米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 日本電気株式会社

発明の名称 OW通信の制御方式
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平9−8705
公開日 平成9年(1997)1月10日
出願番号 特願平7−158183
出願日 平成7年(1995)6月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】後藤 洋介 (外2名)
発明者 吉村 正壽
要約 目的
両端局間に中継局を介在したシステムにおけるOW(オーダーワイヤ)通信の制御方式において、両端局間で主信号が不通となる複数の伝送路障害の状態においても、OW通信を確保することを目的とし、このOW通信を使用する事で主信号の復旧作業の負荷を軽減する。

構成
OW通信の制御を、端局と中継局との間の伝送路区間及び中継局と中継局との間の伝送路区間を制御単位とし、各制御区間単位ごとに独立してWORK側及びSTBY側伝送路よりOW信号を選択し、使用出来るように、品質モニタ・セレクタ部(Mw及びS)及び加算器Adを中継局LR1に、品質モニタ・セレクタ部(Mw及びS)を端局NODE1に設ける。このことで、ある区間のWORK側伝送路と別の区間のSTBY側伝送路とが同時に障害となった場合でもOW通信が復旧可能となる。
特許請求の範囲
【請求項1】 端局と、端局用OW通信機と、中継局と、中継局用OW通信機と、前記端局と前記中継局とを接続する現用伝送路及び予備用伝送路とを備えたシステムにおいて、前記端局用OW通信機は、前記端局に端局OW信号を送出し、前記端局は、この端局OW信号を受信すると共に、前記現用伝送路及び前記予備用伝送路に分岐送出し、前記中継局は、前記現用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質と前記予備用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質とを比較し、前記現用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質が前記予備用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質に対して良好な場合及び同じ場合は、前記現用伝送路から受信した端局OW信号を選択的に出力し、前記現用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質が前記予備用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質より悪い場合は、前記予備用伝送路から受信した端局OW信号を選択的に出力する品質モニタ・セレクタ部を有し、前記中継局用OW通信機は、前記品質モニタ・セレクタ部から出力される端局OW信号を受信すると共に、前記中継局用OW通信機に中継局OW信号を送出し、前記中継局は、前記品質モニタ・セレクタ部から出力される端局OW信号と前記中継局OW信号とを加算し、加算OW信号を別の現用伝送路及び別の予備用伝送路に分岐送出する加算器を、更に有することを特徴とするOW通信の制御方式。
【請求項2】 前記別の現用伝送路及び前記別の予備用伝送路に別の中継局が接続されることを特徴とする請求項1に記載のOW通信の制御方式。
【請求項3】 前記別の中継局に接続され、前記中継局用OW通信機と同様の機能を持つ別の中継局用OW通信機を更に有し、前記別の中継局は、前記中継局と同様の機能を持つことを特徴とする請求項2に記載のOW通信の制御方式。
【請求項4】 前記別の現用伝送路及び前記別の予備用伝送路に別の端局が接続されることを特徴とする請求項1に記載のOW通信の制御方式。
【請求項5】 前記別の端局に接続され、前記端局用OW通信機と同様の機能を持つ別の端局用OW通信機を更に有し、前記別の端局は、前記端局と同様の機能を持つことを特徴とする請求項4に記載のOW通信の制御方式。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端局と他端局との間に少なくとも一つの中継局が存在し、一端局と中継局との間及び中継局と他端局との間が現用伝送路と予備用伝送路とで接続されているシステムに関し、特に一端局と他端局との間でのOW通信(オーダーワイヤ通信:打ち合わせ情報通信)の制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】OW通信は、例えば、特開平4−192630号公報、特開昭61−120535号公報、特開昭60−145742号公報、及び特開平5−167599号公報に開示されている。
【0003】図1を参照すると、端局NODE1と端局NODE2との間に3つの中継局LR1、LR2、及びLR3が存在し、端局と中継局との間及び中継局と中継局との間が現用(WORK側)伝送路と予備用(STBY側)伝送路とで接続されているシステムが示されている。
【0004】図1のシステムに適用される従来のOW通信の制御方式を以下に説明する。端局NODE1又はNODE2のOW通信機1はWORK側及びSTBY側伝送路に同一のOW信号2を送信し、受信側端局にて受信品質の良い方を選択する(図1においてはWORK側伝送路が選択された状態が示されている)。
【0005】この際、受信側端局では、主信号の劣化・断等の障害検出でのSW(スイッチ)切替制御に連動して、OW信号2の受信選択を行って、中継局では、受信側端局からのSW切替の制御情報を基にして、OW信号2の送信/受信制御を行っている。この時、制御/選択情報としては、主信号救済プロトコル(APSプロトコル)の切替情報、端局の主信号選択情報(ON−LINE情報)などを基にする。
【0006】このような従来のOW通信の制御方式は、比較的単純な回路構成にてシステムを実現可能であるために広く用いられている。
【0007】図1のようにOW信号2の送信/受信制御を行っているOW通信が制御されている時に、図5のように、WORK側伝送路に伝送路障害Aが発生した場合には、主信号の復旧制御と同様にOW制御もWORK側伝送路からSTBY側伝送路に制御を移し、OW信号2を送受信することにより、障害に対しても自動的にOW通信を確保する事が出来る。
【0008】しかし、伝送路障害Aに加えて、図6のような、更なるSTBY側伝送路障害Bが発生した場合には、主信号のSW切替制御はWORK側あるいはSTBY側の伝送路の一方を選択するが、主信号としては両系とも伝送路断となるため正しい選択は出来ない。
【0009】主信号の切替制御にともなって、OW通信の制御している方式では、中継局が多数存在する場合や、端局においてはOW信号が届かなくなる場合が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のOW通信の制御方式では、伝送路に単一の障害が発生した場合、適切なるOW通信の障害復旧制御が行える。しかしながら、WORK側伝送路の障害とSTBY側伝送路の障害が同時に発生した際には、端局にはOW信号が届かなくなる場合が生じ、端局間でOW通信が出来なくなる。
【0011】本発明の課題は、ある区間の現用(WORK側)伝送路に障害が発生し、同時に別の区間の予備用(STBY側)伝送路に別の障害が発生した時においても、最適なOW通信制御を行うことができ、端局間でOW通信が出来るOW通信の制御方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、端局と、端局用OW通信機と、中継局と、中継局用OW通信機と、前記端局と前記中継局とを接続する現用伝送路及び予備用伝送路とを備えたシステムにおいて、前記端局用OW通信機は、前記端局に端局OW信号を送出し、前記端局は、この端局OW信号を受信すると共に、前記現用伝送路及び前記予備用伝送路に分岐送出し、前記中継局は、前記現用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質と前記予備用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質とを比較し、前記現用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質が前記予備用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質に対して良好な場合及び同じ場合は、前記現用伝送路から受信した端局OW信号を選択的に出力し、前記現用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質が前記予備用伝送路から受信した端局OW信号の信号品質より悪い場合は、前記予備用伝送路から受信した端局OW信号を選択的に出力する品質モニタ・セレクタ部を有し、前記中継局用OW通信機は、前記品質モニタ・セレクタ部から出力される端局OW信号を受信すると共に、前記中継局用OW通信機に中継局OW信号を送出し、前記中継局は、前記品質モニタ・セレクタ部から出力される端局OW信号と前記中継局OW信号とを加算し、加算OW信号を別の現用伝送路及び別の予備用伝送路に分岐送出する加算器を、更に有することを特徴とするOW通信の制御方式が得られる。
【0013】本発明のOW通信の制御方式を用いれば、互に隣接する端局と中継局との間の区間あるいは互に隣接する中継局と中継局との間の区間を制御単位とすることができる。その区間単位に独立してWORK側/STBY側の伝送路より使用するOW信号を選択し、使用出来るようにする。このことで、ある区間の現用(WORK側)伝送路に障害が発生し、同時に別の区間の予備用(STBY側)伝送路に別の障害が発生した時においても、端局間でのOW通信が可能となる。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0015】本発明の一実施例によるOW通信の制御方式も図1に示されるシステムに適用される。本発明でも、OW通信を行うにあたり、送信側端局NODE1又はNODE2は、そのOW通信機1からWORK側及びSTBY側伝送路に同一のOW信号2を送信する。
【0016】しかし、本発明では、OW通信の切替制御単位を、上述した従来例における主信号の切替単位、すなわち端局間単位とするのではなく、最小の伝送路単位、つまり互に隣接する端局と中継局との間あるいは互に隣接する中継局と中継局との間の区間を制御単位とし、各制御区間単位ごとに独立してWORK側及びSTBY側伝送路より使用するOW信号を選択し、受信側端局或いは受信側中継局にて受信品質の良い方を使用出来るようにする。
【0017】図2を参照すると、図1における端局NODE1及び中継局LR1の詳細が示されている。なお、図1における端局NODE2も図2の端局NODE1と同様の構造を有し、図1における中継局LR2及び3の各々も図2の中継局LR1と同様の構造を有する。図2は基本原理を示す図であり、容易に理解できるように、端局と中継局の伝送についてのみ記述してある。また、信号を光伝送路などを使用し送受信するための電気/光変換及び光/電気変換は説明簡略化のために記述していない。
【0018】図2において、端局NODE1のOW通信機1より、入力されたOW信号Tnは、WORK側伝送路とSTBY側伝送路に同一のものを送信される。OW信号Tnは、WORK側及びSTBY側伝送路を通って、中継局LR1に到達する。中継局LR1では、WORK側伝送路のモニタ部MwとSTBY側伝送路のモニタ部Msにて、伝送路での主信号の断検出や受信信号の品質を監視する。このWORK側モニタ部Mwからの品質情報信号SwとSTBY側モニタ部Msからの品質情報信号Ssを、OW信号Tnの切替選択をするセレクタ回路Sの切替情報として使用する。この際、セレクタ回路Sは品質の良い方のOW信号Tnを選択的に出力する。なお、品質が同じ場合は、セレクタ回路Sは、WORK側伝送路を通ったOW信号Tnを選択的に出力する。
【0019】このセレクタ回路Sを通過して出てくるOW信号Tnを、中継局LR1のOW使用者(OW通信機1)が受信することになる。またこのOW信号Tnに、中継局LR1のOW通信機1からのOW信号TLが加算器Adによって畳み込まれたOW信号として次の局へ伝送されることで、OW通信が確立する。上記のようなブロック構成を持つために、最小の伝送路単位を制御単位と出来、各制御区間単位ごとに独立してWORK側及びSTBY側の伝送路より使用するOW信号を選択可能となる。
【0020】なお、端局NODE1及び中継局LR1における他のモニター部Mw及びMs及び他のセレクタ回路Sも、上述したモニター部Mw及びMs及びセレクタ回路Sと同様の機能を有する。
【0021】図1は、通常時のOW通信状態を示している。この時、端局NODE1と端局NODE2との間での中継局LR1、LR2、及びLR3を介してのOW通信を、WORK側伝送路を使用して実施している。なお、各端局及び各中継局はWORK側及びSTBY側の両伝送路のOW信号が使用可能であるが、初期状態の場合及びWORK側及びSTBY側伝送路の受信側において同一品質の場合においては、WORK側伝送路を優先的に使用するものとする。
【0022】図3は中継局LR1と中継局LR2との間で通信路障害Aが発生した状態を示している。本方式では、図2のように制御区間単位ごとに独立しWORK側及びSTBY側伝送路から使用するOW信号の選択を行う方式であるため、A点の障害を簡単に検出出来るのは、中継局LR1のWORK側の受信端である。
【0023】本方式では、制御区間単位ごとに独立しWORK/STBY側の伝送路から使用するOW信号の選択を行う方式であるため、中継局LR1と中継局LR2の区間のみでOW信号2の選択方向を変更することになる。
【0024】OW通信の受信側に支障が発生した中継局LR1のみがWORK側からSTBY側へ切り替え、対向の中継局LR2に対しては、通信制御によりWORK側からSTBY側へ切り替えさせる。このことで、中継局LR1と中継局LR2との間に再度OW通信が復旧し、そして全システムのOW通信も復旧することになる。
【0025】ネットワーク上の伝送路障害Aが回復した時点では、OW通信の制御は一切実施しない。つまり、OW通信は、既に復旧した状態にあるため、不必要な制御は実施しない。ただし、障害のない状態に元の状態に戻ったため、初期状態に合わせる意味で切戻してもなんら問題ない。
【0026】図4は、図3での障害点Aと、中継局LR3と端局NODE2との間の通信路B点で発生した状態を示している。障害Bを検出可能な端局NODE2と中継局LR3が上記同様にOW通信の制御するのだが、既に障害が影響しないWORK側のOW信号を選択しているので、その障害Bを持つ制御区間での制御は不要であるため、端局NODE2及び中継局LR2は、新たなOW制御を実施しないこととする。
【0027】図4のように複数区間でWORK側の伝送路障害とSTBY側の伝送路障害が同時に発生した場合は、従来のラインSW切替あるいはパスSW切替のシステムであっても、主信号の救済は不可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、隣接する端局と中継局との間の区間及び隣接する中継局と中継区との間の区間の障害発生時において、障害発生の特定区間内だけで使用OW信号の選択を制御することで、特定区間以外の局では制御が不要となる。
【0029】その上、ある区間の現用(WORK側)伝送路に障害が発生し、同時に別の区間の予備用(STBY側)伝送路に別の障害が発生した時においても、端局間でのOW通信が可能となる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013