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発明の名称 原稿読取装置用読取方法及びそれを適用した原稿読取装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−9015
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−149168
出願日 平成7年(1995)6月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】後藤 洋介 (外2名)
発明者 久保 眞也 / 山本 哲一郎
要約 目的
原稿読取のタイミング,位置検出を非同期で動作させた状態でも有効に画像データを取り込み得る簡素で安価な原稿読取装置を提供すること。

構成
この原稿読取装置では、駆動回路2から読取位置の走査距離に拘らず一定周期で駆動信号φが出力され、イメージセンサ1及び判定回路4へ伝送される。原稿読取位置検出手段3からは原稿の副走査方向における読取位置の移動に伴った副走査線密度に応じた原稿読取位置を検出した結果の検出信号Eが出力されて判定回路4へ伝送され、イメージセンサ1からは駆動信号φにより一定周期で1ライン毎の画像信号Vが出力されて判定回路4へ伝送される。判定回路4では副走査線密度とは無関係に1ライン毎の画像信号Vの中から検出信号Eの入力直後に入力された駆動信号φに応じて読み取った1ライン分のものを有効画像信号Ve として判別しながら順番に出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】 駆動信号が入力される読取素子を有するスキャナ部により手動で原稿を走査して該原稿から画像データを読み取る原稿読取装置用読取方法において、前記読取素子に対して読取動作を1ライン毎に行わせるために前記駆動信号を一定周期で連続的に発生させると共に、副走査方向における原稿読取位置の走査距離として該原稿を読み取るための副走査線密度に応じて一定間隔で検出した結果を示す検出信号を発生し、該一定周期の駆動信号に従って原稿走査に際して該読取素子を該原稿の位置とは無関係に連続的に一定周期で動作させると共に、該一定周期の駆動信号に応じて1ライン毎の画像データから該原稿上の読取位置の移動に伴った該検出信号の入力直後に読み取った1ライン分のものを有効として取り込むことを特徴とする原稿読取装置用読取方法。
【請求項2】 一定周期の駆動信号が入力される読取素子が備えられると共に、手動で原稿を走査して該原稿から画像データを読み取るスキャナ部と、副走査方向における原稿読取位置の走査距離として該原稿を読み取るための副走査線密度に応じて一定間隔で検出した結果を示す検出信号を発生する原稿読取位置検出手段とを備えた原稿読取装置において、前記読取素子に対して読取動作を1ライン毎に行わせるために前記一定周期の駆動信号を連続的に発生させる駆動回路を備え、前記スキャナ部は前記一定周期の駆動信号に従って原稿走査に際して前記読取素子が該原稿の位置とは無関係に連続的に一定周期で動作されて前記画像データを含む画像信号を前記一定周期で前記1ライン毎に出力するものであることを特徴とする原稿読取装置。
【請求項3】 請求項2記載の原稿読取装置において、前記一定周期の駆動信号に応じて前記1ライン毎の画像信号から前記原稿上の読取位置の移動に伴った前記検出信号の入力直後に読み取った1ライン分のものを有効として取り込んで有効画像信号を出力する判定回路を備えたことを特徴とする原稿読取装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動で原稿を走査して原稿の画像データを読み取るハンドスキャナ等に代表されるスキャナ部を備えた原稿読取装置用読取方法及びそれを適用した原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な原稿読取装置として知られるファクシミリ装置やコピー装置では、スキャナ部が装置本体内部に固定されており、原稿を一定速度で搬送しながら読み取るようになっている。こうした装置における読み取り方式の場合、スキャナ部に備えられる読取素子としての受光素子に対して一定周期の駆動信号を入力している。
【0003】一方、ハンドスキャナ等のスキャナ部を備える原稿読取装置の場合のように、スキャナ部が装置本体から分離されて手動により原稿上を走査させる読み取り方式の場合、スキャナ部の受光素子に対しては原稿読取位置の移動に応じて可変周期の駆動信号を入力している。
【0004】図3は、特開昭61−85955号公報に開示された従来の原稿読取装置における回路構成を示したブロック図である。又、図4はその各部における処理信号を示したタイミングチャートであり、同図(a)は検出信号Eに関するもの,同図(b)は同期信号E′及び駆動信号φに関するもの,同図(c)は有効画像信号Ve に関するものである。
【0005】この原稿読取装置において、原稿読取位置検出手段3では図4(a)に示されるように、副走査方向における原稿読取位置の走査距離として原稿を読み取るための副走査線密度に応じて一定間隔で検出した結果を示す検出信号Eを出力して制御回路5へ伝送する。又、それぞれ図4(b)に示されるように、制御回路5では検出信号Eに同期した同期信号E′を出力して駆動回路2へ伝送し、駆動回路2では制御回路5からの同期信号E′に応じた駆動信号φを出力してスキャナ部としてのイメージセンサ1へ伝送する。更に、イメージセンサ1では図4(c)に示されるように、駆動信号φに応じた有効画像信号Ve を出力するが、この有効画像信号Ve は常に走査速度に依存せずに副走査線密度に同期した信号として得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したハンドスキャナ等のスキャナ部を備える原稿読取装置の場合、イメージセンサを制御する駆動信号を得るために常に原稿読取位置に関する検出信号と同期した同期信号を生成する制御回路を備える必要があるため、回路構成が複雑になると共に、高価になものになってしまうという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、原稿読取に関してのタイミング及び位置検出を非同期で動作させた状態でも有効に画像データを取り込み得る簡素で安価に回路構成される原稿読取装置用読取方法及びそれを適用した原稿読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、駆動信号が入力される読取素子を有するスキャナ部により手動で原稿を走査して該原稿から画像データを読み取る原稿読取装置用読取方法において、読取素子に対して読取動作を1ライン毎に行わせるために駆動信号を一定周期で連続的に発生させると共に、副走査方向における原稿読取位置の走査距離として該原稿を読み取るための副走査線密度に応じて一定間隔で検出した結果を示す検出信号を発生し、該一定周期の駆動信号に従って原稿走査に際して該読取素子を該原稿の位置とは無関係に連続的に一定周期で動作させると共に、該一定周期の駆動信号に応じて1ライン毎の画像データから該原稿上の読取位置の移動に伴った該検出信号の入力直後に読み取った1ライン分のものを有効として取り込む原稿読取装置用読取方法が得られる。
【0009】一方、本発明によれば、一定周期の駆動信号が入力される読取素子が備えられると共に、手動で原稿を走査して該原稿から画像データを読み取るスキャナ部と、副走査方向における原稿読取位置の走査距離として該原稿を読み取るための副走査線密度に応じて一定間隔で検出した結果を示す検出信号を発生する原稿読取位置検出手段とを備えた原稿読取装置において、読取素子に対して読取動作を1ライン毎に行わせるために一定周期の駆動信号を連続的に発生させる駆動回路を備え、スキャナ部は一定周期の駆動信号に従って原稿走査に際して読取素子が該原稿の位置とは無関係に連続的に一定周期で動作されて画像データを含む画像信号を一定周期で1ライン毎に出力する原稿読取装置が得られる。
【0010】又、本発明によれば、上記原稿読取装置において、一定周期の駆動信号に応じて1ライン毎の画像信号から原稿上の読取位置の移動に伴った検出信号の入力直後に読み取った1ライン分のものを有効として取り込んで有効画像信号を出力する判定回路を備えた原稿読取装置が得られる。
【0011】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の原稿読取装置用読取方法及びそれを適用した原稿読取装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】最初に、本発明の原稿読取装置用読取方法の概要に関して簡単に説明する。この原稿読取装置用読取方法は、駆動信号(従来では可変周期とされているもの)が入力される読取素子を有するスキャナ部により手動で原稿を走査して原稿から画像データを読み取る際、読取素子に対して読取動作を1ライン毎に行わせるために駆動信号を一定周期で連続的に発生させると共に、副走査方向における原稿読取位置の走査距離として原稿を読み取るための副走査線密度に応じて一定間隔で検出した結果を示す検出信号を発生し、一定周期の駆動信号に従って原稿走査に際して読取素子を原稿の位置とは無関係に連続的に一定周期で動作させると共に、一定周期の駆動信号に応じて1ライン毎の画像データから原稿上の読取位置の移動に伴った検出信号の入力直後に読み取った1ライン分のものを有効として取り込むものである。
【0013】図1は、本発明のこの原稿読取装置用読取方法を適用した一実施例に係る原稿読取装置の回路構成を示したブロック図である。又、図2はその各部における処理信号を示したタイミングチャートであり、同図(a)は駆動信号φに関するもの,同図(b)は検出E信号に関するもの,同図(c)は画像信号Vに関するもの,同図(d)は有効画像信号Ve に関するものである。
【0014】この原稿読取装置は、一定周期の駆動信号φが入力される読取素子が備えられると共に、手動で原稿を走査して原稿から画像データを読み取って画像データを含む画像信号Vを出力するスキャナ部としてのイメージセンサ1と、副走査方向における原稿読取位置の走査距離として原稿を読み取るための副走査線密度に応じて一定間隔で検出した結果を示す検出信号Eを発生する原稿読取位置検出手段3と、読取素子に対して読取動作を1ライン毎に行うために一定周期の駆動信号φを連続的に発生させる駆動回路2と、一定周期の駆動信号φに応じて1ライン毎の画像データを含む画像信号Vから原稿上の読取位置の移動に伴って検出信号Eの入力直後に読み取った1ライン分のものを有効として取り込んで有効画像信号Ve として出力する判定回路4とを備えている。
【0015】即ち、ここでのイメージセンサ1は、一定周期の駆動信号φに従って原稿走査に際して読取素子が原稿の位置とは無関係に連続的に一定周期で動作されて画像信号Vを一定周期で1ライン毎に出力する。これにより、原稿読取に関してのタイミング及び位置検出を非同期で動作させた状態でも有効に画像データを取り込み得るものとなる。
【0016】そこで、以下は図2(a)〜(d)に示した各部における処理信号のタイミングチャートを参照してこの原稿読取位置の動作を簡単に説明する。
【0017】先ず、駆動回路2からは読取位置の走査距離に拘らず一定周期で図2(a)に示されるような駆動信号φが出力され、その一方がイメージセンサ1へ伝送され、その他方が判定回路4へ伝送される。又、原稿読取位置検出手段3からは、原稿の副走査方向における読取位置の移動に伴った副走査線密度に応じた原稿読取位置を検出した結果として、図2(b)に示されるような検出信号Eが出力されて判定回路4へ伝送される。更に、イメージセンサ1からは一定周期の駆動信号φにより図2(c)に示されるような一定周期で1ライン毎の画像信号Vが出力されて判定回路4へ伝送される。
【0018】そこで、判定回路4では副走査線密度とは無関係にイメージセンサ1から出力された1ライン毎の画像信号Vの中から例えば検出信号Eに関してのLowレベル又はHighレベルのタイミングの直後に入力される駆動信号φに応じて読み取った図2(d)に示されるような1ライン分のものを有効画像信号Ve として判別しながら順番に出力する。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の原稿読取装置用読取方法によれば、原稿の読取動作と読取位置検出動作とを非同期で独立させた状態とし、原稿の読取位置に関する検出信号に応じて連続的な動作で読み取った1ライン毎の画像データから1ライン分で有効な画像データを得ているため、手動で原稿走査しながら読み取るような不確定な副走査線密度の読取動作に対しても送りムラの無く有効に画像データが得られるようになり、更にこれを適用した原稿読取装置では簡素な回路構成で安価に提供可能になる。




 

 


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