて、各工程の環境負荷値を総和して対象製品の総合環境負荷値を求める。結果表示部4は、入力部1で入力されたデータや、算出された総合環境負荷値を表示する。
【0029】本発明の実施例1に係る環境負荷評価装置は、環境負荷評価プログラムを搭載したコンピュータシステムとして構築することができる。この場合、入力部1はキーボードやマウスなどの入力装置であり、画像情報蓄積部5とデータ蓄積部2は磁気ディスクや光磁気ディスクなどの記憶装置であり、環境負荷評価部3は環境負荷プログラムを搭載した演算装置であり、結果表示部4はCRTなどの出力装置であり、結果表示部4に画像表示されたデータは、プリンタ等の出力装置にて出力することができる。
【0030】図2は、本発明の実施例1に係る環境負荷評価装置におけるデータ蓄積部に蓄積される情報の一形式を示す説明図である。この蓄積される情報には、1個の工程名と、1個の工程文字情報と、1個の工程画像情報ポインタ情報と、m個の関連工程名と、n個の環境負荷項目名と、n個の環境負荷値が含まれている。入力部1からある工程の画像情報の表示要求があった場合、まず、データ蓄積部2をその工程について検索し、対応する画像情報ポインタ情報を取得する。次に画像情報蓄積部5を、このポインタ情報について検索し、対応する画像情報を取得し、結果表示部4に表示する。
【0031】工程の内容に関する文字情報は、例えば部品の製造工程の場合、製造される部品の個数,単位,重量,体積や、環境負荷データの起源や作成者の情報である。また、工程の内容に関する画像情報としては、例えば部品の製造工程の場合、製造される部品の形状に関する静止画や、部品の製造状況に関する音声を含む動画が挙げられる。
【0032】この環境負荷評価装置において、画像情報蓄積部5に蓄積される画像情報の形式を静止画、あるいは音声を含む動画の何れかに制限すれば、データ蓄積部2に画像情報の形式に関する情報を保存する必要がなくなるため、必要とされるデータ蓄積部2の容量が減少するという利点がある。
【0033】また画像情報蓄積部5に蓄積される画像情報の形式を静止画に制限すれば、静止画情報は動画情報に比べて必要とされる容量が小さいので、必要とされる画像情報蓄積部5の容量が減少するという利点がある。さらに動画情報の表示に必要な演算能力が不要であるので、装置が安価になる。
【0034】(実施例2)図3は本発明の実施例2に係る環境負荷評価装置の構成を示すブロック図である。本実施例では入力支援部を環境負荷項目説明データ蓄積部6にて構成している。
【0035】図3に示した装置は、入力部1,データ蓄積部2,環境負荷評価部3,結果表示部4,環境負荷項目説明データ蓄積部6からなる。
【0036】入力部1は、各工程の内容に関する情報,各工程間の結合関係,各工程で発生する環境負荷項目,各環境負荷項目の環境負荷値,環境負荷項目の説明情報の入力のために使用する。データ蓄積部2は、入力部1から入力された環境負荷項目の説明情報以外のデータを保存する。
【0037】環境負荷項目説明データ蓄積部6は、環境負荷項目の説明情報を保存する。環境負荷評価部3は、各工程間の結合関係に基づいて、各工程の環境負荷値を総和して対象製品の総合環境負荷値を求める。結果表示部4は、入力部1で入力されたデータや、算出された総合環境負荷値を表示する。
【0038】環境負荷項目説明データ蓄積部6は、環境負荷項目とその環境負荷項目の説明データとを組として保存している。入力部1からある環境負荷項目の説明データの表示の要求があった場合、環境負荷項目説明データ蓄積部6をその環境負荷項目について検索し、対応する説明データを取得し、結果表示部4に表示する。
【0039】尚、入力支援部は、図1に示す画像情報蓄積部5と図3に示す環境負荷項目説明データ蓄積部とを組合せて構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、環境負荷評価装置の使用者が各工程を容易に把握できるため、使用者が各工程の内容を把握していないことに起因する問題が解決され、環境負荷評価の効率を向上できる。特に、多数の部品からなり、よって多数の工程から構成される、電子機器製品や精密機械製品などの製品の環境負荷評価を実行する場合、効果が顕著である。
【0041】また環境負荷評価装置の使用者が環境負荷評価装置の使用者が環境負荷項目の内容が理解された状態で作業できるため、使用者が環境負荷項目の内容を理解していないことに起因する問題が解決され、環境負荷評価の効率を向上できる。特に、より正確な環境負荷評価を実行するために、多数の環境負荷項目を取り扱わなければならない場合、効果が顕著である。
【0042】さらに画像情報と環境負荷項目の説明データとを組合せることにより、より環境負荷評価の効率を向上できる。




 

 


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